JPH0661240A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0661240A
JPH0661240A JP20768792A JP20768792A JPH0661240A JP H0661240 A JPH0661240 A JP H0661240A JP 20768792 A JP20768792 A JP 20768792A JP 20768792 A JP20768792 A JP 20768792A JP H0661240 A JPH0661240 A JP H0661240A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リソグラフィー加工精度より小さい幅のエミッ
タ領域を有する高速特性の優れたバイポーラトランジス
タを得る。 【構成】エミッタ開口部108の側壁に設けた窒化シリ
コン膜109の内周に沿って環状の開口部を設け、窒化
シリコン膜109の内側の側壁に設けたN型不純物を含
む多結晶シリコン膜117より不純物をベース領域11
3内に拡散してエミッタ領域118を形成しているた
め、リソグラフィーの最小加工精度より小さい20〜2
00nmの程度の幅のエミッタ領域118を高加工精度
で得ることができる。これによりエミッタ・ベース間寄
生容量の低減およびベース引き出し抵抗の低減が同時に
可能となり、トランジスタの高速性能の大幅な向上が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置およびその製
造方法に関し、とくに超高速動作用のバイポーラトラン
ジスタおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置について図面を参照し
て説明する。
【0003】図6(a),(b)は従来の半導体装置の
製造方法を説明するための工程順に示した断面図であ
る。
【0004】まず、図6(a)に示すように、P型シリ
コン基板101の一主面に選択的にヒ素を導入してN埋
込層102を形成し、N型埋込層102を含む表面に厚
さ0.7μmのN型エピタキシャル層103を成長した
後、素子分離領域122およびP型シリコン領域123
を形成する。次に、N型エピタキシャル層103の上面
よりリンを選択的に拡散しコレクタ引き出し領域104
を形成する。次に、全面に厚さ50〜200nmの酸化
シリコン膜105を堆積し、酸化シリコン膜105のコ
レクタ引き出し領域104上およびトランジスタ形成領
域上を選択的にエッチング除去して開口部を形成する。
次に厚さ50〜200nmの多結晶シリコン膜を全面に
堆積してパターニングし、コレクタ引き出し領域104
上の多結晶シリコン膜に選択的にリンを導入してN型多
結晶シリコン膜106を形成し、同様にトランジスタ形
成領域上の多結晶シリコン膜に選択的にホウ素を導入し
P型多結晶シリコン膜107を形成する。次に、厚さ1
00nmの窒化シリコン膜100を全面に堆積する。次
にフォトレジスト膜をマスクとして窒化シリコン膜10
0およびP型多結晶シリコン膜107を順次異方性エッ
チングしてエミッタ開口部108を形成する。
【0005】次に、図6(b)(但し図6(a)の部分
拡大図)に示すように、エミッタ開口部108に露出し
たN型エピタキシャル層103の表面を熱酸化して厚さ
10〜40nmの酸化シリコン膜111を形成する。同
時にP型多結晶シリコン膜107注のホウ素をこれと接
触している部分のN型エピタキシャル層103の表面に
拡散させ、外部ベース領域112を形成する。次に、窒
化シリコン膜100をマスクとしてホウ素イオンを加速
エネルギー10keV、ドーズ3×1013cm-2でイオ
ン注入しベース領域113を形成する。次に、厚さ10
0nmの窒化シリコン膜109を全面に堆積して異方性
エッチングによりエッチバックしエミッタ開口部108
の側壁にのみ窒化シリコン膜109を残す。
【0006】次に、ヒ素を含む多結晶シリコン膜117
を全面に堆積してパターニングし、エミッタ電極を形成
する。次にラピッドサーマルアニール(RTA)法によ
り多結晶シリコン膜117中のヒ素をこれと接触するベ
ース領域113の表面に拡散してN型のエミッタ領域1
18を形成する。次に全面に酸化シリコン膜119を堆
積した後、選択的にエッチングしてコンタクトホールを
形成する。次に、コンタクトホールの多結晶シリコン膜
117と電気的に接続するアルミニウム配線121を選
択的に形成し、半導体装置を構成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】バイポーラトランジス
タのエミッタ幅を縮小することは、高速化に有効なエミ
ッタ・ベース間寄生容量の低減およびベース・コレクタ
間寄生容量の低減およびベース抵抗低減に効果がある。
そのためリソグラフィーによる最小加工よりも更に狭い
幅のエミッタ領域を形成することが行われている。
【0008】従来の半導体装置ではエミッタ領域はエミ
ッタ開口部108の側壁に窒化シリコン膜109を形成
し、実効のエミッタ領域118の幅の縮小を行ってい
た。実効のエミッタ幅をWE ,エミッタ開口部108の
幅をWEO,側壁の窒化シリコン膜109の幅をWS とす
ると、WE =WEO−2×WS となる。
【0009】この場合、リソグラフィー最小加工寸法に
比べてエミッタ幅を小さくしたい場合、加工精度が特に
重要になる。例えば、リソグラフィーの最小加工精度
0.5μmのステッパー装置で0.1μmのエミッタ幅
E を有するトランジスタを形成する場合、WEO=0.
5μm,WS =0.2μmとなる。このとき加工精度は
通常WEO,WS の±10%程度であるから、WE の寸法
誤差は、WEO×0.1+WS ×0.1×2=0.09μ
mとなり、WE は0.01から0.19すなわち誤差9
0%と大きく変化する。これによりトランジスタ特性が
大きく変化するという欠点を有していた。
【0010】エミッタ領域上の多結晶シリコン膜117
の膜厚をある程度以上薄くするとトランジスタの増幅率
が低下するため、多結晶シリコン膜117の膜厚は最低
100nmは必要である。ところがエミッタ幅を多結晶
シリコン膜117の膜厚近くまで縮小した場合、多結晶
シリコン膜117によりエミッタ開口部が埋込まれ、多
結晶シリコン膜117の実効的な膜厚が増大し、アルミ
ニウム配線121に達するまでのエミッタの引き出し抵
抗が大幅に増大するという問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
コレクタ領域となる一導電型半導体層の上に順次積層し
て設けたベース引出電極及び第1の絶縁膜と、前記第1
の絶縁膜及びベース引出電極を順次選択的にエッチング
して設けた第1の開口部と、前記ベース引出電極の下面
に接続して設けた逆導電型の外部ベース領域と、前記開
口部の一導電型半導体層の表面に設けて前記外部ベース
領域と接続した逆導電型のベース領域と、前記開口部の
側壁に設けた第2の絶縁膜と、前記開口部のベース領域
の中央部に設けた第3の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜の
内周に沿って設けた環状の第2の開口部と、前記第2の
開口部の前記ベース領域内に設けた一導電型のエミッタ
領域とを有する。
【0012】本発明の半導体装置の製造方法は、コレク
タ領域となる一導電型半導体層の上に逆導電型不純物を
含む第1の多結晶シリコン膜及び第1の絶縁膜を順次堆
積する工程と、前記第1の絶縁膜及び第1の多結晶シリ
コン膜を選択的に順次エッチングして第1の開口部を形
成する工程と、熱処理により前記第1の多結晶シリコン
膜より前記一導電型半導体層に不純物を拡散して逆導電
型の外部ベース領域を形成する工程と、前記第1の絶縁
膜をマスクとして前記第1の開口部の一導電型半導体層
の表面に逆導電型の不純物をイオン注入して前記外部ベ
ース領域と接続するベース領域を形成する工程と、前記
第1の開口部を含む表面に第2の絶縁膜を堆積してエッ
チバックし前記第1の開口部の側壁にのみ第2の絶縁膜
を残す工程と、同様に第2の多結晶シリコン膜を堆積し
てエッチバックし前記第1の開口部の第2の絶縁膜の側
壁にのみ第2の多結晶シリコン膜を残す工程と、前記第
1の開口部の底面にのみ第3の絶縁膜を形成する工程
と、前記第2の多結晶シリコン膜をエッチング除去して
前記第2の絶縁膜の内周に沿って環状の第2の開口部を
形成する工程と、前記第2の開口部を含む表面に一導電
型不純物を含む第3の多結晶シリコン膜を堆積してパタ
ーニングし、熱処理により前記第3の多結晶シリコン膜
より前記第2の開口部のベース領域内に一導電型の不純
物を拡散して一導電型のエミッタ領域を形成する工程と
を含んで構成される。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1(a),(b)及び図2(a),
(b)並びに図3は本発明の第1の実施例の製造方法を
説明するための工程順に示した断面図である。
【0015】まず、図1(a)に示すように、従来例と
同様の工程によりエミッタ開口部108までを形成す
る。次に、エミッタ開口部108に露出したN型エピタ
キシャル層103の表面を熱酸化して厚さ10〜40n
mの酸化シリコン膜111を形成する。同時にP型多結
晶シリコン膜107中のホウ素をN型エピタキシャル層
103中に拡散させ、外部ベース領域112を形成す
る。次に、窒化シリコン膜100をマスクとしてホウ素
イオンを加速エネルギー10keV、ドーズ量3×10
13cm-2でイオン注入し外部ベース領域112と接続す
るベース領域113を形成する。尚、ベース領域113
の形成は酸化シリコン膜111のかわりにBSG膜を形
成し、これよりホウ素を熱拡散させてもよい。次に、厚
さ100nmの窒化シリコン膜109を全面に堆積した
後異方性エッチングによりエッチバックしエミッタ開口
部108の側壁にのみ窒化シリコン膜109を残す。
【0016】次に、図1(b)に示すように、厚さ20
〜200nmの多結晶シリコン膜を全面に堆積した後異
方性エッチングによりエッチバックしエミッタ開口部1
08の窒化シリコン膜109の側壁にのみ多結晶シリコ
ン膜114を残す。次に、選択酸化膜成長法により酸化
シリコン膜111の露出部分に例えば厚さ50nm〜2
00nmの酸化シリコン膜115を堆積する。
【0017】次に、図2(a)に示すように、多結晶シ
リコン膜114をエッチング除去し、続いて窒化シリコ
ン膜100,109及び酸化シリコン膜115をマスク
として酸化シリコン膜111をエッチングし除去する。
【0018】次に、図2(b)に示すように、N型不純
物のヒ素を濃度2×1020cm-3含む厚さ50〜100
nmの多結晶シリコン膜117を全面に堆積してパター
ニングしエミッタ電極を形成する。次に、ラピッドサー
マルアニール(RTA)法により多結晶シリコン膜11
7中のN型不純物をこれと接触する部分のベース領域1
13中に拡散しN型のエミッタ領域118を形成する。
【0019】なお、多結晶シリコン膜117はノンドー
プの多結晶シリコン膜を堆積後、N型不純物をイオン注
入してもよく、また、多結晶シリコン膜117は選択成
長法によりシリコン露出部分にのみ成長を行ってもよ
い。また、N型多結晶シリコン膜117の代わりに炭化
シリコン膜,マイクロクリスタルシリコン膜などの広い
バンドギャップを有する半導体膜,導電膜を使用しても
よい。また、エミッタ領域118へのN型不純物導入は
多結晶シリコン膜117を介さずに直接イオン注入法,
拡散法によって行ってもよい。
【0020】次に、図3に示すように、酸化シリコン膜
119を全面に堆積してパターニングしコンタクトホー
ルを形成する。次に、コンタクトホールを含む表面にア
ルミニウム膜を堆積してパターニングし配線121を形
成して、半導体装置を構成する。
【0021】以上説明した第1の実施例の半導体装置は
次に示す特徴を有する。即ち、エミッタ領域116の幅
はエミッタ開口部108の側壁に設けた多結晶シリコン
膜114の膜厚により決定される。この多結晶シリコン
膜114の寸法誤差は、多結晶シリコン膜114を堆積
した膜厚誤差と異方性エッチング時の横方向エッチング
量の合計であり、この寸法誤差を従来例と同じ10%に
できるのでエミッタ幅は0.1μmのときでも誤差±1
0%と従来技術に比べはるかに高精度にトランジスタを
作成することができる。これにより特に小さいエミッタ
幅のトランジスタの特性ばらつきが大幅に低減する。
【0022】図4は本発明の第2の実施例を示す断面図
である。
【0023】図4に示すように、エミッタ領域117の
直下のベース領域113の下面にN型不純物濃度がエピ
タキシャル領域103に比べ高濃度の埋込コレクタ領域
116を有している以外は第1の実施例と同様の構成を
有しており、図1(b)に示すように、開口部108の
側壁に多結晶シリコン膜114を設けた後、酸化シリコ
ン膜115を150〜200nmの厚さに選択成長さ
せ、多結晶シリコン膜114を除去した後に酸化シリコ
ン膜111の露出している部分を通してN型エピタキシ
ャル層103にリンを加速エネルギー200keV、ド
ーズ量3×1012cm-2でイオン注入して埋込コレクタ
領域116を形成する。
【0024】本実施例ではエミッタ領域118直下のN
型エピタキシャル層103にN型高不純物濃度の埋込コ
レクタ領域116を形成できるため、他のエピタキシャ
ル層103の濃度を増加せずにカーク効果を抑制し最大
遮断周波数fT を向上している。
【0025】図5は本発明の第3の実施例を説明するた
めの断面図である。
【0026】図5に示すように、第1の実施例と同様の
工程により、ベース領域113までを形成した後厚さ1
00nmの窒化シリコン膜109を全面に堆積して異方
性エッチングによりエッチバックし、エミッタ開口部1
08の側壁にのみ窒化シリコン膜109を残す。次に、
N型不純物のヒ素を濃度2×1020cm-3含む厚さ50
〜100nmの多結晶シリコン膜117を全面に堆積し
て異方性エッチングによりエッチバックし、多結晶シリ
コン膜117をエミッタ開口部108の側壁にのみ残
す。次に、熱酸化またはHTO(High Tempe
rature Oxide)法による酸化シリコン膜1
26を10nmの厚さに形成し、次に、全面に塗布また
はCVD・熱処理平坦化によるシリカガラス膜125を
形成する。このときエミッタ開口部108内には厚く、
それ以外の部分は薄いシリカガラス膜125が形成され
る。次に、エッチバックによりシリカガラス膜125を
エミッタ開口部108内にのみ残して除去する。次に、
ラピッドサーマルアニール(RTA)法により多結晶シ
リコン膜117中のN型不純物をこれと接触する部分の
ベース領域113に拡散しN型のエミッタ領域118を
形成する。エミッタ領域118は多結晶シリコン膜11
7直下にのみ形成される。次に、酸化シリコン膜119
を全面に堆積してパターニングしコンタクトホールを形
成する。次に、コンタクトホールを含む表面にアルミニ
ウム膜を堆積してパターニングし、配線121を形成し
て半導体装置を構成する。
【0027】第3の実施例ではエミッタ領域118と配
線121の間の多結晶シリコン膜117の長さが短いた
めエミッタ抵抗を低減できるという利点がある。
【0028】また、エミッタ領域上の多結晶シリコン膜
を選択成長しタングステン膜で埋込むことによってエミ
ッタ幅を小さくした場合のエミッタ抵抗の増大を防止す
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リソグラ
フィーの最小加工精度よりも遥かに小さい20〜200
nm程度のエミッタ幅を有するバイポーラトランジスタ
を精度よく実現できるという効果を有する。すなわち、
従来と同一の加工技術を用いてエミッタを微細化しても
エミッタ幅を相対誤差は大きくならないという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの工程順に示した断面図。
【図2】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの工程順に示した断面図。
【図3】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの工程順に示した断面図。
【図4】本発明の第2の実施例を説明するための断面
図。
【図5】本発明の第3の実施例を説明するための断面
図。
【図6】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
工程順に示した断面図。
【符号の説明】
100,109 窒化シリコン膜 101 P型シリコン基板 102 N型埋込層 103 N型エピタキシャル層 104 コレクタ引き出し領域 105,111,115,119,126 酸化シリ
コン膜 106 N型多結晶シリコン膜 107 P型多結晶シリコン膜 108 エミッタ開口部 112 外部ベース領域 113 ベース領域 114,117 多結晶シリコン膜 116 埋込コレクタ領域 118 エミッタ領域 120 コンタクトホール 121 配線 122 素子分離領域 123 P型シリコン領域 125 シリカガラス膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレクタ領域となる一導電型半導体層の
    上に順次積層して設けたベース引出電極及び第1の絶縁
    膜と、前記第1の絶縁膜及びベース引出電極を選択的に
    順次エッチングして設けた第1の開口部と、前記ベース
    引出電極の下面に接続して設けた逆導電型の外部ベース
    領域と、前記開口部の一導電型半導体層の表面に設けて
    前記外部ベース領域と接続した逆導電型のベース領域
    と、前記開口部の側壁に設けた第2の絶縁膜と、前記開
    口部のベース領域の中央部に設けた第3の絶縁膜と、前
    記第2の絶縁膜の内周に沿って設けた環状の第2の開口
    部と、前記第2の開口部の前記ベース領域内に設けた一
    導電型のエミッタ領域とを有することを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 コレクタ領域となる一導電型半導体層の
    上に逆導電型不純物を含む第1の多結晶シリコン膜及び
    第1の絶縁膜を順次堆積する工程と、前記第1の絶縁膜
    及び第1の多結晶シリコン膜を選択的に順次エッチング
    して第1の開口部を形成する工程と、熱処理により前記
    第1の多結晶シリコン膜より前記一導電型半導体層に不
    純物を拡散して逆導電型の外部ベース領域を形成する工
    程と、前記第1の絶縁膜をマスクとして前記第1の開口
    部の一導電型半導体層の表面に逆導電型の不純物をイオ
    ン注入して前記外部ベース領域と接続するベース領域を
    形成する工程と、前記第1の開口部を含む表面に第2の
    絶縁膜を堆積してエッチバックし前記第1の開口部の側
    壁にのみ第2の絶縁膜を残す工程と、同様に第2の多結
    晶シリコン膜を堆積してエッチバックし前記第1の開口
    部の第2の絶縁膜の側壁にのみ第2の多結晶シリコン膜
    を残す工程と、前記第1の開口部の底面にのみ第3の絶
    縁膜を形成する工程と、前記第2の多結晶シリコン膜を
    エッチング除去して前記第2の絶縁膜の内周に沿って環
    状の第2の開口部を形成する工程と、前記第2の開口部
    を含む表面に一導電型不純物を含む第3の多結晶シリコ
    ン膜を堆積してパターニングし、熱処理により前記第3
    の多結晶シリコン膜より前記第2の開口部のベース領域
    内に一導電型の不純物を拡散して一導電型のエミッタ領
    域を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
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