JPH0661109U - 押しピン付き綴じばさみ - Google Patents
押しピン付き綴じばさみInfo
- Publication number
- JPH0661109U JPH0661109U JP902693U JP902693U JPH0661109U JP H0661109 U JPH0661109 U JP H0661109U JP 902693 U JP902693 U JP 902693U JP 902693 U JP902693 U JP 902693U JP H0661109 U JPH0661109 U JP H0661109U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- lever
- binding
- push pin
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は綴じばさみに関するものであり、普
通の使用と壁に取り付けての使用を使い分けできる押し
ピン付き綴じばさみを提供することを目的とする。 【構成】 綴じばさみのつまみ部の一つを押しピンの平
板頭とした。つまみ部を押しピンの平板頭に割譲し、こ
の押しピンの平板頭を被割譲レバーに対し向きを変えて
装着できるようにした。
通の使用と壁に取り付けての使用を使い分けできる押し
ピン付き綴じばさみを提供することを目的とする。 【構成】 綴じばさみのつまみ部の一つを押しピンの平
板頭とした。つまみ部を押しピンの平板頭に割譲し、こ
の押しピンの平板頭を被割譲レバーに対し向きを変えて
装着できるようにした。
Description
【0001】
本考案は壁面に取り付けての使用が可能な紙類等をとじるための押しピン付き 綴じばさみに関する。
【0002】
従来、一対のレバーの端を円形のつまみ部とし、このつまみ部に小穴を穿設し た形状の綴じばさみがある。
【0003】
上記綴じばさみに設けられた小穴は、綴じばさみで綴じた物を壁面に掲示する 際に利用できるものと解する。つまり、綴じばさみのつまみ部の小穴を壁に打ち 付けた釘に通すことで、綴じばさみを壁面に吊るして使用できるのである。とこ ろが、小穴を通す為の釘を壁に打ち込むと壁に大きな穴があくこととなって壁を 損傷させてしまう。釘による壁面の損傷は押しピンのピンに比べてよく目立つか ら、小穴の持つ役割を利用しようとするとその代償として壁面の大きな損傷を覚 悟しなければならない。又、綴じばさみを壁に掛けた状態では、往々にして釘頭 が綴じばさみの一方のつまみ部の押し下がりを阻害する。従って、綴じばさみの 口を広げる操作に支障を来す欠点がある。 小穴に対して押しピンを突き刺して綴じばさみを壁に取り付ける方法も考えら れるが、従来の綴じばさみにあっては、小穴付きつまみ部の裏面でバネ体の反力 をとっているので、そのバネの一端が邪魔になって押しピンを打ちにくい。押し ピンを打てたとしても、小穴は押しピンのピンからすればバカ穴であって、その 隙間が大であるが故に綴じばさみが容易にズレ動いてしまう。そのズレ動きが壁 に突き刺ささっているピンの緩みを発生させたり、ピンの足の長さがつまみ部の 厚み分だけ短くなることからも所期の目的を達成できない。
【0004】
【課題を解決するための手段】 そこで本考案は上記の欠点を除去するために、綴じばさみのレバーの一つのつ まみ部を押しピンとしたことを特徴とする押しピン付き綴じばさみと、 綴じばさみのレバーの一つのつまみ部を押しピンの平板頭に割譲し、該平板頭 と綴じばさみ本体とを着脱式に連結したことを特徴とする押しピン付き綴じばさ みと、 綴じばさみのレバーの一つのつまみ部を押しピンの平板頭に割譲し、被割譲レ バーにハンガーレールを形設し、押しピンの平板頭を前記ハンガーレールに挿嵌 したことを特徴とする押しピン付き綴じばさみと、 綴じばさみのレバーの一つのつまみ部を押しピンの平板頭に割譲し、被割譲レ バーにはレバー継ぎ足し用の軸承を設け、弾性を発揮できる線材をオーム記号の 形に成形した押しピンの平板頭の両端を、前記軸承に挿嵌したことを特徴とする 押しピン付き綴じばさみと、 綴じばさみのレバーの一つのつまみ部を押しピンの平板頭に割譲し、該平板頭 と前記被割譲レバーとをレバーの材軸に対して直交する方向に回せるように枢着 したことを特徴とする押しピン付き綴じばさみとをそれぞれ提供しようとするも のである。
【0005】
(構成1) 本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、図1において、綴じばさみ( 1)のレバー(2)の一つのつまみ部(3)の小穴(4)をなくして、代わりに 押しピンのピン(5)を外向きに突設させた。 (作用) ピン(5)はその足の長さの全部が壁に打ち込まれることとなるし、レバー( 2)と壁とは面と面で当接する。壁に打ち込まれたピン(5)はその足の長さを フルに生かして壁との摩擦力を十分に活かせるし、レバー(2)は壁と密に面接 触するので、壁から摩擦力を得るピン(5)の役割を十分に補完することができ る。図1に示すようにバネ体(6)が反力を伝達し合う一端はつまみ部(3)の 裏面略中央に当接しており、他方のつまみ部(3)を押す力はこの点に伝達され る。この点付近のつまみ部(3)の表側にはピン(5)が突設しており、結果と して、つまみ部に加えられた押す力はピン(5)を壁に向けて押す力として伝達 される(もっともこの力はレバー(2)の面を通して壁面に伝達される力でもあ る)。このピン(4)を壁に向けて押す力は、小穴(4)に向けて押しピンを付 き刺した場合においては発生しようがない力である。バネ体(6)の一端が反力 を伝達するのはつまみ部(3)の裏面であって、小穴(4)にかぶさって突き刺 さる押しピンではないからである。この点もただの押しピンを突き刺した場合に 発生するピンの緩み発生の一因になっているのである。
【0006】 (構成2) 本考案の他の実施例を図面に基づいて説明すると、図2において、綴じばさみ (1)の一つのレバーのつまみ部(3)を分離させて押しピンの平板頭(7)と して割譲させる。被割譲レバー(8)にハンガーレール(9)を形設させて、該 ハンガーレール(9)に対して押しピンの平板頭(7)を挿嵌する。平板頭(7 )にはピン(5)を突設させる。 (作用) 綴じばさみ(1)を普通に使用したい場合は、ピン(5)を内側に向けた平板 頭(7)を被割譲レバー(8)に挿嵌する。平板頭(7)が被割譲レバー(8) と合体してつまみ部(3)となるのが、そのつまみ部にはピン(5)は突出して いないのでこの綴じばさみ(1)を普通の綴じばさみとして使用できる。綴じば さみ(1)を壁に突き刺して使用したい場合には、ピン(5)を外側に向けた平 板頭(7)を被割譲レバー(8)に挿嵌する。このように挿嵌することで、平板 頭(7)と被割譲レバー(8)とが合体してできるレバー(2)を壁に密着させ ることができるし、同時にピン(5)を壁に突き刺すことができる。ピン(5) はその足の長さの全部が壁に打ち込まれることとなるし、レバー(2)と壁とは 面と面で当接する。壁に打ち込まれたピン(5)はその足の長さをフルに生かし て壁との摩擦力を十分に活かせるし、レバー(2)は壁と密に面接触するので、 壁から摩擦力を得るピン(5)の役割を十分に補完することができる。
【0007】 (構成3) 図3において、綴じばさみ(1)の一つのレバーのつまみ部(3)を分離させ て押しピンの平板頭として割譲させる。被割譲レバー(8)にはレバー継ぎ足し 用の軸承(10)を設ける。押しピンの平板頭は弾性を発揮できる線材をオーム 記号の形に成形したワイヤーフレームの平板頭(11)とする。該ワイヤーフレ ームの平板頭(11)の両端折れ曲がり部を前記軸承(10)に挿嵌する。ワイ ヤーフレームの平板頭(11)は弾性を発揮できる線材でできているので、軸承 (10)との着脱はこのバネ力に対抗する力を外部から与えワイヤーフレームの 平板頭(11)を弾性変形させて行うものとする。ワイヤーフレームの平板頭( 11)にはピン(5)を図3に示すごとく一方向のみに突設させる。綴じばさみ (1)を普通に使用したい場合は、ピン(5)を内側に向けたワイヤーフレーム の平板頭(11)を被割譲レバー(8)の軸承(10)に挿嵌する。ワイヤーフ レームの平板頭(11)が被割譲レバー(8)と合体してつまみ部(3)となる のが、そのつまみ部にはピン(5)は突出していないのでこの綴じばさみ(1) を普通の綴じばさみとして使用できる。綴じばさみ(1)を壁に突き刺して使用 したい場合には、ピン(5)を外側に向けたワイヤーフレームの平板頭(11) を被割譲レバー(8)に挿嵌する。このように挿嵌することで、ワイヤーフレー ムの平板頭(11)と被割譲レバー(8)とが合体してできるレバー(2)を壁 に密着させることができるし、同時にピン(5)を壁に突き刺すことができる。 ピン(5)はその足の長さの全部が壁に打ち込まれることとなるし、レバー(2 )と壁とは面と面で当接する。壁に打ち込まれたピン(5)はその足の長さをフ ルに生かして壁との摩擦力を十分に活かせるし、レバー(2)は壁と密に面接触 するので、壁から摩擦力を得るピン(5)の役割を十分に補完することができる 。
【0008】 (構成4) 図4において、綴じばさみ(1)のレバーの一つのつまみ部(3)を押しピン の平板頭(7)として割譲させる。割譲された平板頭(7)と被割譲レバー(8 )とは枢着軸(12)で連結する。枢着軸(12)の材軸の向きは、平板頭(7 )と被割譲レバー(8)とが合体してできるレバーの材軸の方向とする。平板頭 (7)の一方の面にはピン(5)を突設させる。 (作用) 平板頭(7)と被割譲レバー(8)とは枢着軸(12)で連結するので、被割 譲レバー(8)に枢着する平板頭(7)はレバーの材軸に対して直交する方向に 回すことができるようになる。綴じばさみ(1)を普通に使用したい場合は、ピ ン(5)が内側に向くように平板頭(7)を回し、ピン(5)を設けていない面 が被割譲レバー(8)の外側の面と同一平面になるようにする。綴じばさみ(1 )のつまみ部となる部分にピン(5)はないので普通の綴じばさみとして使用で きる。綴じばさみ(1)を壁に突き刺して使用したい場合には、ピン(5)が外 側に向くように平板頭(7)を回し、ピン(5)を設けた面が被割譲レバー(8 )の外側の面と同一平面になるようにする。このようにして平板頭(7)と被割 譲レバー(8)とが合体してできるレバー(2)を壁に密着させることができる し、同時にピン(5)を壁に突き刺すことができる。ピン(5)はその足の長さ の全部が壁に打ち込まれることとなるし、レバー(2)と壁とは面と面で当接す る。壁に打ち込まれたピン(5)はその足の長さをフルに生かして壁との摩擦力 を十分に活かせるし、レバー(2)は壁と密に面接触するので、壁から摩擦力を 得るピン(5)の役割を十分に補完することができる。
【0009】
簡単な操作で綴じばさみの使い分けができる。押しピン程度のピンで綴じばさ みを壁にとめることができ、ピンの緩みも発生しにくい。壁に多数の釘穴が残っ て美感が損なわれることがない。押しピンが使えない程に厚みがある書類であっ ても掲示できる。いつもピンを備えているので機動性が発揮でき便利である。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図3】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図4】本考案の一実施例を示す斜視図。
1 綴じばさみ 2 レバー 3 つまみ部 4 小穴 5 ピン 6 バネ体 7 平板頭 8 被割譲レバー 9 ハンガーレール 10 軸承 11 ワイヤーフレームの平板頭 12 軸
Claims (5)
- 【請求項1】 綴じばさみのレバーの一つのつまみ部を
押しピンとしたことを特徴とする押しピン付き綴じばさ
み。 - 【請求項2】 綴じばさみのレバーの一つのつまみ部を
押しピンの平板頭に割譲し、該平板頭と綴じばさみ本体
とを着脱式に連結したことを特徴とする押しピン付き綴
じばさみ。 - 【請求項3】 綴じばさみのレバーの一つのつまみ部を
押しピンの平板頭に割譲し、被割譲レバーにハンガーレ
ールを形設し、押しピンの平板頭を前記ハンガーレール
に挿嵌したことを特徴とする押しピン付き綴じばさみ - 【請求項4】 綴じばさみのレバーの一つのつまみ部を
押しピンの平板頭に割譲し、被割譲レバーにはレバー継
ぎ足し用の軸承を設け、弾性を発揮できる線材をオーム
記号の形に成形した押しピンの平板頭の両端を、前記軸
承に挿嵌したことを特徴とする押しピン付き綴じばさ
み。 - 【請求項5】 綴じばさみのレバーの一つのつまみ部を
押しピンの平板頭に割譲し、該平板頭と前記被割譲レバ
ーとをレバーの材軸に対して直交する方向に回せるよう
に枢着したことを特徴とする押しピン付き綴じばさみ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP902693U JPH0731690Y2 (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 押しピン付き綴じばさみ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP902693U JPH0731690Y2 (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 押しピン付き綴じばさみ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661109U true JPH0661109U (ja) | 1994-08-30 |
JPH0731690Y2 JPH0731690Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=11709155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP902693U Expired - Lifetime JPH0731690Y2 (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 押しピン付き綴じばさみ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731690Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008119856A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Muneshichi Yamamoto | クリップ |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP902693U patent/JPH0731690Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008119856A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Muneshichi Yamamoto | クリップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0731690Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2358241B1 (en) | Hanging device | |
JPH0661109U (ja) | 押しピン付き綴じばさみ | |
JP2002262921A (ja) | 携帯品装着用の取付装置 | |
JPH0747096Y2 (ja) | 刃 物 | |
JPH11128141A (ja) | 清掃用具 | |
JPH077839Y2 (ja) | 紙巻器 | |
JP3438676B2 (ja) | クリップ装着器 | |
JP2523329Y2 (ja) | バックル | |
JPS63160602A (ja) | プラスチツク製バツクル | |
JPS6013515Y2 (ja) | バネ力で飛び出すミニチユアカ−用スタ−タ− | |
JP2575990Y2 (ja) | ロールペーパー用ホルダー | |
JPS5918457Y2 (ja) | 操作表示装置 | |
JP2519134Y2 (ja) | 鋏と鞘との係止構造 | |
JPH0324061Y2 (ja) | ||
JP3024848U (ja) | クッション付き画鋲 | |
JP2704604B2 (ja) | 新聞ホルダー | |
KR970005944A (ko) | 분리형 카오디오의 프론트 패널 낙하방지장치 | |
JPS5835855Y2 (ja) | 連結構造 | |
JP3097475U (ja) | 引き摺りピース固定機能を有するファスナーヘッド | |
JP3076819U (ja) | クリップ | |
JP2002103869A (ja) | クリップ | |
JP4229296B2 (ja) | ポスターハンガー | |
KR970035069A (ko) | 자동차의 도어래칫장치 | |
JPH0657299U (ja) | ロールペーパーホルダー | |
JP2004224022A (ja) | 伝票等の紙挟み保持具 |