JPH0663189B2 - リグノセルロース物質の漂白方法 - Google Patents

リグノセルロース物質の漂白方法

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JPH0663189B2
JPH0663189B2 JP21258388A JP21258388A JPH0663189B2 JP H0663189 B2 JPH0663189 B2 JP H0663189B2 JP 21258388 A JP21258388 A JP 21258388A JP 21258388 A JP21258388 A JP 21258388A JP H0663189 B2 JPH0663189 B2 JP H0663189B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリグノセルロース物質の漂白方法に関し、更に
詳しくは、セルロースパルプの新規な動的置換漂白のシ
ーケンスに関する。
〔従来の技術〕
リグノセルロース物質を多くの用途に使用するために
は、化学的あるいは機械的作用により得られたパルプを
漂白する必要がある。クラフトパルプを包装資材のよう
な白さを必要としない用途に使う場合を除いては、通
常、塩素、次亜塩素酸塩(ハイポ)、二酸化塩素、酸
素、過酸化水素、苛性ソーダ等の漂白剤及び漂白助剤に
より漂白して、未晒パルプの着色原因物質である残留リ
グニン等を除去する必要がある。
強度を要求される化学パルプの漂白においては、パルプ
繊維自体の強度を高く保つために、炭水化物(セルロー
ス等)の分解に及ぼす影響を最小にするよう、過激な一
段の静的な漂白をさけ、温和に漂白剤・漂白条件を変え
ていく多段漂白を採るのが一般的である。
多段漂白工程(シーケンス)は通常、最初は塩素処理で
未晒パルプ中に残留しているリグニンを塩素化し可溶性
を付加した後次にアルカリでリグニンを溶解抽出する。
その後更に、次亜塩素酸塩、二酸化塩素等を用いて、残
留する少量のリグニン等を分解除去し、白色度の高いパ
ルプを得る。
塩素処理をC、アルカリ処理をE、次亜塩素酸塩処理を
H、二酸化塩素処理をD、過酸化水素処理をP、水洗浄
処理をWとして表わすと、この漂白工程は、使用する漂
白剤及び/又漂白助剤の順序したがい、C−E−H−E
−D、C−E−D−E−D、C−E−H−D−P等の複
数段の漂白段で行なわれ、又漂白段の間に水洗浄処理の
段階を設けることができる。なお、本明細書では以下、
前記した各種の漂白剤処理、漂白助剤処理及び水洗浄処
理をそれぞれ漂白工程における一段の漂白段として記載
する。
漂白工程の操作としては、静的漂白においては、各段ご
とにパルプと漂白剤を混合し、残留リグニン等と漂白剤
の反応を完全に行わせるため、混合した後はパルプと漂
白液が静的状態で充分滞留時間を取るべく漂白タワー内
を移動させ、更に、漂白タワーからの排出、洗浄が繰返
される。更に詳細には、通常のタワー漂白では、パルプ
とそれを取巻く漂白液は静的状態でタワー内を移動す
る。このような状態では、パルプの周辺の漂白液中の漂
白剤だけがパルプにより消費され、そして、漂白剤の活
性力は急激に消失される。一方、反応生成物はパルプか
ら溶出し、パルプの周りの漂白液中にごく薄い反応生成
物層を形成する。ところで、漂白液中の漂白剤のパルプ
に対する拡散速度が遅く、しかもパルプ周辺に生じた反
応生成物層が、パルプに対する漂白剤の拡散を遅らせ、
場合によつては漂白剤も消費し活性力を消失させ、した
がつて、パルプに対する漂白剤の拡散移動が大幅に遅く
なる。一般にパルプと漂白剤の反応は非常に短時間で終
ることが知られているが、通常のタワー漂白では、前記
のようにパルプに対する漂白剤の移動がないため、パル
プ表面への漂白剤の拡散に時間がかかり、各段の漂白に
要する時間は一般的に1〜4時間程度であり、全体で10
時間以上を要した。
この問題点を改善する方法として、パルプと漂白剤を良
く撹拌し、パルプと漂白剤との接触を良好にする方法
と、漂白剤の濃度を高くして時間を短縮する方法がある
が、いずれもパルプ品質を損うことと、コストが高くな
る等で実用的でなかつた。
ラプソン(W.H.Rapson)はダイナミツクブリーチングの
名のもとに、パルプと漂白剤を動的に接触させることに
より、漂白時間を数分の程度に大幅に短縮した方法を提
案した(特公昭48−30963号公報、英国特許第1,100,724
号に対応)。この方法は、一般に動的置換漂白と呼ば
れ、漂白液をパルプマツトに対し強制的に急速に通過さ
せると、漂白液はパルプに対し静的にとどまらず、高い
相対速度でパルプの周りを通過し、反応生成物をパルプ
の周りから連続的に取り除くことができる。したがつて
パルプへの漂白剤の拡散速度が大きくなり、パルプは実
質的に大量の漂白剤と動的に接触するため、漂白時間は
大幅に短縮される。その際、加えられた漂白液はパルプ
マツト中を移動し、既にパルプマツト中に存在する液を
押し出し(置換し)ながらパルプマツトのすきまを流れ
てゆく。この時、置換する液と置換される液との間にか
なり明瞭な境界面が生ずるため、両液間相互の漂白剤が
混合が少なく、通常のタワー漂白で必要とした漂白各段
後の洗浄は必要としない利点もある。この置換漂白の原
理の実用化は、カミヤ社の開発したデイフユーザーを応
用することによつて成功している。そしてデイフユーザ
ーについては、特公昭43−19083号公報(米国特許第3,3
48,390号明細書に対応。)、米国特許第3,574,551号明
細書、特公昭44−5322号公報(米国特許第3,704,603号
明細書に対応。)、特公昭46−37002号公報(米国特許
第3,599,449号明細書に対応。)、特開昭47−19107号公
報(米国特許第3,815,386号、同第3,976,538号明細書に
対応。)に記載されている。又更に、ザ・ブリーチング
・オブ・パルプ(The Bleaching of Pulp)第3版、第
275〜295頁、タピー・プレス(TAPPI PRESS)等に、そ
の技術内容が発表されている。
しかしながら、置換漂白ではパルプと漂白剤が動的に接
触し、短時間で漂白を終らせる特徴を有しているが、そ
の反面、漂白剤が短時間で消費されるため、漂白液中の
漂白剤は抽出側(スクリーン側)に達するまでに活性力
を失い、スクリーン側周辺のパルプは、常時漂白剤の濃
度が薄い状態で漂白されていることになり、静的漂白に
比し白色度の上がりが悪い。そしてスクリーン側のパル
プ白色度を高めるためには漂白剤の添加を多くしなけれ
ばならないという欠点がある。動的置換漂白において所
望の白色度を維持して漂白薬品原単位を削減する方法
(特開昭53−143705号公報、カナダ特許第1095765号明
細書に対応。)が提案されているが、この方法は漂白温
度を最適な白色度がなお達せられるレベルまで低下させ
る方法であるため、定常操業時には適応可能であるが生
産量が変化した場合、特に生産量が上がつた場合には、
各漂白段での滞留時間が短縮されるので、この方法の適
応は困難である。
本出願人は前記した欠点を解決する方法として先に、リ
グノセルロース物質より得られたパルプを複数段の動的
置換漂白を含む漂白方法により漂白するに当り、少なく
とも1段の置換漂白を連続する複数段で行い、かつ該複
数段に分割して添加される漂白剤の使用量の合計を1段
置換漂白の漂白剤の使用所定量と同等以下とするリグノ
セルロース物質の漂白方法を提案した(特開昭59−3098
0号公報)。この方法により漂白剤の使用量を低減する
ことが可能となつたけれども、設備の増設、大巾な改変
をともなうという問題点を有していた。
また既存の漂白シーケンス、例えば/C−E−H−
(E)−D,/C−E−D−(E)−Dの漂白シー
ケンス(なお−(E)は所望によりアルカリ処理Eを設
けることを意味する。)においては、前者は所望の白色
度を維持して漂白薬品、アルカリ薬品の使用量を削減す
ることが困難であり、高粘度漂白パルプ得ることができ
なかつた。後者はE段とD段での適性pHがE段では8
〜11,D段では2〜5と大きな相違があり動的置換漂白
における漂白液、アルカリ液の混合は避けられず各段に
おける最適条件での安定操業が難かしいという問題点を
有していた。なお、動的置換漂白のシーケンスに関して
は、紙パルプ技術タイムス第28巻第12号(通巻第333
号)昭和60年11月1日発行第1〜6頁、特に3頁表6,紙
パルプ技術タイムス第29巻第2号(通巻第336号)昭和6
1年1月20日発行第4〜5頁、特に4頁表1,タピー・ジ
ヤーナル(Tappi Journal)第70巻第11号(1987年11月
号)第55〜61頁、特に56頁表、等に近年の実施状況が示
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は前記した現状に鑑みてなされたもので、リグノ
セルロース材料の動的置換漂白において記した欠点を解
決し、かつ通常の漂白シーケンスよりも漂白薬品、アル
カリ添加量を低減し、白色度、パルプ粘度の秀れたリグ
ノセルロース物質の漂白方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明について概設すると、本発明はリグノセルロース
物質より得られたパルプを二酸化塩素/塩素段(D/
C)−アルカリ/次亜塩素酸塩段(E/H)−二酸化塩
素段(D)−二酸化塩素段(D)の漂白シーケンスで動
的置換漂白とすることを特徴とするリグノセルロース物
質の漂白方法に存する。
本発明は前記のように動的置換漂白方法を行うことを前
提としかつ前記特開昭59−30980号公報に示す分割添加
法を導入するに当り、従来の5段晒例えば第1段D/C
−第2段E−第3段H−第4段E−第5段Dにおいて、
D段にD−Dとして分割添加法を採用すると共に、分割
添加法による漂白段の増加を避けるために第3段HをD
に変更することを試み、多角的に検討した結果、第2段
をアルカリ/次亜塩素酸塩段とすることにより所望の白
色度を維持すると共に、漂白薬品、具体的に塩素量及び
アルカリ薬品の使用量の削減を達成したものである。
本発明の構成を具体的に明らかにするために動的置換漂
白方法の実機におけるD/C−E−H−Dのシーケンス
と対比して説明する。 /C−E−H−Dの実機における漂白条件は一般にD
/C段でD/Cの比率は10〜30/90〜70(有効塩素換
算)、対パルプ添加量0.13〜0.40%/1.0〜2.0%(有効
塩素換算)、漂白温度50〜70℃、抽出液pH1.5〜3.5であ
る。E段では対パルプアルカリ(NaOH)添加量1.0〜2.5
%、抽出液pH9.0〜11.0程度である。H段では次亜塩素
酸ソーダの対パルプ添加量0.5〜2.0%(有効塩素換
算)、漂白温度45〜65℃、抽出液pH9.0〜11.0程度であ
る。D段では二酸化塩素の対パルプ添加量0.2〜0.8%
(有効塩素換算)、漂白温度60〜80℃、抽出液pH3〜5
程度であり、動的置換漂白シーケンス全体の全有効塩素
消費量は38〜48kg/BDT(BDTは乾燥パルプtonをい
う。)、全アルカリ消費量は30〜36kg/BDT程度であ
り、漂白後のパルプの白色度は83〜86%、パルプ粘度10
〜14cp程度である。
本発明は従来の/C−E−H−Dの動的置換漂白シー
ケンスのE段に少量の次亜塩素酸塩を添加してE/H段
とし、かつ従来法の第3段のH段をD段に変更したもの
である。
以下に本発明の漂白シーケンスD/C−E/H−D
について説明する。
D/C段ではD/Cの比率は10〜30/90〜70(有効塩素
換算)、対パルプ添加量0.13〜0.40%/1.0〜2.0%(有
効塩素換算)、漂白温度50〜70℃、抽出pH9.5〜3.5であ
つて、従来法と異ならない。E/H段では対パルプアル
カリ(NaOH)添加量1.0〜2.5%、対パルプH(次亜塩素
酸塩)添加量0.1〜0.5%(有効塩素換算)、抽出液pH5
〜9、好ましくはpH6〜8であつて、従来法に比して次
亜塩素酸塩の使用量が少ない。
段では二酸化塩素の対パルプ添加量は0.80〜1.4%
(有効塩素換算)、漂白温度は60〜80℃、好ましくは65
〜75℃、抽出液pH2〜5、好ましくは3〜4である。
段では二酸化塩素の対パルプ添加量は0.60〜1.2%
(有効塩素換算)、漂白温度は60〜80℃、好ましくは65
〜75℃、抽出液pH2〜5、好ましくは3〜4である。
またD段とD段の比率D/Dは40〜70/60〜30
である。本発明の漂白シーケンスD/C−E/H−D
−D全体の全有効塩素消費量(E/H段、D段、D
段に由来する)は33〜43kg/BDT、全アルカリ消費量
は10〜25kg/BDTであり、漂白後のパルプ白色度は83〜8
6%、パルプ粘度は13〜17cpである。
本発明のシーケンスのD段とD段の間にW段(洗滌
段)を加えてもよいし、場合によつてはD段とD
の間にE段を設けてもよい。なお本発明の漂白シーケン
ス全体の滞留時間は60〜90分程度が好ましい。
本発明のリグノセルロース物質の漂白方法はクラフトパ
ルプ(KP)、アルカリパルプ(AP)、サルフアイトパル
プ(SP)等の化学パルプはもちろん砕木パルプ(GP)、
リフアイナーメカニカルパルプ(RMP)、サーモメカニ
カルパルプ(TMP)、ケミグラウンドウツドパルプ(CG
P)、セミケミカルパルプ(SCP)等の製紙用機械パルプ
および古紙パルプ(脱墨された二次繊維)等に適用さ
れ、更には木材パルプ、非木材パルプのいずれにも適用
可能であることは言うまでもないが、好適なパルプとし
てはクラフトパルプ、アルカリパルプであり、これらの
パルプはあらかじめ酸素漂白されていてもよい。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例について説明するが、本発明はこ
れによりなんら限定されるものではない。
カバ材の未晒クラフトパルプ(白色度23.0%、カツパー
価19.5)を酸素漂白して得られた白色度40.0%カツパー
価10.5のクラフトパルプを漂白シーケンスD/C−E/
H−D−Dで工場の実機によつて下記の第1表に示
す条件により動的置換漂白した。この場合のパルプ濃度
は9.8%、漂白シーケンス全体の滞留時間は78分であつ
た。なお比較例としてD/C−E−H−Dの漂白シーケ
ンスで工場の実機によつて動的置換漂白した結果を漂白
条件とともに併せて第1表に示した。
なお表中の試験法は次の方法に従つて行つた 白色度 JIS P8123 パルプ粘度 Tappi T230 SU-66 (銅エチレンジアミン溶液法) 前記表からみて、パルプ白色度85.0を基準値とした場
合、本発明では薬品及びアルカリ消費量が低減され、し
かも高いパルプ粘度が達成されることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明方法の新規な動
的置換漂白のシーケンスにより従来法に比較して漂白剤
の添加率を大巾に低下させ、アルカリ添加量を低下さ
せ、白色度およびパルプ粘度の秀れたパルプを提するこ
とが可能となつた。
また本発明方法は大巾な設備の変更を必要としないとい
う点で設備上の利点が大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リグノセルロース物質より得られたパルプ
    を二酸化塩素/塩素段−アルカリ/次亜塩素酸塩段−二
    酸化塩素段−二酸化塩素段の漂白シーケンスで動的置換
    漂白することを特徴とするリグノセルロース物質の漂白
    方法。
JP21258388A 1988-08-29 1988-08-29 リグノセルロース物質の漂白方法 Expired - Lifetime JPH0663189B2 (ja)

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