JPH0661700B2 - 研削盤 - Google Patents
研削盤Info
- Publication number
- JPH0661700B2 JPH0661700B2 JP63076549A JP7654988A JPH0661700B2 JP H0661700 B2 JPH0661700 B2 JP H0661700B2 JP 63076549 A JP63076549 A JP 63076549A JP 7654988 A JP7654988 A JP 7654988A JP H0661700 B2 JPH0661700 B2 JP H0661700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grindstone
- axis
- forming
- outer peripheral
- peripheral surface
- Prior art date
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は機上に砥石を取付けたままの状態で成形加工
できるようにした研削盤に関する。
できるようにした研削盤に関する。
（従来の技術） 従来、研削盤として、例えばＮＣ光学式倣い研削盤にお
いて、ダイヤモンダやＣＢＮなどの超砥粒砥石を成形す
る場合には、その研削盤上では成形加工できず、その超
砥粒砥石を研削盤から取外して、別個に設けた砥石成形
機で成形加工を行なっていた。
いて、ダイヤモンダやＣＢＮなどの超砥粒砥石を成形す
る場合には、その研削盤上では成形加工できず、その超
砥粒砥石を研削盤から取外して、別個に設けた砥石成形
機で成形加工を行なっていた。
（発明が解決しようとする課題） ところで、前述した従来技術の別個の砥石成形加工機で
砥石を成形する場合には、砥石を研削盤から取付け、取
外しの操作を行なう手間を要すると共に、成形加工の高
精度化，高能率化の面で問題があった。
砥石を成形する場合には、砥石を研削盤から取付け、取
外しの操作を行なう手間を要すると共に、成形加工の高
精度化，高能率化の面で問題があった。
また、砥石を成形砥石によって成形する場合、成形砥石
に偏摩耗を生じ易いものであり、１つの成形砥石でもっ
て砥石の種々の形状の成形に対応することができないも
のであった。
に偏摩耗を生じ易いものであり、１つの成形砥石でもっ
て砥石の種々の形状の成形に対応することができないも
のであった。
（課題を解決するための手段） 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、テーブル
に支持されたワークを研削する円盤状の砥石を、砥石ヘ
ッドに水平にかつ回転駆動自在に備えた砥石スピンドル
に装着して設けると共に上下方向のＺ軸方向へ移動自在
に設け、前記テーブルを前記砥石に対してＺ軸に対し直
交するＸ軸，Ｙ軸方向へ相対的に移動自在に設け、この
テーブルに装着した回転駆動手段によって回転駆動され
る円盤状の成形砥石の外周面を、前記砥石の外周面に対
して互の回転方向が直交する態様で接触自在に設け、前
記砥石を成形すべき成形サイクルプログラムを作成する
プログラム作成手段を備えてなるＮＣ装置を設けてな
り、作成された前記成形サイクルプログラムの実行時は
砥石を回転駆動すると共に上下動し、かつ成形砥石を回
転駆動すると共に前記テーブルを前記砥石に対して相対
的にＸ軸，Ｙ軸方向へ移動制御し、前記砥石の外周面を
前記成形砥石の外周面に互の回転方向が直交する態様で
接触せしめて前記砥石の成形を行う構成としてなるもの
である。
に支持されたワークを研削する円盤状の砥石を、砥石ヘ
ッドに水平にかつ回転駆動自在に備えた砥石スピンドル
に装着して設けると共に上下方向のＺ軸方向へ移動自在
に設け、前記テーブルを前記砥石に対してＺ軸に対し直
交するＸ軸，Ｙ軸方向へ相対的に移動自在に設け、この
テーブルに装着した回転駆動手段によって回転駆動され
る円盤状の成形砥石の外周面を、前記砥石の外周面に対
して互の回転方向が直交する態様で接触自在に設け、前
記砥石を成形すべき成形サイクルプログラムを作成する
プログラム作成手段を備えてなるＮＣ装置を設けてな
り、作成された前記成形サイクルプログラムの実行時は
砥石を回転駆動すると共に上下動し、かつ成形砥石を回
転駆動すると共に前記テーブルを前記砥石に対して相対
的にＸ軸，Ｙ軸方向へ移動制御し、前記砥石の外周面を
前記成形砥石の外周面に互の回転方向が直交する態様で
接触せしめて前記砥石の成形を行う構成としてなるもの
である。
（作用） 上記構成により、円盤状の砥石の外周面と成形砥石の外
周面は回転方向が互に直交する態様で接触しており、か
つ砥石と成形砥石との相対的な移動は、成形砥石を固定
したものと仮定すると、砥石が成形砥石の厚み方向に移
動し乍ら成形サイクルプログラムに従って、相対的に移
動して、砥石の成形加工を行うものである。
周面は回転方向が互に直交する態様で接触しており、か
つ砥石と成形砥石との相対的な移動は、成形砥石を固定
したものと仮定すると、砥石が成形砥石の厚み方向に移
動し乍ら成形サイクルプログラムに従って、相対的に移
動して、砥石の成形加工を行うものである。
したがって、砥石の成形加工時に成形砥石の外周面の摩
耗が激しいものの、成形砥石の形状は、常に軸芯と平行
な線分を軸芯回りに回転した態様の円盤形状をなすもの
であって、外周面部分の断面形状が凹凸や傾斜をなすも
のではない。
耗が激しいものの、成形砥石の形状は、常に軸芯と平行
な線分を軸芯回りに回転した態様の円盤形状をなすもの
であって、外周面部分の断面形状が凹凸や傾斜をなすも
のではない。
よって、成形砥石が摩耗した場合であっても偏摩耗をす
るものではなく、砥石の種々の成形加工に対応し得るも
のである。
るものではなく、砥石の種々の成形加工に対応し得るも
のである。
（実施例） 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第２図を参照するに、研削盤としての光学式倣い研削盤
１で、特に加工情報を記憶装置に入力し、これから出力
するための操作盤３を備えている。この操作盤３は記憶
装置および記憶装置に基づく研削盤のＮＣ装置を収めた
框体５を付属している。
１で、特に加工情報を記憶装置に入力し、これから出力
するための操作盤３を備えている。この操作盤３は記憶
装置および記憶装置に基づく研削盤のＮＣ装置を収めた
框体５を付属している。
光学式倣い研削盤１には、基台７の上部左側に例えば円
盤状の砥石９を保持する砥石ヘッド１１が傾斜回動可能
に支承してある。砥石９は、砥石ヘッド１１に沿って昇
降自在に設けてある。砥石ヘッド１１の傾斜回動を案内
するコラム１３の裏面に設けられた電動機の如き駆動手
段１５によりベルトを介して砥石９を回転して研削加工
を行なうものである。
盤状の砥石９を保持する砥石ヘッド１１が傾斜回動可能
に支承してある。砥石９は、砥石ヘッド１１に沿って昇
降自在に設けてある。砥石ヘッド１１の傾斜回動を案内
するコラム１３の裏面に設けられた電動機の如き駆動手
段１５によりベルトを介して砥石９を回転して研削加工
を行なうものである。
コラム１３は下面に摺動面を有し、受台１７の上面に形
成した案内溝に沿い、Ｘ軸方向（第２図において紙面に
対して直交する方向）に移動する。受台１７の下面に
は、砥石車９および砥石ヘッド１１を備えたコラム１３
をＸ軸方向に移動するための移動自在な移動台１９が設
けてあり、その移動台１９の下面には、砥石９および砥
石ヘッド１１を備えたコラム１３をＹ軸方向（第２図に
おいて左右方向）に移動するためのＹ軸移動手段２１が
設けてある。
成した案内溝に沿い、Ｘ軸方向（第２図において紙面に
対して直交する方向）に移動する。受台１７の下面に
は、砥石車９および砥石ヘッド１１を備えたコラム１３
をＸ軸方向に移動するための移動自在な移動台１９が設
けてあり、その移動台１９の下面には、砥石９および砥
石ヘッド１１を備えたコラム１３をＹ軸方向（第２図に
おいて左右方向）に移動するためのＹ軸移動手段２１が
設けてある。
機台７の前面には、Ｘ軸ハンドル２３，Ｙ軸ハンドル２
５が設けてあり、このＸ軸ハンドル２３およびＹ軸ハン
ドル２５を作業者が手動で操作することにより、砥石９
および砥石ヘッド１１を備えたコラム１３がＸ軸方向，
Ｙ軸方向へ移動可能となっている。
５が設けてあり、このＸ軸ハンドル２３およびＹ軸ハン
ドル２５を作業者が手動で操作することにより、砥石９
および砥石ヘッド１１を備えたコラム１３がＸ軸方向，
Ｙ軸方向へ移動可能となっている。
機台７の上面右側の砥石９と対向する位置には、ワーク
を支持するテーブル２７が設けてあり、テーブル２７は
下面に設けられたＸ軸移動台２９の案内面に沿ってＸ軸
ハンドル３１によってＸ軸方向に移動自在となってい
る。
を支持するテーブル２７が設けてあり、テーブル２７は
下面に設けられたＸ軸移動台２９の案内面に沿ってＸ軸
ハンドル３１によってＸ軸方向に移動自在となってい
る。
Ｘ軸移動台２９の下面には、Ｙ軸方向に移動自在な案内
面を有するＹ軸移動台３３が設けてあり、そのＹ軸移動
台３３に設けられたＹ軸ハンドル３５の回転により、Ｙ
軸移動台３３はＹ軸方向へ移動する。また、Ｙ軸移動台
３３はＺ軸方向（第２図において上下方向）に移動自在
であり、電動機のごときＺ軸駆動手段３７により昇降す
るものである。
面を有するＹ軸移動台３３が設けてあり、そのＹ軸移動
台３３に設けられたＹ軸ハンドル３５の回転により、Ｙ
軸移動台３３はＹ軸方向へ移動する。また、Ｙ軸移動台
３３はＺ軸方向（第２図において上下方向）に移動自在
であり、電動機のごときＺ軸駆動手段３７により昇降す
るものである。
上記構成により、ワークはテーブル２７に載置され、ｘ
軸，Ｙ軸およびＺ軸方向に位置決めされると共に、砥石
９を所定の回転数で回転させて、砥石９をＸ軸およびＹ
軸方向に移動せしめることによって、砥石９でワークに
研削加工が行なわれることになる。
軸，Ｙ軸およびＺ軸方向に位置決めされると共に、砥石
９を所定の回転数で回転させて、砥石９をＸ軸およびＹ
軸方向に移動せしめることによって、砥石９でワークに
研削加工が行なわれることになる。
砥石９とワークの研削面の上方には、研削面を投影する
投影器が設けてあり、機台７の上方に設けられたスクリ
ーン３９に、砥石９とワークが投影される。この投影の
倍率は数段階選択可能となっている。
投影器が設けてあり、機台７の上方に設けられたスクリ
ーン３９に、砥石９とワークが投影される。この投影の
倍率は数段階選択可能となっている。
前記テーブル２７の前記砥石９に対向した位置には、成
形砥石回転装置４１が設けられている。より詳細には、
第１図に示されているように、砥石ヘッド１１に対して
Ｚ軸方向へ移動自在でかつ回転自在な砥石スピンドル４
３が水平に支承されており、その砥石スピンドル４３の
先端部には円盤状の砥石９が垂直に装着されている。
形砥石回転装置４１が設けられている。より詳細には、
第１図に示されているように、砥石ヘッド１１に対して
Ｚ軸方向へ移動自在でかつ回転自在な砥石スピンドル４
３が水平に支承されており、その砥石スピンドル４３の
先端部には円盤状の砥石９が垂直に装着されている。
前記成形砥石回転装置４１の回転駆動手段４５がブラケ
ット４７を介して前記テーブル２７に設けられている。
回転駆動手段４５には上下方向の軸芯を有した回転軸４
９が回転自在に備えられており、この回転軸４９の上部
には、円盤状の成形砥石５１が水平に支承されている。
ット４７を介して前記テーブル２７に設けられている。
回転駆動手段４５には上下方向の軸芯を有した回転軸４
９が回転自在に備えられており、この回転軸４９の上部
には、円盤状の成形砥石５１が水平に支承されている。
上記構成により、第３図および第４図に示すごとく、テ
ーブル２７にブラケット４７を介して設けられた回転駆
動手段４５を駆動させることにより、成形砥石５１が回
転軸４９を介して水平に回転される。さらに、砥石９を
回転させると共に矢印Ｚ方向に上下動し、かつ相対的に
Ｘ軸およびＹ軸方向へ移動させることによって、砥石９
の周面が成形砥石５１の周面に回転方向が直交する態様
で接触しながら、第４図に示した矢印の成形サイクルの
ごとく移動して成形砥石５１により砥石９の成形加工が
行なわれることとなる。
ーブル２７にブラケット４７を介して設けられた回転駆
動手段４５を駆動させることにより、成形砥石５１が回
転軸４９を介して水平に回転される。さらに、砥石９を
回転させると共に矢印Ｚ方向に上下動し、かつ相対的に
Ｘ軸およびＹ軸方向へ移動させることによって、砥石９
の周面が成形砥石５１の周面に回転方向が直交する態様
で接触しながら、第４図に示した矢印の成形サイクルの
ごとく移動して成形砥石５１により砥石９の成形加工が
行なわれることとなる。
前記框体５内に設けられたＮＣ装置５３には、成形サイ
クルプログラム作成手段５５が備えられている。すなわ
ち、第５図には成形サイクルプログラムを作成するため
の構成ブロック図が示されている。第５図において、操
作盤３に備えられているキーボードなどの入力手段によ
り初期条件、ツルーイング条件およびドレッシング条件
が成形サイクルプログラム作成手段５５に入力される。
その成形サイクルプログラム作成手段５５ではこれらの
初期条件、ツルーイング条件およびドレッシング条件を
基にして成形サイクルプログラムが作成される。
クルプログラム作成手段５５が備えられている。すなわ
ち、第５図には成形サイクルプログラムを作成するため
の構成ブロック図が示されている。第５図において、操
作盤３に備えられているキーボードなどの入力手段によ
り初期条件、ツルーイング条件およびドレッシング条件
が成形サイクルプログラム作成手段５５に入力される。
その成形サイクルプログラム作成手段５５ではこれらの
初期条件、ツルーイング条件およびドレッシング条件を
基にして成形サイクルプログラムが作成される。
例えば、砥石９が丸砥石の場合には、第６図に示したご
とく、ツルーイング切込量やドレッシング切込量などに
より、点Ｐ0 〜Ｐn の点座標、円Ｒ1 〜Ｒn の半径が計
算され、また、点Ｐ1 はＲ1 ，Ｌ1 のつなぎの点である
ことがわかる。
とく、ツルーイング切込量やドレッシング切込量などに
より、点Ｐ0 〜Ｐn の点座標、円Ｒ1 〜Ｒn の半径が計
算され、また、点Ｐ1 はＲ1 ，Ｌ1 のつなぎの点である
ことがわかる。
これにより、まず、 Ｇ２ ＸＰ1x ＹＰ1y Ｒ-1； Ｇ１ ＸＰ2x ＹＰ2y ： ： ： といったプログラムが作成される。
このプログラムが作成された後は、ツルーイング，ドレ
ッシング送り速度などのデータによりＦ指令を施こすこ
とにより一連のプログラムが完成され、その一連のプロ
グラムがＮＣ装置５３に取込まれて砥石９の回転駆動が
行われると共に上下動され、また成形砥石５１が回転駆
動され、上記砥石９の外周面と成形砥石５１の外周面と
を互の回転方向が直交する態様で接触せしめて、砥石９
の成形加工が行なわれることになる。
ッシング送り速度などのデータによりＦ指令を施こすこ
とにより一連のプログラムが完成され、その一連のプロ
グラムがＮＣ装置５３に取込まれて砥石９の回転駆動が
行われると共に上下動され、また成形砥石５１が回転駆
動され、上記砥石９の外周面と成形砥石５１の外周面と
を互の回転方向が直交する態様で接触せしめて、砥石９
の成形加工が行なわれることになる。
砥石９が例えば平砥石，Ｖ丸砥石の場合には、第７図の
（Ａ），（Ｂ）に示したような成形サイクルにより成形
加工が行なわれることになる。
（Ａ），（Ｂ）に示したような成形サイクルにより成形
加工が行なわれることになる。
前記成形サイクルプログラム作成手段５５の動作を第８
図に示したフローチャートを基にして説明する。第８図
において、ステップＳ１で操作盤３の入力手段から初期
条件，ツルーイング条件およびドレッシング条件などの
諸条件を入力する。ステップＳ２では前記諸条件を基に
して図形データの計算を行ない、ステップＳ３でＮＣプ
ログラムの変換を行なって成形サイクルプログラムが作
成されて終了する。
図に示したフローチャートを基にして説明する。第８図
において、ステップＳ１で操作盤３の入力手段から初期
条件，ツルーイング条件およびドレッシング条件などの
諸条件を入力する。ステップＳ２では前記諸条件を基に
して図形データの計算を行ない、ステップＳ３でＮＣプ
ログラムの変換を行なって成形サイクルプログラムが作
成されて終了する。
このように、テーブル２７に成形砥石回転装置４１を設
け、その成形砥石回転装置４１の回転駆動手段４５の回
転軸４９に成形砥石５１を取付ける。その回転軸４９の
軸芯は、水平な砥石スピンドル４３に対し垂直に設けら
れている。また、ＮＣ装置５３に成形サイクルプログラ
ム作成手段５５を備えたことにより、成形サイクルプロ
グラムが作成される。而して、その成形サイクルプログ
ラムにより、砥石９が成形砥石５１により光学式倣い研
削盤１上で脱着することなく成形加工を自動的に行なう
ことができる。したがって、砥石９の取外し，取付けに
よる振れなどの影響を受けることなく、成形加工の高精
度，高能率化を図ることができる。
け、その成形砥石回転装置４１の回転駆動手段４５の回
転軸４９に成形砥石５１を取付ける。その回転軸４９の
軸芯は、水平な砥石スピンドル４３に対し垂直に設けら
れている。また、ＮＣ装置５３に成形サイクルプログラ
ム作成手段５５を備えたことにより、成形サイクルプロ
グラムが作成される。而して、その成形サイクルプログ
ラムにより、砥石９が成形砥石５１により光学式倣い研
削盤１上で脱着することなく成形加工を自動的に行なう
ことができる。したがって、砥石９の取外し，取付けに
よる振れなどの影響を受けることなく、成形加工の高精
度，高能率化を図ることができる。
なお、この発明は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。例えば実施例では光学式倣い研削
盤で説明したが、それ以外の研削盤であっても対応可能
である。
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。例えば実施例では光学式倣い研削
盤で説明したが、それ以外の研削盤であっても対応可能
である。
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本発明は、テーブル２７に支持されたワークを研削
する円盤状の砥石９を、砥石ヘッド１１に水平にかつ回
転駆動自在に備えた砥石スピンドル４３に装着して設け
ると共に上下方向のＺ軸方向へ移動自在に設け、前記テ
ーブル２７を前記砥石９に対してＺ軸に対し直交するＸ
軸，Ｙ軸方向へ相対的に移動自在に設け、このテーブル
２７に装着した回転駆動手段４５によって回転駆動され
る円盤状の成形砥石５１の外周面を、前記砥石９の外周
面に対して互の回転方向が直交する態様で接触自在に設
け、前記砥石９を成形すべき成形サイクルプログラムを
作成するプログラム作成手段５５を備えてなるＮＣ装置
５３を設けてなり、作成された前記成形サイクルプログ
ラムの実行時は砥石９を回転駆動すると共に上下動し、
かつ成形砥石５１を回転駆動すると共に前記テーブル２
７を前記砥石９に対して相対的にＸ軸，Ｙ軸方向へ移動
制御し、前記砥石９の外周面を前記成形砥石５１の外周
面に互の回転方向が直交する態様で接触せしめて前記砥
石９の成形を行う構成としてなるものである。前記構成
より明らかなように、本発明においては、円盤状の砥石
９の軸芯は水平で、円盤状の成形砥石５１の軸芯は垂直
である。そして、ＮＣ装置５３に備えた成形サイクルプ
ログラム作成手段５５によって作成された成形サイクル
プログラムの実行時には、砥石９は回転駆動されると共
にＺ軸方向に上下動されるものであり、成形砥石５１は
回転駆動されると共に砥石９に対して相対的にＸ軸，Ｙ
軸方向へ移動制御され、砥石９の外周面を成形砥石５１
の外周面に接触せしめて砥石９の成形を行う構成であ
る。
るに本発明は、テーブル２７に支持されたワークを研削
する円盤状の砥石９を、砥石ヘッド１１に水平にかつ回
転駆動自在に備えた砥石スピンドル４３に装着して設け
ると共に上下方向のＺ軸方向へ移動自在に設け、前記テ
ーブル２７を前記砥石９に対してＺ軸に対し直交するＸ
軸，Ｙ軸方向へ相対的に移動自在に設け、このテーブル
２７に装着した回転駆動手段４５によって回転駆動され
る円盤状の成形砥石５１の外周面を、前記砥石９の外周
面に対して互の回転方向が直交する態様で接触自在に設
け、前記砥石９を成形すべき成形サイクルプログラムを
作成するプログラム作成手段５５を備えてなるＮＣ装置
５３を設けてなり、作成された前記成形サイクルプログ
ラムの実行時は砥石９を回転駆動すると共に上下動し、
かつ成形砥石５１を回転駆動すると共に前記テーブル２
７を前記砥石９に対して相対的にＸ軸，Ｙ軸方向へ移動
制御し、前記砥石９の外周面を前記成形砥石５１の外周
面に互の回転方向が直交する態様で接触せしめて前記砥
石９の成形を行う構成としてなるものである。前記構成
より明らかなように、本発明においては、円盤状の砥石
９の軸芯は水平で、円盤状の成形砥石５１の軸芯は垂直
である。そして、ＮＣ装置５３に備えた成形サイクルプ
ログラム作成手段５５によって作成された成形サイクル
プログラムの実行時には、砥石９は回転駆動されると共
にＺ軸方向に上下動されるものであり、成形砥石５１は
回転駆動されると共に砥石９に対して相対的にＸ軸，Ｙ
軸方向へ移動制御され、砥石９の外周面を成形砥石５１
の外周面に接触せしめて砥石９の成形を行う構成であ
る。
すなわち本発明においては、円盤状の砥石９の外周面と
成形砥石５１の外周面は回転方向が直交する態様で接触
しており、かつ砥石９と成形砥石５１との相対的な移動
は、成形砥石５１を固定したものと仮定すると、砥石９
が成形砥石５１の厚み方向に移動し乍ら成形サイクルプ
ログラムに従って、例えば第６図，第７図（Ａ），
（Ｂ）に示されるように相対的に移動して、砥石９の成
形加工を行うものである。
成形砥石５１の外周面は回転方向が直交する態様で接触
しており、かつ砥石９と成形砥石５１との相対的な移動
は、成形砥石５１を固定したものと仮定すると、砥石９
が成形砥石５１の厚み方向に移動し乍ら成形サイクルプ
ログラムに従って、例えば第６図，第７図（Ａ），
（Ｂ）に示されるように相対的に移動して、砥石９の成
形加工を行うものである。
したがって、本発明によれば、砥石９の成形加工時に成
形砥石５１の外周面の摩耗が激しいものの、成形砥石５
１の形状は、常に軸芯と平行な線分を軸芯回りに回転し
た態様の円盤形状をなすものであって、外周面部分の断
面形状が凹凸や傾斜をなすものではない。
形砥石５１の外周面の摩耗が激しいものの、成形砥石５
１の形状は、常に軸芯と平行な線分を軸芯回りに回転し
た態様の円盤形状をなすものであって、外周面部分の断
面形状が凹凸や傾斜をなすものではない。
よって、成形砥石５１が摩耗した場合であっても偏摩耗
をするものではなく、砥石９の種々の成形加工に対応し
得るものである。
をするものではなく、砥石９の種々の成形加工に対応し
得るものである。
第１図はこの発明の主要部を示し、第２図におけるＩ矢
視部の拡大斜視図である。 第２図はこの発明を実施した一実施例の研削盤としての
光学倣い研削盤の正面図である。 第３図は砥石と成形砥石回転装置との関係を示した正面
図、第４図は第３図における平面図である。 第５図はこの発明の主要部である成形サイクルプログラ
作成手段の構成ブロック図、第６図は成形サイクルプロ
グラムを作成するための丸砥石における説明図、第７図
（Ａ），（Ｂ）は平砥石，Ｖ丸砥石における成形サイク
ルの説明図である。 第８図は成形サイクルプログラム作成手段の動作を説明
するフローチャートである。 １……光学式倣い研削盤、９……砥石 １１……砥石ヘッド、２７……テーブル ４１……成形砥石回転装置 ４３……砥石スピンドル、４５……回転駆動手段、４９
……回転軸、 ５１……成形砥石、５３……ＮＣ装置 ５５……成形サイクルプログラム作成手段
視部の拡大斜視図である。 第２図はこの発明を実施した一実施例の研削盤としての
光学倣い研削盤の正面図である。 第３図は砥石と成形砥石回転装置との関係を示した正面
図、第４図は第３図における平面図である。 第５図はこの発明の主要部である成形サイクルプログラ
作成手段の構成ブロック図、第６図は成形サイクルプロ
グラムを作成するための丸砥石における説明図、第７図
（Ａ），（Ｂ）は平砥石，Ｖ丸砥石における成形サイク
ルの説明図である。 第８図は成形サイクルプログラム作成手段の動作を説明
するフローチャートである。 １……光学式倣い研削盤、９……砥石 １１……砥石ヘッド、２７……テーブル ４１……成形砥石回転装置 ４３……砥石スピンドル、４５……回転駆動手段、４９
……回転軸、 ５１……成形砥石、５３……ＮＣ装置 ５５……成形サイクルプログラム作成手段
Claims (1)
- 【請求項１】テーブル（２７）に支持されたワークを研
削する円盤状の砥石（９）を、砥石ヘッド（１１）に水
平にかつ回転駆動自在に備えた砥石スピンドル（４３）
に装着して設けると共に上下方向のＺ軸方向へ移動自在
に設け、前記テーブル（２７）を前記砥石（９）に対し
てＺ軸に対し直交するＸ軸，Ｙ軸方向へ相対的に移動自
在に設け、このテーブル（２７）に装着した回転駆動手
段（４５）によって回転駆動される円盤状の成形砥石
（５１）の外周面を、前記砥石（９）の外周面に対して
互の回転方向が直交する態様で接触自在に設け、前記砥
石（９）を成形すべき成形サイクルプログラムを作成す
るプログラム作成手段（５５）を備えてなるＮＣ装置
（５３）を設けてなり、作成された前記成形サイクルプ
ログラムの実行時は砥石（９）を回転駆動すると共に上
下動し、かつ成形砥石（５１）を回転駆動すると共に前
記テーブル（２７）を前記砥石（９）に対して相対的に
Ｘ軸，Ｙ軸方向へ移動制御し、前記砥石（９）の外周面
を前記成形砥石（５１）の外周面に互の回転方向が直交
する態様で接触せしめて前記砥石（９）の成形を行う構
成としてなることを特徴とする研削盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63076549A JPH0661700B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 研削盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63076549A JPH0661700B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 研削盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01252359A JPH01252359A (ja) | 1989-10-09 |
| JPH0661700B2 true JPH0661700B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=13608343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63076549A Expired - Fee Related JPH0661700B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 研削盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661700B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0192366U (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-16 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63076549A patent/JPH0661700B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01252359A (ja) | 1989-10-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |