JPH0661126B2 - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPH0661126B2 JPH0661126B2 JP61081998A JP8199886A JPH0661126B2 JP H0661126 B2 JPH0661126 B2 JP H0661126B2 JP 61081998 A JP61081998 A JP 61081998A JP 8199886 A JP8199886 A JP 8199886A JP H0661126 B2 JPH0661126 B2 JP H0661126B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- gap portion
- winding bobbin
- magnetic head
- joined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は２つのコア半体を突き合わせて磁気コアを構成
した磁気ヘッドに関するものである。
した磁気ヘッドに関するものである。
［従来の技術］ 従来のこの種の磁気ヘッドにおいては、コア半体はコア
ホルダを介して一体化させるものと、コアホルダを用い
ないものとがあった。
ホルダを介して一体化させるものと、コアホルダを用い
ないものとがあった。
コアホルダを使用せずに、２つのコア半体を突き合わせ
固定する従来構造を、第２図に示す。
固定する従来構造を、第２図に示す。
即ち、それぞれ接着剤等で上下面に固定された補強板２
ａ，２ｂを有するコア半体１ａ，１ｂをスペーサ５を介
して突き合わせて、フロントギャップが形成される近傍
の補強板をレーザ溶接等により接合し（接合部分を符号
４で示す）、磁気回路を構成していた。
ａ，２ｂを有するコア半体１ａ，１ｂをスペーサ５を介
して突き合わせて、フロントギャップが形成される近傍
の補強板をレーザ溶接等により接合し（接合部分を符号
４で示す）、磁気回路を構成していた。
このような構造では、補強板２ａ，２ｂの形状はコア形
状とほぼ同一となっており、バックギャップ部分は巻線
ボビン３に被われており、バックギャップ部分をレーザ
溶接等により接合することは不可能あった。
状とほぼ同一となっており、バックギャップ部分は巻線
ボビン３に被われており、バックギャップ部分をレーザ
溶接等により接合することは不可能あった。
そこで、この突き合わされたコアをコアホルダの組み込
み、シールドケースに挿入し、樹脂を充填し、硬化させ
ていた。
み、シールドケースに挿入し、樹脂を充填し、硬化させ
ていた。
［発明が解決しようとする問題点］ ところが、この硬化時において、樹脂の収縮等によりコ
アに応力がかかり、レーザ溶接等により接合されていな
いバックギャップ部分が開いてしまい、インピーダンス
の低下や再生感度の低下等、電気的及び電磁的特性に影
響を及ぼすという欠点があった。
アに応力がかかり、レーザ溶接等により接合されていな
いバックギャップ部分が開いてしまい、インピーダンス
の低下や再生感度の低下等、電気的及び電磁的特性に影
響を及ぼすという欠点があった。
［問題点を解決するための手段］ 本発明においては上述した問題点を解決するために、２
つのコア半体を突き合わせ、フロントギャップ部及びバ
ックギャップ部を有する磁気コアを構成するとともに、
前記バックギャップ部を覆う如く前記磁気コアに配置さ
れた巻線ボビンを有する磁気ヘッドにおいて、前記２つ
のコア半体の各々の上下面に固定された補強板を有し、
この補強板の前端部同士が前記フロントギャップ部近傍
で接合されるとともに、後端部が前記フロントギャップ
部から離間する方向であって前記巻線ボビンの外側の位
置まで延長され、かつその位置において前記後端部同士
が接合されている構造を採用した。
つのコア半体を突き合わせ、フロントギャップ部及びバ
ックギャップ部を有する磁気コアを構成するとともに、
前記バックギャップ部を覆う如く前記磁気コアに配置さ
れた巻線ボビンを有する磁気ヘッドにおいて、前記２つ
のコア半体の各々の上下面に固定された補強板を有し、
この補強板の前端部同士が前記フロントギャップ部近傍
で接合されるとともに、後端部が前記フロントギャップ
部から離間する方向であって前記巻線ボビンの外側の位
置まで延長され、かつその位置において前記後端部同士
が接合されている構造を採用した。
［作用］ 上記の構造によれば、補強板の前端部同士が磁気コアの
フロントギャップ部近傍で接合されるとともに、後端部
同士が巻線ボビンの外側の位置で接合されるので、樹脂
の収縮応力等が加わっても、磁気コアのバックギャップ
部が開くことはない。
フロントギャップ部近傍で接合されるとともに、後端部
同士が巻線ボビンの外側の位置で接合されるので、樹脂
の収縮応力等が加わっても、磁気コアのバックギャップ
部が開くことはない。
［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細を説明
する。
する。
第１図は本発明の一実施例を説明するもので、図中第２
図と同一部分または相当する部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。
図と同一部分または相当する部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。
本実施例にあっては、補強板２ａ，２ｂの後端側が突き
合わされた時に、バックギャップ部分が巻線ボビン３に
被われないように、コアのバックヤップ部分より後部に
延長され、巻線ボビン３をよけた位置において突き合わ
されている。
合わされた時に、バックギャップ部分が巻線ボビン３に
被われないように、コアのバックヤップ部分より後部に
延長され、巻線ボビン３をよけた位置において突き合わ
されている。
上述した補強板を有する２つのコア半体の後端を巻線ボ
ビン３中に挿入し、スペーサ５を介して突き合わせる。
その後、フロントギャップが形成される近傍の補強板及
び後部に延長された補強板２ａ，２ｂの突き合わせ部
を、レーザ溶接、ろう付け等により接合させる。この接
合部分を符号４で示してある。
ビン３中に挿入し、スペーサ５を介して突き合わせる。
その後、フロントギャップが形成される近傍の補強板及
び後部に延長された補強板２ａ，２ｂの突き合わせ部
を、レーザ溶接、ろう付け等により接合させる。この接
合部分を符号４で示してある。
本実施例は以上のように構成されているため、フロント
ギャップ部及びバックギャップ部を完全に接合すること
ができ、樹脂の収縮応力が加わっても、バックギャップ
部が開き、インピーダンスの低下や再生感度の低下等が
生じることがない。
ギャップ部及びバックギャップ部を完全に接合すること
ができ、樹脂の収縮応力が加わっても、バックギャップ
部が開き、インピーダンスの低下や再生感度の低下等が
生じることがない。
［効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、２つ
のコア半体を突き合わせ、フロントギャップ部及びバッ
クギャップ部を有する磁気コアを構成するとともに、前
記バックギャップ部を覆う如く前記磁気コアに配置され
た巻線ボビンを有する磁気ヘッドにおいて、前記２つの
コア半体の各々の上下面に固定された補強板を有し、こ
の補強板の前端部同士が前記フロントギャップ部近傍で
接合されるとともに、後端部が前記フロントギャップ部
から離間する方向であって前記巻線ボビンの外側の位置
まで延長され、かつその位置において前記後端部同士が
接合されている構造を採用したので、巻線ボビンの中に
位置することになる磁気コアのバックギャップ部の開き
を防止し、特性ばらつきが少なく、信頼性の高い磁気ヘ
ッドを提供することが可能になる。
のコア半体を突き合わせ、フロントギャップ部及びバッ
クギャップ部を有する磁気コアを構成するとともに、前
記バックギャップ部を覆う如く前記磁気コアに配置され
た巻線ボビンを有する磁気ヘッドにおいて、前記２つの
コア半体の各々の上下面に固定された補強板を有し、こ
の補強板の前端部同士が前記フロントギャップ部近傍で
接合されるとともに、後端部が前記フロントギャップ部
から離間する方向であって前記巻線ボビンの外側の位置
まで延長され、かつその位置において前記後端部同士が
接合されている構造を採用したので、巻線ボビンの中に
位置することになる磁気コアのバックギャップ部の開き
を防止し、特性ばらつきが少なく、信頼性の高い磁気ヘ
ッドを提供することが可能になる。
第１図は本発明の一実施例を説明する磁気コアの斜視
図、第２図は従来の磁気コアの斜視図である。 １ａ，１ｂ…コア、２ａ，２ｂ…補強板 ３…巻線ボビン、４…接合部分 ５…スペーサ
図、第２図は従来の磁気コアの斜視図である。 １ａ，１ｂ…コア、２ａ，２ｂ…補強板 ３…巻線ボビン、４…接合部分 ５…スペーサ
Claims (1)
- 【請求項１】２つのコア半体を突き合わせ、フロントギ
ャップ部及びバックギャップ部を有する磁気コアを構成
するとともに、前記バックギャップ部を覆う如く前記磁
気コアに配置された巻線ボビンを有する磁気ヘッドにお
いて、 前記２つのコア半体の各々の上下面に固定された補強板
を有し、 この補強板の前端部同士が前記フロントギャップ部近傍
で接合されるとともに、後端部が前記フロントギャップ
部から離間する方向であって前記巻線ボビンの外側の位
置まで延長され、かつその位置において前記後端部同士
が接合されていることを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61081998A JPH0661126B2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61081998A JPH0661126B2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62239412A JPS62239412A (ja) | 1987-10-20 |
| JPH0661126B2 true JPH0661126B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=13762140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61081998A Expired - Fee Related JPH0661126B2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661126B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59186112A (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-22 | Canon Electronics Inc | 磁気ヘッド |
| JPS60239906A (ja) * | 1984-05-15 | 1985-11-28 | Seiko Epson Corp | 磁気ヘツド |
-
1986
- 1986-04-11 JP JP61081998A patent/JPH0661126B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62239412A (ja) | 1987-10-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |