JPH0661835U - ピッチ送りコンベヤ装置 - Google Patents

ピッチ送りコンベヤ装置

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Publication number
JPH0661835U
JPH0661835U JP837893U JP837893U JPH0661835U JP H0661835 U JPH0661835 U JP H0661835U JP 837893 U JP837893 U JP 837893U JP 837893 U JP837893 U JP 837893U JP H0661835 U JPH0661835 U JP H0661835U
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JP
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pallet
partition
conveyor
pitch
pitch feed
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Application number
JP837893U
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English (en)
Inventor
直光 近藤
Original Assignee
村田機械株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パレットのワーク配列間隔のピッチ送りを簡
単な構成で行え、かつピッチ送りと1パレット単位の送
りとを切り換え自在に行えるものとする。 【構成】 パレットAを搬送するコンベヤ10に、前後
のパレットA間を仕切る仕切14を設ける。このコンベ
ヤ10を、ゼネバ機構等を内蔵した間欠回転モータ15
で駆動する。その1回の間欠回転で、パレットA上に整
列載置されるワークWの前後ピッチP分の送りを行わせ
る。送り制御用の検出手段として、仕切14を検出する
仕切検出センサ20と、所定位置にパレットAがあるこ
とを検出するパレット検出センサ19とを設ける。仕切
検出センサ20の検出信号により、1パレット単位の送
り制御を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パレットをその上に配列されたワークの配列ピッチで間欠移送す るピッチ送りコンベヤ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、旋盤等の工作機械にワークを自動供給する装置として、複数の未加工ワ ークを縦横に整列載置したパレットを送るロータリーワークフィーダと、前記パ レット上のワークを1個ずつ把持して工作機械に供給するガントリローダとが使 用されている。加工済みワークは、ガントリローダでパレットの元の位置に戻さ れる。 このような設備において、ガントリローダは前後方向(走行方向と直交する方 向)の移動機能を有しないのが一般的である。そのために、パレットに対するワ ークの受け渡しは常に同じ前後位置となり、前記ロータリーワークフィーダ側に おいてパレットをワーク配列ピッチで間欠送りさせる必要がある。ピッチ送り機 構としては、コンベヤモータにサーボモータを用い、適宜の位置検出器で制御す るもの等が使用される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この種の従来のピッチ送り機構は、高価なサーボモータを必要とし、 制御系の構成も複雑になるという問題点がある。また、このピッチ送り機構は、 パレットの搬送全域にわたってワーク配列ピッチ分のピッチ送りを繰り返すので 、パレットの供給初期段階でガントリローダへのワーク受渡し位置まで搬送させ るときの移送効率が悪いという問題点もある。
【0004】 この考案の目的は、パレットのワーク配列ピッチのピッチ送りを簡単な構成で 行うことができ、かつ1パレット単位の早送りも行うことのできるピッチ送りコ ンベヤ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の構成を実施例に対応する図1と共に説明する。この考案のピッチ送 りコンベヤ装置(7)は、搬送する前後のパレット(A)間の仕切(14)を有 するコンベヤ(10)において、隣合う仕切(14),(14)間の間隔よりも 小区分のピッチ送りを1回の間欠回転で行わせる間欠回転モータ(15)を用い る。また、前記仕切(14)を検出する仕切検出手段(20)を設け、コンベヤ (10)に前記ピッチ送りと、仕切検出手段(20)による検出があるまでの1 パレット送りとを切り換え自在に行わせる制御手段(34)を設ける。
【0006】
【作用】
この構成によると、間欠回転モータ(15)の1回の回転により、パレット( A)は所定のピッチ(P)でピッチ送りが行われる。そのため、パレット(A) 上に前記ピッチ(P)に合わせてワーク(W)を配列すれば、各列のワーク(W )を順次所定の位置に割り出すことができる。間欠回転モータ(15)を用いる ため、複雑な電気的制御手段や高価なサーボモータ等を使用せずにピッチ送りを 行うことができる。 パレットの供給初期段階等に、パレット(A)を遠くから所定位置まで送ると きは、仕切検出手段(20)による所定の検出信号があるまで送りを続ける1パ レット送りを行う。これにより早送りでパレット(A)を目的位置まで移動させ 、位置決めすることができる。また、仕切検出によってコンベヤ(10)を停止 させる1パレット送りは、パレット(A)上の全てのワーク(W)の処理が終了 して次のパレット(A)の位置決めを行うときにも利用できる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図15に基づいて説明する。 図11〜図13に示す工作機械1は、この実施例のピッチ送りコンベヤ装置7 をワークフィーダとして用いるものであり、タレット旋盤2とガントリローダ5 とを備える。ピッチ送りコンベヤ装置7は、ガントリローダ5のレール4の下方 に前後方向に延びて設置され、その後方に搬出シュート8が続いて設置されてい る。これらピッチ送りコンベヤ装置7と搬出シュート8とで、パレットAを供給 して排出するパレット搬送路3が構成される。 パレットA上には多数のワークWが縦横に配列して載せられる。パレットAは 、ピッチ送りコンベヤ装置7上を前端位置7aからガントリローダ5への受渡し 位置となる後端位置7bまで送られる。パレットA上のワークWは、ガントリロ ーダ5によって1個ずつタレット旋盤2の主軸チャック6に受け渡され、加工終 了後に再びガントリローダ5でパレットA上の元の位置に戻される。搬出シュー ト8は、全てのワークWの加工が完了したパレットAの排出に使用される。
【0008】 ピッチ送りコンベヤ装置7は、図1〜図3に示すように、コンベヤ台9上にチ ェーンコンベヤ10を配置して構成される。チェーンコンベヤ10は、前後に配 置した左右一対のスプロケット11,12間にそれぞれ無端チェーン13を掛装 したものであり、両無端チェーン13間には1パレット分の間隔で配列した複数 の仕切板14が各々掛け渡されている。チェーンコンベヤ10の後部には、スプ ロケット12の駆動源として間欠回転モータ15が設けられている。間欠回転モ ータ15は、ゼネバ機構を内蔵したものであり、モータ回転子の1回転により出 力軸15aは90°の回転を行う。これによりスプロケット12は90°の割り 出し角度で間欠回転する。 無端チェーン13は、上側経路ではチェーン支持レール18(図4、図6)上 を走行し、積載荷重となるパレットAの荷重が受け止められる。チェーン支持レ ール18は、両側のコンベヤフレーム16に取付けられている。
【0009】 チェーンコンベヤ10のガントリローダ5に対するワーク受渡し位置対応箇所 には、パレットAを検出するパレット検出センサ19がコンベヤフレーム16に 設置されている。また無端チェーン13の後部の下側経路に対応する位置には、 無端チェーン13に設けられた仕切板14を検出する仕切検出センサ20(図1 ,図5)が設けられている。仕切検出センサ20の位置は、チェーンコンベヤ1 0に載せられるパレットA上に配列載置される最前列のワークWがワーク受渡し 位置に到達したタイミングで、仕切検出センサ20が仕切板14を検出できるよ うに設定される。さらに、チェーンコンベヤ10の後部には、そのピッチ送りを 確認する割出し確認装置21が設けられている。この割出し確認装置21は、図 7および図8のように後部スプロケット12の軸に直結させた回転板22と、こ の回転板22の90°周回位置ごとに形成された検出孔22aを検出する光電式 検出スイッチ23とで構成される。また、チェーンコベヤ10の後部のワーク受 渡し位置の近傍には、ワークWを仮置きする仮置き台24が設けられている。な お、仮置き台24は、ガントリローダ5で把持したワークWを持ち替えて把持姿 勢を整える場合に利用される。
【0010】 ピッチ送りコンベヤ装置7の後方の搬出シュート8は、図9および図10に示 すように、後方に向けて下り勾配としたフレーム25上の左右に各々複数のロー ラ26を縦列配置して構成したホイールコンベヤからなり、各ローラ列の外側に はパレットAを案内するガイド板27がそれぞれ配置されている。
【0011】 パレットAは、図14および図15に要部平面図および要部断面図で示すよう に、上部に上板28を設けた箱状体であり、その内部には上面にウレタン樹脂な どからなる弾性板材29を張設した中板30が配置されている。上板28には、 縦横に複数の長方形のワーク位置決め孔31が一定のピッチで形成されており、 中板30およびその上面の弾性板材29には上記各ワーク位置決め孔31に対応 する長方形ワーク位置決め孔32a,32bが、位置決め孔31と交差する方向 に形成されている。この上下の位置決め孔31,32a,32bにワークWを嵌 挿することにより、ワークWは所定の方向を向いて孔中心に位置決めされる。パ レットAの位置決め孔31の前後の配列ピッチPは、前記ピッチ送りコンベヤ装 置7のピッチ送りの間隔、つまり間欠回転モータ15によるスプロケット12の 90°分の回転に相当する間隔に合わせて設定されている。
【0012】 図1において、コンベヤ制御装置34は、ピッチ送りコンベヤ装置7の全体を 制御する装置であり、パレット検出センサ19、仕切検出センサ20および割出 し確認装置21の検出スイッチ23の各検出信号に応答して、後述のように間欠 回転モータ15の駆動を制御する機能を有する。
【0013】 上記ピッチ送りコンベヤ装置7の動作を説明する。 ピッチ送りコンベヤ装置7の前部7aにおいて前後の仕切板14間に挟んでチ ェーンコンベヤ10上に載せられたパレットAは、間欠回転モータ15の駆動に より、ガントリローダ5が待機するワーク受渡し位置に向けて、1パレット単位 の早送りで送られる。この場合、間欠回転モータ15は連続運転される。また、 この間、仕切検出センサ20で仕切板14が検出される都度、パレットAがその 1つ分の距離だけ送られたことが確認される。
【0014】 パレット検出センサ19によってパレットAが検出される位置まで送りが進み 、かつ仕切検出センサ20が仕切板14を検出すると、コンベヤ制御装置34の 指令によりモータ15が停止させられる。このとき、パレットA上の最前列のワ ークWはワーク受渡し位置に位置する。この後のチェーンコンベヤ10の送りは 、それまでの1パレット送りからピッチ送りに切り換えられる。この切り換えは 、操作盤(図示せず)の手動操作でコンベヤ制御装置34に切り換え指令を与え ることで行い、あるいはコンベヤ制御装置34で自動的に行わせる。
【0015】 工作機械1では、パレットA上の最前列のワークWを順次ガントリローダ5に よって主軸チャック6に渡し、加工後、再度ガントリローダ5によってパレット A上の元の位置に戻すという動作が繰り返される。最前列の全ワークWの加工が 終了すると、ピッチ送りコンベヤ装置7の間欠回転モータ15が1回転させられ て、スプロケット12が90°割出し回転し、パレットAが1ピッチ送られる。
【0016】 スプロケット12の90°分の割出し回転によるパレットAの送りは、その上 に配列載置されるワークWの前後ピッチP分に相当しているので、パレットAは その上の2列目のワークWがワーク受渡し位置に到達したところで停止すること になる。2列目のワークWも同様にガントリローダ5で1個ずつ搬送されてタレ ット旋盤2で加工される。このような動作を繰り返され、最終列の全てのワーク Wの加工が終了すると、チェーンコンベヤ10はピッチ送りから1パレット送り に切り換えられ、次のパレットAを受渡し位置に位置決めする。次の前後の仕切 板14間にパレットPが無い場合には、1パレット送りが続けられ、パレットA が有る場合には前記動作と同様にしてピッチ送りとガントリローダ5による搬送 とが行われる。 加工済みのワークWを載置したパレットAは、前記ピッチ送りコンベヤ装置7 から搬送コンベヤ8に移されて後方に搬出される。
【0017】 このピッチ送りコンベヤ装置7は、このようにピッチ送りと1パレット単位の 早送りとが自由に切り換えられ、パレット供給初期段階でのガントリローダ位置 へのパレットAの到達を短時間で行わせることができる。しかも、ピッチ送りは 間欠回転モータ15で行わせるため、複雑な制御や高価なサーボモータが不要で 、安価で簡単に操作できるワーク供給装置として利用できる。
【0018】
【考案の効果】
この考案のピッチ送りコンベヤ装置は、搬送する前後のパレット間の仕切を有 するコンベヤと、隣合う仕切り間の間隔よりも小区分のピッチ送りを1回の間欠 回転で前記コンベヤに行わせる間欠回転モータと、前記仕切を検出する仕切検出 手段と、前記コンベヤにピッチ送りと1パレット送りとを切り換え自在に行わせ る制御手段とを設けたため、パレットのワーク配列ピッチのピッチ送りを簡単な 構成で行うことができ、しかも1パレット単位の早送りも行うことができて、パ レット供給初期段階等の送り時間の短縮も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるピッチ送りコンベヤ
装置の概略斜視図である。
【図2】そのピッチ送りコンベヤ装置の正面図である。
【図3】その破断側面図である。
【図4】図3におけるIV−IV矢視断面図である。
【図5】図3におけるV−V矢視断面図である。
【図6】そのピッチ送りコンベヤ装置の破断平面図であ
る。
【図7】図6における矢印VII 側から見た要部側面図で
ある。
【図8】図7におけるVIII−VIII矢視断面図である。
【図9】搬出コンベヤの破断平面図である。
【図10】その破断側面図である。
【図11】実施例のピッチ送りコンベヤ装置を装備した
工作機械の平面図である。
【図12】その工作機械の正面図である。
【図13】その側面図である。
【図14】そのピッチ送りコンベヤ装置に適用されるパ
レットの要部平面図である。
【図15】そのパレットの断面図である。
【符号の説明】
7…ピッチ送りコンベヤ装置、10…チェーンコンベ
ヤ、14…仕切板、15…間欠回転モータ、19…パレ
ット検出センサ、20…仕切検出センサ、34…コンベ
ヤ制御装置、A…パレット、P…ピッチ、W…ワーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送する前後のパレット間の仕切を有す
    るコンベヤと、隣合う仕切り間の間隔よりも小区分のピ
    ッチ送りを1回の間欠回転で前記コンベヤに行わせる間
    欠回転モータと、前記仕切を検出する仕切検出手段と、
    前記コンベヤに前記ピッチ送りと前記仕切検出手段の検
    出信号があるまでの1パレット送りとを切り換え自在に
    行わせる制御手段とを備えたピッチ送りコンベヤ装置。
JP837893U 1993-02-05 1993-02-05 ピッチ送りコンベヤ装置 Pending JPH0661835U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP837893U JPH0661835U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 ピッチ送りコンベヤ装置

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JP837893U JPH0661835U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 ピッチ送りコンベヤ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0661835U true JPH0661835U (ja) 1994-09-02

Family

ID=11691566

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JP837893U Pending JPH0661835U (ja) 1993-02-05 1993-02-05 ピッチ送りコンベヤ装置

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JP (1) JPH0661835U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115180322A (zh) * 2022-06-22 2022-10-14 徐州工程学院 一种基于物联网的仓储物流分拣装置

Cited By (1)

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