JPH0661352A - Lsiの自動配置配線処理方法 - Google Patents

Lsiの自動配置配線処理方法

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JPH0661352A
JPH0661352A JP4208670A JP20867092A JPH0661352A JP H0661352 A JPH0661352 A JP H0661352A JP 4208670 A JP4208670 A JP 4208670A JP 20867092 A JP20867092 A JP 20867092A JP H0661352 A JPH0661352 A JP H0661352A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】LSIの自動配置配線処理で最適な配線を行
う。 【構成】LSI上の論理ブロック配置処理部12の処理
後、接続する出力端子と入力端子で対をつくる。その配
置結果をもとに、各々の端子の座標値から、配線方向指
定処理部13で全ての端子対についてのベクトルAn
n を求める。全てのベクトルの和から統計的に示される
方向をベクトルAa a ,LSIチップのy軸方向のベ
クトルをベクトルC,x軸方向のベクトルをベクトルD
とする。このように配線処理部14において、各端子対
について、出力端子,入力端子の各々からベクトルAa
a 、−ベクトルAa a の各方向に仮線分を発生す
る。必要に応じてベクトルC,Dの方向へ仮線分を発生
し、障害を回避しながら、仮線分が交差する点を探索す
る。得られた交差点から仮線分を逆にたどることによ
り、最適な配線経路を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計算機によるLSIの自
動配線処理方法に関し、特に配線長を短くすることによ
り配線領域を小さくし、LSIチップ面積を小さくする
自動配線処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機によるLSIの配置配線処
理方法では、図7に示す様に、入力データ11としてブ
ロック間の接続情報(回路図)、及びブロック形状情報
等を取り込み、配置処理部12において配置位置を決定
し、配線処理部14aでは、配線幅,隣接配線間隔等の
設計ルールにより一意に決定する配線領域分割指定用入
力データ17を取り込み、LSI基板上の配線領域を垂
直方向,及び水平方向に分割して形成された格子状の小
量域を用いて迷路法等による配線法により配線経路を決
定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の配置配線処
理方法では、配線経路を探索するための格子状領域が垂
直方向及び水平方向にのみ形成されるため、配線処理に
より決定される配線が垂直方向と水平方向の線分の組み
合わせとして得られる。
【0004】ここで図8のように、配線経路探索用の格
子状領域に対して対角的な位置にある端子A,Bを接続
する場合、1格子の幅をLとすると端子間の直線距離は
5.6L〔4×(2の平方根)〕であるのに対し、従来
の方法では最短の配線長でも8Lとなる。
【0005】この様に従来技術においては配線経路探索
用の領域の分割方法が不適当なため、最短の配線長によ
る配線経路を得ることができなかった。
【0006】本発明の目的は、このような欠点を除き、
最短の配線長経路を得られるようにしたLSIの自動配
線処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のLSIの自動配
置配線処理方法の構成は、計算機を用いたLSIチップ
の自動配置配線処理における配置処理部により、論理ブ
ロックの配置を行うと共に、当該ブロック間の配線を行
い、これら当該ブロック間の接続情報及び当該ブロック
の形状を配置条件として配置を行い、この配置処理部に
より配置された当該ブロック間の接続情報を抽出し、対
応する当該ブロック間を最短距離で結ぶ線分の方向から
統計的手段によって示しうる方向を配線方向設定手段に
より決定し、前記配線処理部により前記配線方向設定手
段の決定方向を配線処理条件として前記対応する端子間
の配線経路を決定することを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例のシステムの構成を
示すブロック図である。図中、CPU及びメモリ等から
なる計算機システム10は、LSIの配置配線処理を行
うシステムである。このシステム10の入力データ11
は、回路接続の情報やブロック形状等の情報を持ち、デ
ータの形式としては複数のファイルに分割されている場
合もあり、また一本のファイルの場合もある。配置処理
部12は、入力データ11をもとに公知の技術を用いて
ブロックの配置を行う。配線経路探索用の配線方向設定
部13は、この処理部において配線方向設定処理を実行
する。
【0009】ここで各処理部の詳細な説明を行う。図2
が本実施例の詳細フローチャートであり以下の説明文中
におけるステップ21〜38は本図に示す処理ステップ
に対応している。
【0010】まず、ステップ21では入力データ11よ
り回路接続の情報を読込み処理を開始する。次にステッ
プ22で、接続される出力端子と入力端子で対(以下端
子対という)をつくり、初期設定を行い、ステップ23
で全端子対の登録終了を確認する。
【0011】ステップ24では、端子対を順に番号を付
与しながら(ステップ25)テーブルに登録する。ここ
でいうテーブルとは、図3に一例として示したような形
で計算機システム内部のメモリ領域に記憶させておくも
のである。
【0012】この処理においては、図3の端子対番号4
1及び端子対の出力端子、入力端子の名称42,43を
記憶させる。ここで通常配線は複数の出力端子と入力端
子を有するので、対応は一対一とは限らず、各端子が複
数回現われることもある。この処理は全ての端子の対応
が終了したら(ステップ23でYES)ループから抜け
る。
【0013】次にステップ26,27で、配置処理部1
2の処理結果を入力する。次のステップ28で各出力端
子の座標を全て検索して、図3の出力端子座標(An)
44に登録する。さらに、ステップ29に各入力端子の
座標を全て検索して、図3の入力端子座標(Bn)45
に登録する(n+1→n:ステップ30)(n=I?:
ステップ31)。
【0014】ステップ28,29の結果をもとに各端子
対の配線方向のベクトル化を行う。う出力端子Anの座
標を(axn,ayn),入力端子Bnの座標を(bxn,b
yn)とすると、配線方向を表すベクトルAn n は、ベ
クトルの成分を正の値とするため、それぞれの座標値の
差分の絶対値として次式の(1)のように表され、図3
の配線方向ベクトル46として登録する(ステップ32
〜34)。
【0015】
【0016】全ての端子対についてベクトル和をとり、
全ベクトルの平均を次の(2)式のように求め、図3の
ベクトルAa a 47に登録する(ステップ35〜3
7)。
【0017】
【0018】次に、ステップ38でLSIチップのy軸
方向のベクトルをベクトルC,x軸方向のベクトルをベ
クトルDとする。
【0019】これらの処理結果として、図4に例示的に
示したような配線方向が設定される。この図4は、本処
理システムが内部的にもっている情報を図示したもの
で、51が本システムで想定しているLSIチップ上の
配線領域、52がベクトル和Aa a 、53がx軸方向
のベクトルC,54がy軸方向のベクトルDである。以
上のようにして配線方向設定処理部13の処理が完了す
ると、配線処理部14は次のように実行される。
【0020】出力端子An ,入力端子Bn ,各々からベ
クトルAa a ,−ベクトルAa a の方向に仮線分を
発生し、それらが重なり合う場合はこれを配線経路とす
る。ここで、仮線分が平行になって重ならない場合に
は、この2線分間において、ベクトルC方向及びベクト
ルD方向の距離の短い方の方向に一方の仮線分上から仮
線分を発生し、もう一方の仮線分と交差させる。もし、
スルーホール,他のブロックなどの障害物に仮線分がぶ
つかってしまう場合には、設定されている他のベクトル
の方向に、障害を回避するように仮線分を発生してい
き、An ,Bn の各々の端子から発生した仮線分が交差
する点を探索し、得られた交差点から逆にたどることに
より、An n を結ぶ経路が構成される。こうして配線
経路を決定し、出力結果15を得る。
【0021】図5は本発明の第2の実施例の構成のブロ
ック図である。本実施例では、LSI上の配線領域を分
割処理部16により複数の領域に分割し、その領域ごと
に配線処理を行うものであり各領域ごとに配線経路探索
用の配線方向設定部13aを適応して最適な配線方向を
決定する。
【0022】図6は図5の実施例の配線処理システムが
内部的にもっている情報を例示した図である。本実施例
は、第1実施例と異なり配線領域は4つの配線領域61
〜64に分割され、これら各領域ごとに配線方向を設定
するもので、局所的な配線方向のバラツキが第1実施例
よりも詳細に反映される。すなわち、第1〜第4の配線
領域61〜64に対応して、各x軸ベクトル、y軸ベク
トル69,70に関しベクトル和65〜68がそれぞれ
設定されることになる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、配線経路
探索用の配線方向設定手段が最適な配線の方向を設定す
るので、最適な配線を得ることができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステムを構成するブロッ
ク図。
【図2】本発明の一実施例の詳細な流れ図。
【図3】図1の実施例の計算化システムのメモリ領域の
区分図。
【図4】図1のシステムの内部情報の一例を示す模式
図。
【図5】本発明の第二の実施例のシステムのブロック
図。
【図6】図5の配線処理システムの内部情報の一例のベ
クトル図。
【図7】従来例の配線処理システムの構成を示すブロッ
ク図。
【図8】図7のシステムによる配線領域の一例のベクト
ル図。
【符号の説明】
10,10a 計算機システム 11 入力データ 12 配置処理部 13 配線方向設定処理部 14,14a 配線処理部 15 出力結果 16 分割処理部 17 配線領域分割指定用入力データ 21〜38 処理ステップ 41 端子対番号 42 出力端子名称 43 入力端子名称 44 出力端子座標 45 入力端子座標 46 配線方向ベクトル 47,52 配線方向ベクトル和 51 配線領域 53,69 y軸方向ベクトル 54,70 x軸方向ベクトル 61〜64 分割領域 65〜68 各領域ごとの配線方向ベクトル和

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機を用いたLSIチップの自動配置
    配線処理における配置処理部により、論理ブロックの配
    置を行うと共に、当該ブロック間の配線を行い、これら
    当該ブロック間の接続情報及び当該ブロックの形状を配
    置条件として配置を行い、この配置処理部により配置さ
    れた当該ブロック間の接続情報を抽出し、対応する当該
    ブロック間を最短距離で結ぶ線分の方向から統計的手段
    によって示しうる方向を配線方向設定手段により決定
    し、前記配線処理部により前記配線方向設定手段の決定
    方向を配線処理条件として前記対応する端子間の配線経
    路を決定することを特徴とする自動配置配線処理方法。
JP4208670A 1992-08-05 1992-08-05 Lsiの自動配置配線処理方法 Expired - Lifetime JP2914025B2 (ja)

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