JPH0661556U - 産業車両の駆動装置 - Google Patents

産業車両の駆動装置

Info

Publication number
JPH0661556U
JPH0661556U JP325693U JP325693U JPH0661556U JP H0661556 U JPH0661556 U JP H0661556U JP 325693 U JP325693 U JP 325693U JP 325693 U JP325693 U JP 325693U JP H0661556 U JPH0661556 U JP H0661556U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
drive
traveling motor
drive device
planetary gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP325693U
Other languages
English (en)
Inventor
浩之 北島
Original Assignee
小松フォークリフト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小松フォークリフト株式会社 filed Critical 小松フォークリフト株式会社
Priority to JP325693U priority Critical patent/JPH0661556U/ja
Publication of JPH0661556U publication Critical patent/JPH0661556U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行モータの動力によって駆動する産業車両
において、駆動装置を小型化する。 【構成】 車体20における左右の前車輪21a,21
b間に左の走行モータ22aと右の走行モータ22bと
を同軸上に設け、左右の走行モータ22a,22bの出
力軸23に遊星歯車機構部25の太陽歯車26をそれぞ
れ固着し、該遊星歯車機構部25の内歯車29を左右の
前車輪21a,21bそれぞれに連結するように駆動装
置を構成する。 【効果】 左右の走行モータと左右の遊星歯車機構部と
を前車輪と同軸上に設けることで、駆動装置の各部品が
多段にわたって配置されるのをなくして、駆動装置を小
型化することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行モータの動力によって駆動する産業車両の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行モータの動力によって、駆動するフォークリフトトラック等の産業 車両においては、前車輪側に駆動装置を設けて走行するものが知られている。
【0003】 この駆動装置としては、図1に示すように、車体1に設けたバッテリーによっ て作動する走行モータ2が設けられ、該走行モータ2の出力軸3に第一小歯車4 が固着され、該第一小歯車4に第二大歯車5が噛合され、該第二大歯車5に第二 小歯車6が同軸上に固着され、該第二小歯車6に第三大歯車7が噛合され、該第 三大歯車7に第三小歯車8が同軸上に固着され、第三小歯車8に差動装置9のリ ング歯車10が噛合されており、前記差動装置9の左駆動軸11aが歯車を介し て駆動輪12である左前車輪12aに連結されると共に、右駆動軸11bが歯車 を介して駆動輪12である右前車輪12bに連結され、前記左前車輪12aと右 前車輪12bとの内周側にはブレーキ部13がそれぞれ設けられてた構成となっ ている。
【0004】 このような構成によって、走行モータ2の動力が多段にわたって設けられた各 歯車と差動装置9とを経て左前車輪12aと右前車輪12bとに伝えられるよう になっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の産業車両の駆動装置においては、走行モータ及び走行モータから動力を 駆動輪である左前車輪、右前車輪に伝達する各歯車と差動装置とが多段にわたっ て設けられているので、駆動装置が大型となり、この為、前車輪側に駆動装置の 為の大きなスペースを設けなければならないという問題があった。 本考案は、この問題を解消することをその課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車体における左右の駆動輪の間に走行モータを左右それぞれに同軸 上に設け、左右それぞれに設けた走行モータの出力軸に遊星歯車機構部の太陽歯 車をそれぞれ固着し、該遊星歯車機構部の内歯車を左右の駆動輪それぞれに連結 するように駆動装置を構成する。
【0007】
【作 用】
本考案は、駆動装置において、左右の走行モータと左右の走行モータより動力 を左右の駆動輪に伝達する左右の遊星歯車機構部とを車体における左右の駆動輪 の間に該駆動輪と同軸上に設けて、駆動装置の各部品が多段にわたって配置され るのをなくして、駆動装置を小型にする。
【0008】
【実 施 例】
本考案の産業車両の駆動装置の一実施例について説明する。 産業車両は、車体の前車輪側に駆動装置を設けて前車輪を駆動輪として走行す るようになっており、その駆動装置としては、図2に示すように、車体20にお ける駆動輪21である左右の前車輪21a,21b間中央に左の走行モータ22 a(22)と右の走行モータ22b(22)とを該前車輪21a,21bと同軸 上で、かつそれぞれが左右方向外側に向うように配置する。該左右の走行モータ 22a,22bは図示しないバッテリーによって作動すると共に、通常、図示し ないコントローラにより左右同期制御されるようになっている。そして、前記左 右の走行モータ22a,22bの出力軸23の外周側にそれぞれブレーキ部24 を設けると共に、該左右の走行モータ22a,22bの出力軸23先端にそれぞ れ遊星歯車機構部25を配置している。
【0009】 該遊星歯車機構部25は、前記左右の走行モータ22a,22bの出力軸23 先端に中心を固着する太陽歯車26と、該太陽歯車26の軸を中心にして支持体 27によって公転し、かつ前記太陽歯車26に噛合する遊星歯車体28と、該遊 星歯車体28に噛合し、かつ前記太陽歯車26と遊星歯車体28との外周側に位 置する内歯車29とからなる。前記遊星歯車体28は回転中心が同位置となる遊 星第一歯車30と遊星第二歯車31とを固着して構成しており、該遊星第一歯車 30が太陽歯車26に噛合すると共に、車体20に固定した固定歯車32に噛合 する内歯状となるリング歯車33に噛合し、前記遊星第二歯車31が前記内歯車 29に噛合するようになっている。
【0010】 そして、前記遊星歯車機構部25の内歯車29の外周を左前車輪21aまたは 右前車輪21bの内周に固着した構成にする。
【0011】 なお、前述の左右の走行モータ22a,22bの出力軸23先端に配置した遊 星歯車機構部25は左右対称の構成となっている。
【0012】 このような構成によって、左右の走行モータ22a,22bの動力をその出力 軸23から左右の遊星歯車機構部25を経て左前車輪21aまたは右前車輪21 bに伝えて駆動輪21である左右の前車輪21a,21bを駆動し、車体20を 走行させる。
【0013】 このように構成することで、左右の走行モータ21a,21bと左右のブレー キ部24,24と左右の走行モータ21a,21bより動力を左前車輪21aま たは右前車輪21bに伝達する左右の遊星歯車機構部25,25とを前記左前車 輪21aと右前車輪21bとの間に該左前車輪21a、右前車輪21bと同軸上 に設けて、従来の駆動装置のように各部品が多段にわたって配置されるのをなく すことで、駆動装置を小型軽量化することができ、車体20の前車輪側に駆動装 置を設ける為のスペースを小さくすることができると共に、駆動装置の小型軽量 化により前車輪における駆動力の性能を向上するこができる。
【0014】 また、車体20を旋回動作する際、左走行モータ22aと右走行モータ22b とにおいて、コントローラによりその回転方向を反対にして左前車輪21aと右 前車輪21bとを逆方向に回転することで車体20の旋回半径を大巾に小さくす ることができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、左右の走行モータと左右の遊星歯車機構部とを車体の左右の駆動輪 の間に該駆動輪と同軸上に設けたことで、駆動装置の各部品が多段にわたって配 置されるのをなくして駆動装置を小型化することができ、車体の駆動輪側に駆動 装置を設ける為のスペースを小さくすることができる。これにより、車体全体の 軽量化を行い駆動力の性能を向上することができる。
【0016】 また、左右の駆動輪を左右別々の走行モータによって駆動するように構成して いるので、左右の駆動輪の回転を逆に回転することができ、これにより、車体の 旋回半径を小さくすることができるという効果も奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の駆動装置の正面構成図である。
【図2】本考案の駆動装置の正面構成図である。
【符号の説明】 1…車体、2…走行モータ、3…出力軸、4…第一小歯
車、5…第二大歯車、6…第二小歯車、7…第三大歯
車、8…第三小歯車、9…差動装置、10…リング歯
車、11a…左駆動軸、11b…右駆動軸、12…駆動
輪、12a…左前車輪、12b…右前車輪、13…ブレ
ーキ部、20…車体、21…駆動輪、21a…左前車
輪、21b…右前車輪、22…走行モータ、22a…左
の走行モータ、22b…右の走行モータ、23…出力
軸、24…ブレーキ部、25…遊星歯車機構部、26…
太陽歯車、27…支持体、28…遊星歯車体、29…内
歯車、30…遊星第一歯車、31…遊星第二歯車、32
…固定歯車、33…リング歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行モータ22の動力によって左右の駆
    動輪21,21を駆動して走行する産業車両において、 車体20における左右の駆動輪21,21の間に前記走
    行モータ22を左右それぞれに同軸上に設け、左右それ
    ぞれに設けた走行モータ22の出力軸23に遊星歯車機
    構部25の太陽歯車26をそれぞれ固着し、該遊星歯車
    機構部25の内歯車29を左右の駆動輪21,21それ
    ぞれに連結したことを特徴とする産業車両の駆動装置。
JP325693U 1993-02-08 1993-02-08 産業車両の駆動装置 Pending JPH0661556U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP325693U JPH0661556U (ja) 1993-02-08 1993-02-08 産業車両の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP325693U JPH0661556U (ja) 1993-02-08 1993-02-08 産業車両の駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661556U true JPH0661556U (ja) 1994-08-30

Family

ID=11552396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP325693U Pending JPH0661556U (ja) 1993-02-08 1993-02-08 産業車両の駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0661556U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019021965A1 (ja) * 2017-07-28 2019-01-31 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 電動トラックの駆動装置
WO2023243275A1 (ja) * 2022-06-13 2023-12-21 ジヤトコ株式会社 ユニット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019021965A1 (ja) * 2017-07-28 2019-01-31 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 電動トラックの駆動装置
JP2019026050A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフトDaimler AG 電動トラックの駆動装置
CN110582423A (zh) * 2017-07-28 2019-12-17 戴姆勒股份公司 电动卡车的驱动装置
CN110582423B (zh) * 2017-07-28 2022-08-23 戴姆勒股份公司 电动卡车的驱动装置
WO2023243275A1 (ja) * 2022-06-13 2023-12-21 ジヤトコ株式会社 ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015165302A1 (zh) 一种用于车辆的整体式转向驱动桥和电动车辆
JP2006022879A (ja) 電動モータ駆動装置
JP3196121B2 (ja) 電気自動車
JPH0355953U (ja)
JPH0661556U (ja) 産業車両の駆動装置
JPH0244562U (ja)
JPS634646Y2 (ja)
JPH068365Y2 (ja) トランスミツシヨン
JPH07172189A (ja) 電気自動車用駆動装置
JPH0110259Y2 (ja)
JP2772526B2 (ja) 4輪駆動車
JPS6414565U (ja)
JPS6248839U (ja)
JP2562328B2 (ja) 自動車用動力分配機
JPH04307156A (ja) 高性能電動車輌
JP2001180208A (ja) 旋回式車輪装置を有する産業車両
JPH0352179Y2 (ja)
JPH0137619B2 (ja)
JPH1071869A (ja) 後二軸駆動装置
JPH0233952U (ja)
JPS6243024U (ja)
JPS5973328A (ja) 4輪駆動車
JPH04130519U (ja) 車両の終減速機
JPH0411778U (ja)
JPS638024A (ja) 常時四輪駆動装置