JPH0662724A - 緑黄色野菜クッキーの製法 - Google Patents

緑黄色野菜クッキーの製法

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JPH0662724A
JPH0662724A JP4264029A JP26402992A JPH0662724A JP H0662724 A JPH0662724 A JP H0662724A JP 4264029 A JP4264029 A JP 4264029A JP 26402992 A JP26402992 A JP 26402992A JP H0662724 A JPH0662724 A JP H0662724A
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JP
Japan
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cookie
vegetable
yellow
green
creamy
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JP4264029A
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English (en)
Inventor
Soji Iwadare
荘二 岩垂
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】機能性食品としての緑黄色野菜クッキーをつく
るのが目的で、特に最も栄養価の高い緑黄色野菜を凍結
乾燥法で含有栄養成分をこわさず粉末にしたものをそれ
ぞれ別の層に入れ、野菜中に含まれている、鉄、カルシ
ウム、β−カロチンを補給する機能+生食品のクッキー
の製法を目的とするものである。 【構成】第一工程として、クリーム状態の可食物に緑色
野菜粉末を混合し、クリーム状緑色野菜をつくる。第二
工程として、クッキー原料に黄色野菜を混合する。第一
工程によるクリーム状緑色野菜をセンターに、第二工程
による黄色野菜入クッキー原料を外側として焙煎するこ
とを構成とする。緑色野菜と黄色野菜を混合して、クッ
キー原料に入れて焙煎した場合と本発明の如く、緑色野
菜をクリーム状としてセンターにし、黄色野菜を外側と
して二層にした場合、風味の点で全く異なり、触感、香
り、味覚の点で異なり、緑色野菜、黄色野菜とクッキー
原料と混合して焙煎したクッキーと本発明のクッキーと
は比較すれば、本発明の味覚、香り、触感がすぐれてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】 食品加工産業は年額27兆円を越す巨
大産業である。この食品加工産業の内で、将来の有望産
業として健康食品産業が注目されている。健康食品は別
名機能性食品ともいわれ、食品のもつ三つの機能、すな
わち栄養、嗜好性、病気をなおす機能のうち病気をなお
す機能をもつ食品を機能食品といい、健康食品のうちに
含有され最も前途を有望視されているのである。本発明
の緑黄色野菜クッキーは、この機能性食品として考えら
れたものであり、緑黄色野菜のもつ機能をクッキーにも
たし、その栄養成分により健康に役立てるとともに、貧
血ビタミンA不足症などに治療上の効果を期待するもの
である。緑黄色野菜クッキーは野菜類中で最も栄養値の
高い緑黄色野菜をクッキーに含有せしめたもので、現在
食品加工業のうちの一つとして成功しつつある健康食品
はその年産額が5000億円にも達している。その健康
食品として緑黄色野菜を原料としてクッキーをつくった
のは初めてである健康食品産業分野で、緑黄色野菜クッ
キーは大きな地位を占めることは明白である。
【従来の技術】
【0003】 従来のクッキーは植物油脂、全卵、小
麦粉、コンスターチ、粉乳、糖類を主原料とし、嗜好性
を中心と考えて作ったもので、本発明の如く、これに緑
黄色野菜のもつ鉄、カルシューム、β−カロチン等の栄
養価高い栄養素を活用した機能性食品としてのクッキー
をつくりだしたことはない。特に従来のクッキーをつく
る技術で、栄養成分添加を目的とした本発明の発想は全
然考えられておらず、ただ嗜好性のみ考えていたのが、
クッキーの従来の技術である。特に本発明の如く、野菜
を主原料として特にビタミン、ミネラル素微量栄養素の
破壊を防止した凍結野菜を原料としてクッキーをつくっ
たとはクッキーをつくる従来の技術では想像もつかない
ことである。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】 食べものには3つの機能がある。 1. 栄養 2. 嗜好性 3. 病気を直す機能 本発明は食べものの3つの機能のうち、栄養と病気を直
す機能の二つを目的とした機能性嗜食品である。野菜類
はその色から緑黄色野菜と、その他の野菜に分けられ
る。前者は100g中1000IU以上のカロチンを含
み、またビタミンCも多い。緑黄色野菜のうちカボチャ
とニンジンに比較的糖質が多く、カロチンも多いが、ビ
タミンCはそれほど含まれていない。またホウレン草に
は鉄やカルシュームが多く含まれている。ニンジンに含
まれている鉄は少ないが利用率がよいといわれている。
本発明は以上のように野菜中で日本人食に於いて、緑黄
色野菜の重要な役割はカロチンを多くふくんでいること
に重点をおいて緑黄色野菜クッキーをつくった。
【課題を解決するための手段】
【0005】 本発明は日本人食で特に不足しがちな
カロチンを補給するために緑黄色野菜がカロチンを多く
含んでいるので、緑黄色野菜クッキーとしてカロチン補
給を考えたのである。
【作 用】
【0006】 本発明において第一手段としては、ク
リーム状態の可食物に緑色野菜の粉末を混合し、クリー
ム状緑色野菜をつくる。第二手段としてクッキー原料に
黄色野菜を混合する。第一手段によるクリーム状緑色野
菜をセンターに、第二手段による黄色野菜入クッキー原
料を外側として焙煎することを特徴とする緑黄色野菜ク
ッキーの製法である。
【実施例】
【0007】 その実施の一例は次の通りである。本発
明の第一手段としてクリーム状の可食物として、ベーキ
ング,ソフトホワイトチョコレートを使用し、これの3
%(重量)として粉末ホウレン草を混合する。第二手段
として マーガリン 55 水 5 砂 糖 30 小 麦 90 蜂 蜜 5 コンスターチ 15 全 卵 21 カボチャ粉末 8.2 食 塩 0.5 Bakingpowder 0.5 重 曹 0.3 脱 脂 粉 乳 3 の割合で混入し、クッキーの着地をつくる。第一手段
で、できたホーレン草粉入のクリームと第二手段ででき
た着地を色アン機にかけて、できた製品を焙煎し緑黄色
野菜クッキーができる。
【発明の効果】本発明の最も大きい効果は、鉄とカルシ
ュウムを含んだホーレン草粉と、カロチンを豊富にふく
んだカボチャ粉末を含有しているクッキーをつくった結
果、天然野菜によって、鉄、カルシウム、カロチンを補
給するの最も大きい効果である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1) 第一工程として、クリーム状態の
    可食物に緑色野菜粉末を混合し、クリーム状緑色野菜を
    つくる。第二工程としてクッキー原料に黄色野菜を混合
    する。第一工程によるクリーム状緑色野菜をセンター
    に、第二工程による黄色野菜入クッキー原料を外側とし
    て焙煎することを特徴とする緑黄色野菜クッキーの製
    法。
JP4264029A 1992-08-21 1992-08-21 緑黄色野菜クッキーの製法 Pending JPH0662724A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0409329A2 (de) * 1989-07-19 1991-01-23 Philips Patentverwaltung GmbH Temperatur- und versorgungsspannungsunabhängige Multivibratorschaltung
WO1998056266A1 (fr) * 1997-06-09 1998-12-17 Meiji Seika Kaisha Ltd. Procede pour produire des aliments a structure feuilletee
US5856909A (en) * 1996-04-19 1999-01-05 Yazaki Corporation Heat-radiation structure of electric unit box

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JPS61265040A (ja) * 1985-05-16 1986-11-22 株式会社 ホリウチ 豆乳菓子
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JPS63123333A (ja) * 1986-11-11 1988-05-27 カネボウ株式会社 センタ−を有する焼成菓子の製造方法

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