JPH0662275U - フロート式逆止弁 - Google Patents
フロート式逆止弁Info
- Publication number
- JPH0662275U JPH0662275U JP351493U JP351493U JPH0662275U JP H0662275 U JPH0662275 U JP H0662275U JP 351493 U JP351493 U JP 351493U JP 351493 U JP351493 U JP 351493U JP H0662275 U JPH0662275 U JP H0662275U
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- valve seat
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- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】熱交換器及び配管内の水を容易に水抜きするこ
とが出来、しかも凍結防止が可能な逆止弁を提供する。 【構成】上方に流入管1及び下方に流出管2を有する筐
体3を形成し、該筐体3底部に、平板の中央部に筒状の
突起部4を平板を貫通して設けるとともに、該突起部4
周囲の平板に貫通孔10を設けた弁受座5を突起部4が
上方位置となるよう固定し、上方に弁シート6とその下
方に水より軽い比重の支持棒7を設けたフロート8とか
らなる弁体9を形成し、弁体9の支持棒7を弁受座4の
突起部4に嵌遊させた。
とが出来、しかも凍結防止が可能な逆止弁を提供する。 【構成】上方に流入管1及び下方に流出管2を有する筐
体3を形成し、該筐体3底部に、平板の中央部に筒状の
突起部4を平板を貫通して設けるとともに、該突起部4
周囲の平板に貫通孔10を設けた弁受座5を突起部4が
上方位置となるよう固定し、上方に弁シート6とその下
方に水より軽い比重の支持棒7を設けたフロート8とか
らなる弁体9を形成し、弁体9の支持棒7を弁受座4の
突起部4に嵌遊させた。
Description
【0001】
本考案は、配管の水抜きを容易にする逆止弁の改良に係るものである。
【0002】
現在一般に用いられている家庭用の給湯機は、図6に示されるように、制御回 路11につながる給湯フローセンサ12を設けた給水配管13と、給水配管13 に接続された熱交換器14、熱交換器14出口側の給湯管を分岐し一方に逆止弁 15を設けた給湯配管16及び他方に制御回路11につながる流量調整弁17を 設けた風呂配管18と、逆止弁15の下流側の給湯配管16と給水配管13とを 制御回路11につながる水量検知装置19及び制御回路11につながる水電磁弁 20を設けたバイパス配管21とからなる給湯割込み可能な給湯機が使用されて いる。
【0003】 上記従来技術の給湯配管16に取付けられている下から上への逆流を止める逆 止弁15は、図4に示すように弁体25がスプリング26によって上方に付勢さ れ、逆止弁15の上下の水通路が弁体25によって閉塞されされている。そして 、給湯割込みを行う場合には、熱交換器14からの湯は給湯配管16に流入し、 図5に示すように逆止弁15の上から下へ流れると、流入温水はスプリング26 に抗するため、弁体25が開口して水通路が連通する。
【0004】
しかしながら、上記の従来例にあっては、図6に示すように給水元栓を締め、 排水栓22を開口しても、図4に示すように逆止弁15はスプリング26の付勢 により閉塞状態になっている。従って、逆止弁15上方の給湯配管16の一部、 風呂配管18の一部、熱交換器14内に水が溜り、冬期の場合にあっては配管内 及び熱交換器内の水が凍結し破損を起こす課題がある。
【0005】 本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、熱交換器及び配管内の水を 容易に水抜きすることが出来、しかも凍結防止が可能な逆止弁を提供することを 目的としたものである。
【0006】
上記目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応する図1乃至図3に基 づき以下説明すると、本考案は、上方に流入管(1)及び下方に流出管(2)を有す る筐体(3)を形成し、該筐体(3)底部に、平板の中央部に筒状の突起部(4)を平 板を貫通して設けるとともに、該突起部(4)周囲の平板に貫通孔(10)を設けた 弁受座(5)を突起部(4)が上方位置となるよう固定し、上方に弁シート(6)とそ の下方に水より軽い比重の支持棒(7)を設けたフロート(8)とからなる弁体(9) を形成し、弁体(9)の支持棒(7)を弁受座(5)の突起部(4)に嵌遊させた技術手 段を講じたものである。
【0007】
そして、本考案は前記の手段により、弁シートと支持棒を設けたフロートとか らなる弁体が、水より軽い比重の材質にて形成されているため、流出管よりの逆 流水は弁受座に設けた貫通孔より逆止弁内に流入するので、弁体は上方へ浮上し 流入管の入り口を閉塞する。水抜きに際しては、熱交換器より上流側の配管の水 は排水栓を開口することにより水抜きできる。そして、熱交換器下流側の給湯配 管の一部、風呂配管の一部、熱交換器内の水は、給湯配管に設けた給湯栓を開口 することにより、弁体は比重が水より軽いため逆止弁上流の水流とともに逆止弁 内に押し出されて弁体が開口し、最後の水流とともに逆止弁内を下降し突起部に て停止し、弁受座の貫通孔から給湯配管を経て給湯栓より排出される。
【0008】
本考案の実施例を図1乃至図3に基づき以下説明する。 3は、上方に流入管1下方に流出管2を有する筐体あり、筐体3は金属、合成 樹脂によって円筒形、角筒形等の形状に形成されている。5は、平板の中央部に 筒状の適宜高さを有する突起部4を平板を貫通して設けるとともに、該突起部4 周囲の平板に貫通孔10を設けた弁受座である。そして、弁受座5は突起部4が 上方位置となるように筐体3底部に固定されている。9は、上部にゴム等の弾性 体によって形成した弁シート6とその下方に水より軽い比重の支持棒7を設けた フロート8とを接着剤等により一体化させた弁体である。尚、弁体9は全体が水 より軽い比重のものであればいかなるものであってもよい。そして、弁体9の支 持棒7を突起部内に嵌遊させる。
【0009】 次に作動を説明すると、弁シート6と支持棒7を設けたフロート8とからなる 弁体9が、水より軽い比重の材質にて形成されているため、流出管2よりの逆流 水は弁受座5に設けた貫通孔10より逆止弁24内に流入するので、弁体9は上 方へ浮上し流入管1の入り口を閉塞して逆流を防止する。また、水抜きに際して は、熱交換器14より上流側の給水配管13の水は、排水栓23を開口すること により全て水抜きできる。そして、熱交換器下流側の給湯配管16の一部の水、 風呂配管の一部の水、熱交換器14内の水は、給湯配管16に設けた給湯栓22 を開口することにより、弁体9は比重が水より軽いため逆止弁24上流の水流と ともに逆止弁24内に押し出されて弁体9が開口し、最後の水流とともに逆止弁 24内を下降し突起部4にて停止し、弁受座5の貫通孔10から給湯配管16を 経て給湯栓22より全て排出される。
【0010】
本考案は、上方に流入管及び下方に流出管を有する筐体を形成し、該筐体底部 に、平板の中央部に筒状の突起部を平板を貫通して設けるとともに、該突起部周 囲の平板に貫通孔を設けた弁受座を突起部が上方位置となるよう固定し、上方に 弁シートとその下方に水より軽い比重の支持棒を設けたフロートとからなる弁体 を形成し、弁体の支持棒を弁受座の突起部に嵌遊させた構成としたので、熱交換 器及び配管内の水を容易に水抜きすることが出来、しかも凍結防止が可能な逆止 弁を提供することができる。
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図。
【図2】本考案の実施例を示す縦断面図。
【図3】本考案の実施例を示す縦断面図。
【図4】従来の実施例を示す縦断面図。
【図5】従来の実施例を示す縦断面図。
【図6】本考案の逆止弁が用いられる給湯機の系統図。
1.流入管 2.流出管 3.筐体 4.突起部 5.弁受座 6.弁シート 7.支持棒 8.フロート 9.弁体 10.貫通孔 11.制御回路 12.給湯フローセ
ンサ 13.給水配管 14.熱交換器 15.逆止弁 16.給湯配管 17.流量制御弁 18.風呂配管 19.水量検出装置 20.水電磁弁 21.バイパス配管 22.給水栓 23.排水栓 24.逆止弁 25.弁体 26.スプリング 27.給湯機
ンサ 13.給水配管 14.熱交換器 15.逆止弁 16.給湯配管 17.流量制御弁 18.風呂配管 19.水量検出装置 20.水電磁弁 21.バイパス配管 22.給水栓 23.排水栓 24.逆止弁 25.弁体 26.スプリング 27.給湯機
Claims (2)
- 【請求項1】 上方に流入管1及び下方に流出管2を有
する筐体3を形成し、該筐体3底部に、平板の中央部に
筒状の突起部4を平板を貫通して設けるとともに、該突
起部4周囲の平板に貫通孔10を設けた弁受座5を突起
部4が上方位置となるよう固定し、上方に弁シート6と
その下方に水より軽い比重の支持棒7を設けたフロート
8とからなる弁体9を形成し、弁体9の支持棒7を弁受
座4の突起部4に嵌遊させたことを特徴とするフロート
式逆止弁。 - 【請求項2】 フロート逆止弁が、垂直配管の途中に取
付けられるものであることを特徴とする請求項1記載の
フロート式逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP351493U JPH0662275U (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | フロート式逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP351493U JPH0662275U (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | フロート式逆止弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662275U true JPH0662275U (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=11559477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP351493U Pending JPH0662275U (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | フロート式逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662275U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012225123A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 地下構造物の排水装置 |
WO2015152496A1 (ko) * | 2014-04-01 | 2015-10-08 | 전승채 | 액화석유가스의 대기식 기화 방법 및 액화석유가스용 대기식 기화 시스템 |
JP2016118219A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | 株式会社テイエルブイ | 高温気体逆流防止フロート式逆流防止弁 |
CN110440024A (zh) * | 2019-08-13 | 2019-11-12 | 澎阳泵业泰州有限公司 | 一种可变向防回流装置 |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP351493U patent/JPH0662275U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012225123A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 地下構造物の排水装置 |
WO2015152496A1 (ko) * | 2014-04-01 | 2015-10-08 | 전승채 | 액화석유가스의 대기식 기화 방법 및 액화석유가스용 대기식 기화 시스템 |
JP2016118219A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | 株式会社テイエルブイ | 高温気体逆流防止フロート式逆流防止弁 |
CN110440024A (zh) * | 2019-08-13 | 2019-11-12 | 澎阳泵业泰州有限公司 | 一种可变向防回流装置 |
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