JPH066309A - 光増幅中継器の監視方式 - Google Patents

光増幅中継器の監視方式

Info

Publication number
JPH066309A
JPH066309A JP4162786A JP16278692A JPH066309A JP H066309 A JPH066309 A JP H066309A JP 4162786 A JP4162786 A JP 4162786A JP 16278692 A JP16278692 A JP 16278692A JP H066309 A JPH066309 A JP H066309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
modulated
monitoring
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4162786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3008673B2 (ja
Inventor
Takashi Mizuochi
隆司 水落
Eiichi Nakagawa
栄一 仲川
Tadayoshi Kitayama
忠善 北山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP4162786A priority Critical patent/JP3008673B2/ja
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to EP95120727A priority patent/EP0712217A3/en
Priority to EP96118886A priority patent/EP0768766B1/en
Priority to DE69231259T priority patent/DE69231259T2/de
Priority to DE69231919T priority patent/DE69231919T2/de
Priority to EP94116464A priority patent/EP0652613B1/en
Priority to DE69220648T priority patent/DE69220648T2/de
Priority to EP97101954A priority patent/EP0778682B1/en
Priority to DE69228393T priority patent/DE69228393T2/de
Priority to EP92118891A priority patent/EP0541061B1/en
Publication of JPH066309A publication Critical patent/JPH066309A/ja
Priority to US08/193,721 priority patent/US5367587A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3008673B2 publication Critical patent/JP3008673B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lasers (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光増幅中継器の監視信号転送において、光増
幅器の強度雑音を低減させ、監視信号の伝送品質を向上
することを目的とする。 【構成】 監視信号で強度変調されたバイアス信号を、
高い周波数の正弦波またはパルスで変調する励起信号駆
動加算手段と、この励起信号駆動加算手段の出力で励起
される励起光生成手段を備えた。または監視信号で強度
変調されたバイアス信号を生成する励起信号駆動手段
と、この励起信号駆動手段の出力で変調される自励発振
励起光生成手段を備えた。 また、光端局において、各
光増幅中継器からの監視信号を復号する復号手段を備
え、この復号手段は、各増幅中継器からの監視信号の情
報を見て、連続して複数個の符号を受信して後エラーと
判定する判定手段を含む構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光増幅中継器の監視
信号転送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は光励起による光増幅器を備えた
代表的な光増幅中継伝送システムのブロック図である。
この種の技術は例えば特開平3−214936に詳しく
記載されている。図において100a、bは光端局、1
01c、d、eは光増幅中継器、102b、104aは
光/電気変換部、103a、bは監視信号終端部、10
2a、104bは電気/光変換部である。105c、
d、e、107c、d、eは光増幅器、106c、d、
eは監視信号転送装置である。従来の監視方式において
は、例えば、105cと105dの間のファイバの断線
や、105dの故障などの異常事態が発生すると、監視
信号転送装置106cは監視信号を発生し、光増幅器1
05dの励起LDを変調して下流に転送する。監視信号
終端部103bは転送された監視信号の内容を判定し、
しかるべき処置を施す指令を発する。
【0003】図13は、同じく特開平3−214936
に示された従来の光増幅器と監視信号転送装置である。
図において、105は光増幅器、106は監視信号転送
装置であり、1はエルビウムドープファイバ、2a、2
bは光アイソレータ、3は光分岐器、4は光合波器、5
は励起LD、6は監視信号処理回路、7は監視信号発生
回路、8は励起LD駆動回路である。また図14は、図
13の装置の信号とスペクトラムを表した図である。動
作について説明する。信号光はアイソレータ2aを通じ
て光分岐器3に入力される。光分岐器3は、わずかなパ
ワーを監視信号処理回路6に、残りの大部分のパワーを
エルビウムドープファイバ1に分岐する。監視信号処理
回路6では、光増幅器への光入力状態を検出する。監視
信号発生回路7では、監視信号処理回路6からの情報
や、光増幅器の作動状態をもとに、監視信号を発生す
る。監視信号処理回路からの情報とは、例えば上流のフ
ァイバが切断したときに発生する光増幅器入力断であ
る。光増幅器の作動状態で監視すべきは、例えば励起L
Dの故障などである。励起LD駆動回路は、バイアス電
流に監視信号を重畳した電流で励起LDを駆動する。励
起光は監視信号で強度変調される。
【0004】図14(a)は図13中の励起LD 5の
光合波器4への出力である励起LD出力光を模式的に示
しており、直流に1ないし数%程度の浅い変調をほどこ
したサブキャリアが重畳している。光増幅器の利得は、
励起光パワーに強く依存するため、励起光が強度変調さ
れると光増幅器の利得も変調される。従って信号光の包
絡線が監視信号で強度変調されることになる。なお、光
増幅中継伝送システムの伝達特性が帯域通過特性である
ため、図14(a)にも示す通り、監視信号は2値情報
を予め定めた正弦波(以下サブキャリアと呼ぶ)で予変
調するのが一般的である。この技術は今井他”光増幅中
継伝送方式における監視制御法”、1992年電子情報
通信学会春季大会B−944や特開平3−252231
に詳しく述べられている。
【0005】監視信号の転送には高い伝送品質が要求さ
れる。信号の品質は搬送波対雑音比(C/N比)で評価
されることが多い。発明者らは、監視信号のC/N比を
劣化させる主要因が、光増幅器から発生する強度雑音で
あることを発見した。強度雑音は定量的には相対強度雑
音(RIN;Relative Intensity Noise)で表される。
図14(b)は、図13中の励起LD 5の出力である
励起LD出力光の電力密度の周波数スペクトラムを示し
ている。この図に示すように、従来の直流にサブキャリ
ア変調をほどこした励起では、主として低周波側で雑音
が多く発生し、図13中の光増幅器2b出力は図14
(c)で示す周波数スペクトラムのようになる。従っ
て、サブキャリアの周波数でC/Nが劣化する。
【0006】図15は、監視信号の変調度を変えたとき
のC/N比の計算結果である。RINが−∞の場合、C
/N比は光増幅器の自然放出光で決まり、変調度1%で
90dBが得られると計算される。ところが、RINを
考慮すると、C/N比は大きく変化する。実際に光増幅
器出力光のRINを測定したところ、5kHzにおける
RINは−82dB/Hzであった。この値を用いてC
/N比を計算したところ、例えば変調度1%ではC/N
比はわずか20dBしか得られないことがわかった。こ
れでは、十分な符号誤り率が得られない。
【0007】ところで、上記の回路構成で通信線路の断
線等の監視動作を考える。いま仮に、105cと105
dの間のファイバが断線したとする。光増幅中継器10
1d内の監視信号転送装置106dにおいて、分岐器3
から分岐された光パワーが監視信号処理回路6内に設定
した閾値より低下したことをもとに入力断と判断する。
即座に監視信号発生回路7は監視信号を発生し、光増幅
器105dの励起LDを変調して下流に転送する。次段
の光増幅中継器101eでも、同様に光パワーの低下が
生じて、監視信号を発生し始めるが、上流の光増幅器1
05dが出力する光パワーを次第に増すため(このとき
の時定数は光増幅器の自然放出の緩和時間に依存す
る)、次段の光増幅中継器101eの中の監視信号処理
回路は間もなく監視信号の転送を停止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の光増幅中継器の
監視方式は以上のように構成されていたので、監視信号
のC/Nが低下し、監視信号の品質が低下するという課
題があった。また、信号線路断の検出に対し、監視信号
終端部103bでは、光増幅中継器101cからも、光
増幅中継器101dからも”入力断”の監視信号を受け
取ることになるため、どちらが正しい情報か判断できな
いという課題もあった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、光増幅中継器の出力段の監視信
号であるサブキャリアのC/N比を向上することを目的
としている。また、どの部分に信号線路あったかを明確
にする検出方式を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光増幅中
継器の監視方式は、請求項1の発明として、監視信号で
強度変調されたバイアス信号を、さらに監視信号よりも
高い周波数の正弦波相当波またはパルスで変調する励起
信号駆動加算手段と、この励起信号駆動加算手段の出力
で励起され、全面変調された出力を得る励起光生成手段
と、この励起光生成手段の出力と入力信号光とを合波す
る光合波器とを備えた。また請求項2の発明として、監
視信号で強度変調されたバイアス信号を生成する励起信
号駆動手段と、この励起信号駆動手段の出力で変調され
る自励発振励起光生成手段と、この自励発振励起光生成
手段の出力と入力信号光とを合波する光合波器とを備え
た。また請求項3の発明として、光端局において、各光
増幅中継器からの監視信号を復号する復号手段または異
常信号を設定時間監視する監視手段を備え、この復号手
段または監視手段は、各増幅中継器からの監視信号の情
報を見て、所定の複数個の、または所定の期間続くエラ
ーを受信して後エラーと判定する判定手段を含む構成と
した。
【0011】
【作用】この発明における光増幅中継器の監視方式は、
請求項1の発明では、励起光生成手段出力の光りはサブ
キャリアよりも十分高い周波数で100%変調され、モ
ードホッピングによる雑音が低減する。請求項2の発明
では、自励発振励起光生成手段の出力の光りはサブキャ
リアよりも十分高い周波数で100%変調され、モード
ホッピングによる雑音が低減する。請求項3の発明で
は、光端局では各増幅中継器からの監視信号の情報が設
定個数または設定時間、連続受信して初めてエラーと判
定される。
【0012】
【実施例】実施例1.一般に、モードホッピングによる
LDの強度雑音を低減するには、LDに大振幅の高周波
信号を重畳すればよいことが知られている。これは、L
Dのバイアス電流が閾値を横切る時にLDがパルス発振
するという性質を利用するもので、この時LDはいくつ
ものモードで発振し、結果としてモードホッピングが抑
圧される。発明者は、光増幅器出力で観測される強度雑
音が、励起LDが発生する強度雑音によるところが大き
いことを発見した。励起LDの強度雑音により光増幅器
の利得が変調され、結果として光増幅器出力で観測され
る強度雑音が増大するのである。励起LDの強度雑音の
主要因はモードホッピング雑音である。
【0013】モードホッピング雑音は温度などの変化に
よりLDの縦モードが次のモードにホッピングする際に
複数のモードが競合発振し、これが強度雑音の原因とな
る。この現象に関しては、例えば応用物理学会編”半導
体レーザの基礎”、オーム社、1987、に詳しい。モ
ードホッピング雑音は特に低い周波数領域で顕著であ
る。監視信号を転送するサブキャリアは高々1〜100
kHzと極めて低い周波数帯を使用するため、この種の
強度雑音の影響を強く受ける結果となる。発明者らは、
この技術を励起LDに適用すれば、光増幅器の強度雑音
が低減できることを発見した。即ち、従来の光増幅器に
用いられる励起LDには、大きな強度雑音が存在し、こ
の強度雑音により光増幅器の利得が変調され、結果とし
て光増幅器の強度雑音が発生していたことを見出した。
励起LD自体の強度雑音を低減すれば、それが即ち光増
幅器の強度雑音を低減することになるのである。以上の
発見をもとに実施例を説明する。
【0014】図1は本発明の実施例を示すブロック図で
ある。図において1〜8は従来例と同一のものである。
9は高周波発振器、10は加算回路である。動作を説明
する。監視信号発生回路7は、監視信号処理回路6から
の情報を受けて2値情報a(t)[=1or0]を発生
する。この2値情報は(1)式で表されるサブキャリア
c (t)で予変調され、(2)式で表される監視信号
v(t)となる。 Sc (t)=Acos(2πfs t+θ) (1) Sv (t)= A・a(t)cos(2πfs t+θ) (2) 図1の励起LD駆動回路の出力である監視信号Sv
(t)は、(3)式で表される大振幅の高周波発振記の
出力波形と、加算回路10にて変調される。 H(t)=Bcos(2πfr t+ψ) (3) なお、H(t)は、LDの緩和振動周波数に近い高い周
波数とする(通常600MHz以上)。
【0015】加算回路10の出力である高周波変調波
は、励起LD 5に対し、励起LDのバイアス電流Ib
に重畳されて、制御信号として与えられる。最終的に励
起LDに流れる電流I(t)は(4)式のように表され
る。
【0016】
【数1】
【0017】ただし、バイアス電流の最小値が励起LD
の閾値電流以下になるように設定する。 この条件は
(5)式で表される。 Ib−A−B ≦ Ith (5) 図3は励起LDの電流−出力光パワーの関係を示したも
のである。従来例では励起LDには直流であるバイアス
電流Ibにサブキャリアで予変調された監視信号が重畳
されるのみであるが、本実施例では、サブキャリアより
はるかに高い周波数の高周波信号が重畳される。重畳さ
れる高周波信号の振幅は、電流の最小値が励起LDのス
レッショルド電流Ith以下に設定する。
【0018】図3(a)は、従来例の励起LDの出力光
と対比させた本実施例の励起LD5の出力光を表した図
である。(4)式で表される電流により励起されて、図
2で示される出力となるが、代表的な周波数の関係は図
3(a)の形となる。先に述べたように、励起LDに流
れる電流がスレッショルドを横切るとき、幾つものモー
ドで発振するため、平均した縦モードスペクトルは多モ
ードになる。従って、励起LDの強度雑音の最大値は低
減され、結果として光増幅器の強度雑音も低減する。図
3(b)は、励起LDの出力光の周波数スペクトラムを
示したものである。従来例の対応するスペクトラムと比
べ、低周波雑音が低下していることが判る。この結果、
光増幅中継器出力2bのスペクトラムは図3(c)の分
布となる。
【0019】図1における励起LD 5、監視信号発生
回路7、励起LD駆動回路8、高周波発振器9及び加算
回路10の具体的な構成として、図4で示すような回路
により、容易に作製できる。この回路では、加算回路1
0としてバイアスティーを、励起LD駆動回路8として
トランジスタのダーリントン接続による電流増幅回路を
用いている。
【0020】図5は、実施例に従い、800MHzの正
弦波信号による大振幅の高周波変調(重畳)を行ったと
きの励起LDのRINを測定したものである。高周波変
調(重畳)を行わないときの5kHzにおけるRINが
−82dB/Hzと非常に悪いのに比べ、高周波重畳を
行うことによって低周波域のRINが改善され、5kH
zで−122dB/Hzになった。
【0021】図6はこのときのC/N比を測定したもの
である。変調度1%ではC/N比は20dBであったの
が、高周波重畳を行うことにより50dBに改善され
た。これは伝送品質としては十分である。
【0022】図7は高周波重畳を行ったときの符号誤り
率を測定したものである。サブキャリアの変調が0.1
%と小さい変調度でも10-12 以下の十分な符号誤り率
が達成された。以上のことにより、本発明の有効性が実
証された。
【0023】なお、本実施例では、重畳する信号として
正弦波信号を用いたが、これはパルス信号でも全く同様
の効果が得れられる。むしろ、パルス信号を生成する回
路の方が、正弦波を生成する回路より容易に実現できる
ため、低コスト化という観点からパルス信号を用いるこ
とが望ましい。また、励起LD駆動回路の低消費電力化
という観点から、励起LDを100kHz程度の周波数
でパルス駆動することが行われる例があるが、本実施例
はこれとは全く技術の異なるものである。なぜならば、
上述のパルス駆動の目的は低消費電力化であり、パルス
信号の周波数は低く設定される。またパルス信号の振幅
に関して技術的に示唆されたものはない。さらにパルス
駆動が雑音を抑圧するという報告はなされていない。対
して、本発明の目的は、光増幅器の低雑音化であり、重
畳されるパルス(もしくは正弦波)信号の周波数は、L
Dの緩和振動に近い高い周波数(通常600MHz以
上)に設定される。また、パルス信号の振幅に関してい
えば、その最小値が励起LDの閾値を下回る必要がある
ことを言明している。さらに本発明では、光増幅器の低
周波領域での雑音が低減されることを説明した。
【0024】実施例2.図8は他の実施例を示すブロッ
ク図である。図中20は自励発振励起LDである。従来
例と異なる点は、励起LDが自励発振していることであ
る。自励発振は、信号を印加しないLDが自分自身で高
周波発振する現象で、例えば、林他”VSISレーザに
おける自励発振の発生要因制御と低雑音化”、第31回
応物関係連絡講演会予稿集、29pM4、1984に述
べられている。自励発振するLDを用いれば、数GHz
の周波数で高周波重畳を行ったのと同様の効果があり、
安定に多モード発振する。この結果、自励発振励起LD
20の出力光は、励起LD駆動回路8の制御信号によ
り、図3(a)に示す波形となる。よって励起LDの強
度雑音が低減し、結果として監視信号の伝送品質の向上
が図れる。高周波重畳の回路が不要となるため、装置の
簡易化が図れる。
【0025】実施例3.図9は監視信号終端部103b
の内部のブロック図である。光/電気変換部102bで
電気信号に変換された監視信号は、検波部81で同期検
波される。ついで、復調部82で識別再生され2値情報
に変換される。復号部83の検出回路83aは、後に説
明する監視信号情報ビットを検出し、判定回路83bに
異常信号受信を伝える。判定回路83bは、この監視信
号情報ビットの数が所定期間続くかどうかを、連続する
フレームの所定個数、または所定の時間続くかどうかを
カウントする。 図10に2値情報のフレームフォーマ
ットの一例を示す。1フレーム16ビットからなり、4
ビットごとにフレーム同期ビットを挿入している。監視
信号情報ビットは図中A、Bで示されており、例えば”
入力断”に対しては異常を示す”0”にする。復号部8
3ではこの2値情報から”入力断”を判定しアラームを
発出する。
【0026】”入力断”発生時のシステム各部の信号の
タイミングチャートを、図11に示す。ある時刻にファ
イバの断線が発生したとする。光増幅器#1の入力光パ
ワーはaのように変化する。光増幅器#1の出力パワー
はbに示す様に瞬間的に立ち下がったあと、徐々に自然
放出光がされ、ゆっくり立ち上がる。立上がりの時定数
は、光増幅器の自然放出の緩和時定数で決まる。正常時
の出力光パワーと”入力断”時の出力光パワーの間にス
レッショルドレベルを設定し、光増幅器#1は”入力
断”を検出する。cに示す次段の光増幅器#2の出力光
パワーは、bとよく似たふるまいをするが、この場合は
光増幅器#1から発生した自然放出光が入力されるた
め、出力は光増幅器#1の出力よりはるかに大きくな
り、スレショルドを越える。監視信号終端部において光
増幅器#1から転送された監視信号を復号したものは、
bにおいてスレッショルドレベルを下回ったときから”
HI”になる。光増幅器#2から転送された監視信号を
復号したものは、一度は”HI”を発生するがcにおい
てスレッショルド以上に回復したとき”LO”に復帰す
る。この時間を測定したところ約3msであった。
【0027】従来例では、光増幅器#1からも#2から
も”入力断”が発生したと見なされてしまうため、どち
らが正しいか判定できない。しかるに本発明では、復号
部83の判定回路83bは、図10に示す監視信号情報
ビットAが、例えば3回連続”0”にならないとアラー
ムを発生しない構成、つまり3回連続一致しないと判定
結果を出さない構成とする。仮に2値情報の伝送速度を
1200bit/sとすると、アラームを発生するまで
には16×3ビットの時間を要する。これは時間にして
40msである。従って、約3msの間光増幅器#2か
ら誤った監視信号が到達しても、復号部で判定されない
ため、正しく光増幅器#1が”入力断”を発生したと判
定できる。
【0028】実施例4.上記実施例3では、ディジタル
方式による監視信号の場合を説明したが、アナログ方式
の監視信号に対しても同様に適用できる。アナログ方式
の場合、図9の復号部での監視情報ビットの抽出に対応
して、アナログ信号の回線断検出信号分離回路があり、
回線断信号を分離する。ディジタル方式の場合と異な
り、情報ビットの形ではないが、分離されたアナログの
回線断信号が一定時間続いた場合のみ、故障と判定す
る。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、監視信
号で強度変調されたバイアス信号を、高い周波数の正弦
波またはパルスで変調する励起信号駆動加算手段と、こ
の励起信号駆動加算手段の出力で励起される励起光生成
手段を備えたので、または監視信号で強度変調されたバ
イアス信号を生成する励起信号駆動手段と、この励起信
号駆動手段の出力で変調される自励発振励起光生成手段
を備えたので、監視信号に混じる雑音が低減し、光増幅
中継器の強度雑音が低減する効果がある。また、光端局
において、各光増幅中継器からの監視信号を復号する復
号手段を備え、この復号手段は、各増幅中継器からの監
視信号の情報ビットを見て、連続して複数個のエラーを
受信して後エラーと半てする判定手段を含む構成とした
ので、異常発生部分をより正確に検出できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例1の励起LDの入出力特性図である。
【図3】実施例1の励起LDの出力光の図とスペクトラ
ム図である。
【図4】実施例1の詳細を示す回路図である。
【図5】光増幅器の強度雑音の測定結果を示す図であ
る。
【図6】監視信号のキャリア信号対雑音比の測定結果を
示す図である。
【図7】監視信号の符号誤り率測定結果を示す図であ
る。
【図8】実施例2を示すブロック図である。
【図9】実施例3の端局の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】実施例3の2値情報のフレームフォーマット
図である。
【図11】実施例3のシステム各部の信号のタイミング
チャート図である。
【図12】従来の光増幅中継伝送システムのブロック図
である。
【図13】従来の光増幅中継器のブロック図である。
【図14】従来の励起LDの出力光の図とスペクトラム
図である。
【図15】従来の監視信号のキャリア信号対雑音比の計
算結果を示す図である。
【符号の説明】
1 エルビウムドープファイバ 2a〜b 光アイソレータ 3 光分岐器 4 光合波器 5 励起LD 6 監視信号処理回路 7 監視信号発生回路 8 励起LD駆動回路 9 高周波発振器 10 加算回路 20 自励発振励起LD 81 検波部 82 復調部 83 復号部 83a 検出回路 83b 判定回路 100a、100b 光端局 101c〜101e 光増幅中継器 102a、104b 電気/光変換部 103a、103b 監視信号終端部 102b、104a 光/電気変換部 105 光増幅器 105c〜105e 光増幅器 106 監視信号転送装置 106c〜106e 監視信号転送装置 107c〜107e 光増幅器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図14(a)は図13中の励起LD 5の
光合波器4への出力である励起LD出力光を模式的に示
しており、直流に1ないし数%程度の浅い変調をほどこ
した信号が重畳している。光増幅器の利得は、励起光パ
ワーに強く依存するため、励起光が強度変調されると光
増幅器の利得も変調される。従って信号光の包絡線が監
視信号で強度変調されることになる。なお、光増幅中継
伝送システムの伝達特性が帯域通過特性であるため、図
14(a)にも示す通り、監視信号は2値情報を予め定
めた正弦波(以下サブキャリアと呼ぶ)で予変調するの
が一般的である。この技術は今井他”光増幅中継伝送方
式における監視制御法”、1992年電子情報通信学会
春季大会B−944や特開平3−252231に詳しく
述べられている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、光増幅中継器の出力段の監視信
号であるサブキャリアのC/N比を向上することを目的
としている。また、どの部分に信号線路断があったか
明確にする検出方式を得ることを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光増幅中
継器の監視方式は、請求項1の発明として、監視信号で
強度変調されたバイアス信号を、さらに監視信号よりも
高い周波数の正弦波相当波またはパルスで変調する励起
信号駆動加算手段と、この励起信号駆動加算手段の出力
で励起され、全面変調された出力を得る励起光生成手段
と、この励起光生成手段の出力と入力信号光とを合波す
る光合波器とを備えた。また請求項2の発明として、監
視信号で強度変調されたバイアス信号を生成する励起信
号駆動手段と、この励起信号駆動手段の出力で変調され
る自励発振励起光生成手段と、この自励発振励起光生成
手段の出力と入力信号光とを合波する光合波器とを備え
た。また請求項3の発明として、光端局において、各光
増幅中継器からの監視信号を復号する復号手段または異
常信号を設定時間監視する監視手段を備え、この復号手
段または監視手段は、各増幅中継器からの監視信号の情
報を見て、所定の複数個の、または所定の期間続く符号
を受信して後エラーと判定する判定手段を含む構成とし
た。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】この発明における光増幅中継器の監視方式は、
請求項1の発明では、励起光生成手段出力のはサブキ
ャリアよりも十分高い周波数で100%変調され、モー
ドホッピングによる雑音が低減する。請求項2の発明で
は、自励発振励起光生成手段の出力のはサブキャリア
よりも十分高い周波数で100%変調され、モードホッ
ピングによる雑音が低減する。請求項3の発明では、光
端局では各増幅中継器からの監視信号の情報が設定個数
または設定時間、連続受信して初めてエラーと判定され
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図1は本発明の実施例を示すブロック図で
ある。図において1〜8は従来例と同一のものである。
9は高周波発振器、10は加算回路である。動作を説明
する。監視信号発生回路7は、監視信号処理回路6から
の情報を受けて2値情報a(t)[=1or0]を発生
する。この2値情報は(1)式で表されるサブキャリア
c (t)で予変調され、(2)式で表される監視信号
v(t)となる。 Sc (t)=Acos(2πfs t+θ) (1) Sv (t)= A・a(t)cos(2πfs t+θ) (2) 図1の励起LD駆動回路の出力である監視信号Sv
(t)は、(3)式で表される大振幅の高周波発振器
出力波形と、加算回路10にて加算される。 H(t)=Bcos(2πfr t+ψ) (3) なお、H(t)は、LDの緩和振動周波数に近い高い周
波数とする(通常600MHz以上)。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】加算回路10の出力である高周波変調波
は、励起LD 5に対し、励起LDのバイアス電流Ib
重畳される。最終的に励起LDに流れる電流I(t)
は(4)式のように表される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】”入力断”発生時のシステム各部の信号の
タイミングチャートを、図11に示す。ある時刻にファ
イバの断線が発生したとする。光増幅器#1の入力光パ
ワーはaのように変化する。光増幅器#1の出力パワー
はbに示す様に瞬間的に立ち下がったあと、徐々に自然
放出光が増加し、ゆっくり立ち上がる。立上がりの時定
数は、光増幅器の自然放出の緩和時定数で決まる。正常
時の出力光パワーと”入力断”時の出力光パワーの間に
スレッショルドレベルを設定し、光増幅器#1は”入力
断”を検出する。cに示す次段の光増幅器#2の出力光
パワーは、bとよく似たふるまいをするが、この場合は
光増幅器#1から発生した自然放出光が入力されるた
め、出力は光増幅器#1の出力よりはるかに大きくな
り、スレショルドを越える。監視信号終端部において光
増幅器#1から転送された監視信号を復号したものは、
bにおいてスレッショルドレベルを下回ったときから”
HI”になる。光増幅器#2から転送された監視信号を
復号したものは、一度は”HI”を発生するがcにおい
てスレッショルド以上に回復したとき”LO”に復帰す
る。この時間を測定したところ約3msであった。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、監視信
号で強度変調されたバイアス信号を、高い周波数の正弦
波またはパルスで変調する励起信号駆動加算手段と、こ
の励起信号駆動加算手段の出力で励起される励起光生成
手段を備えたので、または監視信号で強度変調されたバ
イアス信号を生成する励起信号駆動手段と、この励起信
号駆動手段の出力で変調される自励発振励起光生成手段
を備えたので、監視信号に混じる雑音が低減し、光増幅
中継器の強度雑音が低減する効果がある。また、光端局
において、各光増幅中継器からの監視信号を復号する復
号手段を備え、この復号手段は、各増幅中継器からの監
視信号の情報ビットを見て、連続して複数個の符号を受
信して後エラーと判定する判定手段を含む構成としたの
で、異常発生部分をより正確に検出できる効果がある。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/07 8934−4M 3/094 3/10 Z 8934−4M H04B 10/16 8220−5K H04B 9/00 J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視信号で強度変調されたバイアス信号
    を、さらに監視信号よりも高い周波数の正弦波相当波ま
    たはパルスで変調する励起信号駆動加算手段と、 上記励起信号駆動加算手段の出力で励起され、全面変調
    された出力を得る励起光生成手段と、 上記励起光生成手段の出力と入力信号光とを合波する光
    合波器とを備えた光増幅中継器の監視方式。
  2. 【請求項2】 監視信号で強度変調されたバイアス信号
    を生成する励起信号駆動手段と、 上記励起信号駆動手段の出力で変調される自励発振励起
    光生成手段と、 上記自励発振励起光生成手段の出力と入力信号光とを合
    波する光合波器とを備えた光増幅中継器の監視方式。
  3. 【請求項3】 光端局において、各光増幅中継器からの
    監視信号を復号する復号手段または異常信号を設定時間
    監視する監視手段を備え、 上記復号手段または監視手段は、各増幅中継器からの監
    視信号の情報を見て、所定の複数個の、または所定の期
    間続くエラーを受信して後エラーと判定する判定手段を
    含んでいることを特徴とする光増幅中継器の監視方式。
JP4162786A 1991-11-08 1992-06-22 光増幅中継器の監視方式 Expired - Fee Related JP3008673B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4162786A JP3008673B2 (ja) 1992-06-22 1992-06-22 光増幅中継器の監視方式
DE69228393T DE69228393T2 (de) 1991-11-08 1992-11-04 Faseroptischer Verstärker
DE69231259T DE69231259T2 (de) 1991-11-08 1992-11-04 Optisches Faserverstärkerrelaissystem
DE69231919T DE69231919T2 (de) 1991-11-08 1992-11-04 Optisches Relaissystem mit Faserverstärkern
EP94116464A EP0652613B1 (en) 1991-11-08 1992-11-04 Optical-fiber amplifier
DE69220648T DE69220648T2 (de) 1991-11-08 1992-11-04 Faseroptischer Verstärker
EP95120727A EP0712217A3 (en) 1991-11-08 1992-11-04 Fiber optic amplifier with polarization limiting means
EP96118886A EP0768766B1 (en) 1991-11-08 1992-11-04 Optical fiber amplifier repeating system
EP92118891A EP0541061B1 (en) 1991-11-08 1992-11-04 Optical-fiber light amplifier
EP97101954A EP0778682B1 (en) 1991-11-08 1992-11-04 Optical fiber amplifier repeating system
US08/193,721 US5367587A (en) 1991-11-08 1994-02-09 Optical amplifier

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4162786A JP3008673B2 (ja) 1992-06-22 1992-06-22 光増幅中継器の監視方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH066309A true JPH066309A (ja) 1994-01-14
JP3008673B2 JP3008673B2 (ja) 2000-02-14

Family

ID=15761184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4162786A Expired - Fee Related JP3008673B2 (ja) 1991-11-08 1992-06-22 光増幅中継器の監視方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3008673B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011029375A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 光増幅器および光伝送システム
JP2012501124A (ja) * 2008-08-29 2012-01-12 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 光ネットワークにおけるファイバの監視方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012501124A (ja) * 2008-08-29 2012-01-12 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 光ネットワークにおけるファイバの監視方法
US8634713B2 (en) 2008-08-29 2014-01-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Fibre monitoring in optical networks
JP2011029375A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 光増幅器および光伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3008673B2 (ja) 2000-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0768766B1 (en) Optical fiber amplifier repeating system
US5703711A (en) In-line optical amplifier
US7664392B2 (en) Automatic power restoring method and optical communication system
JP3729951B2 (ja) 光ネットワークシステム
US6188508B1 (en) Control signal superimposer
US20030011874A1 (en) Optical transmission method and optical transmission system utilizing raman amplification
JP2005072769A (ja) 光伝送システム
EP1839402B1 (en) Method of controlling optical amplifier located along an optical link
US5260819A (en) Digital telemetry system and method for fault detection in optical transmission system
JPH05235810A (ja) 遠隔制御システム及びそれに用いる端局装置、中継局装置
US6075633A (en) Light transmission system
JPH066309A (ja) 光増幅中継器の監視方式
JP4205959B2 (ja) 中継装置およびラマン増幅中継システム
US10615867B1 (en) Optical amplifier signaling systems and methods for shutoff coordination and topology discovery
US6912085B2 (en) Optical amplifier
JPH06338874A (ja) 光直接増幅器の監視制御信号受信方式
JP3018709B2 (ja) 光増幅器特性評価方法および光中継伝送方式
JPH09130328A (ja) 光送信方法および光送信装置
JPH06315010A (ja) 光伝送装置
JP2003298527A (ja) ラマン増幅を用いた光ファイバ伝送のための方法及び装置
JP2916210B2 (ja) 光ファイバ伝送システム
JP3016307B2 (ja) 光直接増幅器
JPH05292037A (ja) 光中継装置
JP2500746B2 (ja) 光ファイバ増幅器
JP3483292B2 (ja) 光信号増幅方法及び光信号増幅装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071203

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees