JPS6233138Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233138Y2 JPS6233138Y2 JP1983060664U JP6066483U JPS6233138Y2 JP S6233138 Y2 JPS6233138 Y2 JP S6233138Y2 JP 1983060664 U JP1983060664 U JP 1983060664U JP 6066483 U JP6066483 U JP 6066483U JP S6233138 Y2 JPS6233138 Y2 JP S6233138Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- rolling
- linear motion
- circulating
- track rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、工作機械等のテーブルやその他測
定器、プレス機のスライド部等の如き直線往復運
動を行なう機械装置に利用され、摺動ストローク
を無限に取ることのできる循環形直動軸受に関す
る。
定器、プレス機のスライド部等の如き直線往復運
動を行なう機械装置に利用され、摺動ストローク
を無限に取ることのできる循環形直動軸受に関す
る。
(ロ) 従来技術
直線往復運動を行なう機械装置に於いて、運動
の円滑さ、所要動力の軽減等を目的とする為、循
環形直動軸受が使用されている。
の円滑さ、所要動力の軽減等を目的とする為、循
環形直動軸受が使用されている。
第1図は循環形クロスローラ直動軸受を用いた
機械装置の一例を示すものである。同図に於い
て、1は固定側の機械部材で、側面にV形状をし
た転走溝2を直線状に形成する軌道レール3を固
定する。4は固定側の機械部材1上を直線往復運
動する可動側の機械部材で、側面に循環形クロス
ローラ直動軸受(以下は単に直動軸受と称す)5
を固定する。この直動軸受5は第2図及び第3図
に示すように荷重を負荷する軸受本体6とこの軸
受本体6に装着され、転動体である円筒コロ7を
保持し、かつ、循環走行させる一対の保持器8,
8とからなつている。上記軸受本体6は軸受鋼等
を素材として断面方形状に形成され、その一方の
面に軌道レール3の転走溝2との間で円筒コロ7
を抱持するV形状をした転走溝9を長手方向に全
長に亘つて形成してある。前記保持器8は中央部
に軸受本体6が嵌合装着する切欠部10を形成
し、この切欠部10の周囲に転走溝11を形成し
ている。この転走溝11は軸受本体6の転走溝9
上の円筒コロ7を反転させるU形の反転転走部1
1a及び円筒コロ7を無負荷状態で案内転走させ
る無負荷転走部11bを連続して形成してある。
そして、この保持器8を二個用意し、互いの転走
面11,11を向い合わせて掌合し、切欠部1
0,10に軸受本体6を嵌合装着させてその転走
溝9と転走溝11の反転転走部11a,11aと
を合わせる。これにより、軸受本体6の転走溝9
の周囲に円筒コロ7の循環路が形成されて直動軸
受5が構成される。尚、円筒コロ7は保持器8,
8の組合せ時に循環路上に連続してその軸芯を交
互に交叉させて配列する。そして、上記構成の直
動軸受5を可動側の機械部材4の側面に押え板1
2を介してネジ止めし、露出する負荷圏の円筒コ
ロ7が軌道レール3の転走溝2に接触するように
直動軸受5を軌道レール3に装架させる。
機械装置の一例を示すものである。同図に於い
て、1は固定側の機械部材で、側面にV形状をし
た転走溝2を直線状に形成する軌道レール3を固
定する。4は固定側の機械部材1上を直線往復運
動する可動側の機械部材で、側面に循環形クロス
ローラ直動軸受(以下は単に直動軸受と称す)5
を固定する。この直動軸受5は第2図及び第3図
に示すように荷重を負荷する軸受本体6とこの軸
受本体6に装着され、転動体である円筒コロ7を
保持し、かつ、循環走行させる一対の保持器8,
8とからなつている。上記軸受本体6は軸受鋼等
を素材として断面方形状に形成され、その一方の
面に軌道レール3の転走溝2との間で円筒コロ7
を抱持するV形状をした転走溝9を長手方向に全
長に亘つて形成してある。前記保持器8は中央部
に軸受本体6が嵌合装着する切欠部10を形成
し、この切欠部10の周囲に転走溝11を形成し
ている。この転走溝11は軸受本体6の転走溝9
上の円筒コロ7を反転させるU形の反転転走部1
1a及び円筒コロ7を無負荷状態で案内転走させ
る無負荷転走部11bを連続して形成してある。
そして、この保持器8を二個用意し、互いの転走
面11,11を向い合わせて掌合し、切欠部1
0,10に軸受本体6を嵌合装着させてその転走
溝9と転走溝11の反転転走部11a,11aと
を合わせる。これにより、軸受本体6の転走溝9
の周囲に円筒コロ7の循環路が形成されて直動軸
受5が構成される。尚、円筒コロ7は保持器8,
8の組合せ時に循環路上に連続してその軸芯を交
互に交叉させて配列する。そして、上記構成の直
動軸受5を可動側の機械部材4の側面に押え板1
2を介してネジ止めし、露出する負荷圏の円筒コ
ロ7が軌道レール3の転走溝2に接触するように
直動軸受5を軌道レール3に装架させる。
ところで、上記直動軸受5に於いては、使用雰
囲気中に放置された軌道レール3上を転走する
為、軌道レール3に付着する埃、水、加工粉、切
削粉等の異物が内部に侵入し、軸受の転がり抵抗
の増大、転動寿命の低下、音響等の問題が発生す
る。
囲気中に放置された軌道レール3上を転走する
為、軌道レール3に付着する埃、水、加工粉、切
削粉等の異物が内部に侵入し、軸受の転がり抵抗
の増大、転動寿命の低下、音響等の問題が発生す
る。
(ハ) 考案の目的
この考案は、転送の度に軌道レールの転走溝を
掃かせて、軌道レールを常に清浄に保つことによ
り、軸受内部に異物の侵入を防止した循環形直動
軸受を提供することを目的とする。
掃かせて、軌道レールを常に清浄に保つことによ
り、軸受内部に異物の侵入を防止した循環形直動
軸受を提供することを目的とする。
(ニ) 考案の構成
この考案は、直動軸受の転走方向の両端部にシ
ールを装着し、このシールで転走の度に軌道レー
ルの転走溝を掃かせるようにすることを要旨とす
るものである。
ールを装着し、このシールで転走の度に軌道レー
ルの転走溝を掃かせるようにすることを要旨とす
るものである。
(ホ) 実施例
この考案を第4図乃至第7図に示す実施例につ
いて説明する。尚、第1図乃至第3図と同一物に
は同一符号を付し、説明は省略する。即ち、この
考案に係る直動軸受は、第4図に示すように転走
方向の両端部にシール部材13,13を夫々装設
させたものである。シール部材13はゴムまたは
合成樹脂等を素材として打抜き或いは射出成形に
より第6図に示すように成形したもので、軌道レ
ール3の転走溝2を掃かせる為の三角形状のシー
ルリツプ14と、該シールリツプ14を軌道レー
ル3の転走溝2に一定圧力で押し付ける為の2つ
の加圧片15a,15aを底部に有する嵌着部1
5とからなり、保持器8,8の両端部に設けた凹
所16,16に上記嵌着部15を嵌め込んで夫々
装着している。凹所16は保持器8,8の掌合面
に切割溝16a,16aを夫々設け、この切割溝
16a,16aで2枚の保持器8,8が掌合され
ることにより形成される。また、凹所16はシー
ル部材13が一定量以上抜き出することができな
いように、その開口端を狭く形成してあり、嵌着
部15の加圧片15a,15aの変形弾性力でシ
ールリツプ14を軌道レール3の転走面2に押し
付けるようにしている。
いて説明する。尚、第1図乃至第3図と同一物に
は同一符号を付し、説明は省略する。即ち、この
考案に係る直動軸受は、第4図に示すように転走
方向の両端部にシール部材13,13を夫々装設
させたものである。シール部材13はゴムまたは
合成樹脂等を素材として打抜き或いは射出成形に
より第6図に示すように成形したもので、軌道レ
ール3の転走溝2を掃かせる為の三角形状のシー
ルリツプ14と、該シールリツプ14を軌道レー
ル3の転走溝2に一定圧力で押し付ける為の2つ
の加圧片15a,15aを底部に有する嵌着部1
5とからなり、保持器8,8の両端部に設けた凹
所16,16に上記嵌着部15を嵌め込んで夫々
装着している。凹所16は保持器8,8の掌合面
に切割溝16a,16aを夫々設け、この切割溝
16a,16aで2枚の保持器8,8が掌合され
ることにより形成される。また、凹所16はシー
ル部材13が一定量以上抜き出することができな
いように、その開口端を狭く形成してあり、嵌着
部15の加圧片15a,15aの変形弾性力でシ
ールリツプ14を軌道レール3の転走面2に押し
付けるようにしている。
上記構成に於いて、固定側の機械部材1上を可
動側の機械部材4が往復運動すると、シール部材
13,13が軌道レール3の転走溝2を擢動し、
これによりシール部材13のシールリツプ14で
転走溝2に付着する埃、水、加工粉、切削粉等の
異物を掃き取らせ、軸受内部を常に清潔に保つこ
とができる。
動側の機械部材4が往復運動すると、シール部材
13,13が軌道レール3の転走溝2を擢動し、
これによりシール部材13のシールリツプ14で
転走溝2に付着する埃、水、加工粉、切削粉等の
異物を掃き取らせ、軸受内部を常に清潔に保つこ
とができる。
尚、上述の実施例は円筒コロ7をその軸芯を交
互に交叉させて配列させるクロスローラ形直動軸
受について述べたが、転動体としてポールを選ん
だ直動軸受についても適用が可能であり、第8図
はその場合の実施例を示すもので、前記実施例と
異なるのはシール部材13のシールリツプ14が
三角形状でなく、半円形状をしていることにあ
る。
互に交叉させて配列させるクロスローラ形直動軸
受について述べたが、転動体としてポールを選ん
だ直動軸受についても適用が可能であり、第8図
はその場合の実施例を示すもので、前記実施例と
異なるのはシール部材13のシールリツプ14が
三角形状でなく、半円形状をしていることにあ
る。
(ヘ) 考案の効果
この考案は、直動軸受の転走方向の両端部にシ
ール部材を装設し、このシール部材で転走の度に
軌道レールの転走溝を掃かせるようにしたから、
軌道レールは常に清潔に保たれ、軸受内部の汚れ
は完全に防止されて製品の品質を向上させること
ができる。しかも、構造が簡単で組立て易く、コ
ンパクト及び安価に製作し得ることができる。
ール部材を装設し、このシール部材で転走の度に
軌道レールの転走溝を掃かせるようにしたから、
軌道レールは常に清潔に保たれ、軸受内部の汚れ
は完全に防止されて製品の品質を向上させること
ができる。しかも、構造が簡単で組立て易く、コ
ンパクト及び安価に製作し得ることができる。
第1図は循環形直動軸受を用いた機械装置の側
面の断面図、第2図は従来の直動軸受を示す斜面
図、第3図は保持器を示す正面図、第4図はこの
考案に係る直動軸受を示す断面図、第5図はその
側面図、第6図はシール部材を示す斜面図、第7
図は保持器を示す正面図、第8図はこの考案の他
の実施例を示す側面図である。 2……転走溝、3……軌道レール、8……保持
器、13……シール部材、14……シールリツ
プ、15……嵌着部、15a……加圧片、16…
…凹所、16a……切割溝。
面の断面図、第2図は従来の直動軸受を示す斜面
図、第3図は保持器を示す正面図、第4図はこの
考案に係る直動軸受を示す断面図、第5図はその
側面図、第6図はシール部材を示す斜面図、第7
図は保持器を示す正面図、第8図はこの考案の他
の実施例を示す側面図である。 2……転走溝、3……軌道レール、8……保持
器、13……シール部材、14……シールリツ
プ、15……嵌着部、15a……加圧片、16…
…凹所、16a……切割溝。
Claims (1)
- 多数の転動体と、少なくとも一側面に直線状の
転走溝を形成した軸受本体と、該軸受本体を装着
する切欠部を有し、この切欠部の周面に上記転動
体を案内し、且つ循環走行させる転走溝を形成し
た一対の保持器とからなる循環形直動軸受に於い
て、該循環形直動軸受を走行させる軌道レールの
転走溝の断面と同一形状を有するシールリツプ
と、該シールリツプを上記軌道レールの転走溝に
所定圧力で押圧させる為の弾性加圧片を有する底
部と、該底部より幅の狭い部分を有する嵌着部と
を一体形成したシール部材を、上記保持器の両端
掌合部に装設したことを特徴とする循環形直動軸
受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6066483U JPS59166022U (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 循環形直動軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6066483U JPS59166022U (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 循環形直動軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166022U JPS59166022U (ja) | 1984-11-07 |
JPS6233138Y2 true JPS6233138Y2 (ja) | 1987-08-25 |
Family
ID=30190898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6066483U Granted JPS59166022U (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 循環形直動軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59166022U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4662763A (en) * | 1984-04-28 | 1987-05-05 | Tsubakimoto Precision Products Co., Ltd. | Tubular bearing for linear motion |
JPH0245530Y2 (ja) * | 1986-09-27 | 1990-12-03 | ||
JPH0336736Y2 (ja) * | 1987-05-25 | 1991-08-05 | ||
CA2880468C (en) | 2012-09-13 | 2020-04-21 | Thk Co., Ltd. | Guiding body and motion-guiding device provided with same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421817U (ja) * | 1977-07-15 | 1979-02-13 |
-
1983
- 1983-04-21 JP JP6066483U patent/JPS59166022U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421817U (ja) * | 1977-07-15 | 1979-02-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59166022U (ja) | 1984-11-07 |
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