JPH066169A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPH066169A
JPH066169A JP16481992A JP16481992A JPH066169A JP H066169 A JPH066169 A JP H066169A JP 16481992 A JP16481992 A JP 16481992A JP 16481992 A JP16481992 A JP 16481992A JP H066169 A JPH066169 A JP H066169A
Authority
JP
Japan
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piezoelectric substrate
package
ceramic package
input
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP16481992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Yoshida
幸雄 吉田
Kayo Matsumoto
圭代 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16481992A priority Critical patent/JPH066169A/ja
Publication of JPH066169A publication Critical patent/JPH066169A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セラミックパッケージと圧電基板間の接続を
導電性ワイヤを用いないで、パッケージサイズを小型に
するとともに両者の接続を良好にする。 【構成】 圧電基板の入出力電極の引出しパターンを押
圧部材によりセラミックパッケージの外部電極と電気的
に接続したセラミックパッケージの内側底部のパターン
に押えつけて、電気的に接続する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機器などに用いら
れる弾性表面波装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば特開平3-284006号公報に
示され従来の装置を示す断面図であり、図において1は
圧電基板、2はこの圧電基板1を気密構造で実装するセ
ラミックパッケージ、3は圧電基板1をセラミックパッ
ケージ2の内側底部に接着する為の接着剤、4はセラミ
ックパッケージ2の外部電極、5は圧電基板1の一主面
上の入出力電極の引出しパターンと、セラミックパッケ
ージ2の外部電極4に電気的に接続されているワイヤボ
ンディングパッドとを接続する導電性ワイヤ、6はセラ
ミックパッケージの内部を気密構造にする為のカバーで
ある。
【0003】圧電基板1の一主面に設けられた入出力電
極よりの電気信号は、導電性ワイヤ5を介して、セラミ
ックパッケージ2の外部電極4に接続され、外部に入出
力信号として、取り出されるものである。
【0004】図7は、従来の技術を示す断面図であり、
図において、1は半導体素子及び弾性表面波素子などの
各種素子チップ(以下素子チップ)、2はセラミックパ
ッケージ、3は接着剤、4は外部接続端子、5は各種素
子とパッケージを接続するワイヤ、6はカバー、8はパ
ッケージ内部の接続端子、11は内導体、12はパッケ
ージとカバー全周を溶接接合により気密封止機能をもた
せた接合部を示す。
【0005】次に動作について説明する。素子チップ1
は、エポキシ系の接着剤によりパッケージ2に固定され
る。外部信号は、外部接続端子4よりパッケージの内導
体11から内部接続端子8を通り、ワイヤボンディング
によりワイヤ5に接続され各種チップへ入力信号として
伝送される。出力信号についても同様に伝送される。素
子チップを湿気や異物より保護するためにカバーとパッ
ケージは、シーム溶接によりカバー全周とパッケージを
溶接接合し気密封止されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾性表面波装置
は以上のように構成されているので、圧電基板の一主面
に設けられた入出力電極とセラミックパッケージのパッ
ド間をワイヤで接続していた為、カバーの高さをワイヤ
より高くする必要があった。又、圧電基板の周囲にパッ
ケージのワイヤボンディングパッドを設けているので、
パッケージのサイズが大きくなっていた。一方、これを
単純に圧電性基板とセラミックパッケージとを対向させ
る構造とすれば両者の電気的接続性が劣化する。また、
気密封止時の溶接の入熱により接着剤は、接着強度の低
下及びパッケージと剥離するなどを生じ品質,信頼性に
問題があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、パッケージと圧電性基板との
接続が良好な弾性表面波装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る弾性表面
波装置は、圧電性基板とセラミックパッケージとを対向
させて配置し、さらに、カバーと圧電性基板との間に押
圧部材を設けたものである。また、圧電性基板を断熱材
を介して接着材により接着したものである。
【0009】
【作用】この発明における弾性表面波装置は、上記の構
造により、圧電基板の入出力電極部とセラミックパッケ
ージの外部電極部との間に導電性ワイヤを用いていない
為、導電性ワイヤ部及びセラミックパッケージのワイヤ
ボンディング部が不要となり、装置の小型化が向上する
一方、セラミックパッケージと圧電性基板との接続が良
好となる。また、断熱材を使用することにより熱抵抗を
高め接着剤の熱劣化を防止する。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は本発明の断面図である。図にお
いて、1は圧電基板、8はこの圧電基板1の一主面に設
けられた入出力電極の引出しパターンと向かい合った位
置に配置されたセラミックパッケージ上のパターン、4
はセラミックパッケージ2のパターン8と電気的に接続
されたセラミックパッケージ2の外部電極、6は圧電基
板1を気密封止する為にセラミックパッケージ2に溶接
又は接着されるカバー、7は圧電基板1をセラミックパ
ッケージ2のパターン8に押しつける為の弾力性のある
シートである。
【0011】弾性表面波装置の入力信号は、外部よりセ
ラミックパッケージの外部電極、セラミックパッケージ
の内側底部のパターン、圧電基板の入力電極引出しパタ
ーン、圧電基板の入力電極へと供給される。又、出力信
号は、圧電基板の出力電極より、圧電基板の出力電極引
出しパターン、セラミックパッケージの内側底部のパタ
ーン、セラミックパッケージの外部電極へと取出され
る。このとき、セラミックパッケージの内側底部のパタ
ーンと圧電基板の入出力電極引出しパターンとの接続部
は押え付けにより、電気的に接続するものである。その
他の部分は一体構造となっている。
【0012】実施例2.また、上記実施例では、セラミ
ックパッケージ2の内側底部のパターン8と、圧電基板
1の一主面に設けられた入出力電極の引出しパターンと
を直接押し付ける構造を示したが、図2で示すように、
セラミックパッケージ2の内側底部のパターン8と、圧
電基板1の一主面に設けられた入出力電極の引出しパタ
ーン8との間に金ボール等の比較的やわらかい導電体9
を介してもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0013】実施例3.また、上記実施例では、セラミ
ックパッケージ2の底部パターン8に、圧電基板1の一
主面に設けられた入出力電極の引出しパターンを押え付
けるのに圧電体1とカバー6との間に弾力性のあるシー
ト7を設けたが、図3に示すようにセラミックパッケー
ジ2の底部パターン8と圧電基板1の一主面に設けられ
た入出力電極の引出しパターンとの間に、弾力性のある
導電体10を設けてもよく、上記実施例と同様の効果を奏
する。
【0014】実施例4.以下、この発明の一実施例を図
について説明する。図4、図5は、本発明の断面図を示
したもので従来のものと同一符号は、同一又は相当部分
を示すので説明を省略する。13はパッケージ2の素子
チップを接着する面上にコーティングした断熱材であ
る。断熱材上に接着剤3にて素子チップは、パッケージ
に接着固定される。
【0015】次に動作について説明する。パッケージと
カバーの気密封止は、シーム溶接により接合される。こ
の溶接による入熱は、断熱材により熱絶縁され接着剤の
熱劣化は軽減される。
【0016】また断熱材は、シリカの含有量約30パーセ
ントと通常のガラスより少ない低温焼成ガラスを使用す
ることにより更に熱劣化は、軽減される。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、圧電
基板上に設けられた入出力電極引出しパターンとセラミ
ックパッケージの内側底部のパターンとを押えつけによ
り、電気的に接続する構造としたことにより、装置全体
を小型にすることができるとともに圧電性基板とセラミ
ックパッケージとの接続が良好となる。また、断熱材を
パッケージの素子チップ接着面にコーティングしたので
接着剤の熱劣化を防止でき高い信頼性が得られるなどの
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による弾性表面波装置の断
面図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す弾性表面波装置の
断面図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す弾性表面波装置の
断面図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す弾性表面波装置の
断面図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す弾性表面波装置の
断面図である。
【図6】従来の弾性表面波装置の断面図である。
【図7】従来の弾性表面波装置の断面図である。
【符号の説明】
1 圧電基板 2 セラミックパッケージ 3 接着剤 4 セラミックパッケージの外部電極 5 導電性ワイヤ 6 カバー 7 弾力性のあるシート 8 セラミックパッケージの内側底部のパターン 9 金ボール等の比較的やわらかい導電体 10 弾力性のある導電体 11 内導体 12 カバーのパッケージの溶接接合部 13 断熱材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一主面に少なくとも一対以上の入出力電
    極を形成した圧電基板と、一主面に少なくとも当該圧電
    性基板の入出力電極に対応した位置に外部電極が設けら
    れ、前記圧電性基板の入出力電極を設けた主面と対向す
    るように配置されたセラミックパッケージと、前記セラ
    ミックパッケージに接着され、前記圧電性基板を気密封
    止するカバーと、前記カバーと前記圧電性基板との間に
    位置し、前記圧電性基板を前記セラミックパッケージ方
    向に付勢する押圧部材とを備えた弾性表面波装置。
  2. 【請求項2】 前記圧電性基板の入出力電極と前記セラ
    ミックパッケージの外部電極との間に金ボールを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の弾性表面波装置。
  3. 【請求項3】 前記圧電性基板の入出力電極と前記セラ
    ミックパッケージの外部電極との間に弾力性のある導電
    体を設けたことを特徴とする請求項1記載の弾性表面波
    装置。
  4. 【請求項4】 圧電性基板と、セラミックパッケージ
    と、前記セラミックパッケージに接着され、前記圧電性
    基板を気密封止するカバーとを有する弾性表面波装置に
    おいて、前記圧電性基板は断熱材を介して接着材により
    接着されたことを特徴とする弾性表面波装置。
  5. 【請求項5】 断熱材として低温焼成ガラスを用いたこ
    とを特徴とする請求項4記載のセラミックパッケージの
    構造。
JP16481992A 1992-06-23 1992-06-23 弾性表面波装置 Pending JPH066169A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16481992A JPH066169A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 弾性表面波装置

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JP16481992A JPH066169A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 弾性表面波装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH066169A true JPH066169A (ja) 1994-01-14

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ID=15800522

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16481992A Pending JPH066169A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 弾性表面波装置

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JP (1) JPH066169A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5459368A (en) * 1993-08-06 1995-10-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Surface acoustic wave device mounted module
US6446316B1 (en) * 1994-05-02 2002-09-10 Siemens Matsushita Components Gmbh & Co. Kg Method for producing an encapsulation for a SAW component operating with surface acoustic waves
US6571442B1 (en) 1996-05-15 2003-06-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method of making an electronic component
US7291904B2 (en) * 2004-04-28 2007-11-06 Fujitsu Media Devices Limited Downsized package for electric wave device

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US6446316B1 (en) * 1994-05-02 2002-09-10 Siemens Matsushita Components Gmbh & Co. Kg Method for producing an encapsulation for a SAW component operating with surface acoustic waves
US6571442B1 (en) 1996-05-15 2003-06-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method of making an electronic component
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