JPH0661760A - マイクロ波増幅器 - Google Patents

マイクロ波増幅器

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JPH0661760A
JPH0661760A JP4237703A JP23770392A JPH0661760A JP H0661760 A JPH0661760 A JP H0661760A JP 4237703 A JP4237703 A JP 4237703A JP 23770392 A JP23770392 A JP 23770392A JP H0661760 A JPH0661760 A JP H0661760A
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microwave amplifier
distributed constant
frequency
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Application number
JP4237703A
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English (en)
Inventor
Masaki Kono
正基 河野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0661760A publication Critical patent/JPH0661760A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/60Amplifiers in which coupling networks have distributed constants, e.g. with waveguide resonators
    • H03F3/601Amplifiers in which coupling networks have distributed constants, e.g. with waveguide resonators using FET's, e.g. GaAs FET's

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望とする狭帯域においてFETの能力を最
大限に引き出すとともに、整合回路のインピーダンスや
電気長が設計値からずれても容易に調整することができ
る帯域可変型のマイクロ波増幅器を得る。 【構成】 整合回路を、所望とする周波数帯域の内の高
い側の周波数を持つ信号の1/4波長相当の長さを有す
る分布定数線路2cから構成し、上記分布定線路2cの
出力端子8b近傍に、その長さを変化させることで、F
ET1の利得が最大となる狭帯域を変化させるための開
放スタブ9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマイクロ波帯で用いら
れる内部整合型のGaAsFETに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9(a) ,(b) はそれぞれ従来の内部整
合型GaAsFETを有するマイクロ波増幅器のパッケ
ージ内部の平面及び断面図である。また図10はその等
価回路図である。これらの図において、5は例えば銅に
金メッキを施して形成されたパッケージ本体であり、そ
の底面部50の略中心部分にGaAsFET1が配置さ
れている。またGaAsFET1の左右両側には、Ga
AsFET1とほぼ高さの等しいチタン酸バリウム等の
セラミックからなる誘電体20が配置され、この誘電体
20表面に、所望とする周波数帯域の内の高い側の周波
数を持つ信号の1/4波長相当の長さを有する入力側及
び出力側1/4波長分布定数線路2a,2bが形成さ
れ、該入力側1/4波長分布定数線路2aとGaAsF
ET1のゲートがワイヤ6aにより接続され、また出力
側1/4波長分布定数線路2bとGaAsFET1のド
レインがワイヤ6bによって接続されている。
【0003】さらに、上記誘電体20aを囲むように内
側から、内側段部51a,側壁部52,外側段部51b
が形成されており、これら内側段部51a,側壁部5
2,外側段部51bの一部には、これら各部材を貫いて
セラミック等の絶縁部材7が埋設されている。そしてこ
の絶縁部材7の略中央部分には入力外部リード(入力端
子)8a,出力外部リード(出力端子)8bが配置され
ており、これにより外部リード8a,出力外部リード8
bはパッケージ5と絶縁されている。これら入力外部リ
ード8a,出力外部リード8bは、それぞれワイヤ6
c,6dによって上記入力側1/4波長分布定数線路2
a,出力側1/4波長分布定数線路2bと接続されてい
る。
【0004】また60は上記側壁部52の上端部を覆う
キャップであり、上記パッケージ本体5と同様に銅に金
メッキを施して形成されたものである。なお図9(b) の
断面図においては絶縁部材7は省略されているものとす
る。
【0005】上記構成において、GaAsFET1の入
力インピーダンス及び出力インピーダンスはともに50
Ωよりも低インピーダンスであり、上記1/4波長分布
定数線路2を用いた内部整合回路にて50Ωに整合をと
っている。一般的に高周波高出力FETの入出力インピ
ーダンスは、入力側の方が低インピーダンスとなってい
るため、入力側の1/4波長分布定数線路2aの形状は
出力側の分布定数線路2bよりも大きいものとなってお
り、またこれら分布定数線路2a,2bはその大きさd
1 ,d2 によって2段分の1/4波長分布定数線路を構
成するものとなっており、これによって広帯域動作可能
な増幅器を実現している。従って図9の場合、図10に
示すように、入力,出力ともに1/4波長分布定数線路
二段構成の内部整合回路となっており、これらGaAs
FET1と内部整合回路である1/4波長分布定数線路
2がパッケージ本体5内部に収納されていることとな
る。
【0006】次に動作について説明する。図11はFE
Tにおける小信号Sに関するパラメータの種類を示す図
であり、S11, S22はそれぞれ入力及び出力反射を示
し、S21, S12は電力利得を示す。図12は従来の内整
合型GaAsFETのシミュレーション結果を示し、ま
た図13はその出力反射波S22のスミスチャートを示
す。
【0007】まず出力反射S22に限定して説明すると、
分布定数線路二段構成の整合回路の場合、周波数帯域が
かなり広くなるため所望の周波数(この場合、3.7〜
4.2GHz)で小信号S22がスミスチャート上でほぼ
一周する(図13の実線参照)。このとき小信号S22が
50Ωを中心に比較的小さい半径を描いてスミスチャー
ト上で1周する場合には大きな問題はないが、破線で示
すように比較的大きな半径でもって1周する場合には、
整合回路のインピーダンスや電気長が設計値から若干ず
れた場合、リターンロスが生じてもはや簡単なオープン
スタブ等の調整のみで帯域内を均一にチューニングする
ことが困難である。
【0008】また電力利得S21に限定して説明すると、
図12に示すように、周波数帯域が広く設定されている
ため、マイクロ波が伝送する経路が長くなり伝送ロスが
増大し、出力反射S22が大きい帯域に相当する帯域では
FETの最大有能電力利得に対してかなり|S21|が低
下しているのがわかる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロ波増幅
器は以上のように構成されており、1/4波長分布定数
線路2段で広帯域動作を行うように設計されているた
め、使用帯域の中の所望の各周波(狭帯域ごとに)でF
ETチップのもつ利得,出力電力,効率などの潜在能力
を十分に引き出すことが困難であった。
【0010】また内部整合回路のインピーダンスや電気
長が設計値からずれた場合、簡単なオープンスタブ等の
調整のみで帯域内を均一にチューニングすることが困難
であるなどの問題点があった。
【0011】ところで特開平1−66211号公報,特
開平4−57502号公報、あるいは特開平2−764
01号公報に示されるように、マイクロストリップライ
ンからなる主線路とトランジスタの入出力インピーダン
スとを整合する際、主線路の調整だけでは精度の高い整
合ができないため、オープンスタブあるいはショートス
タブを用い、これらの長さを変化させることで、上記マ
イクロストリップラインの実質的な長さを調整するよう
にしたものがあるが、これらのものは集中定数型の回路
であり、単に主線路とトランジスタの入出力インピーダ
ンスとを整合することを目的としており、使用可能な帯
域内において、所望の狭帯域におけるFETの持つ能力
を充分に引き出すことができるものではなく、上述した
ような問題点は依然として解消できるものではなかっ
た。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、所望の各周波数(狭帯域ごと
に)でFETチップのもつ能力を十分に引き出し、かつ
使用帯域を簡単に可変とし、さらには従来の帯域と同等
以上の帯域をカバーすることができるマイクロ波増幅器
を得ることを目的とする。
【0013】また、内部整合回路のインピーダンスや電
気長が設計からずれた場合、簡単なオープンスタブ等の
調整(パッケージ外部からのチューニング機構を含む)
で帯域内を均一にチューニングできるマイクロ波増幅器
を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるマイク
ロ波増幅器は、所望とする周波数帯域の内の高い側の周
波数を持つ信号の1/4波長相当の長さを有する分布定
数線路1段から構成された整合回路と、上記分布定線路
の入力あるいは出力端子近傍に設けられ、その長さを変
化させることで、上記増幅素子の利得が最大となる狭帯
域を変化させるための開放スタブとを備えたものであ
る。
【0015】さらに、上記開放スタブを、微細パターン
で接続された島パターン構造とし、大電流により接続微
細パターンをカットすることによりその長さを調整する
ようにしたものである。
【0016】また、上記開放スタブを、長さの異なる複
数の島パターンを放射状に配置し、先端に導電部材のつ
いた棒状の調整端子を回転させる等の機構を有する切替
えスイッチにより所望の島パターンと主線路とを接続さ
せることによりその長さが調整される構成としたもので
ある。
【0017】また、上記開放スタブを、複数の独立した
島パターンを設け、これを、先端に導電部材を有する押
さえ棒等の導通スイッチを用いて押圧することで必要個
数の島パターン間を導通させてその長さが調整される構
成としたものである。
【0018】また、上記開放スタブを、キャップ内側に
絶縁性材料で凸部を形成し、凸部面に導電部材をつけて
おき、このキャップでパッケージを封止することにより
凸部面が主線路と電気的に接続してオープンスタブを構
成するものとし、大きさの異なる導電部材を有するキャ
ップを複数個用意して適宜選択して用いることでその長
さを調整するようにしたものである。
【0019】
【作用】この発明においては、所望とする周波数帯域の
内の高い側の周波数を持つ信号の1/4波長相当の長さ
を有する分布定数線路1段で整合をとるため、リターン
ロスが少なく、開放スタブ等で簡単に帯域内均一にチュ
ーニングすることができる。
【0020】また、開放スタブの長さを変化させて、上
記増幅素子の利得が最大となる狭帯域を変化させること
で、所望とする帯域で増幅器の有する能力を最大に発揮
させることができる。
【0021】さらに、上記開放スタブを、各島パターン
を接続する微細パターンのうち、所定の微細パターンを
電流を流して溶断することで所望の長さが得られる構成
とすることで、電気的な作業のみで容易に開放スタブの
長さを調整することができる。
【0022】また、上記開放スタブを、放射状に設けら
れた長さの異なる複数の島パターンを、切替えスイッチ
により選択し、これを主線路に接続させることで所望の
長さが得られる構成とすることで、スタブ長を容易にか
つ自在に変更することができる。
【0023】また、上記開放スタブを、先端に導電部材
を有する押さえ棒等の導通スイッチを用いて必要個数の
独立した島パターン間を押圧してこれらを電気的に接続
することで所望の長さが得られる構成とすることで、ス
タブ長を容易にかつ自在に変更することができるととも
に、少ない面積でより長いスタブを実現することができ
る。
【0024】また、キャップ内側に絶縁性材料を介して
導電部材を設け、パッケージ封止時に主線路と上記導電
部材とが電気的に接続されて導電部材の大きさに応じた
長さのスタブが得られるようにすることで、パッケージ
封止作業とスタブ長調整作業を同時に行うことができ
る。
【0025】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例を図につ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例によるマイ
クロ波増幅器のパッケージの平面図であり、図9と同一
符号は同一または相当部分を示し、2cは所望とする周
波数帯域の内の高い側の周波数を持つ信号の1/4波長
相当の長さを有する1/4波長分布定数線路であり、こ
れが出力側整合回路を構成するものとなっており、従来
よりもサイズが小さく、その大きさd3 によって1段の
1/4波長分布定数線路を構成している。そして出力側
の絶縁体20表面には、導電性の島パターン3が複数形
成され、それぞれが微細パターン4によって接続される
とともに、該微細パターン4によって出力側1/4波長
分布定数線路2cにも接続されている。そしてこれら島
パターン3及び微細パターン4が後述する図2の等価回
路図においてオープンスタブ9を構成するものとなって
いる。
【0026】また、10はパッケージ本体5の側壁部5
2上面に形成された電流印加用パッドであり、微細パタ
ーン4よりも太い配線6eを用いて島パターン3にそれ
ぞれ接続されている。
【0027】図2は図1のマイクロ波増幅器の等価回路
図であり、出力側整合回路が1/4波長分布定数線路2
c一段と、出力端子8b近傍に設けられたオープンスタ
ブ9から構成されている。
【0028】次に以上のような構成を有するマイクロ波
増幅器を用い、所望とする帯域内で整合をとるためのイ
ンピーダンス調整方法について説明する。所望の周波数
帯で整合がとれるように、オープンスタブ9の長さを調
整するためにカットしたい島パターン3に対応する電流
印加用パッド10に電源を接続し、大電流、例えば5×
105 A/cm2 を微細パターン4に流すことによりパタ
ーン間を接続している微細パターン4を焼き切る。これ
により所望とする長さを有するオープンスタブ9を容易
に得ることができる。
【0029】図3及び図4は上記マイクロ波増幅器のシ
ミュレーション結果を示し、小信号Sパラメータの|S
21|, |S11|, |S22|の周波数特性を示す。ここで
はアルミナ基板上でオープンスタブ9の長さを0mmから
4.8mmまで変化させた場合のシミュレーション結果を
示し、また図5は図1に示した構成においてオープンス
タブ9がない場合の入力反射S11及び出力反射S22のス
ミスチャートを示す。
【0030】このマイクロ波増幅器は1/4波長分布定
数線路2c一段構成にて整合をとる。具体的にはGaA
sFETのトータルゲート幅12.6mmのチップを4個
合成した、即ち総トータルゲート幅50.4(12.6
×4)mmのFET1を3.7〜4.2GHzを所望の帯
域として設計した結果について説明する。まず1/4波
長分布定数線路2c一段で周波数帯域の中から波長の高
い側の周波数fmax (4.2GHz)で整合をとる。図
5のシミュレーション結果からわかるように、分布定数
線路1段で整合をとった場合、出力反射S22はスミスチ
ャート上で3.7〜4.2GHzの帯域内で1回転する
ことなく回っている。そしてほぼ4.2GHzで50Ω
に整合がとれた状態にある。
【0031】この状態で出力端子8b近傍にオープンス
タブ9を設けることでシャントに容量が入る効果がある
ので、オープンスタブ9の長さが大きくなるにつれて、
その容量が増大し整合のとれた周波数が低くなってい
く。すなわち図3に示すように、オープンスタブなしの
場合、出力反射S22は4.2GHzで最小となるため電
力利得S21もこの近傍にて最大ピークを示しているが、
長さL2 =1.8mmのオープンスタブ9を用いると、約
4.0GHzで整合がとれて出力反射S22が最小とな
り、このため電力利得S21の最大ピークも該周波数近傍
で最大ピークを示すようになる。そして図4に示すよう
に、オープンスタブ9の長さが比較的大きくなるにつれ
て、整合のとれた周波数が低くなるとともに、その時の
出力反射S22の値が小さくなり、電力利得S21の最大ピ
ーク前後の電力利得S21の値の低下度が大きくなる傾向
が見られる。
【0032】このように本実施例によれば、所望とする
周波数帯域の中から波長の高い側の周波数の1/4波長
分布定数線路2c一段で整合をとるとともに、出力端子
近傍に設けられたオープンスタブ9の長さを変化させて
整合のとれた周波数を低周波側にシフトさせるようにし
たから、所望の周波数において整合をとることができる
とともに、信号伝送回路が短くなるためFET1の電力
利得値|S21|を向上させることができ、またオープン
スタブ9の長さを変更して整合のとれた周波数を変化さ
せる構成であるため、簡単に従来よりも広い帯域におい
て使用可能なマイクロ波増幅器を得ることができる。
【0033】また、1/4波長分布定数線路2c一段で
整合をとる構成となっているため、使用帯域内で出力反
射S22がスミスチャート上で1周回ることがなく、従っ
て内部整合回路のインピーダンスや電気長が設計からず
れても、リターンロスが小さいため簡単なオープンスタ
ブ等の調整で帯域内を均一に調整することができる。
【0034】さらに従来の1/4波長分布定数線路多段
で整合をとる整合回路に比べ、本発明では一段構成で整
合をとるので、オープンスタブを設けるスペースさえ確
保できれば全体の大きさを従来よりも小型にすることが
できる。
【0035】実施例2.次に本発明の第2の実施例によ
るマイクロ波増幅器を図6に基づいて説明する。図6に
示すように、この実施例では長さの異なる複数の島パタ
ーンを出力側の絶縁体20上に設け、これら島パターン
の1つを回転機構を有する導電性の金属を用いて選択し
て出力側1/4波長分布定数線路2cと接続することで
オープンスタブの長さを変えるようにしたものである。
図6において、41a〜41dは出力側の絶縁体20上
に、出力側1/4波長分布定数線路2cとは分離されて
放射状に配置された、それぞれ長さの異なる島パターン
である。12は絶縁性の調整棒11の先端に取り付けら
れた導電性の金属であり、該導電性の金属の一端側は常
時、出力側1/4波長分布定数線路2cに接触してお
り、その他端は上記絶縁性の調整棒7を矢印方向に回動
させることによって、上記複数の島パターン41a〜4
1dの1つに接続するようにその配置場所及び長さが設
定されている。さらに図9(b) に示すように、この絶縁
性の調整棒7の上端側は、キャップ60に設けた開口6
0aに挿通されてその一部がキャップ60上面に突出し
た状態となっている。
【0036】次に以上のような構成を有するマイクロ波
増幅器を用い、所望とする帯域内で整合をとるためのイ
ンピーダンス調整方法について説明する。上記実施例と
同様にして所望とする周波数帯域の中から波長の高い側
の周波数の1/4波長分布定数線路2c一段で整合をと
るとともに、調整棒7を回転させることにより所望の島
パターンと主線路2cとを接続させ所望の帯域で整合を
とるようにする。整合のとれた周波数を高い方の周波数
にもってきたいときは、調整棒7を長い方の島パターン
41a側に回動させて導電性の金属12を所定の島パタ
ーンと接続し、逆に整合のとれた周波数を低い方の周波
数にもってきたいときは、調整棒7を短い方の島パター
ン41d側に回動させて導電性の金属12を所定の島パ
ターンと接続することにより実施することができる。
【0037】このようにすることで、パッケージ封止後
においても、パッケージ外部からインピーダンス整合を
容易に行うことができ、一旦高い周波数側において整合
をとっていたものを、後に低い周波数側において整合が
得られるように変更することもできる。
【0038】実施例3.次に本発明の第3の実施例によ
るマイクロ波整合回路を図7に基づいて説明する。上記
第2の実施例では、長さの異なる複数の島パターンの中
から1つを選択して所望の狭帯域を選択できるようにし
たが、この実施例ではそれぞれが独立した同様の島パタ
ーンを複数設け、これらの島パターンの接続個数をパッ
ケージ外部から随時変化させることでスタブ長を可変と
できるようにしたものである。図において、13はその
先端に導電性の金属14を有する絶縁性の押さえ棒であ
り、その他端はキャップ60に形成された開口60aに
挿通され、キャップ60上面から突出している。上記開
口60aは上記導電性の金属14が上記島パターン42
上に当接したときに、隣接する島パターン42同志が接
続されるように形成されている。
【0039】次に以上のような構成を有するマイクロ波
増幅器を用い、所望とする帯域内で整合をとるためのイ
ンピーダンス調整方法について説明する。上記各実施例
と同様にして所望とする周波数帯域の中から波長の高い
側の周波数の1/4波長分布定数線路2c一段で整合を
とるとともに、図7(b) に示すように押さえ棒13を矢
印方向に押圧することにより所望の隣接する島パターン
42間及び主線路2cを電気的に接続させて所望の帯域
で整合をとるようにする。整合のとれた周波数を高い方
の周波数にもってきたいときは、押さえ棒13cを押圧
して主線路2cと島パターン42cとを接続するととも
に、押さえ棒13b,13aを必要に応じて順次押圧す
ることにより、隣接する島パターン42c−42b間、
及び島パターン42b−42a間を接続してオープンス
タブの実効的な長さを大きくする。逆に整合のとれた周
波数を低い方の周波数にもっていきたい時には、押さえ
棒13a,13b,13cの順に順次押圧する押さえ棒
の個数を減少させることで実効的なオープンスタブの長
さを短くする。
【0040】このようにすることで、上記第2の実施例
と同様の効果を奏することができるとともに、長さの異
なる島パターンをそれぞれ個別に配置するのに比べて島
パターンの配置面積を減少させることができ、その結
果、より多くの島パターンを配置できるためより広い帯
域をカバーすることができる。
【0041】実施例4.次に本発明の第4の実施例によ
るマイクロ波増幅器を図8に基づいて説明する。図に示
すように、この実施例ではキャップ60裏面側に絶縁性
の凸部材15を介して所定の大きさを有する導電性の金
属16を設け、パッケージ本体5を封止した時に、上記
金属16と出力側1/4波長分布定数線路2cとが電気
的に接続されるように上記凸部材15の高さが設計され
ている。
【0042】次に以上のような構成を有するマイクロ波
増幅器を用い、所望とする帯域内で整合をとるためのイ
ンピーダンス調整方法について説明する。上記各実施例
と同様にして所望とする周波数帯域の中から波長の高い
側の周波数の1/4波長分布定数線路2c一段で整合を
とるとともに、図8(b) に示すように、出力端子8b近
傍に対応する位置に絶縁性の凸部材15を介して形成さ
れた導電性の金属16を有するキャップ60を用いてパ
ッケージ本体5を封止することにより、1/4波長分布
定数線路2cと金属16とが電気的に接続されるため、
この金属16の大きさに応じたスタブが付加されること
となり、これに応じて整合のとれた周波数が低下する。
そして大きさの異なる金属16を有するキャップ60を
何種類か準備しておき、所望の周波数で整合がとれるキ
ャップを選択して装着することにより、上記第1の実施
例と同様の効果を奏することができるとともに、パッケ
ージ封止作業と帯域調整作業とを同時に行うことができ
る。
【0043】なお上記各実施例では、出力側整合回路に
本発明を用いて説明したが、本発明は入力側の整合回路
に用いてもよく、また入力,出力両方の整合回路に同時
に用いるようにしてもよい。また、上記実施例では増幅
器として2つのFET素子を有するものを示したが、F
ETの個数はこれに限られるものではなく、任意の個数
であってもよい。
【0044】さらに上記第3の実施例では独立した島パ
ターン42を直線的に配置したが、曲線あるいはつづら
折り状に配置してもよく、このようにすることでより多
くの島パターンを配置することができ、ひいてはスタブ
長をより長くすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るマイクロ
波増幅器によれば、整合回路を1/4波長分布定数線路
1段で構成し、長さが可変な開放スタブを設け、上記増
幅素子の利得が最大となる狭帯域を変化させるようにし
たので、所望の狭帯域において増幅器の能力を最大限引
き出すことができ、また整合回路のインピーダンスや電
気長が設計からずれた場合にもこれを容易に調整して補
正することができるという効果がある。
【0046】また、各島パターンを接続する微細パター
ンのうち、所定の微細パターンを電流を流して溶断する
ことで所望の長さを有する開放スタブが得られる構成と
することで、機械的な作業が不要で、電気的な作業のみ
で容易にスタブの長さを調整することができる効果があ
る。
【0047】また、放射状に設けられた長さの異なる島
パターンを切替えスイッチにより選択し、これを主線路
に接続させて所望の長さを有する開放スタブが得られる
構成とすることで、スタブ長を容易かつ自在に変更する
ことができる効果がある。
【0048】また、先端に導電部材を有する押さえ棒等
の導通スイッチを用いて必要個数の独立した島パターン
間を押圧してこれらを電気的に接続することで所望の長
さを有する開放スタブが得られる構成とすることで、ス
タブ長を容易かつ自在に変更することができるととも
に、少ない面積でより長いスタブを実現することができ
る効果がある。
【0049】また、キャップ内側に絶縁性材料を介して
導電部材を設け、パッケージ封止時に主線路と上記導電
部材とが電気的に接続されて導電部材の大きさに応じた
長さのスタブが得られるようにすることで、パッケージ
封止作業とスタブ長調整作業を同時に行うことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるマイクロ波増幅器の
パッケージ平面図。
【図2】上記実施例の等価回路図。
【図3】上記実施例の開放スタブの長さを変化させた時
のシミュレーション結果の一例を示す図。
【図4】上記実施例の開放スタブの長さを変化させた時
のシミュレーション結果の他の一例を示す図。
【図5】上記実施例のマイクロ波増幅器の分布定数線路
一段による小信号Sパラメータのスミスチャート上での
特性を示す図。
【図6】本発明の第2の実施例によるマイクロ波増幅器
のパッケージの平面及び断面を示す図。
【図7】本発明の第3の実施例によるマイクロ波増幅器
のパッケージの平面及び断面を示す図。
【図8】本発明の第4の実施例によるマイクロ波増幅器
のパッケージの平面及び断面を示す図。
【図9】従来のマイクロ波増幅器のパッケージの平面及
び断面を示す図。
【図10】従来のマイクロ波増幅器の等価回路図。
【図11】マイクロ波増幅器を構成するFETの小信号
Sパラメータの種類を説明するための図。
【図12】従来のマイクロ波増幅器のシミュレーション
結果の一例を示す図。
【図13】従来のマイクロ波増幅器の小信号Sパラメー
タのスミスチャート上での特性を示す図。
【符号の説明】
1 GaAsFET 2 1/4波長分布定数線路 3 島パターン 4 微細パターン 5 パッケージ本体 6 ワイヤ 7 絶縁部材 8a 入力リード(端子) 8b 出力リード(端子) 9 オープンスタブ 10 電流印加用パッド 10a 開口 11 絶縁性の調整棒 12 導電性の金属 13 絶縁性の押さえ棒 14 導電性の金属 15 絶縁性の凸部材 16 導電性の金属 41 長さの異なる島パターン 42 島パターン
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】さらに、上記誘電体20を囲むように内側
から、内側段部51a,側壁部52,外側段部51bが
形成されており、これら内側段部51a,側壁部52,
外側段部51bの一部には、これら各部材を貫いてセラ
ミック等の絶縁部材7が埋設されている。そしてこの絶
縁部材7の略中央部分には入力外部リード(入力端子)
8a,出力外部リード(出力端子)8bが配置されてお
り、これにより外部リード8a,出力外部リード8bは
パッケージ5と絶縁されている。これら入力外部リード
8a,出力外部リード8bは、それぞれワイヤ6c,6
dによって上記入力側1/4波長分布定数線路2a,出
力側1/4波長分布定数線路2bと接続されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】上記構成において、GaAsFET1の入
力インピーダンス及び出力インピーダンスはともに50
Ωよりも低インピーダンスであり、上記1/4波長分布
定数線路2を用いた内部整合回路にて50Ωに整合をと
っている。一般的に高周波高出力FETの入出力インピ
ーダンスは、入力側の方が低インピーダンスとなってい
るため、入力側の1/4波長分布定数線路2aの形状は
出力側の分布定数線路2bよりも大きいものとなってお
り、またこれら分布定数線路2a,2bはその大きさd
1 ,d2 によって2段分の1/4波長分布定数線路を構
成するものとなっており、これによって広帯域動作可能
な増幅器を実現している。従って図9の場合、図10に
示すように、入力,出力ともに1/4波長分布定数線路
二段構成の内部整合回路となっており、これらGaAs
FET1と内部整合回路である1/4波長分布定数線路
a,2bがパッケージ本体5内部に収納されているこ
ととなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】ところで特開平−66211号公報,特
開平4−57502号公報、あるいは特開平2−764
01号公報に示されるように、マイクロストリップライ
ンからなる主線路とトランジスタの入出力インピーダン
スとを整合する際、主線路の調整だけでは精度の高い整
合ができないため、オープンスタブあるいはショートス
タブを用い、これらの長さを変化させることで、上記マ
イクロストリップラインの実質的な長さを調整するよう
にしたものがあるが、これらのものは集中定数型の回路
であり、単に主線路とトランジスタの入出力インピーダ
ンスとを整合することを目的としており、使用可能な帯
域内において、所望の狭帯域におけるFETの持つ能力
を充分に引き出すことができるものではなく、上述した
ような問題点は依然として解消できるものではなかっ
た。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】実施例2.次に本発明の第2の実施例によ
るマイクロ波増幅器を図6に基づいて説明する。図6に
示すように、この実施例では長さの異なる複数の島パタ
ーンを出力側の絶縁体20上に設け、これら島パターン
の1つを回転機構を有する導電性の金属を用いて選択し
て出力側1/4波長分布定数線路2cと接続することで
オープンスタブの長さを変えるようにしたものである。
図6において、41a〜41dは出力側の絶縁体20上
に、出力側1/4波長分布定数線路2cとは分離されて
放射状に配置された、それぞれ長さの異なる島パターン
である。12は絶縁性の調整棒11の先端に取り付けら
れた導電性の金属であり、該導電性の金属の一端側は常
時、出力側1/4波長分布定数線路2cに接触してお
り、その他端は上記絶縁性の調整棒11を矢印方向に回
動させることによって、上記複数の島パターン41a〜
41dの1つに接続するようにその配置場所及び長さが
設定されている。さらに図(b) に示すように、この絶
縁性の調整棒11の上端側は、キャップ60に設けた開
口60aに挿通されてその一部がキャップ60上面に突
出した状態となっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】次に以上のような構成を有するマイクロ波
増幅器を用い、所望とする帯域内で整合をとるためのイ
ンピーダンス調整方法について説明する。上記実施例と
同様にして所望とする周波数帯域の中から波長の高い側
の周波数の1/4波長分布定数線路2c一段で整合をと
るとともに、調整棒11を回転させることにより所望の
島パターンと主線路2cとを接続させ所望の帯域で整合
をとるようにする。整合のとれた周波数を高い方の周波
数にもってきたいときは、調整棒11を長い方の島パタ
ーン41a側に回動させて導電性の金属12を所定の島
パターンと接続し、逆に整合のとれた周波数を低い方の
周波数にもってきたいときは、調整棒11を短い方の島
パターン41d側に回動させて導電性の金属12を所定
の島パターンと接続することにより実施することができ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】次に以上のような構成を有するマイクロ波
増幅器を用い、所望とする帯域内で整合をとるためのイ
ンピーダンス調整方法について説明する。上記各実施例
と同様にして所望とする周波数帯域の中から波長の高い
側の周波数の1/4波長分布定数線路2c一段で整合を
とるとともに、図8(b) に示すように、出力端子8b近
傍に対応する位置に絶縁性の凸部材15を介して形成さ
れた導電性の金属16を有するキャップ60を用いてパ
ッケージ本体5を封止することにより、1/4波長分
布定数線路2cと金属16とが電気的に接続されるた
め、この金属16の大きさに応じたスタブが付加される
こととなり、これに応じて整合のとれた周波数が低下す
る。そして大きさの異なる金属16を有するキャップ6
0を何種類か準備しておき、所望の周波数で整合がとれ
るキャップを選択して装着することにより、上記第1の
実施例と同様の効果を奏することができるとともに、パ
ッケージ封止作業と帯域調整作業とを同時に行うことが
できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅素子と、該増幅素子の入出力インピ
    ーダンスを整合するための整合回路とを備えたマイクロ
    波増幅器において、 所望とする周波数帯域の内の高い側の周波数を持つ信号
    の1/4波長相当の長さを有する分布定数線路1段から
    構成された整合回路と、 上記分布定数線路の入力あるいは出力端子近傍に設けら
    れ、その長さを変化させることで、上記増幅素子の利得
    が最大となる狭帯域を変化させるための開放スタブとを
    備えたことを特徴とするマイクロ波増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロ波増幅器におい
    て、 上記増幅素子と整合回路とは同一のパッケージ内に収納
    されたものであり、 上記開放スタブは、 隣接する島パターン間を微細パターンで接続した構造を
    有し、前記各島パターンが上記パッケージの外部に形成
    された電極パッドとそれぞれ接続され、隣接する所定の
    島パターンに接続する電源供給用パッド間に電流を流す
    ことにより、当該島パターン間を接続する微細パターン
    が溶断されて所望とする長さの開放スタブとなるもので
    あることを特徴とするマイクロ波増幅器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマイクロ波増幅器におい
    て、 上記増幅素子と整合回路とは同一のパッケージ内に収納
    されたものであり、 上記開放スタブは、 それぞれ長さの異なる複数の島パターン構造を有し、切
    替えスイッチにより、上記複数の島パターンの中から所
    定の1つの島パターンが選択されて上記分布定数線路に
    接続されることにより所定の長さを有する開放スタブと
    なるものであることを特徴とするマイクロ波増幅器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のマイクロ波増幅器におい
    て、 上記増幅素子と整合回路とは同一のパッケージ内に収納
    されたものであり、 上記開放スタブは、 それぞれ独立した島パターン構造を有し、前記各隣接す
    る島パターン間に対して上方から当接する導通スイッチ
    によりこれら隣接する島パターン間が電気的に導通して
    所定の長さを有する開放スタブとなるものであることを
    特徴とするマイクロ波増幅器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のマイクロ波増幅器におい
    て、 上記増幅素子と整合回路とは同一のパッケージ内に収納
    されたものであり、 上記開放スタブは、 上記パッケージのキャップ裏面に絶縁性の凸部材を介し
    て形成された所定の大きさを有する金属体を用いて構成
    され、上記キャップで上記パッケージを封止した際に上
    記金属体が上記分布定数線路に接触して前記金属体の大
    きさに応じた長さを有する開放スタブとなるものである
    ことを特徴とするマイクロ波増幅器。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のマイクロ波増幅器におい
    て、 上記増幅器に電界効果トランジスタが用いられているこ
    とを特徴とするマイクロ波増幅器。
JP4237703A 1992-08-12 1992-08-12 マイクロ波増幅器 Pending JPH0661760A (ja)

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