JPH0662775A - うどん及びその製造方法 - Google Patents
うどん及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0662775A JPH0662775A JP4241370A JP24137092A JPH0662775A JP H0662775 A JPH0662775 A JP H0662775A JP 4241370 A JP4241370 A JP 4241370A JP 24137092 A JP24137092 A JP 24137092A JP H0662775 A JPH0662775 A JP H0662775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starch
- udon
- noodle
- hot water
- milk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 透明感があり、食味、食感に優れ、さらに適
度の栄養価を含み健康食品として最適であり、しかも茹
で上げに時間を要しないうどんを提供する。 【構成】 小麦粉、澱粉、牛乳及び湯水からなるうどん
及び小麦粉に澱粉を混ぜ合わせ、牛乳と湯水の混合液を
加えてミキシングを行い、その後麺帯加工、熟成、製麺
を行ううどんの製造方法。
度の栄養価を含み健康食品として最適であり、しかも茹
で上げに時間を要しないうどんを提供する。 【構成】 小麦粉、澱粉、牛乳及び湯水からなるうどん
及び小麦粉に澱粉を混ぜ合わせ、牛乳と湯水の混合液を
加えてミキシングを行い、その後麺帯加工、熟成、製麺
を行ううどんの製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来のうどんにはない
透明感があり、食味、食感に優れ、さらに適度の栄養価
を含み健康食品として最適であり、しかも茹で上げに時
間を要しないうどん及びその製造方法に関する。
透明感があり、食味、食感に優れ、さらに適度の栄養価
を含み健康食品として最適であり、しかも茹で上げに時
間を要しないうどん及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来提供されているうどんのほとんどは
小麦粉、食塩および水で構成されており、専ら、腰の強
さ、歯ごたえ等が問題とされ、食味、食感、さらに栄養
価等についてはあまり関心が持たれていなかった。もっ
とも嗜好の多様化に対応するため、前記原料に他の食品
を添加したうどん等も提案されている。(特公昭56−
22499号公報、特開昭61−85157号公報、特
開昭47−16659号公報等参照)。
小麦粉、食塩および水で構成されており、専ら、腰の強
さ、歯ごたえ等が問題とされ、食味、食感、さらに栄養
価等についてはあまり関心が持たれていなかった。もっ
とも嗜好の多様化に対応するため、前記原料に他の食品
を添加したうどん等も提案されている。(特公昭56−
22499号公報、特開昭61−85157号公報、特
開昭47−16659号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】食味、食感等を、専
ら、つゆ、その他の調味量に頼っていた従来のうどんに
対して、本発明はうどん自体の食味、食感を向上させる
とともに、適度の栄養価と、さらに従来にない透明感の
ある斬新なうどんを提供することを目的とするものであ
る。
ら、つゆ、その他の調味量に頼っていた従来のうどんに
対して、本発明はうどん自体の食味、食感を向上させる
とともに、適度の栄養価と、さらに従来にない透明感の
ある斬新なうどんを提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【問題を解決しようとする手段】前記目的を達成するた
め、本発明のうどんは、小麦粉、澱粉、牛乳および湯水
から構成したものであり、望ましくは小麦粉100に対
し、澱粉60乃至70、牛乳と湯水の同量混合液60乃
至70の重量比で構成したものである。
め、本発明のうどんは、小麦粉、澱粉、牛乳および湯水
から構成したものであり、望ましくは小麦粉100に対
し、澱粉60乃至70、牛乳と湯水の同量混合液60乃
至70の重量比で構成したものである。
【0005】また、本発明の製造方法は、小麦粉に澱粉
を混ぜ合わせ、牛乳と湯水の混合液を加えてミキシング
を行い、その後麺帯加工、熟成、製麺を行うものであ
り、望ましくは前記ミキシングを小麦粉100に対し、
澱粉60乃至70、牛乳と湯水の同量混合液60乃至7
0の重量比で行うものである。
を混ぜ合わせ、牛乳と湯水の混合液を加えてミキシング
を行い、その後麺帯加工、熟成、製麺を行うものであ
り、望ましくは前記ミキシングを小麦粉100に対し、
澱粉60乃至70、牛乳と湯水の同量混合液60乃至7
0の重量比で行うものである。
【0006】
【作用】本発明における澱粉の別途添加は、透明度を向
上させるためである。その結果、本発明のうどんは見た
目、ピカピカの状態に仕上がる。また、牛乳の使用は従
来の食塩に代わるもので、麺に構成するため小麦粉及び
澱粉を適度に固める働きをすると同時に、栄養価の比較
的低いうどんに対し、適度の栄養価を加えるものであ
る。
上させるためである。その結果、本発明のうどんは見た
目、ピカピカの状態に仕上がる。また、牛乳の使用は従
来の食塩に代わるもので、麺に構成するため小麦粉及び
澱粉を適度に固める働きをすると同時に、栄養価の比較
的低いうどんに対し、適度の栄養価を加えるものであ
る。
【0007】本発明のうどんは、茹で上げ後に適度な腰
があり、味は淡泊で、滑らかな感じで歯ざわりもよく、
食味、食感に優れているものである。
があり、味は淡泊で、滑らかな感じで歯ざわりもよく、
食味、食感に優れているものである。
【0008】また、本発明では従来のごとく食塩が使用
されない。さらに従来と異なり澱粉の別途添加が行われ
る。また、本発明のうどんは5、6分で茹で上り、従来
より大幅な時間短縮が図られることが確認されたもので
ある。
されない。さらに従来と異なり澱粉の別途添加が行われ
る。また、本発明のうどんは5、6分で茹で上り、従来
より大幅な時間短縮が図られることが確認されたもので
ある。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を説明する。本発明
のうどんは小麦粉、澱粉、牛乳及び湯水からなる。さら
に望ましくは、小麦粉100に対し、澱粉60乃至7
0、牛乳と湯水の同量混合液60乃至70の重量比で構
成される。
のうどんは小麦粉、澱粉、牛乳及び湯水からなる。さら
に望ましくは、小麦粉100に対し、澱粉60乃至7
0、牛乳と湯水の同量混合液60乃至70の重量比で構
成される。
【0010】製造方法を説明すると、小麦粉6kgに対
し、澱粉4kgが混ぜ合わされる。なお、澱粉として
は、馬鈴薯、くず、あるいはわらび等の植物より精製さ
れる澱粉が用いられる。
し、澱粉4kgが混ぜ合わされる。なお、澱粉として
は、馬鈴薯、くず、あるいはわらび等の植物より精製さ
れる澱粉が用いられる。
【0011】さらに牛乳と湯水の同量混合液が準備され
る。つぎに前記小麦粉6kg及び澱粉4kgの混合粉に
牛乳と湯水の同量混合液4リットルを添加してミキシン
グが行なわれる。
る。つぎに前記小麦粉6kg及び澱粉4kgの混合粉に
牛乳と湯水の同量混合液4リットルを添加してミキシン
グが行なわれる。
【0012】その後、従来と同様の方法で製麺される。
すなわち、麺帯に加工され、さらに一定時間の熟成が行
われ、切り出しにより麺に構成される。
すなわち、麺帯に加工され、さらに一定時間の熟成が行
われ、切り出しにより麺に構成される。
【0013】前記本発明において、小麦粉に対する澱粉
の混合比を60乃至70重量比以上に上げると、小麦粉
の持つ風味が失われ、製造過程で澱粉がアルファ−化に
より糊状となり、べたべたして製造が困難になる。
の混合比を60乃至70重量比以上に上げると、小麦粉
の持つ風味が失われ、製造過程で澱粉がアルファ−化に
より糊状となり、べたべたして製造が困難になる。
【0014】逆に、澱粉の混合比を前記混合比以下に下
げると、澱粉の持つ性質、本発明で期待する透明感等の
特質を得ることができない。
げると、澱粉の持つ性質、本発明で期待する透明感等の
特質を得ることができない。
【0015】また、牛乳と湯水の同量混合液の添加量を
60乃至70の重量比以上に上げると、小麦が固く引き
締まり、、茹で上げ後に滑らかな感じがなくなり、歯ざ
わりが悪くなる。
60乃至70の重量比以上に上げると、小麦が固く引き
締まり、、茹で上げ後に滑らかな感じがなくなり、歯ざ
わりが悪くなる。
【0016】逆に、牛乳と湯水の同量混合液の添加量を
60乃至70の重量比以下に下げると、前記増量した場
合と逆の現象が起こり、茹で上げ後の歯ざわり及び色艶
が悪くなり妥当でないものである。
60乃至70の重量比以下に下げると、前記増量した場
合と逆の現象が起こり、茹で上げ後の歯ざわり及び色艶
が悪くなり妥当でないものである。
【0017】
【発明の効果】本発明のうどんは、従来のうどんにはな
い透明感及びうどん自体にも優れた食味、食感があり、
さらに適度の栄養価が含まれ、健康食品として最適であ
り、しかも茹で上げ時間の短縮を図ることができる等の
効果を有し、本発明の方法によれば前記効果を有するう
どんを有効に提供することができる。
い透明感及びうどん自体にも優れた食味、食感があり、
さらに適度の栄養価が含まれ、健康食品として最適であ
り、しかも茹で上げ時間の短縮を図ることができる等の
効果を有し、本発明の方法によれば前記効果を有するう
どんを有効に提供することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 小麦粉、澱粉、牛乳及び湯水からなるこ
とを特徴とするうどん。 - 【請求項2】 小麦粉100に対し、澱粉60乃至7
0、牛乳と湯水の同量混合液60乃至70の重量比とし
たことを特徴とする請求項1記載のうどん。 - 【請求項3】 小麦粉に澱粉を混ぜ合わせ、牛乳と湯水
の混合液を加えてミキシングを行い、その後麺帯加工、
熟成、製麺を行うことを特徴とするうどんの製造方法。 - 【請求項4】 小麦粉100に対し、澱粉60乃至7
0、牛乳と湯水の同量混合液60乃至70の重量比とし
たことを特徴とする請求項3記載のうどんの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4241370A JPH0662775A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | うどん及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4241370A JPH0662775A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | うどん及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662775A true JPH0662775A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17073281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4241370A Pending JPH0662775A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | うどん及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662775A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7414346B1 (en) | 2000-08-29 | 2008-08-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Brush holder for dynamo-electric machine |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP4241370A patent/JPH0662775A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7414346B1 (en) | 2000-08-29 | 2008-08-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Brush holder for dynamo-electric machine |
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