JPH0661669A - パッケージ搭載装置 - Google Patents

パッケージ搭載装置

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Publication number
JPH0661669A
JPH0661669A JP21148192A JP21148192A JPH0661669A JP H0661669 A JPH0661669 A JP H0661669A JP 21148192 A JP21148192 A JP 21148192A JP 21148192 A JP21148192 A JP 21148192A JP H0661669 A JPH0661669 A JP H0661669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
unit
convection
high heat
guide plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP21148192A
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English (en)
Inventor
Susumu Arai
進 荒井
Ichiro Takamura
一郎 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hasegawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Hasegawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hasegawa Electric Co Ltd filed Critical Hasegawa Electric Co Ltd
Priority to JP21148192A priority Critical patent/JPH0661669A/ja
Publication of JPH0661669A publication Critical patent/JPH0661669A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型かつ安価にでき、パッケージでの発熱を
効率的に放熱できるパッケージ搭載装置を提供する。 【構成】 一つのユニット2に、それぞれプリント基板
1aに複数の電気部品を実装してなる複数のパッケージ
1を挿入搭載するようにしたパッケージ搭載装置におい
て、少なくとも高発熱部品を有し、発熱の放出を必要と
するパッケージ1のプリント基板1aに、前記高発熱部
品を集中して実装すると共に、その実装部分10の上部
に挿入方向に見て前上がりに傾斜して対流誘導板11を
設け、前記ユニット2には、前記複数のパッケージ1を
挿入する側とは反対側に、前記高発熱部品で発熱され、
前記対流誘導板11により誘導される熱風を排出する排
出口13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信機器やコンピュ
ータ等を構成する電気部品を組み込んだパッケージを挿
入搭載するパッケージ搭載装置、特にその対流誘導構造
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パッケージ内に搭載される電気部
品は、ますます小型化され、パッケージへの電気部品の
実装密度が一段と高くなってきている。このようなこと
から、個々の電気部品の発熱に対する放熱対策がパッケ
ージの搭載構造上の大きな課題となっている。
【0003】そこで従来は、パッケージの放熱対策とし
て、図3に示すように、複数枚のパッケージ1を搭載す
る筒型のユニット2の上面に、該ユニット上面と同等の
大きさを有し、パッケージ1の挿入方向に見て前上がり
に傾斜した傾斜板3を具える対流誘導板4を設けると共
に、ユニット2の上面および下面には、各パッケージ1
を案内するための隣接する溝間に熱放散用の通風孔5を
設けている。また、ユニット2の後部には、これを塞ぐ
ように個々のパッケージ1を接続するためのバックワイ
ヤーボード6を設け、これによりユニット2の側面およ
び後面を覆って、ユニット2の上面および下面の通風孔
5と、パッケージ1の挿脱側であるユニット前部とで対
流通路を形成するようにしている。
【0004】図3に示す構成において、パッケージ1で
発熱されたユニット2内の熱量は、ユニット2の下面の
通風孔5および前部からの冷風の吸入により、ユニット
上面の通風孔(図示せず)を介して上部の対流誘導板4
の傾斜板3に導かれ、該傾斜板3に沿ってユニット2の
後部に排出されることになる。また、かかるユニット2
を、図4に示すように複数段積み重ねて装置を構成する
場合には、順次のユニット間に対流誘導板4が配置され
ることになるので、各ユニット2における対流通路は破
線で示すようになり、他のユニットにおける発熱が自ユ
ニットに加算されることがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のパッケージ搭載装置にあっては、ユニット内の
パッケージの発熱量に差異があっても、ユニット内全体
に対流通路を形成するように対流誘導板4を設けてお
り、しかもこの対流誘導板4はユニット2の体積のほぼ
1/2のスペースを必要とすることから、特に図4のよ
うに複数のユニット2を積み重ねて装置を構成する場合
には、実装密度が低くなり、装置の小型化が図れないと
いう問題がある。また、対流誘導板4による対流の誘導
効率を向上させるために、ユニット2の後部全体を、パ
ターンの収容量に関係無くバックワイヤーボード6で覆
うようにしているため、バックワイヤーボード6として
大きなものが必要となり、高価になるという問題があ
る。
【0006】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、小型かつ安価にでき、パッケー
ジでの発熱を効率的に放熱できるよう適切に構成したパ
ッケージ搭載装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、一つのユニットに、それぞれプリン
ト基板に複数の電気部品を実装してなる複数のパッケー
ジを挿入搭載するようにしたパッケージ搭載装置におい
て、少なくとも高発熱部品を有し、発熱の放出を必要と
するパッケージのプリント基板に、前記高発熱部品を集
中して実装すると共に、その実装部分の上部に挿入方向
に見て前上がりに傾斜して対流誘導板を設け、前記ユニ
ットには、前記複数のパッケージを挿入する側とは反対
側に、前記高発熱部品で発熱され、前記対流誘導板によ
り誘導される熱風を排出する排出口を設ける。
【0008】
【作用】かかる構成において、集中して実装した高発熱
部品での発熱は、例えばユニットのパッケージ挿入側か
らの冷風の吸入により、高発熱部品の実装部分の上部に
設けられた対流誘導板によりユニット後部の排出口に誘
導されて排出されることになる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例の要部の構成を
示すものである。この実施例は、ユニット2に複数のパ
ッケージを搭載するもので、ユニット2は図3に示した
と同様に筒型に形成され、その上面および下面には各パ
ッケージを案内するための隣接する溝(図示せず)間に
熱放散用の通風孔5が設けられている。この実施例で
は、搭載される複数のパッケージのうち、パワーモジュ
ール等の高発熱部品を実装し、発熱の放出を必要とする
パッケージ1に対してのみ放熱対策を施す。
【0010】すなわち、かかるパッケージ1には、プリ
ント基板1aのユニット2への挿入方向先端部の上部一
か所(破線で示す実装部分10)に、高発熱部品を集中
して実装すると共に、その実装部分10の上部に挿入方
向に見て前上がりに傾斜して対流誘導板11を設ける。
なお、符号1bはコネクタを示す。
【0011】一方、ユニット2には、その後部にバック
ワイヤーボード12を設ける。ここで、バックワイヤー
ボード12は、各パッケージに設けられたコネクタ1b
が接続されるパッケージ接続用コネクタ(図示せず)の
実装スペースおよびパッケージ相互間の接続パターンス
ペースを収容する最小限の大きさとする。したがって、
その大きさは、高さが図3に示す従来の場合に比べて約
2/3とすることができる。このバックワイヤーボード
12を、ユニット2の後部に、両者の下辺をほぼ一致さ
せて取り付け、これによってユニット2の後部に形成さ
れる余剰の開口スペース(約1/3)を熱風の排出口1
3として作用させるようにする。
【0012】図1に示す構成において、パッケージ1に
集中して実装した高発熱部品で発熱された熱量は、ユニ
ット2の下面の通風孔5および/または前部からの冷風
の吸入により、高発熱部品の実装部分10の上部の対流
誘導板11に導かれ、該対流誘導板11に沿ってユニッ
ト2の後部の排出口13から排出されることになる。ま
た、かかるユニット2を、図2に示すように複数段積み
重ねて装置を構成する場合には、各ユニット2における
対流通路は破線で示すようになり、各ユニット2の高発
熱部品で発熱した熱量は、当該ユニット2の排出口13
からユニット後部に排出されるので、他のユニットにお
ける発熱が自ユニットに加算されるのを最小限に抑える
ことができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ユニ
ットの上部に対流誘導板を設けるのではなく、プリント
基板に対流誘導板を設け、この対流誘導板によって誘導
される熱風をユニット後部の排出口から排出するように
したので、特に複数のユニットを積み重ねて装置を構成
する場合には、ユニットの実装密度を高めることがで
き、装置を小型にできる。
【0014】また、対流誘導板は、少なくとも高発熱部
品を有し、発熱の放出を必要とするパッケージに設ける
ようにしたので、パッケージでの発熱を効率的に放熱で
きると共に、全体を安価にでき、ユニットへの電気部品
の実装密度を低下させることもない。さらに、ユニット
後部に排出口を形成するようにしたので、バックワイヤ
ーボードとして、パッケージ接続用コネクタ実装スペー
スおよびパッケージ相互間の接続パターンスペースを収
容する最小限の大きさの安価なものを用いることがで
き、全体を安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部の構成を示す斜視図
である。
【図2】図1に示すユニットを複数個積み重ねた状態を
線図的に示す側面図である。
【図3】従来の技術を説明するための線図的斜視図であ
る。
【図4】図3に示すユニットを複数個積み重ねた状態を
線図的に示す側面図である。
【符号の説明】
1 パッケージ 1a プリント基板 1b コネクタ 2 ユニット 5 通風孔 10 実装部分 11 対流誘導板 12 バックワイヤーボード 13 排出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのユニットに、それぞれプリント基
    板に複数の電気部品を実装してなる複数のパッケージを
    挿入搭載するようにしたパッケージ搭載装置において、
    少なくとも高発熱部品を有し、発熱の放出を必要とする
    パッケージのプリント基板に、前記高発熱部品を集中し
    て実装すると共に、その実装部分の上部に挿入方向に見
    て前上がりに傾斜して対流誘導板を設け、前記ユニット
    には、前記複数のパッケージを挿入する側とは反対側
    に、前記高発熱部品で発熱され、前記対流誘導板により
    誘導される熱風を排出する排出口を設けたことを特徴と
    するパッケージ搭載装置。
JP21148192A 1992-08-07 1992-08-07 パッケージ搭載装置 Pending JPH0661669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21148192A JPH0661669A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 パッケージ搭載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21148192A JPH0661669A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 パッケージ搭載装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661669A true JPH0661669A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16606671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21148192A Pending JPH0661669A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 パッケージ搭載装置

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JP (1) JPH0661669A (ja)

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