JPH0662724U - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JPH0662724U JPH0662724U JP327293U JP327293U JPH0662724U JP H0662724 U JPH0662724 U JP H0662724U JP 327293 U JP327293 U JP 327293U JP 327293 U JP327293 U JP 327293U JP H0662724 U JPH0662724 U JP H0662724U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- box
- junction box
- case
- electrical junction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外気を直接箱体の内部に入れずに品質的に優
れた放熱を行なう。 【構成】 上カバー3に、該上カバー3の内部を貫通し
て上カバー3の外部同士を連通する通気管路20を設け
る。
れた放熱を行なう。 【構成】 上カバー3に、該上カバー3の内部を貫通し
て上カバー3の外部同士を連通する通気管路20を設け
る。
Description
【0001】
本考案は、自動車の車内配線に使用される電気接続箱に関する。
【0002】
自動車の電気接続箱は、内部にヒューズやリレー等の部品を収容し、これらの 部品に各種電線を直接あるいはコネクタ等を介して接続したものであり、通常ケ ースとその開口部を覆うカバーとから構成されている。
【0003】 ところで、近年、電装品の増加に伴い、電気接続箱内の部品や配線の密度も高 くなり、部品の発熱の問題が大きくなってきた。
【0004】 これに対処するための電気接続箱として、従来、実開平3−97316号公報 に記載のものが知られている。
【0005】 この電気接続箱の箱体は、図7に示すように、ケース1と、その上部開口を閉 塞する上カバー3と、下部開口を閉塞する下カバー5とからなる。ケース1と、 上カバー3、下カバー5の係合は、外壁面に設けた係合機構7、9により行なわ れる。ケース1内には、リレーやヒューズ等の電気部品が配設されている。そし て、この電気接続箱では、上カバー3の上面に通気窓11が開けられ、ここから 外気を取り込んで内部の熱を放散するようになっている。
【0006】
ところで、上記従来の電気接続箱では、通気窓11から外気が直接電気接続箱 の内部に入り込むため、水滴、埃などの異物が入る可能性があり、電気的な不具 合が発生するおそれがあった。
【0007】 本考案は、上記事情を考慮し、外気を直接箱体の内部に入れずに品質的に優れ た放熱を行なうようにした電気接続箱を提供することを目的とする。
【0008】
本考案の請求項1に記載の電気接続箱は、箱体に、該箱体の内部を貫通して箱 体の外部同士を連通する通気管路を設けた構成としてある。
【0009】 また、請求項2に記載の電気接続箱は、前記請求項1に記載の電気接続箱に、 さらに通気管路内へ空気を流通させる送風手段を設けた構成としてある。
【0010】
請求項1記載の電気接続箱によれば、外気が通気管路を流通することにより、 通気管路の管壁を通して箱体内部の熱が外気に吸収される。この際、外気は管路 の中だけを流通し、箱体の内部空間には入り込まないので、外気中の異物が箱体 内へ侵入するおそれがない。
【0011】 また、請求項2記載の発明によれば、外気は管路の中だけを流通し、箱体の内 部空間には入り込まず、かつ、送風手段が通気管路内へ空気を積極的に流通させ るので、箱体内部の熱が効果的に外気に吸収される。
【0012】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 図1は本考案の第1実施例の電気接続箱を示す。この電気接続箱では、上カバ ー3の内部に、図3に示すように3本の通気管路20が貫通している。これら3 本の通気管路20は横一列に適当な間隔をおいて配置され、一方の側壁3aから 他方の側壁3bまで達し、その内部空間は上カバー3の内部空間と遮断された状 態で、上カバー3の外部同士を連通している。その他は、通気窓がない点を除け ば、図7のものと同様である。
【0014】 この電気接続箱を車両に設置する場合には、通気管路20の一方の開口を、走 行時またはファン等の風の発生する方向に向けて取り付ける。これにより通気管 路20の中を風が通り抜けることで、通気管路20の管壁を介して箱内部の熱を 外部に放散させる。また、外気は単に通気管路20内部を流通するだけで、箱内 部に侵入しないので、箱内部が外気の異物に汚染されるおそれもない。
【0015】 なお、通気管路20は、箱体を構成するケース、カバーであればどこに幾つ設 けてもよい。また、ケース、カバーを合わせた状態で1本の通気管路ができるよ うにしてもよい。特に発熱量の多い部位に設けるのが好ましい。
【0016】 図2、図4は、本考案の第2実施例を示す。
【0017】 この実施例の電気接続箱では、第1実施例と同じ作りの上カバー3の側壁3a の外部に、新たに、前記通気管路20に風を送り込む空気吹込み室30を設け、 この空気吹込み室30内に、その外側壁に取り付けた電動送風ファン(送風手段 )32から強制的に外気を送り込めるようになっている。なお、空気吹込み室3 0の下方は開口したままになっており、ケース1と合体したとき、ケース1側に 設けた閉止壁36がその開口を塞ぐようになっている。
【0018】 この実施例では、電動送風ファン32により常に通気管路20内に外気を送り 込むことができるので、設置の際に方向性をあまり考慮しなくてよくなると共に 、常に一定した放熱を行なうことができる。
【0019】 図5は、本考案の第3実施例を示す。
【0020】 この実施例の電気接続箱では、第1実施例と同じ作りのケース1に上下方向( 上下カバー3、5との合体方向)に貫通する通気管路21を設けると共に、上カ バー3及び下カバー5にも、同様に上下方向に貫通する通気管路23、25を設 け、ケース1と上カバー3とを合体すると上カバー3の通気管路23とケース1 の通気管路が嵌合し、またケース1と下カバー5を合体するとケース1の通気管 路21と下カバー5の通気管路25がそれぞれ嵌合して、通気管路21、23、 25が合体したケース1の上下方向を貫通するように形成されている。
【0021】 この実施例では、ケース1の上下方向に通気管路21、23、25を設けてい るので、ケース1内部の放熱をより良好に行うことができる。
【0022】 なお、この実施例では、ケース1、上カバー3、及び下カバー5の全てに通気 管路21、23、25を設けているが、ケース1、上カバー3、下カバー5の少 なくとも1つに、合体したケース1の上下方向を貫通する通気管路を設けること で、同様の効果を得ることができる。例えば、図6に示すように、上下ケース3 、5に通気管路23、25を設け、ケース1には貫通孔31を形成し、上カバー 3及び下カバー5の通気管路23、25の少なくとも一方を貫通孔31に挿通さ せて両通気管路23、25を直接嵌合しても良く、また、ケース1、上カバー3 、下カバー5のうちいずれか1つに通気管路を設け、他には貫通孔を形成しても 良い。
【0023】
以上説明したように、請求項1に記載した電気接続箱によれば、外気は通気管 路を流通するだけで箱体の内部空間へ入り込むことがないので、外気中の異物を 箱体内に入れずに品質的に優れた放熱を行なうことができる。
【0024】 また、請求項2に記載した電気接続箱によれば、送風手段により効率良く放熱 を行うことができる。
【図1】本考案の第1実施例の斜視図である。
【図2】本考案の第2実施例の斜視図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】本考案の第3実施例の斜視図である。
【図6】図5の他の態様を示す斜視図である。
【図7】従来例の斜視図である。
1 ケース(箱体) 3 上ケース(箱体) 5 下ケース(箱体) 20 通気管路 21 通気管路 23 通気管路 25 通気管路 32 送風ファン(送風手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 箱体に、該箱体の内部を貫通して箱体の
外部同士を連通する通気管路を設けたことを特徴とする
電気接続箱。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱において、前
記通気管路内へ空気を流通させる送風手段を設けたこと
を特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP327293U JPH0662724U (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP327293U JPH0662724U (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662724U true JPH0662724U (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=11552818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP327293U Pending JPH0662724U (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662724U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101241123B1 (ko) * | 2012-10-31 | 2013-03-11 | 주식회사 에이비엘코리아 | 히트파이프를 이용한 방열장치 |
WO2013057965A1 (ja) * | 2011-10-19 | 2013-04-25 | 住友電装株式会社 | 車両用の電池モジュール |
JP2014099978A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2017200369A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 古河電気工業株式会社 | 電気接続箱 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3091014B2 (ja) * | 1992-03-31 | 2000-09-25 | 東洋エクステリア株式会社 | 門柱,塀等の乾式エクステリア構築物 |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP327293U patent/JPH0662724U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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