JP2575990Y2 - ロールペーパー用ホルダー - Google Patents
ロールペーパー用ホルダーInfo
- Publication number
- JP2575990Y2 JP2575990Y2 JP1993008525U JP852593U JP2575990Y2 JP 2575990 Y2 JP2575990 Y2 JP 2575990Y2 JP 1993008525 U JP1993008525 U JP 1993008525U JP 852593 U JP852593 U JP 852593U JP 2575990 Y2 JP2575990 Y2 JP 2575990Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- holder
- mounting
- main body
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷蔵庫の側面等に取付
けて使用されるクッキングペーパー等ロールペーパーの
ホルダーに関するものである。
けて使用されるクッキングペーパー等ロールペーパーの
ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のホルダーは、片手でロールペー
パーを繰出せることは勿論、片手でロールペーパーに施
されたミシン目から切れるようにできるものが便利であ
るところから、以下に説明する構造のロールペーパー用
ホルダーが従来公知である。すなわち、図4に示すよう
に、ネジ5で固定面へ取付けたホルダー本体1に支持ア
ーム2,2を旋回自在に枢着し、その支持アーム2,2
に保持させたロールペーパー3が実線で示す大径なとき
も、2点鎖線で示す小径なときも、接触可能な凸状面4
をホルダー本体1の前面に形成した(詳しくは実開昭6
1−16095号公報参照)ものとか、図5に示すよう
に、磁石7で固定面へ取付けるようにしたホルダー本体
1の前面に突出部6を形成し、その突出部6にロールペ
ーパー3が食い込みがちになるようにした(詳しくは実
開平3−80050号公報参照)ものである。いずれも
ロールペーパー3の端末を手前に引くことで繰出したの
ち、ペーパ末端を下に引くことによって、上記凸状面4
による抵抗や突出部6への食い込みによる抵抗によりロ
ールペーパー3に施されたミシン目から切除できること
を狙っている。
パーを繰出せることは勿論、片手でロールペーパーに施
されたミシン目から切れるようにできるものが便利であ
るところから、以下に説明する構造のロールペーパー用
ホルダーが従来公知である。すなわち、図4に示すよう
に、ネジ5で固定面へ取付けたホルダー本体1に支持ア
ーム2,2を旋回自在に枢着し、その支持アーム2,2
に保持させたロールペーパー3が実線で示す大径なとき
も、2点鎖線で示す小径なときも、接触可能な凸状面4
をホルダー本体1の前面に形成した(詳しくは実開昭6
1−16095号公報参照)ものとか、図5に示すよう
に、磁石7で固定面へ取付けるようにしたホルダー本体
1の前面に突出部6を形成し、その突出部6にロールペ
ーパー3が食い込みがちになるようにした(詳しくは実
開平3−80050号公報参照)ものである。いずれも
ロールペーパー3の端末を手前に引くことで繰出したの
ち、ペーパ末端を下に引くことによって、上記凸状面4
による抵抗や突出部6への食い込みによる抵抗によりロ
ールペーパー3に施されたミシン目から切除できること
を狙っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記したホルダー構造
では、支持アームは手前にしか旋回できないため、ロー
ルペーパーを装着するには、一方のアームにロールペー
パーの一端を係合後、傾けた状態にして、他方のアーム
を係合させるといった面倒な作業を必要とした。また、
左右にわかれたセパレート式ホルダー構造でも、磁石の
力で強固に取り付いているため、横幅の異なるロールペ
ーパーに対応するのが面倒であった。
では、支持アームは手前にしか旋回できないため、ロー
ルペーパーを装着するには、一方のアームにロールペー
パーの一端を係合後、傾けた状態にして、他方のアーム
を係合させるといった面倒な作業を必要とした。また、
左右にわかれたセパレート式ホルダー構造でも、磁石の
力で強固に取り付いているため、横幅の異なるロールペ
ーパーに対応するのが面倒であった。
【0004】本考案は、上記のような不便を改善するこ
とを目的としている。
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、固定面への取
付手段を有するホルダー本体と、該ホルダー本体の両側
に回転自在に取付けた支持アームとを備えたロールペー
パー用ホルダーにおいて、両側面に取付孔を夫々穿設し
たホルダー本体の前面にロールペーパーと当接して摩擦
抵抗を呈する滑止め部を形成し、上記支持アームは首部
を有する結合具に回動自在に枢着し、上記結合具の首部
は上記取付孔に回転自在に嵌合してなるものである。
付手段を有するホルダー本体と、該ホルダー本体の両側
に回転自在に取付けた支持アームとを備えたロールペー
パー用ホルダーにおいて、両側面に取付孔を夫々穿設し
たホルダー本体の前面にロールペーパーと当接して摩擦
抵抗を呈する滑止め部を形成し、上記支持アームは首部
を有する結合具に回動自在に枢着し、上記結合具の首部
は上記取付孔に回転自在に嵌合してなるものである。
【0006】
【作 用】支持アームは手前に旋回できるだけでなく、
アーム間隔も任意に変更自在である。従って、ロールペ
ーパーの支持アームによる装着は、ロールペーパー幅の
長短やロールペーパーの径にかかわりなく簡単にでき
る。
アーム間隔も任意に変更自在である。従って、ロールペ
ーパーの支持アームによる装着は、ロールペーパー幅の
長短やロールペーパーの径にかかわりなく簡単にでき
る。
【0007】
【実施例】図1において、1は四角の平板状をなすホル
ダー本体、2はホルダー本体1の両側に取付く支持アー
ム、3は2本の支持アーム2,2によって保持されるロ
ールペーパーである。本例では、図2に示すように、ホ
ルダー本体1の背面に磁石7,7を設けて冷蔵庫等の垂
直面へ固定できるようにしている。
ダー本体、2はホルダー本体1の両側に取付く支持アー
ム、3は2本の支持アーム2,2によって保持されるロ
ールペーパーである。本例では、図2に示すように、ホ
ルダー本体1の背面に磁石7,7を設けて冷蔵庫等の垂
直面へ固定できるようにしている。
【0008】図1及び図2から明らかなように、ホルダ
ー本体1の前面は、断面三角形の連続横溝からなる滑止
め部8となっている。この滑止め部8は必ずしも断面三
角形の連続横溝に限られるものではなく、摩擦抵抗が比
較的高い例えばゴム板を貼着したものでもよい。
ー本体1の前面は、断面三角形の連続横溝からなる滑止
め部8となっている。この滑止め部8は必ずしも断面三
角形の連続横溝に限られるものではなく、摩擦抵抗が比
較的高い例えばゴム板を貼着したものでもよい。
【0009】ホルダー本体1の両側面に穿設した取付孔
14に夫々支持アーム2を取付ける取付構造の詳細を図
3に示す。首部13の先が鉤状膨出部11,11となっ
た二つ割り脚12,12を有する弾性結合具9に、軸1
0によって支持アーム2を回動自在に枢着させている。
軸10は、図示のように、支持アーム2や結合具9とは
別体構成としてもよいし、支持アーム2の付け根付近ま
たは結合具9に一体的に突設する構成としてもよい。結
合具9が弾性を有すると二つ割り脚12,12を合わせ
るように近づけることができ、その状態で取付孔14に
挿入すると首部13は取付孔14に回動自在に嵌まり、
鉤状膨出部11,11は元の状態に拡がって取付孔14
の端面に係合係止する。こうして一旦取付けたのちは抜
け出なくなる。このような手段は一例であり、例えばC
リングを使って抜け出なくさせてもよく、その場合は結
合具9に弾性をもたせる必要はない。
14に夫々支持アーム2を取付ける取付構造の詳細を図
3に示す。首部13の先が鉤状膨出部11,11となっ
た二つ割り脚12,12を有する弾性結合具9に、軸1
0によって支持アーム2を回動自在に枢着させている。
軸10は、図示のように、支持アーム2や結合具9とは
別体構成としてもよいし、支持アーム2の付け根付近ま
たは結合具9に一体的に突設する構成としてもよい。結
合具9が弾性を有すると二つ割り脚12,12を合わせ
るように近づけることができ、その状態で取付孔14に
挿入すると首部13は取付孔14に回動自在に嵌まり、
鉤状膨出部11,11は元の状態に拡がって取付孔14
の端面に係合係止する。こうして一旦取付けたのちは抜
け出なくなる。このような手段は一例であり、例えばC
リングを使って抜け出なくさせてもよく、その場合は結
合具9に弾性をもたせる必要はない。
【0010】上記のように、支持アーム2が軸10を中
心とする回動並びに首部13を中心とする回動の両方が
可能であるから、ロールペーパー3の幅の長短或いはロ
ールペーパー3の径の大小とはかかわりなく、図1の如
く装着できることになる。こうして装着されたロールペ
ーパー3は、ロールペーパー3幅が長くて太巻きの場合
は上方の位置に、ロールペーパー3幅が短くて細巻きの
場合には下方の位置に来る。しかし、滑止め部8は広い
面積にわたって形成しているので、どの場合にも滑止め
部8に当接することになる。従って、図2の矢印で示し
た下側に片手でロールペーパー3の端部を引張れば、滑
止め部8で呈する摩擦抵抗によって確実にミシン目から
切除できる。
心とする回動並びに首部13を中心とする回動の両方が
可能であるから、ロールペーパー3の幅の長短或いはロ
ールペーパー3の径の大小とはかかわりなく、図1の如
く装着できることになる。こうして装着されたロールペ
ーパー3は、ロールペーパー3幅が長くて太巻きの場合
は上方の位置に、ロールペーパー3幅が短くて細巻きの
場合には下方の位置に来る。しかし、滑止め部8は広い
面積にわたって形成しているので、どの場合にも滑止め
部8に当接することになる。従って、図2の矢印で示し
た下側に片手でロールペーパー3の端部を引張れば、滑
止め部8で呈する摩擦抵抗によって確実にミシン目から
切除できる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、ホルダー本体への
支持アームの取付けは簡単であり、その支持アームでロ
ールペーパーを保持するのも、支持アームの取付構造が
いわゆる自在継手構造になっているため、支持アーム間
隔をロールペーパー幅の長短やロールペーパーの径に応
じて開き、誰でも簡単に装着することができる。また、
ロールペーパーの幅の長短や径の大小に応じて支持アー
ムによる保持位置は上下方向に変わるけれども、常に滑
止め部に当接することによって、どんな場合にも片手で
ミシン目から確実に切除できることになる。
支持アームの取付けは簡単であり、その支持アームでロ
ールペーパーを保持するのも、支持アームの取付構造が
いわゆる自在継手構造になっているため、支持アーム間
隔をロールペーパー幅の長短やロールペーパーの径に応
じて開き、誰でも簡単に装着することができる。また、
ロールペーパーの幅の長短や径の大小に応じて支持アー
ムによる保持位置は上下方向に変わるけれども、常に滑
止め部に当接することによって、どんな場合にも片手で
ミシン目から確実に切除できることになる。
【図1】本考案になるロールペーパー用ホルダーの斜視
図を示す。
図を示す。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図1のアームの取付構造を示す断面図を示す。
【図4】従来のロールペーパー用ホルダーの斜視図を示
す。
す。
【図5】従来の他のロールペーパー用ホルダーの斜視図
を示す。
を示す。
1 ホルダー本体 2 支持アーム 3 ロールペーパー 8 滑止め部 9 結合具 11 鉤状膨出部 12 二つ割り脚 13 首部 14 取付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 磯川 由美 東京都文京区小石川五丁目2番7号 レ ック株式会社内 (56)参考文献 実公 昭12−6737(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 10/34 A47K 10/40 B65H 16/06
Claims (1)
- 【請求項1】 固定面への取付手段を有するホルダー
本体1と、該ホルダー本体1の両側に回転自在に取付け
た支持アーム2,2とを備えたロールペーパー用ホルダ
ーにおいて、両側面に取付孔14を夫々穿設したホルダ
ー本体1の前面にロールペーパー3と当接して摩擦抵抗
を呈する滑止め部8を形成し、上記アーム2は首部13
を有する結合具9に回動自在に枢着し、上記結合具9の
首部13は上記取付孔14に回転自在に嵌合してなるロ
ールペーパー用ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993008525U JP2575990Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | ロールペーパー用ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993008525U JP2575990Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | ロールペーパー用ホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666493U JPH0666493U (ja) | 1994-09-20 |
JP2575990Y2 true JP2575990Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=18528581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993008525U Expired - Lifetime JP2575990Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | ロールペーパー用ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575990Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP1993008525U patent/JP2575990Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0666493U (ja) | 1994-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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