JPH0662224U - 直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置 - Google Patents
直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置Info
- Publication number
- JPH0662224U JPH0662224U JP938693U JP938693U JPH0662224U JP H0662224 U JPH0662224 U JP H0662224U JP 938693 U JP938693 U JP 938693U JP 938693 U JP938693 U JP 938693U JP H0662224 U JPH0662224 U JP H0662224U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- track rail
- shaft
- dust
- brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、軌道レールの長手方向両側壁面に
付着したダストや切粉等の大小の異物をスライダの移動
を利用して回転ブラシにより積極的に掃き取る直動転が
り案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置を提供する。 【構成】 この防塵用回転ブラシ装置は、軌道レール1
面に接触してスライダ10の移動で回転する摩擦車13
と、ワンウエイクラッチ14を介して摩擦車13で回転
されるシャフト12を有する。シャフト12の回転力は
ブラシ回転機構を通じて回転ブラシ19に伝達する。回
転ブラシ19の回転により、軌道レール1の側壁面7に
付着したダストや切粉等の大小の異物をスライダ10の
前方に掃き飛ばすことができる。
付着したダストや切粉等の大小の異物をスライダの移動
を利用して回転ブラシにより積極的に掃き取る直動転が
り案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置を提供する。 【構成】 この防塵用回転ブラシ装置は、軌道レール1
面に接触してスライダ10の移動で回転する摩擦車13
と、ワンウエイクラッチ14を介して摩擦車13で回転
されるシャフト12を有する。シャフト12の回転力は
ブラシ回転機構を通じて回転ブラシ19に伝達する。回
転ブラシ19の回転により、軌道レール1の側壁面7に
付着したダストや切粉等の大小の異物をスライダ10の
前方に掃き飛ばすことができる。
Description
【0001】
この考案は、長手方向両側壁面に軌道溝を形成した軌道レールと該軌道レール に跨架して移動するスライダとから成る直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブ ラシ装置に関する。
【0002】
従来、直動転がり案内ユニットは、工作機械、各種精密加工装置、試験装置等 の摺動部に適用され、軌道溝を備えた軌道レール上で多数の転動体を介在してス ライダを往復摺動させるものであり、スライダが軌道レール上を摺動する場合に 、スライダと軌道レールとの間のシールはスライダの両端に設けた側面シールと スライダの下面に設けた下面シールによって行われている。
【0003】 一般に、直動転がり案内ユニットとしては、図4に示すようなものが開示され ている。図4は従来の直動転がり案内ユニットの一例を示す斜視図である。図4 に示すように、直動転がり案内ユニットは、主として、長手方向両側壁面7に軌 道溝9を形成した軌道レール1と該軌道レール1上を跨架して移動可能に取り付 けられたスライダ10から構成されている。スライダ10は、軌道レール1に対 して相対運動可能であり且つ各軌道溝9に対向する位置に軌道溝8を形成したケ ーシング2、対向する軌道溝8,9間に嵌合して相対移動可能に転走する多数の ボール等の転動体4、ケーシング2の摺動方向即ち長手方向両端にそれぞれ取り 付けたエンドキャップ5、エンドキャップ5の端面に取り付けられた側面シール 6、及びケーシング2とエンドキャップ5の下面に取り付けた下面シール3を有 している。側面シール6は、軌道レール1とスライダ10との間のシールを行う ものである。また、下面シール3は、ケーシング2及びエンドキャップ5と軌道 レール1の長手方向両側壁面7との間、及びケーシング2とエンドキャップ5と の下面をシールするものである。このスライダ10は、軌道レール1に跨架した 状態に載置され、軌道レール1の軌道溝9に沿って循環転走する複数の転動体4 の介在で軌道レール1上を自在に摺動できるものである。
【0004】 ところで、軌道レール1の長手方向両側壁面7にダスト、塵、切粉等が付着す ると、スライダ10が軌道レール1に対して摺動する場合に、ダストや切粉等の 異物が長手方向両側壁面7とスライダ10との間隙より各軌道溝間に侵入し転動 体4の円滑な転走が阻害されることになる。そのため、スライダ10の両端には 側面シール6を設け且つ下面に下面シール3を設けて、軌道レール1の側壁面7 とスライダ10との間隙より水、塵等の異物が軌道溝間に侵入するのを防止して きた。上記の問題を解決するため、例えば、実開平3−118317号公報に開 示された直動案内軸受がある。又は、実開平4−23818号公報或いは実開平 4−25028号公報に開示されたリニアガイド装置等がある。
【0005】 また、軌道レールに付着したダスト、塵、切粉等の異物を払うものとしては、 例えば、圧搾空気を軌道レールの壁面に吹きつけて異物を吹き払うものも開示さ れている。
【0006】
しかしながら、上記各公報に開示されたものは、いづれも下面シール、側面シ ール等のシール手段の改良の域をでなかった。即ち、前者は、アンダーシールを サイドシールに嵌合させることによりサイドシールの剛性を高めるものであり、 後者は、エンドキャップの開口端部に形成した凹溝にサイドシールを差し込み装 着するようにしたものである。係る弾性材製シールでは、積極的にダスト、塵、 水、切粉等の異物を、軌道レールの壁面から取り除くことができなかった。
【0007】 また、圧搾空気を軌道レールの壁面に吹きつけて異物を吹き払うものは、圧搾 空気の供給源等の設備を必要とし、装置自体が大型化し、製造コスト、ランニン グコストが高くなるという問題がある。そこで、スライダの端面にスクレーパを 設けることが考えられた。このスクレーパにより軌道レールの長手方向両側壁面 に付着する大きな異物を排除することができる。しかしながら、スクレーパは、 軌道レールとの間にわずかな隙間が存在すると、比較的大きな異物を排除するこ とはできるが、軌道レールに付着した小さな埃、塵、水等の異物を排除すること ができない。
【0008】 そこで、この考案の目的は、上記課題を解決することであり、特別な動力を必 要とせずに、スライダの移動力を利用して回転ブラシを回転させ、該回転ブラシ によって軌道レールの壁面に付着した埃、塵、水等の異物を積極的に排除する直 動転がり案内ユニットの防塵用ブラシ装置を提供することである。
【0009】
この考案は、上記の目的を達成するために、次のように構成されている。即ち 、この考案は、長手方向両側壁面に軌道溝を形成した軌道レール及び該軌道レー ルに跨架して移動し且つ前記各軌道溝に対向する位置に軌道溝を備えたスライダ から成る直動転がり案内ユニットにおいて、前記スライダの端面に取り付けたハ ウジング、該ハウジングに回転可能に支持されたシャフト、前記スライダの移動 に伴って回転して前記シャフトに回転力を伝達する前記シャフトに取り付けた摩 擦車、前記軌道レールの前記壁面に対向して前記ハウジングに回転可能に支持さ れ且つ前記シャフトの回転力が伝達されるブラシ回転軸及び該ブラシ回転軸に取 り付けられ且つ前記軌道レールの前記壁面を清掃する回転ブラシを有することを 特徴とする直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置に関する。
【0010】 また、この直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置において、前記軌 道レールの前記壁面に接触する前記回転ブラシの部分が前記スライダの進行方向 に回転移動する一方向にのみ回転するように、前記シャフトは前記摩擦車にワン ウエイクラッチを介して取り付けられているものである。
【0011】 また、この直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置において、前記回 転ブラシは前記スライダの移動方向の一端又は両端に設けられている。
【0012】 また、この直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置において、前記摩 擦車は前記軌道レールの上面に接触して前記スライダの移動に伴って回転するも のである。
【0013】
この考案による直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置は、上記のよ うに構成されており、次のような作用をする。即ち、この直動転がり案内ユニッ トの防塵用回転ブラシ装置は、スライダの端面に取り付けたハウジングに軌道レ ールの幅方向に伸びるシャフトを回転可能に支持し、前記スライダの移動に伴っ て摩擦車を回転させてシャフトに回転力を伝達し、該シャフトの回転で軌道レー ルの壁面に対向して設けた回転ブラシを回転させるので、回転ブラシはスライダ の移動に伴って回転することができ、回転ブラシによって軌道レールの壁面に付 着した塵、ダスト、水等の異物を除去することができる。
【0014】 また、前記軌道レールの前記壁面に接触する前記回転ブラシの部分が前記スラ イダの進行方向に回転移動する一方向にのみ回転するように、前記シャフトは前 記摩擦車にワンウエイクラッチを介して取り付けられているので、前記回転ブラ シによって前記軌道レールの壁面がブラッシングされ、壁面に付着している大小 の異物がスライダの進行方向の前方に掃き飛ばされる。また、スライダが後退す る時には、摩擦車とシャフトとの間にワンウェイクラッチが設けられているから 、摩擦車が逆回転してもシャフトが逆方向には回転しないため、回転ブラシが逆 回転して異物をスライダ内へ掃き込むことがない。
【0015】
以下、図面を参照して、この考案による直動転がり案内ユニットの防塵用回転 ブラシ装置の実施例を説明する。図1はこの考案による直動転がり案内ユニット の防塵用回転ブラシ装置の一実施例を示し且つ図2の線A−Aにおける断面図、 図2は図1の直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置の一部を示す平面 図、及び図3は図1の直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置の一部を 示す側面図である。各図面において、図4に示す部品に付した符号と同一の機能 を有する部品には同一の符号を付している。
【0016】 この考案による防塵用回転ブラシ装置を装着した直動転がり案内ユニットは、 例えば、図4に示すものと同様に、ベース22上の固定された長手方向両側壁面 7に軌道溝9を形成した軌道レール1、及び該軌道レール1に跨架して相対摺動 可能な軌道溝を設けたスライダ10から構成されている。このスライダ10は、 図1〜図3に示すように、軌道レール1に対して相対摺動可能であり且つ各軌道 溝9に対向する位置に軌道溝(図示せず、図4の符号8に相当)を形成したケー シング2、対向する軌道溝9間を相対移動して循環可能に転走する多数の転動体 (図示せず、図4の符号4に相当)、ケーシング2の長手方向両端に取り付けた エンドキャップ5、エンドキャップ5の端面に取り付けられた側面シール6及び エンドキャップ5とケーシング2の下面に配置された下面シール(図示せず、図 4の符号3に相当)を有するものである。なお、図中、符号21は潤滑油、グリ ース等の潤滑剤を供給するための潤滑剤供給ニップルを示す。
【0017】 この考案による防塵用回転ブラシ装置は、特に、次のように構成されている。 この防塵用回転ブラシ装置は、スライダ10の端面に取り付けたブラシ回転機構 を備えたハウジング11、該ハウジング11に回転可能に支持された軌道レール 1の幅方向に伸びるシャフト12、スライダ10の移動に伴って回転してシャフ ト12に回転力を伝達するシャフト12に取り付けた摩擦車13、軌道レール1 の側壁面7に対向してハウジング11に回転可能に支持され且つシャフト12の 回転力が伝達されるブラシ回転軸17、及び該ブラシ回転軸17に取り付けられ 且つ軌道レール1の側壁面7を清掃する回転ブラシ19を有している。ハウジン グ11は、エンドキャップ5の端面に取り付けられた側面シール6の端面に配置 され、例えば、複数の取付孔24にねじ20等を貫通させてケーシング2に固定 されている。
【0018】 また、シャフト12は、ハウジング11の軌道レール1の幅方向両壁部で回転 自在に支承されている。図では、シャフト12をハウジング11に支持するため の軸受は示されていないが、軸受を介在させてシャフト12をハウジング11に 支持することもできる。シャフト12には、中央部にワンウェイクラッチ14を 介して摩擦車13が取り付けられている。摩擦車13は、軌道レール1の上面2 5と摩擦接触するように位置設定されている。摩擦車13とシャフト12との間 にワンウェイクラッチ14を介在させることによって、軌道レール1上をスライ ダ10が往復移動する時に、軌道レール1に摩擦接触して摩擦車13はスライダ 10の進む方向に応じて両方向に回転するが、それらの回転方向のうちシャフト 12には一方向のみの回転が伝達される。
【0019】 シャフト12の両端には傘歯車15,15が設けられている。ブラシ回転軸1 8は、軌道レール1の両側壁面7に対向してハウジング11に回転可能にそれぞ れ支持されており、ブラシ回転軸17の上端部には傘歯車16が設けられている 。ブラシ回転軸17は、図示していないが、ハウジング11に対してスラスト軸 受等の軸受を介して回転自在に取り付けることができる。シャフト12に設けた 傘歯車15とブラシ回転軸17に設けた傘歯車16とはそれぞれ噛合し、シャフ ト12の回転力は傘歯車15と傘歯車16を通じてブラシ回転軸17に伝達され るように構成されている。
【0020】 ブラシ回転軸17には、軌道レール1の側壁面7に接触して回転し且つ側壁面 7を清掃即ちブラッシングする回転ブラシ19が取り付けられている。回転ブラ シ19のブラシ回転機構としてのブラシ回転機構は、スライダ10が軌道レール 1上を移動する場合に、スライダ10の進行方向の前方に位置する軌道レール1 の側壁面7を清掃するように、摩擦車13とシャフト12との間にワンウェイク ラッチ14を介在させ、軌道レール1の側壁面7に接触する回転ブラシ19の部 分がスライダ10の進行方向に回転移動する一方向にのみ回転するように構成さ れている。
【0021】 従って、このブラシ回転機構は、スライダ10の進行方向前方の軌道レール1 の長手方向両側壁面7に付着している塵、ダスト、水分等の異物はスライダ10 の前方へ跳ね飛ばすように軌道レール1の壁面をブラッシングすることができ、 異物をスライダ10側へ掻き込むようなことはない。そして、スライダ10が軌 道レール1上を逆方向に移動する場合には、ワンウェイクラッチ14によって摩 擦車13の回転はシャフト12には伝達されず、シャフト12からブラシ回転軸 17への回転力の伝達はなく、回転ブラシ19は回転しない。しかしながら、回 転ブラシ19は軌道レール1の側壁面に接触しているので、軌道レール1とスラ イダ10との相対移動で若干の回転は起こり得るものである。
【0022】 この直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置を、スライダ10の長手 方向両端にそれぞれ設けることができる。この場合には、回転ブラシ19は、ス ライダ10の進行方向前方の軌道レール1の長手方向両側壁面7に付着している 異物をスライダ10前方へ掃き飛ばすようにブラッシングすることとなる。そし て、スライダ10の進行方向の後端に設けた防塵用回転ブラシ装置の回転ブラシ 19を取り付けたブラシ回転軸17は、シャフト12からの回転力の伝達はない 。即ち、摩擦車13の回転はワンウェイクラッチ14によってシャフト12には 伝達されず、シャフト12からブラシ回転軸17への回転力の伝達はなく、従っ て、回転ブラシ19には摩擦車13の回転力は伝達されない。
【0023】 また、回転ブラシ19は、例えば、筒体18と該筒体18に植毛した線状体、 織布等のブラシ材26から構成されている。回転ブラシ19は、ブラシ回転軸1 7に取外し可能に取り付けられ、磨耗、破損した時には交換可能に構成されてい る。ブラシ材26の外形は、軌道レール1の長手方向両側壁面7の外面に接触で きる形状に形成され、その長さを筒体18と軌道レール1の長手方向両側壁面7 との水平距離よりもやや長くすると好ましい。ブラシ材26は、弾性のある金属 細線、比較的剛性のあるプラスッチク材等で作製することができる。
【0024】 この直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置は、上記のように構成さ れているが、上記の実施例に限定されるものでない。例えば、この防塵用回転ブ ラシ装置は、軌道レール1の上面25と接触する摩擦車13で軌道レール1の両 側壁面7に対向して設けた回転ブラシ19を回転させる構成であるが、軌道レー ル1の長手方向両側壁面7,7をブラッシングする回転ブラシ19のブラシ回転 軸17に、軌道レール1の側壁面7と接触し、スライダ10の移動で回転する摩 擦車を装着して回転ブラシ19を回転させる構成でもよい。この場合にも、摩擦 車とブラシ回転軸間には、ワンウエイクラッチを設けることが好ましい。又は、 摩擦車を、軌道レール1に沿って設置されている壁面に摩擦接触させ、スライダ 10の移動で摩擦車を回転させるように構成することもできる。
【0025】
この考案による直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置は、上記のよ うに構成されており、次のような効果を有する。即ち、この直動転がり案内ユニ ットの防塵用回転ブラシ装置において、スライダは軌道レール上を相対移動する が、軌道レールの長手方向両側壁面にダストや切粉等が付着すると、長手方向両 側壁面とスライダとの間隙よりダストや切粉等の異物が軌道溝に侵入し、例えば 、転動体の円滑な転走が阻害されることになるが、この防塵用回転ブラシ装置は 、スライダの進行に先立ち且つスライダから遠ざける方向に異物を除去するので 異物が長手方向両側壁面とスライダとの間隙より軌道溝に侵入するのを確実に防 止することができる。しかも、この防塵用回転ブラシ装置は、軌道レールに付着 したダスト、切粉、水分等の異物の大小にかかわりなく、回転ブラシで掃き飛ば すことができる。
【0026】 しかも、この防塵用回転ブラシ装置は、特別な動力を必要とせず、スライダの 軌道レールに対する相対移動に伴って、例えば、軌道レールの壁面と接する摩擦 車の回転によって回転ブラシが回転させられ、軌道レールの壁面に付着したダス トや切粉等の異物の除去を行うので、装置自体が簡単であり、製造コスト、ラン ニングコストが安価であるというメリットもある。
【図1】この考案による直動転がり案内ユニットの防塵
用回転ブラシ装置の一実施例を示し且つ図2の線A−A
における断面図である。
用回転ブラシ装置の一実施例を示し且つ図2の線A−A
における断面図である。
【図2】図1の直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブ
ラシ装置の一部を示す平面図である。
ラシ装置の一部を示す平面図である。
【図3】図1の直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブ
ラシ装置の一部を示す側面図である。
ラシ装置の一部を示す側面図である。
【図4】従来の直動転がり案内ユニットの一例を示す斜
視図である。
視図である。
1 軌道レール 7 長手方向両側壁面 8,9 軌道溝 10 スライダ 11 ハウジング 12 シャフト 13 摩擦車 14 ワンウエイクラッチ 15,16 傘歯車 17 ブラシ回転軸 19 回転ブラシ 25 軌道レールの上面
Claims (4)
- 【請求項1】 長手方向両側壁面に軌道溝を形成した軌
道レール及び該軌道レールに跨架して移動し且つ前記各
軌道溝に対向する位置に軌道溝を備えたスライダから成
る直動転がり案内ユニットにおいて、前記スライダの端
面に取り付けたハウジング、該ハウジングに回転可能に
支持されたシャフト、前記スライダの移動に伴って回転
して前記シャフトに回転力を伝達する前記シャフトに取
り付けた摩擦車、前記軌道レールの前記壁面に対向して
前記ハウジングに回転可能に支持され且つ前記シャフト
の回転力が伝達されるブラシ回転軸及び該ブラシ回転軸
に取り付けられ且つ前記軌道レールの前記壁面を清掃す
る回転ブラシを有することを特徴とする直動転がり案内
ユニットの防塵用回転ブラシ装置。 - 【請求項2】 前記軌道レールの前記壁面に接触する前
記回転ブラシの部分が前記スライダの進行方向に回転移
動する一方向にのみ回転するように、前記シャフトは前
記摩擦車にワンウエイクラッチを介して取り付けられて
いることを特徴とする請求項1に記載の直動転がり案内
ユニットの防塵用回転ブラシ装置。 - 【請求項3】 前記回転ブラシは前記スライダの移動方
向の一端又は両端に設けられていることを特徴とする請
求項1に記載の直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブ
ラシ装置。 - 【請求項4】 前記摩擦車は前記軌道レールの上面に接
触して前記スライダの移動に伴って回転することを特徴
とする請求項1に記載の直動転がり案内ユニットの防塵
用回転ブラシ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993009386U JP2575899Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993009386U JP2575899Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662224U true JPH0662224U (ja) | 1994-09-02 |
JP2575899Y2 JP2575899Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=11719013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993009386U Expired - Lifetime JP2575899Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575899Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005050040A1 (ja) * | 2003-11-20 | 2005-06-02 | Thk Co., Ltd. | 案内装置 |
JP2012148838A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Yachiyo Industry Co Ltd | 搬送設備における清掃装置 |
CN114476556A (zh) * | 2022-03-17 | 2022-05-13 | 浙江上承自动化科技有限公司 | 一种滑台导轨用限位块及其使用方法 |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP1993009386U patent/JP2575899Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005050040A1 (ja) * | 2003-11-20 | 2005-06-02 | Thk Co., Ltd. | 案内装置 |
JP2006322465A (ja) * | 2003-11-20 | 2006-11-30 | Thk Co Ltd | 案内装置 |
JP4504663B2 (ja) * | 2003-11-20 | 2010-07-14 | Thk株式会社 | 案内装置 |
JP2012148838A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Yachiyo Industry Co Ltd | 搬送設備における清掃装置 |
CN114476556A (zh) * | 2022-03-17 | 2022-05-13 | 浙江上承自动化科技有限公司 | 一种滑台导轨用限位块及其使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2575899Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0639144Y2 (ja) | リニアガイド装置 | |
US7878082B2 (en) | Sliding device for use in confined spaces | |
US6749057B2 (en) | Sealing means for sliding unit | |
JPH0446216A (ja) | 直線案内の防塵装置 | |
JP4035363B2 (ja) | 直動案内ユニット | |
JP2575899Y2 (ja) | 直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置 | |
EP1201949A1 (en) | Dustproof construction for slider unit | |
CN210753932U (zh) | 自动除尘装置及太阳能电池生产设备 | |
JPH0727072Y2 (ja) | 自動送り装置 | |
CN219601235U (zh) | 一种铁路轨道探测巡检机器人 | |
JP3602804B2 (ja) | 直線走行装置 | |
JP6211793B2 (ja) | 運動案内装置 | |
US20030075202A1 (en) | Adjustable drive train and component cleaner brush | |
CN110625432B (zh) | 一种机床用具有高效清屑功能的导轨防护罩 | |
JPH11351252A (ja) | リニア軸受ガイド構造 | |
CN115519357A (zh) | 一种基于工业机器人的智能制造系统 | |
JP3728333B2 (ja) | 直動転がり案内ユニット | |
JPS63180443A (ja) | リニアモ−タ付テ−ブル移送装置 | |
JPS6233138Y2 (ja) | ||
JP3533112B2 (ja) | 防除塵機構を具備するライブラリ装置 | |
CN221462378U (zh) | 一种隧道施工巡检机器人 | |
CN220668287U (zh) | 一种防尘移动模组 | |
JPH04115953A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JPH10276943A (ja) | 乗客コンベアの踏段清掃装置 | |
JPH0645114U (ja) | スライドシール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |