JP3278600B2 - 自動レイアウト方法及びその装置 - Google Patents

自動レイアウト方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動レイアウト方法
及びその装置に関し、特にコンピュータ支援設計(CA
D)を用いた半導体集積回路の自動レイアウト方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動レイアウト方法は、
半導体集積回路のマスクパターンの自動レイアウト設計
において、レイアウト面積の縮小及び素子の最適配置を
目的として用いられている。
【0003】一般的な従来の第1の自動レイアウト方法
をフローチャートで示す図7を参照すると、この従来の
第1の自動レイアウト方法は、配置対象の任意の素子の
自動選択ステップP1と、配置ステップP2と、最短距
離となる配置の選択ステップP3と、配置ステップP4
と、配置終了判定ステップP5と、手動による素子反転
ステップP6とを有している。
【0004】次に、図7及び配置対象の回路接続とその
配置結果を示す図8(A)〜(C)を参照して、従来の
第1の自動レイアウト方法の動作について説明すると、
まず、自動レイアウトツールにて、配置対象の素子Q1
を自動選択する(ステップP1)。
【0005】次に、素子Q1を配置する(ステップP
2)。
【0006】次に、自動レイアウトツールは、回路接続
データより素子Q1に最も最短になる素子Q21を選択
し(ステップP3)、素子Q1の近接に配置する。
【0007】以上を全素子の配置が終了するまで繰り返
す(ステップP4)。
【0008】この状態では、図8(B)に示すように、
配置した素子Q1,Q21の向きはある一定の方向に向
いている。このため、この例の図8(A)に示すような
素子Q1,Q21の各々のエミッタ端子同士を接続する
回路構成の場合においては、これら素子Q1,Q21の
各々のエミッタ端子同士の接続用配線が素子Q21を迂
回する冗長な配線となることを防止するため、図8
(C)に示すように、自動配置後にマニュアル操作によ
り素子Q21を軸対称に反転し、素子Q1,Q21のエ
ミッタ端子Eが向き合うようにさせる必要がある(ステ
ップP6)。
【0009】しかし、この従来の第1の自動レイアウト
方法は次のような問題点があった。
【0010】第1の問題点は、素子の反転をマニュアル
操作によって行うために回路接続データを基に反転対象
の素子を特定する必要があることである。
【0011】第2の問題点は、自動配置後のマニュアル
操作を必要とすることである。
【0012】上記問題点の解決を図り、素子を自動反転
させる特開平9−92724号公報記載の従来の第2の
自動レイアウト方法は、複数の基本セルを同一方向に列
状に配置し、これらの基本セルを一つおきに反転させて
電源供給用コンタクトホールを隣接させ、隣り合う基本
セルにおいて隣接する電源供給用コンタクトホールを共
有化する。共有化できた場合は、予め設定されたコンパ
クション用セルに置き換えて当該の2つの基本セルのレ
イアウト面積を縮小する。以上を電源供給用コンタクト
ホールが共有化できなくなるまで反復するというもので
ある。
【0013】しかし、この従来の第2の自動レイアウト
方法には、次のような問題点があった。
【0014】第1の問題点は、素子の配置確定のため
に、自動配置後にさらに自動による配置修正を必要とす
ることである。
【0015】その理由は、自動配置により、ある一方向
に列状に並べて配置してから素子の反転、コンパクショ
ン等の配置素子の修正を行うためである。第2の問題点
は、配線自由度を考慮していないことである。
【0016】その理由は、基本セルの電源供給用コンタ
クトホールの共有化後のコンパクション用セルに置き換
えによる配線領域の縮小化が発生し、自動配線での冗長
配線が発生し、結果的に未結線が発生するからである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第1の
自動レイアウト方法及びその装置は、最適配線に必要な
素子の反転をマニュアル操作によって行うために回路接
続データを基に反転対象の素子を特定する必要があると
いう欠点があった。
【0018】また、自動配置後にマニュアル操作を必要
とするという欠点があった。
【0019】上記欠点の解決を図った従来の第2の自動
レイアウト方法及びその装置は、自動配置により、ある
一方向に列状に並べて配置してから素子の反転・コンパ
クション等の配置素子の修正を行うので、素子の配置確
定のため自動配置後にさらに自動による配置修正を必要
とするという欠点があった。
【0020】また、配線自由度を考慮していないため、
基本セルの電源供給用コンタクトホールの共有化後のコ
ンパクション用セルに置き換えによる配線領域の縮小化
が発生し、自動配線での冗長配線が発生し、結果的に未
結線が発生するという欠点があった。
【0021】本発明の目的は、上記欠点を解決し、反転
が必要な素子の自動反転を行うとともに、自動配置後の
配置修正を不要とする自動レイアウト方法を提供するこ
とにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の自動レイアウト
方法は、入力された回路接続情報から集積回路の素子の
配置及び配線設計を行う自動レイアウト方法において、
前記回路接続情報から共通配線で相互に接続する同一端
子である共通端子を持つ同一種類の素子を抽出素子とし
て抽出する素子抽出ステップと、供給を受けた配置対象
素子が前記抽出素子と同一であるか否かの判定を行い同
一の場合前記配置対象素子の寸法及び座標を基に前記配
置対象素子及び前記抽出素子の反転非反転の場合を含む
所定の計算を行い素子比較情報を生成する素子比較ステ
ップと、前記素子比較情報に基づき前記配置対象素子の
前記共通端子に接続する前記共通配線の長さが最短とな
る最適配置を選択しこの最適配置に基づき前記配置対象
素子の向きを変更する素子選択ステップとを有すること
を特徴とするものである。
【0023】本発明の自動レイアウト装置は、回路接続
情報を入力する入力手段と、前記回路接続情報から集積
回路の素子の配置処理を行う自動配置処理手段と、基本
素子及び抽出素子の情報を記憶する記憶手段とを備え、
前記回路接続情報から集積回路の素子の配置及び配線設
計を行う自動レイアウト装置において、前記自動配置処
理手段が、前記回路接続情報から共通配線で相互に接続
する同一端子名である共通端子名を持つ同一種類の素子
を抽出素子として抽出し前記記憶手段に格納する素子抽
出手段と、供給を受けた配置対象素子が前記抽出素子と
同一であるか否かの判定を行い同一の場合配置対象素子
の寸法及び座標を基に前記配置対象素子及び前記抽出素
子の反転非反転の場合を含む所定の計算を行い素子比較
情報を生成する素子比較手段と、前記素子比較情報に基
づき前記配置対象素子の前記共通端子に接続する前記共
通配線の長さが最短となる最適配置を選択しこの最適配
置に基づき前記配置対象素子の向きを変更する素子選択
手段とを備え 前記記憶手段が、基本素子及びこの基本
素子を軸対称に反転した反転基本素子の各々の寸法及び
座標を予め記憶している基本素子記憶部と、前記素子抽
出手段が抽出した前記抽出素子の端子名,共通配線名,
素子の種類及び素子番号を記憶する抽出素子記憶部と
備えて構成されている。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の自動
レイアウト装置をブロックで示す図1を参照すると、こ
の図に示す本実施の形態の自動レイアウト装置は、キー
ボード等の入力装置1と、プログラム制御により動作す
る自動配置処理装置2と、基本素子や抽出素子の情報を
記憶する記憶装置3と、ディスプレイ装置や印刷装置等
の出力装置4とを備える。
【0025】自動配置処理装置2は、入力装置1に入力
された回路接続データより共通配線にて接続され同一端
子を有する同一種類の素子を抽出する素子抽出手段21
と、配置対象の素子の番号が素子抽出記憶部32に格納
されているか否かの判断を行う素子比較手段22と、配
置対象素子の共通配線にて接続される端子と基本素子記
憶部31に格納される基本素子及び基本素子を反転した
素子(反転基本素子)の端子との間の距離が短くなる方
の素子を選択する素子選択手段23とを備える。
【0026】記憶装置3は、基本素子及び反転基本素子
の大きさ及び座標を予め記憶している基本素子記憶部3
1と、素子抽出手段21で抽出された端子名,共通配線
名,素子の種類及び素子番号を記憶する抽出素子記憶部
32とを備える。
【0027】次に、図1及び本実施の形態の処理をフロ
ーチャートで示す図2を参照して本実施の形態の動作で
ある自動レイアウト方法について説明すると、まず、入
力装置1は、素子抽出手段21に自動レイアウト対象の
回路接続データDLを供給する。
【0028】回路接続データDLの一例を示す図3
(A)を参照すると、この図に示す回路接続データDL
は、エミッタE同士を共通接続した2個のトランジスタ
である素子Q1,Q21を有する。
【0029】素子抽出手段21は、入力された回路接続
データDLより任意の配線を選択し(ステップS1)、
その配線に接続される端子の個数を各端子名毎にカウン
トする(以下この個数を各端子毎に個数A1,個数A
2,個数A3,....以下端子名の数の呼応)(ステ
ップS2)。
【0030】個数A1,個数A2,個数A3,....
がそれぞれ1個以下であれば次の任意の配線を選択(ス
テップS1)を実施する。個数A1,個数A2,個数A
3,....が複数なら素子の種類毎の個数をカウント
する(以下この個数を各端子毎に個数B1,個数B2,
個数B3,....以下素子の種類の数に呼応)(ステ
ップS4)。
【0031】個数B1,個数B2,個数B3,....
がそれぞれ1個以下であれば次の任意の配線を選択(ス
テップS1)を実施する。個数B1,個数B2,個数B
3,....が複数なら該当する素子抽出記憶部32へ
配線名、素子の種類、端子名、素子番号を格納し(ステ
ップ6)、次の任意の配線を選択(ステップS1)を
実施する。
【0032】全配線にて上記工程を実施する(ステップ
S7)。
【0033】次に、自動レイアウトツールにて、配置対
象の素子Q1を自動選択する(ステップS8)。
【0034】素子比較手段22は、素子Q1の供給を受
け、この素子Q1が素子抽出記憶部32に格納されてい
るか否かを判断し(ステップS9)、格納されていなけ
れば、そのまま配置する(ステップS12)。
【0035】素子Q1が素子抽出記憶部32に格納され
ている場合(格納素子Q1とする)は、配置対象の素子
Q1と、格納素子Q1と共通配線にて接続する同一端子
(以下共通端子)を持つ同一種類の素子(以下この素子
を素子Q21,素子Q22,...以下素子の個数に呼
応)の各々の共通端子間の距離を下記により計算する
(ステップS10)。すなわち、基本素子記憶部31が
格納している素子及び反転した素子(反転素子)の大き
さ及び座標より、素子Q1が反転の場合、素子Q2が反
転の場合、素子Q1,Q2が共に反転の場合、素子Q
1,Q2が共に反転しない場合の4つの状態について計
算する。
【0036】この計算結果から、共通端子間の距離がこ
れら4つの状態のうちで最短になる状態を選択する(ス
テップS11)。
【0037】ステップS11にて選択された状態の素子
Q1,Q21を配置し(ステップS12)、素子Q2
1、素子Q22,....が無くなるまで繰り返す。
【0038】以後、自動レイアウトツールの素子自動選
択(ステップS8)に戻る。
【0039】図3(B)にこの例の回路接続データの配
置結果を示す。次に、本発明の第2の実施の形態を図1
と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同
様にブロックで示す図を参照すると、この図に示す本
実施の形態の前述の第1の実施の形態との相違点は自動
配置処理装置2の代わりに、自動配置処理装置2の構成
に加えてさらに第2の素子比較手段24を有する自動配
置処理装置2Aを備えることである。
【0040】本実施の形態の処理を図2と共通の構成要
素には共通の参照文字/数字を付して同様にフローチャ
ートで示す図5を参照して本実施の形態の動作である自
動レイアウト方法の第1の実施の形態との相違点につい
て説明すると、素子比較手段24は、素子比較手段22
にて選択された素子Q1と共通配線にて接続される同一
端子名を有する同一種類の素子の数が4つ以上ならば3
個目以降の奇数個目と4個目以降の偶数個目の素子を素
子比較手段22と同じ方法で素子の形態を計算(ステッ
プS21)することである。
【0041】例えば、図6(A)に示すように、ある1
つの配線に接続される同一端子(この例ではベースB)
を有する同一種類の5個の素子Q1,Q21〜Q24を
仮定とすると、ステップS10までは第1の実施例と同
一動作を行う。
【0042】次に、比較手段24にて素子Q1の同一端
子に共通配線される同一種類の素子が5つ有ると認識す
る。1個目の素子Q1と2個目の素子Q21は既に計算
が済んで配置済みとなっているので、3個目の素子Q2
2と4個目の素子Q23を、素子Q1,素子Q21と同
様に共通配線で接続される同一の端子(ベースB)間の
距離を、素子Q22が反転の場合、素子Q23が反転の
場合、素子Q22,Q23が共に反転の場合、素子Q2
2,Q23が共に反転しない場合の4つの状態について
計算する。この計算結果、素子Q22と素子Q23の各
々のベースB端子間の距離が最短になるように配置する
(図6(B))。
【0043】素子Q24については対応させる次の素子
が無いので素子Q1と対応させて配置する。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動レイ
アウト方法及びその装置は、回路接続情報から抽出素子
を抽出する素子抽出ステップと、配置対象素子が上記抽
出素子と同一であるか否かの判定を行い配置対象素子の
寸法及び座標を基に所定の計算を行い素子比較情報を生
成する素子比較ステップと、素子比較情報に基づき配置
対象素子の共通端子に接続する共通配線の長さが最短と
なる最適配置を選択しこの最適配置に基づき配置対象素
子の向きを変更する素子選択ステップとを有するので、
反転を必要とする素子を予め回路接続データより抽出し
自動配置時に該当素子の反転非反転の判定をさせること
により自動配置後の修正を不要とし一度の実行で最適な
素子配置が可能であるという効果がある。
【0045】また、自動配置時において、共通配線で接
続される同一種類の素子の同一端子が相互に向き合うよ
うに配置できるため、素子を半周するような冗長配線が
できにくくなるので、自動配線での冗長配線が軽減され
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動レイアウト装置の第1の実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の自動レイアウト方法における動
作の一例を示すフローチャートである。
【図3】本実施の形態の自動レイアウト方法の実施対象
の回路接続データの一例を示す回路図及び素子の配置結
果を示すレイアウト図である。
【図4】本発明の自動レイアウト装置の第2の実施の形
態を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の自動レイアウト方法における動
作の一例を示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態の自動レイアウト方法の実施対象
の回路接続データの一例を示す回路図及び素子の配置結
果を示すレイアウト図である。
【図7】従来の自動レイアウト方法の一例を示すフロー
チャートである。
【図8】従来の自動レイアウト方法の実施対象の回路接
続データの一例を示す回路図及び素子の配置結果とその
修正結果をそれぞれ示すレイアウト図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2,2A 自動配置処理装置 3 記憶装置 21 素子抽出手段 22,24 素子比較手段 23 素子選択手段 31 基本素子記憶部 32 抽出素子記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/82 G06F 17/50 658

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された回路接続情報から集積回路の
    素子の配置及び配線設計を行う自動レイアウト方法にお
    いて、 前記回路接続情報から共通配線で相互に接続する同一端
    子である共通端子を持つ同一種類の素子を抽出素子とし
    て抽出する素子抽出ステップと、 供給を受けた配置対象素子が前記抽出素子と同一である
    か否かの判定を行い同一の場合前記配置対象素子の寸法
    及び座標を基に前記配置対象素子及び前記抽出素子の反
    転非反転の場合を含む所定の計算を行い素子比較情報を
    生成する素子比較ステップと、 前記素子比較情報に基づき前記配置対象素子の前記共通
    端子に接続する前記共通配線の長さが最短となる最適配
    置を選択しこの最適配置に基づき前記配置対象素子の向
    きを変更する素子選択ステップとを有することを特徴と
    する自動レイアウト方法。
  2. 【請求項2】 前記素子抽出ステップが、前記回路接続
    情報から任意の配線を選択配線として選択する第1のス
    テップと、 前記に選択配線に接続される端子の個数である第1の個
    数を各端子名毎にカウントする第2のステップと、 前記第1の個数が複数なら素子の種類毎の個数である第
    2の個数をカウントする第3のステップと、 前記第2の個数が複数のとき前記抽出素子として配線
    名,素子の種類,端子名及び素子番号を格納する第4の
    ステップとを含み、 前記素子比較ステップが、配置対象素子を選択する第5
    のステップと、 前記配置対象素子が、前記前記抽出素子の前記素子番号
    と同一であるかの判定をする第6のステップと、 前記配置対象素子が前記抽出素子の前記素子番号と同一
    である場合、前記配置対象素子と、前記抽出素子と共通
    配線にて接続する同一端子である共通端子を持つ同一種
    類の素子の各々の前記共通端子間の距離を後述の距離計
    算ステップにより計算する第7のステップと、 前記計算結果から、前記距離が最短になる状態を選択す
    る第8のステップとを含み、前記距離計算ステップが、前記抽出素子及びこの抽出素
    子を軸対称で反転した反転素子の寸法及び座標を基に前
    記配置対象素子が反転している場合と前記抽出素子が反
    転している場合と前記配置対象素子及び前記抽出素子の
    両方が反転している場合と前記配置対象素子及び前記抽
    出素子の両方が反転していない場合との4つの状態につ
    いて前記共通端子間の距離を計算する ことを特徴とする
    請求項1記載の自動レイアウト方法。
  3. 【請求項3】 前記抽出素子の個数が4個以上のとき3
    個目以降の奇数個目の素子と4個目以降の偶数個目の素
    子とについて前記抽出素子と同一であるか否かの判定を
    行い同一の場合配置対象素子の寸法及び座標を基に予め
    定めた方法の計算を行い前記奇数個目の素子と前記偶数
    個目の素子の各々の前記共通端子間の距離を求めて第2
    の素子比較情報を生成する第9のステップを有すること
    を特徴とする請求項2記載の自動レイアウト方法。
  4. 【請求項4】 前記予め定めた方法の計算が、前記奇数
    個目の素子及び前記奇数個目の素子を軸対称で反転した
    反転素子の寸法及び座標を基に前記偶数個目の素子が反
    転している場合と前記奇数個目の素子が反転している場
    合と前記偶数個目の素子及び前記奇数個目の素子の両方
    が反転している場合と前記偶数個目の素子及び前記奇数
    個目の素子の両方が反転していない場合との4つの状態
    について前記共通端子間の距離を計算することを特徴と
    する請求項3記載の自動レイアウト方法。
  5. 【請求項5】 回路接続情報を入力する入力手段と、前
    記回路接続情報から集積回路の素子の配置処理を行う自
    動配置処理手段と、基本素子及び抽出素子の情報を記憶
    する記憶手段とを備え、前記回路接続情報から集積回路
    の素子の配置及び配線設計を行う自動レイアウト装置に
    おいて、 前記自動配置処理手段が、前記回路接続情報から共通配
    線で相互に接続する同一端子名である共通端子名を持つ
    同一種類の素子を抽出素子として抽出し前記記憶手段に
    格納する素子抽出手段と、 供給を受けた配置対象素子が前記抽出素子と同一である
    か否かの判定を行い同一の場合配置対象素子の寸法及び
    座標を基に前記配置対象素子及び前記抽出素子 の反転非
    反転の場合を含む所定の計算を行い素子比較情報を生成
    する素子比較手段と、 前記素子比較情報に基づき前記配置対象素子の前記共通
    端子に接続する前記共通配線の長さが最短となる最適配
    置を選択しこの最適配置に基づき前記配置対象素子の向
    きを変更する素子選択手段とを備え 前記記憶手段が、基本素子及びこの基本素子を軸対称に
    反転した反転基本素子の各々の寸法及び座標を予め記憶
    している基本素子記憶部と、 前記素子抽出手段が抽出した前記抽出素子の端子名,共
    通配線名,素子の種類及び素子番号を記憶する抽出素子
    記憶部とを備え ることを特徴とする自動レイアウト装
    置。
  6. 【請求項6】 前記抽出素子の個数が4個以上のとき3
    個目以降の奇数個目の素子と4個目以降の偶数個目の素
    子とについて前記抽出素子と同一であるか否かの判定を
    行い同一の場合配置対象素子の寸法及び座標を基に所定
    の計算を行い第2の素子比較情報を生成する第2の素子
    比較手段をさらに備えることを特徴とする請求項5記載
    の自動レイアウト装置。
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