JPH06315010A - 光伝送装置 - Google Patents
光伝送装置Info
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- JPH06315010A JPH06315010A JP5103851A JP10385193A JPH06315010A JP H06315010 A JPH06315010 A JP H06315010A JP 5103851 A JP5103851 A JP 5103851A JP 10385193 A JP10385193 A JP 10385193A JP H06315010 A JPH06315010 A JP H06315010A
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Abstract
選択素子を用いた光通信装置に関するもので、最適の信
号復調を行なう光伝送装置器を提供するものである。 【構成】本発明は直接変調された送信光の発振波長の中
心波長と波長選択素子の通過波長中心をずらして設定す
るもしくは所定のパラメータが最適に複調されるように
波長選択素子の中心波長を制御する構成とする。
Description
に関する。
高速大容量化の傾向にある。これらの要望に応えるため
にいくつかの光の波長を制御した技術が検討されてい
る。
図示のようにこの光伝送装置は、入力信号183を受け
る駆動部186と、送信光源184と、光フィルタ18
5と、光フィルタ185に光ファイバ187で接続され
た光電変換部188と、復調機189よりなっている。
そして直接パルス変調された送信光源184からの出力
光はチャーピングと呼ばれる波長広がりを発生する。送
信光源184のバイアス電流がしきい値電流に比べて十
分高い場合、変調パルスがオンのときとオフのときで波
長が分裂し、図20(a)に示されるようなスペクトル
になる。したがって送信光の強度ピーク波長と通過中心
波長の一致した光フィルタ185を挿入することによっ
て波長の短いオンレベルの信号光を通過させ、波長が長
くレベルの低いオフレベルの光を除去することによって
伝送信号の消光比を改善するものである。(特許公開平
1−296726号公報) また伝送システムの一層の高度化に光増幅技術や波長多
重伝送技術が用いられる。この光増幅器を中継器として
用いると、従来のように光の信号を一度電気信号になお
す必要がなく、かつ大容量の経済的なシステムが構築で
きる。
の光伝送装置は縦続接続される入力信号190、駆動部
192、送信光源191、光ファイバ193、光増幅1
98、光ファイバ193′、波長選択素子194、光電
変換部195、復調機196と、波長選択素子194の
制御部197より構成されている。そして光増幅器19
8で増巾された光信号は自然放出光による雑音成分を除
去し信号劣化を改善するために波長選択素子194とし
て狭帯域の波長フィルタが挿入される。また送信光源の
波長変動をキャンセルするために波長選択素子194の
出力レベルを検出し送信光の中心波長に波長選択素子1
94の通過波長を一致するように追従制御させている。
(特許公開平4−340517号公報) また波長多重信号光を伝送するシステムの場合にも波長
多重光の選局に際して同様な信号検出を行なっている。
エレクトロニクスレター26巻、2号、2122ペー
ジ、1990年)
システムでは図3(a)または図20(a)に示される
ように光電変換部での光強度が最大になるように波長選
択素子の通過帯域中心波長を送信光源の波長中心に一致
するように設定もしくは追従制御されている。図3
(a)においては半導体レーザをしきい値付近において
電流バイアスし直接パルス変調したときのスペクトルを
示す。このように半導体レーザを直接変調するような場
合では、送信光にチャーピングと呼ばれる波長広がり現
象が生じるために波長選択素子によりフィルタされた光
出力が最大の状態において信号成分が必ずしも最大にな
るとは限らない。そして光フィルタを通過する際に変調
信号成分の1部が削除される。この結果、特にパルス変
調においてはパルス立ち上がり部分においてチャーピン
グが生じるために波長選択素子によりこの立ち上がり成
分を除去することによって復調信号品質に劣化が生じ
る。
分にフィルタリングを行なって所望の信号成分を最適に
検出することを目的とした光伝送装置を提供するもので
ある。
に本発明の光伝送装置は送信光源の発振波長中心と波長
選択素子の通過中心波長とをずらす構成とする。
復調をおこなう光伝送装置を提供することができるもの
である。
照しながら説明する。図1は本発明における第1の実施
例を示す。図示のように入力信号10は駆動部12に入
力され、半導体レーザ等の光源11を直接変調し光信号
に変換され、光ファイバ13により伝送される。直接変
調された光信号はキャリアの変動によるチャーピングを
生じ光スペクトルに歪や広がりを生じる。受信側におい
ては波長選択素子14を通して光学的にファイルタリン
グされ、光電変換部15により電気信号に変換され、さ
らに復調機16によって所望の信号に復調される。波長
選択素子14の波長通過帯域中心は送信光源の光スペク
トルのピークとは、ずれた位置に設定してあり、復調信
号における所望のパラメータが最適になるように設定さ
れている。
号を用いた場合には、復調信号の誤り率もしくはパルス
ジッタが最小もしくは信号対雑音比が最大になるように
波長選択素子14を設定する。本実施例における送信光
源11は半導体レーザに限定されるものではなく、発光
ダイオードでもかまわない。
用いた場合には復調信号の信号対雑音比もしくはキャリ
ア信号対雑音比が最大または歪みが最小になるように波
長選択素子14を設定する。
いた場合には、復調信号の信号対雑音比もしくは特定の
キャリア信号対雑音比が最大、または歪みが最小、もし
くは多重されたパイロット信号の所定のパラメータが最
適にになるように波長選択素子14を設定する。
電流がしきい値付近に設定された直接パルス変調の場合
においては、図3(b)に示されるように送信光源11
のスペクトルピークにたいして波長選択素子の中心波長
を長波長側に設定するものである。
1例を示す。DFBレーザをしきい値付近に直流バイア
スし、直接パルス化変調を行なった場合の光源と波長選
択素子の中心波長ずれと、信号対雑音比を測定した結果
を示している。波長選択素子には通過帯域幅1.3ナノ
メータの光フィルタを使用した。この結果からわかるよ
うに直接変調によるチャーピングにより波長選択素子1
4の通過中心波長を短波長側に設定することによって良
好な信号復調ができる。これはパルス変調の際、波長ピ
ークに対して短波長側にパルスの過渡的信号成分が含ま
れるために生ずる現象である。
値電流に比較して大きい場合は、図20(b)に示され
るように光源11のピーク波長に対して波長選択素子1
4の通過中心波長を長波長側にずらして設定することに
よって復調信号のジッタを小さくすることができる。
す。図示のように入力信号20は駆動部22に入力さ
れ、半導体レーザ等の送信光源21を直接変調して光信
号に変換され、光ファイバ23により伝送される。直接
変調された光信号はキャリアの変動によるチャーピング
を生じ光スペクトルに歪や広がりを生じる。受信側にお
いては波長選択素子24を通して光学的にファイルタリ
ングされ光電変換部25により電気信号に変換されさら
に復調機26によって所望の信号に復調される。復調信
号における所望のパラメータが最適になるように制御部
27で波長選択素子24の通過波長が追従制御されてい
る。
号を用いた場合には、復調信号の誤り率もしくはパルス
ジッタが最小もしくは信号対雑音比が最大になるように
波長選択素子24を追従制御する。
用いた場合には、復調信号の信号対雑音比もしくはキャ
リア信号対雑音比が最大、または歪が最小になるように
波長選択素子24を追従制御する。
いた場合には復調信号の信号対雑音比もしくは特定のキ
ャリア信号対雑音比が最大、または歪が最小、もしくは
多重されたパイロット信号の所定のパラメータが最適に
になるように波長選択素子24を追従制御する。
いて光増幅器を使用してもよい。この実施例を図5、6
に示す。基本的な動作は前記の実施例と同様である。こ
の実施例では増幅器58、68を挿入したことを特徴と
し、この構成によってより長距離の伝送が可能になる。
また上記のように光増巾器を挿入することにより図7に
示されるように複数の受信部に分配伝送することが可能
になる。
器88を複数多段に接続することによって中継距離のよ
り一層の長距離化、分配数の増加が可能になる。前記光
増巾器88,98,108を多段に接続する場合には、
波長選択素子84を単に受信機の入力の前だけに制約さ
れるものではなく、光増幅器88の入出力または間に挿
入してもかまわない。
実施例では入力信号群110は各々駆動部112に入力
され、半導体レーザ等の直接変調可変な送信光源111
を直接変調して光信号に変換される。送信光源111は
それぞれのチャンネルに対応してλ1、λ2、λ3の波
長で発振している。これらの信号光は光結合器117も
しくは合波器によって光ファイバ113に結合されて波
長多重伝送される。直接変調された光信号はキャリアの
変動によるチャーピングを生じ光スペクトルに歪や広が
りを生じる。受信側においては波長選択素子114もし
くは光チューナを通して所望のチャンネルの信号光が波
長選択され光電変換部115により電気信号に変換され
さらに復調機116によって所望の信号に復調される。
波長選択素子114の波長通過帯域中心は図3に示され
るように復調信号における所望のパラメータが最適にな
るように選局した送信光源の光スペクトルのピークとは
ずれた位置に設定される。
す。この実施例では入力信号群120は各々駆動部12
2に入力され、半導体レーザ等の直接変調可能な送信光
源121を直接変調して光信号に変換される。送信光源
121はそれぞれのチャンネルに対応してλ1、λ2、
λ3の波長で発振している。これらの信号光は光結合器
128もしくは合波器によって光ファイバ123に結合
されて波長多重伝送される。直接変調された光信号はキ
ャリアの変動によるチャーピングを生じ光スペクトルに
歪や広がりを生じる。受信側においては波長選択素子1
24もしくは光チューナを通して所望のチャンネルの信
号光が波長選択され光電変換部125により電気信号に
変換されさらに復調機126によって所望の信号に復調
される。波長選択素子124の波長通過帯域中心は図3
(b)に示されるように復調信号における所望のパラメ
ータが最適になるように選局した送信光源の光スペクト
ルのピークとはずれた位置に設定、追従制御される。本
実施例においても、図13に示されるように複数の受信
部に伝送してもよい。さらに図14に示されるように光
増幅器148を使用することによって、より長距離で多
数の受信部へ伝送できる。
す。この実施例では入力信号群150は各々駆動部15
2に入力され半導体レーザ等の直接変調可能な送信光源
151を直接変調して光信号に変換される。送信光源1
5はそれぞれのチャンネルに対応してλ1、λ2、λ3
の波長で発振している。これらの信号光は光結合器15
8もしくは合波器によって光ファイバ153に結合され
波長多重伝送される。直接変調された光信号はキャリア
の変動によるチャーピングを生じ、光スペクトルに歪や
広がりを生じる。受信側においては光分波器159を通
して各チャンネルの信号光が波長選択され光電変換部1
55により各チャンネルが電気信号に変換されさらに復
調機156によって所望の信号に復調される。光分波器
159の各チャンネルの波長通過帯域中心は図21に示
されるように復調信号における所望のパラメータが最適
になるように選局した送信光源の光スペクトルのピーク
とはずれた位置に設定されている。本例では送信光スペ
クトルピークに対して分波器の各チャンネルの波長選択
中心を短波長側に設定しているが変調方式、光源の駆動
条件、チャーピング特性によっては長波長側に設定して
もかまわない。
す。この実施例では入力信号群160は各々駆動部16
2に入力され半導体レーザ等の直接変調可能な送信光源
161を直接変調して光信号に変換される。送信光源1
61はそれぞれのチャンネルに対応してλ1、λ2、λ
3の波長で発振している。これらの信号光は光結合器1
68もしくは合波器によって光ファイバ163に結合さ
れ波長多重伝送される。直接変調された光信号はキャリ
アの変動によるチャーピングを生じ光スペクトルに歪や
広がりを生じる。受信側においては光分波器169を通
して各チャンネルの信号光が波長選択され光電変換部1
65により各チャンネルが電気信号に変換され、さらに
復調機166によって所望の信号に復調される。光分波
器169の各チャンネルの波長通過帯域中心は前述のよ
うに特定のチャンネルの復調信号を用いて、所望のパラ
メータが最適になるように選局した送信光源の光スペク
トルのピークとはずれた位置に設定、追従制御されてい
る。
るように光増幅器178を使用し、光分配器181で分
配することによって複数の受信部に伝送してもよい。好
ましくは本発明における送信光源は外部共振器型半導体
レーザ、DFBレーザやDBRレーザなどの直接変調可
能な縦単一モード発振型の半導体レーザを用いる。
土類元素をドープした光ファイバを用いる。好ましくは
希土類としてエルビウムもしくはプラセオジウム、ネオ
ジウムを用いる。好ましくは本発明における光増幅器に
は半導体型増幅器を用いる。
して回折格子、誘電体フィルタ、ファブリペローエタロ
ン、電気光学素子、音響光学素子、光導波路素子、複屈
折性光学素子を用いる。
電流等の条件を受信した復調信号の所望のパラメータが
最適となるように設定する。
信光の発振波長の中心波長と波長選択素子の通過波長中
心をずらすことによって信号劣化が小さく、かつ所望の
信号成分を最適に検出することを目的とした伝送装置を
提供することができる。
構成図
の構成図
との関係を示した図
中心とのずれに対する復調信号の信号雑音比の測定図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
の構成図
との関係を示した図
長透過特性との関係を示した図
号を用いた場合には、復調信号の誤り率もしくはパルス
ジッタが最小もしくは信号対雑音比が最大になるように
波長選択素子14を設定する。この場合、入力信号10
としてCMI符号または8B10Bなどのブロック符号
等の誤り検出の可能な変調符号方式を用いて送信光源1
1を直接変調する。変調された信号は光ファイバー13
によって伝送され、復調器16によりデジタル信号に復
調される。この時、誤り訂正が施されるがこの誤り訂正
信号を利用し、誤り訂正が最小もしくは一定値以下にな
るように波長選択素子14の通過帯域中心波長を設定す
る。または復調信号と共に再生されるクロック信号の一
部をバンドパスフィルタ等の電気フィルターを通して基
本周波数成分を取り出し、伝送によるジッター成分によ
って発生する残留FM雑音を検出し、この雑音レベルが
最小もしくは一定値以下になるように波長選択素子14
の通過帯域中心波長を設定する。また、映像信号のパル
ス化FM変調伝送する場合、伝送によるパルスジッタの
発生が映像信号のS/Nの劣化原因となる。そこで復調
機から出力される信号の同期期間における同期信号の一
部をクランプ回路によってクランプしそのレベル変動を
検出し、その変動成分が最小もしくは一定値以下になる
ようにまた波長選択素子14の通過帯域中心波長を設定
する。本実施例における送信光源11は半導体レーザに
限定されるものではなく、発光ダイオードでもかまわな
い。
用いた場合には復調信号の信号対雑音比もしくはキャリ
ア信号対雑音比が最大または歪みが最小になるように波
長選択素子14を設定する。この場合、光電変換部15
の出力の一部を電気フィルターに入力し、キャリア信号
周波数成分とある特定帯域の内の雑音レベルを検出し、
二つの信号を積分器等により直流変換して割り算比較す
る。そしてこの割り算値が最大もしくはある一定値以下
になるように波長選択素子14の通過帯域中心波長を設
定する。また、ある特定帯域の内の雑音レベルの代わり
に伝送歪によって生じた高周波領域のキャリアの高調波
成分を検出し、積分器等により直流変換してキャリア信
号レベルと割り算比較する。そしてこの割り算値が最大
もしくはある一定値以下になるように波長選択素子14
の通過帯域中心波長を設定する。
いた場合には、復調信号の信号対雑音比もしくは特定の
キャリア信号対雑音比が最大、または歪みが最小、もし
くは多重されたパイロット信号の所定のパラメータが最
適になるように波長選択素子14を設定する。この場
合、光電変換部15の出力の一部を電気フィルターに入
力し、ある特定のチャンネルのキャリア信号周波数成分
もしくはあらかじめ送信時に多重された制御用のパイロ
ット信号とある特定帯域の内の雑音レベルを検出し、二
つの信号を積分器等により直流変換して割り算比較す
る。そしてこの割り算値が最大もしくはある一定値以下
になるように波長選択素子14の通過帯域中心波長を設
定する。また、ある特定帯域の内の雑音レベルの代わり
に伝送歪によって生じた歪信号成分を検出し、積分器等
により直流変換してキャリア信号レベルと割り算比較す
る。そしてこの割り算値が最大もしくはある一定値以下
になるように波長選択素子14の通過帯域中心波長を設
定する。
号を用いた場合には、復調信号の誤り率もしくはパルス
ジッタが最小もしくは信号対雑音比が最大になるように
波長選択素子24を追従制御する。この場合、入力信号
20としてCMI符号または8B10Bなどのブロック
符号等の誤り検出の可能な変調符号方式を用いて送信光
源21を直接変調する。変調された信号は光ファイバー
13によって伝送され、復調器26によりデジタル信号
に復調される。この時、誤り訂正が施されるがこの誤り
訂正信号を利用し、誤り訂正が最小もしくは一定値以下
になるように波長選択素子24の通過帯域中心波長を設
定する。または復調信号と共に再生されるクロック信号
の一部をバンドパスフィルタ等の電気フィルターを通し
て基本周波数成分を取り出し、伝送によるジッター成分
によって発生する残留FM雑音を検出し、この雑音レベ
ルが最小もしくは一定値以下になるように波長選択素子
24の通過帯域中心波長を追従制御する。また、映像信
号のパルス化FM変調伝送する場合、伝送によるパルス
ジッタの発生が映像信号のS/Nの劣化原因となる。そ
こで復調機26から出力される信号の同期期間における
同期信号の一部をクランプ回路によってクランプしその
レベル変動を検出し、その変動成分が最小もしくは一定
値以下になるように波長選択素子24の通過帯域中心波
長を追従制御する。
用いた場合には、復調信号の信号対雑音比もしくはキャ
リア信号対雑音比が最大、または歪が最小になるように
波長選択素子24を追従制御する。この場合、光電変換
部25の出力の一部を電気フィルターに入力し、キャリ
ア信号周波数成分とある特定帯域の内の雑音レベルを検
出し、二つの信号を積分器等により直流変換して割り算
比較する。そしてこの割り算値が最大もしくはある一域
のキャリアの高調波成分を検出し、積分器等により直流
変換してキャリア信号レベルと割り算比較する。そして
この割り算値が最大もしくはある一定値以下になるよう
に波長選択素子24の通過帯域中心波長を追従制御す
る。
いた場合には復調信号の信号対雑音比もしくは特定のキ
ャリア信号対雑音比が最大、または歪が最小、もしくは
多重されたパイロット信号の所定のパラメータが最適に
なるように波長選択素子24を追従制御する。この場
合、光電変換部25の出力の一部を電気フィルターに入
力し、ある特定のチャンネルのキャリア信号周波数成分
もしくはあらかじめ送信時に多重された制御用のパイロ
ット信号とある特定帯域の内の雑音レベルを検出し、二
つの信号を積分器等により直流変換して割り算比較す
る。そしてこの割り算値が最大もしくはある一定値以下
になるように波長選択素子24の通過帯域中心波長を追
従制御する。また、ある特定帯域の内の雑音レベルの代
わりに伝送歪によって生じた歪信号成分を検出し、積分
器等により直流変換してキャリア信号レベルと割り算比
較する。そしてこの割り算値が最大もしくはある一定値
以下になるように波長選択素子24の通過帯域中心波長
を追従制御する。
Claims (21)
- 【請求項1】 直接変調が可能な送信光源と波長選択素
子、光ファイバおよび光電変換部を有し、前記送信光源
の発振波長の中心波長と前記波長選択素子の通過波長中
心をずらしたことを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項2】 請求項1において送信光源を前記送信光
源のしきい値付近に直流バイアスした直接パルス変調を
行い、かつ前記送信光源の発振波長の中心波長に対して
前記波長選択素子の通過波長中心を短波長側、長波長側
のいずれか一方に設定したことを特徴とする光伝送装
置。 - 【請求項3】 請求項1において、受信信号の信号対雑
音比が最大もしくは、受信信号のキャリア信号対雑音比
が最大もしくは、受信信号の誤り率が最小もしくは、受
信信号の歪が最小もしくは、受信信号のジッタが最小と
なるように前記波長選択素子の通過波長中心を設定した
ことを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項4】 請求項1において、信号対雑音比が最大
もしくは、受信信号のキャリア信号対雑音比が最大もし
くは、受信信号の誤り率が最小もしくは、受信信号の歪
が最小もしくは、受信信号のジッタが最小となるように
前記送信光源の駆動電流および前記波長選択素子の通過
波長中心を設定したことを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項5】 直接変調が可能な送信光源と波長選択素
子、光ファイバ、光電変換部および復調器を有し、前記
復調信号における信号対雑音比もしくはキャリア信号対
雑音比が最大となるように前記波長選択素子の通過波長
中心を制御することを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項6】 直接変調が可能な送信光源と波長選択素
子、光ファイバ、光電変換部および復調器を有し、前記
復調信号における誤り率が最小もしくは、前記復調信号
における歪が最小もしくは、前記復調信号におけるジッ
タが最小となるように前記波長選択素子の通過波長中心
を制御することを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項7】 請求項1から6のいずれかにおいて、送
信光源に単一波長で発振する光源を用いたことを特徴と
する光伝送装置。 - 【請求項8】 請求項1から6のいずれかにおいて、単
数または複数個の光増幅器を用いたことを特徴とする光
伝送装置。 - 【請求項9】 請求項1から6のいずれかにおいて、送
信光信号を複数個の受信部へ分岐することを特徴とする
光伝送装置。 - 【請求項10】 直接変調が可能でかつ互いに異なった単
一波長で発振する複数の送信光源と光結合器と波長選択
素子、光ファイバおよび光電変換部を有し、選局する前
記送信光源の発振波長の中心波長と前記波長選択素子の
通過波長中心をずらし選局することを特徴とする光伝送
装置。 - 【請求項11】 請求項10において、送信光源を前記送
信光源のしきい値付近に直流バイアスした直接パルス変
調を行いかつ前記送信光源の発振波長の中心波長に対し
て前記波長選択素子の通過波長中心を短波長側もしくは
長波長側に設定したことを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項12】 請求項10において、受信信号の信号対
雑音比が最大もしくは、受信信号のキャリア信号対雑音
比が最大もしくは、受信信号の誤り率が最小もしくは、
受信信号の歪が最小もしくは、受信信号のジッタが最小
となるように前記波長選択素子の通過波長中心を設定し
たことを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項13】 請求項10において、受信信号の信号対
雑音比が最大もしくは、受信信号のキャリア信号対雑音
比が最大もしくは、受信信号の誤り率が最小もしくは、
受信信号の歪が最小もしくは、受信信号のジッタが最小
となるように前記送信光源の駆動電流および前記波長選
択素子の通過波長中心を設定したことを特徴とする光伝
送装置。 - 【請求項14】 直接変調が可能でかつ互いに異なった単
一波長で発振する複数の送信光源と光結合器と波長選択
素子、光ファイバ、光電変換部および復調器を有し、前
記復調信号における信号対雑音比が最大もしくは、前記
復調信号におけるキャリア信号対雑音比が最大もしく
は、前記復調信号における誤り率が最小もしくは、前記
復調信号における歪が最小もしくは、前記復調信号にお
けるジッタが最小となるように前記波長選択素子の通過
波長中心を制御することを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項15】 直接変調が可能でかつ互いに異なった単
一波長で発振する複数の送信光源と光結合器と光分波
器、光ファイバおよび光電変換部を有し、前記送信光源
の発振波長の中心波長と前記光分波器の通過波長中心を
ずらし選局することを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項16】 請求項15において各送信光源を前記送
信光源のしきい値付近に直流バイアスした直接パルス変
調を行いかつ前記送信光源の各発振波長の中心波長に対
して前記光分波器の各チャンネルに対応した通過波長中
心を短波長側もしくは長波長側に設定したことを特徴と
する光伝送装置。 - 【請求項17】 請求項15において、受信信号の信号対
雑音比が最大もしくは、受信信号のキャリア信号対雑音
比が最大もしくは、受信信号の誤り率が最小もしくは、
受信信号の歪が最小もしくは、受信信号のジッタが最小
となるように前記光分波器の各チャンネルに対応した通
過波長中心を設定したことを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項18】 請求項15において、受信信号の信号対
雑音比が最大もしくは、受信信号のキャリア信号対雑音
比が最大もしくは、受信信号の誤り率が最小もしくは、
受信信号の歪が最小もしくは、受信信号のジッタが最小
となるように前記送信光源の駆動電流および前記光分波
器の各チャンネルに対応した通過波長中心を設定したこ
とを特徴とする光伝送装置。 - 【請求項19】 直接変調が可能でかつ互いに異なった単
一波長で発振する複数の送信光源と光結合器と光分波
器、光ファイバ、光電変換部および復調器を有し、前記
復調信号における信号対雑音比が最大もしくは、前記復
調信号におけるキャリア信号対雑音比が最大もしくは、
前記復調信号における誤り率が最小もしくは、前記復調
信号における歪が最小もしくは、前記復調信号における
ジッタが最小となるように前記光分波器の各チャンネル
に対応した通過波長中心を制御することを特徴とする光
伝送装置。 - 【請求項20】 請求項10から18のいずれかにおい
て、単数または複数個の光増幅器を用いたことを特徴と
する光伝送装置。 - 【請求項21】 請求項10から19のいずれかにおいて
送信光信号を複数個の受信部へ分岐することを特徴とす
る光伝送装置。
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