JP2587438Y2 - ベルトフック装置 - Google Patents

ベルトフック装置

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JP2587438Y2
JP2587438Y2 JP1992016403U JP1640392U JP2587438Y2 JP 2587438 Y2 JP2587438 Y2 JP 2587438Y2 JP 1992016403 U JP1992016403 U JP 1992016403U JP 1640392 U JP1640392 U JP 1640392U JP 2587438 Y2 JP2587438 Y2 JP 2587438Y2
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豊 中村
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株式会社ソキア
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はベルトフック装置に係
り、例えば測定器,カメラ,ビデオカメラ等に用いられ
るショルダーベルトにおいて、ワンタッチ着脱が可能な
ベルトフック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から測定器等に用いられるベルトフ
ック装置は、図5で示すように、ベルトBにリング状の
バネ材からなる取付け金具22を取付けて、この取付け
金具22と丸型溝付金具23とを着脱していた。即ち、
丸型溝付金具23は測定器等へ取付ける円盤状の基部2
4と、この基部24の上方に円環状の溝部25を介して
円盤状の係止部26が一体に形成され、取付孔27によ
って測量器等に固着される。そして、取付け金具22
は、リング状の先端部21が上記溝部25より若干大き
く、ベルトB側が係止部26より大きく形成され、ベル
トBと連結されている。この取付け金具22を装着する
場合は、取付け金具22のベルトB側部分を、丸型溝付
金具23の溝部25に挿し入み、取付け金具22の先端
部21側へ丸型溝付金具23を位置させるようにしてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術では、測
定器等の被運搬物が重いとき、リング状の取付け金具2
2では、強度の点において問題があり、またバネ材を使
用しているため、加工精度にバラツキがあり、丸型溝付
金具23から簡単に外れてしまうという問題があった。
特に、測定器等において、測定器本体と取付け金具22
との衝接を防止するために、図4で示すようなサイドプ
ロテクタ28等を測定器側に配設すると、サイドプロテ
クタ28の壁部によって規制されて、ベルトBが回転し
ない範囲が生じてしまうという問題がある。これを防止
し取付け金具22の回転を確保するために、サイドプロ
テクタ28の壁部から逃げるための曲げを取付け金具2
2に形成すると、取付け部における不安定感が増加する
という問題が生じてしまう。
【0004】本考案の目的は、丸型溝付金具に着脱自在
に取付けるベルトフック装置であって、測量器等のベル
トフック装置として充分な強度を備え、小型で着脱がワ
ンタッチで行なえ、且つ回転可能に構成されたベルトフ
ック装置を提供することにある。本考案の他の目的は、
従来から測量器等の取付体に使用されている丸型溝付金
具に何等の変更をせずにそのまま使用できるベルトフッ
ク装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るベルトフッ
ク装置は、取付け体へ取付けられる基部と円盤状の係止
部とが円環状の溝部を介して一体に形成された丸型溝付
金具に、着脱自在に係合するベルトフック装置におい
て、該ベルトフック装置は、台座と、ガイド部と、スト
ッパと、アーム部を備え、前記台座にはベルト装着穴
と、貫通孔と、スペーサ部と、アーム支持部が形成さ
れ、前記ガイド部は前記溝部の幅より若干大きい内側空
間を備えたU字状の枠体からなると共にスペーサ部によ
って間隙をおいて一体に固着され、ガイド部の自由端内
側にはV字形開放部が形成され、前記ストッパは円柱状
の棒体であって前記U字状の枠体のV字形開放部側に形
成された台座の貫通孔内を摺動可能に配設されると共に
前記ガイド部側に突出した傾斜面と該傾斜面と反対側に
連結部が形成され、該連結部と台座に形成されたアーム
支持部で軸支されたアーム部の端部が連結され、該アー
ム部が付勢手段によりストッパを前記ガイド部側へ付勢
してなる構成とする。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本考案を
限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0007】図1乃至図3は本考案の一実施例を示すも
のであり、ベルトフック装置Sは丸型溝付金具23に着
脱自在に取付けられるものである。本例の丸型溝付金具
23は従来技術に用いられるものと同様であり、基部2
4と溝部25と係止部26とから構成され、基部24と
円盤状の係止部26とが円環状の溝部25を介して一体
に形成されている。また丸型溝付金具23には取付孔2
7が係止部26の上面から基部24の裏面へ貫通して形
成されており、この取付孔27にねじ等の固着具を用い
て、取付け体である測量器9の側部に取付けられる。
【0008】本例のベルトフック装置Sは、台座1と、
ガイド部2と、ストッパ3と、アーム部4とを備えてい
る。本例の台座1は、ベルト装着穴11と、貫通孔12
と、スペーサ部13と、アーム支持部14と、を台座本
体1aに備えている。台座本体1aは所定厚さに形成さ
れており、図1及び図2で示すように、一端側にはベル
ト装着穴11がベルトBの幅,厚さより若干大きく形成
されている。そして台座本体1aの一面側には、隆起し
たスペーサ部13が4箇所形成されている。このスペー
サ部13は、台座本体1aの先端寄りと、後方側で中央
寄りの位置に、且つ台座本体1aの中心線X−Xに対し
て左右対称位置に形成され、図2で示すように、前記し
た係止部26の厚さと略同等に形成されている。また中
心線Xのベルト装着穴11寄りの位置には、貫通孔12
が形成されている。更に台座本体1aの他面(即ちスペ
ーサ部13と反対側の面)側にはアーム支持部14が形
成されている。本例のアーム支持部14は、台座本体1
aの略中央位置に形成された支持突起14aと、支持軸
14bとから形成されている。そして所定位置には取付
孔(図示せず)が形成され、この取付孔は、ねじ孔とな
っている。
【0009】本例のガイド部2は、丸型溝付金具23の
溝部25の幅より大きい内側空間2bを備えたU字状の
枠体2aからなる。ガイド部2(即ち枠体2a)の自由
端内側には、内側へ傾斜したV字形開放部2cが形成さ
れ、丸型溝付金具23の溝25に容易に噛み合うように
構成されている。そして上記台座本体1aに形成された
取付孔と整合する位置には、取付穴2dが4箇所形成さ
れ、枠体2aと台座本体1aとは、枠体2aの取付穴2
dと台座本体1aのスペーサ部13に形成された取付孔
に、ねじ等を用いて一体に固着される。
【0010】本例のストッパ3は円柱状の棒体で、丸型
溝付金具23との抜け止めの作用をするものであり、中
心線Xのベルト装着穴11寄り、即ちU字状の枠体2a
の自由端の間に形成された貫通孔12内に摺動可能に配
設されている。そしてガイド部2側に突出した端部は,
ベルト装着穴11側へ低く傾斜した傾斜面3aが形成さ
れ、この傾斜面3aと反対側の端部には、アーム部4と
連結する連結部3bが形成されている。この連結部3b
は、棒体に平行な溝3cが切込んで形成され、この溝3
cと係合するアーム部4が回転しないように形成されて
いる。なお溝3cを、図3で示すように、中央を狭くし
て山形に形成すると、アーム部4の回転を良好にするこ
とができる。
【0011】本例のアーム部4は、図2及び図3で示す
ように、台座本体1aのアーム支持部14によって軸支
される軸孔4dを有する支部4aが形成され、連結部3
b側は二股部4bが形成されて、連結部3bに形成され
た溝3cと二股部4bが係合してストッパ3を摺動す
る。また連結部3bと反対側は押圧部4cとなってい
る。そしてアーム部4と台座1との間には、付勢手段と
してばね6が配設されており、ストッパ3をガイド部2
側へ付勢している。なお、ばね6は棒ばね、板ばね等公
知のばねを用いることができる。また本例では連結部3
bに溝3cを形成して、この溝3cに二股部4bを係合
させた例を示したが、連結部としては、ストッパ3の軸
方向と直角方向に孔を形成し、アーム部4のストッパ側
には軸を形成し、ストッパ3に形成された孔と、アーム
部4の軸とを連結させてストッパを摺動作せるように構
成することもできる。
【0012】次に上記構成からなるベルトフック装置S
と丸型溝付金具23との着脱について説明する。常時に
は、ばね6によりアーム部4が連結部3b側に付勢され
て、ストッパ3をガイド部2側に位置させるようになっ
ている。この状態でガイド部2の枠体2aのV字形開放
部から、丸型溝付金具23の溝部25を差し込むと、丸
型溝付金具23の係止部26とストッパ3の傾斜面3a
とが当接して、ばね6の付勢力に抗してストッパ3を押
し下げて容易に移動できる。係止部26が枠体2a内に
位置すると、ストッパ3がばねの付勢力によって突出
し、係止部26の抜け止めをする。このように枠体2a
と、丸型溝付金具23の溝26とが噛み合って円滑に係
合できる。このようにストッパ3の傾斜面3a、ガイド
部2のV字形開放部2c等によってワンタッチで装着可
能となる。
【0013】次に丸型溝付金具23から外す時には、ア
ーム部4の押圧部4cを押圧することによって、ストッ
パ3を台座本体1aのガイド部2側から引っ込ませて、
前記と逆方向に台座本体1aを移動させることによって
簡単に外すことができる。
【0014】上記例によれば、強度は7〜10kgを保
持するのに充分となり、また一般に係止部26の上部位
置に台座本体1aが位置することとなり、ベルトBを装
着するベルト装着穴11が丸型溝付金具23の係止部2
6より上の位置に配置されることとなり、回転可能に構
成できる。特に丸型溝付金具23の周囲或はフック装置
の周囲に突起物がある場合に、回転可能に構成できて有
効である。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案に係るベルトフック
装置によれば、測量器等のベルトフック装置として充分
な強度を備え、単なるベルトフック装置への衝撃等では
容易に外れることがない。また小型で且つ着脱がワンタ
ッチで行なえ、サイドプロテクタ等の有無に拘らず回転
可能に構成できる。更に測量器等の取付体に使用されて
いる丸型溝付金具に何等の変更をせずにそのまま使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の取付け状態を示す部分側面図である。
【図3】ストッパとアーム部との連結状態を示す側面図
である。
【図4】丸型溝付金具にサイドプロテクタを取付け状態
を示す側面図である。
【図5】従来のベルトフック装置の説明図である。
【符号の説明】
1 台座 2 ガイド部 2a 枠体 2c V字形開放部 3 ストッパ 3a 傾斜面 3b 連結部 4 アーム部 9 取付体(測定器) 11 ベルト装着穴 12 貫通孔 13 スペーサ部 14 アーム支持部 23 丸型溝付金具 24 基部 26 係止部 25 溝部 S ベルトフック装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け体へ取付けられる基部と円盤状の
    係止部とが円環状の溝部を介して一体に形成された丸型
    溝付金具に、着脱自在に係合するベルトフック装置にお
    いて、 該ベルトフック装置は、台座と、ガイド部と、ストッパ
    と、アーム部を備え、前記台座にはベルト装着穴と、貫
    通孔と、スペーサ部と、アーム支持部が形成され、前記
    ガイド部は前記溝部の幅より若干大きい内側空間を備え
    たU字状の枠体からなると共にスペーサ部によって間隙
    をおいて一体に固着され、ガイド部の自由端内側にはV
    字形開放部が形成され、前記ストッパは円柱状の棒体で
    あって前記U字状の枠体のV字形開放部側に形成された
    台座の貫通孔内を摺動可能に配設されると共に前記ガイ
    ド部側に突出した傾斜面と該傾斜面と反対側に連結部が
    形成され、該連結部と台座に形成されたアーム支持部で
    軸支されたアーム部の端部が連結され、該アーム部が付
    勢手段によりストッパを前記ガイド部側へ付勢してなる
    ベルトフック装置。
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JPS4940005U (ja) * 1972-07-11 1974-04-09
JPS624177U (ja) * 1985-06-25 1987-01-12

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