JPH0661586U

JPH0661586U - ドアミラ−

Info

Publication number: JPH0661586U
Application number: JP827093U
Authority: JP
Inventors: 博橘田
Original assignee: 博橘田
Priority date: 1993-02-08
Filing date: 1993-02-08
Publication date: 1994-08-30

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】対向車や歩行者の注意力をこちらの車のド
アミラ−に向けさせて、接触を回避させ、従前に見受け
られた対向車との接触によるドアミラ−の破損事故や、
歩行者との接触による人身事故を防止する。【構成】ドアミラ−に、車の前方に向かって光を放
つ発光装置を適所に備えてなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、対向車や歩行者などとの接触による事故を防ぐ装置が施されたドアミラ−に関するものである。

【従来の技術】

【０００２】一般に、車の外側に設けられ、後方を確認するためのミラ−としては、フェンダ−部に設けられるフェンダ−ミラ−と、左右の前のドアに設けられるドアミラ −とがあり、近時においては、後者のドアミラ−の人気が高く、様々の車種に採用されている。しかしながら、夜間や狭い道などにおいて対向車や歩行者とすれ違う際、前記のドアミラ−は運転席から見えにくい位置にある上に、車幅より飛び出ているため、ドライバ−が注意していないと、対向車と接触してドアミラ−を破損させたり、あるいは、歩行者と接触して人身事故を起こしたりするケ−スが少なくなかったものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記のような実状に鑑み、この考案は、車の前方に向かって光を放つ発光装置を適所に備えることにより、対向車や歩行者などととの接触事故を防ぐことができるドアミラ−を提供することをその目的とするものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

上記の目的を達成するために、この考案に係るドアミラ−は、車の前方に向かって光を放つ発光装置を適所に備えるようにしたものである。

【０００５】

【作用】

上記の本考案に係るドアミラ−の使用要領を以下に述べる。先ず、車の左右のドアミラ−の適所に、車の前方に光を放つ発光装置をそれぞれ取り付ける。しかる後、電源をオンさせれば、前記発光装置は車の前方に発光するので、これにより、対向車のドライバ−や歩行者の注意力をこちらの車のドアミラ−に向けさせ、ドアミラ−の位置を容易に確認させることができ、すれ違い時に起きる接触事故を防止し得るものである。

【０００６】

【実施例】

図１〜図３に示す本考案に係るドアミラ−１は、鏡２のカバ−部３の外側部に反射板４を設けるとともに、内部にこの反射板４に投光する光源としてマ−カ− 球５を配設している。したがって、使用時に、電源（図示しない）をオンにすれば、上記マ−カ−球５が発光し、その光が反射板４を経由して車の前方を照射するから、これによって、対向車のドライバ−や歩行者の注意をこちらの車のドアミラ−に向かせ、ドアミラ−の位置を容易に確認させることができる。図中、６は配線コ−ド、７は鏡２の位置を可変とするモ−タである。また、図４〜図７は本案ドアミラ−のその他の実施例を示し、図４に示すドアミラ−８は、発光装置の反射板９を下側部に、図５に示すドアミラ−10は、発光装置の反射板11を外側下部に、図６に示すドアミラ−12は、発光装置の反射板13 を底部にそれぞれ設けた例を示している。さらに、図７は光源部14を基端部に取り付けるとともに、光を反射する素材からなる反射シ−ル15をカバ−部16に貼り着け、使用時に、光源部14からの光を反射シ−ル15を介して車の前方に照射するようにしたものである。尚、発光装置の構造は、上記の実施例に限定されることなく、光を車の前方に放ち、対向車や歩行者から確認できるものであればどのような構造であってもよく、また、光源の種類についても、マ−カ−球に限らず、発光ダイオ−ドその他の種類の光源を使用しても無論よい。

【０００７】

【考案の効果】

以上述べたように、本案ドアミラ−によれば、車の前方に向かって光を放つ発光装置を適所に備えたことにより、対向車や歩行者の注意力をこちらの車のドアミラ−に向けさせて、接触を回避させることができ、したがって、従前に見受けられた対向車との接触によるドアミラ−の破損事故や、歩行者との接触による人身事故を防止し得る顕著な効果が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施の一例を示す要部を断面した概略
構成図である。

【図２】図１に示すドアミラ−の外観斜視図である。

【図３】実際の使用要領を示す説明図である。

【図４】本案ドアミラ−のその他の実施例を示す斜視図
である。

【図５】本案ドアミラ−のその他の実施例を示す斜視図
である。

【図６】本案ドアミラ−のその他の実施例を示す斜視図
である。

【図７】本案ドアミラ−のその他の実施例を示す斜視図
である。

【符号の説明】１ドアミラ− ２鏡３カバ−部４反射板５マ−カ−球６配線コ−ド７モ−タ８ドアミラ− ９反射板 10 ドアミラ− 11 反射板 12 ドアミラ− 13 反射板 14 光源部 15 反射シ−ル 16 カバ−部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】車の前方に向かって光を放つ発光装置を
適所に備えてなることを特徴とするドアミラ−。