JPH0661069A - コンサベータの油面検知装置 - Google Patents

コンサベータの油面検知装置

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JPH0661069A
JPH0661069A JP4248521A JP24852192A JPH0661069A JP H0661069 A JPH0661069 A JP H0661069A JP 4248521 A JP4248521 A JP 4248521A JP 24852192 A JP24852192 A JP 24852192A JP H0661069 A JPH0661069 A JP H0661069A
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JP
Japan
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JP4248521A
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Minoru Yamamoto
稔 山本
Shigeru Katsuta
繁 勝田
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Nippon Koei Co Ltd
Original Assignee
Nippon Koei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンサベータ内の油面を確実かつ容易に視認
でき、しかも簡単かつ安価に製造できるようにする。 【構成】 コンサベータ3のケース1内へ収めるととも
に外気へ連通させた膨縮嚢2の底部へラインゲージ4の
一端を接続する。ラインゲージ4の他端をケース1外へ
導出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は油入電気機器で用いら
れるコンサベータに関し、特にコンサベータ内の油面を
検知する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油槽に例えば変圧器やリアクトルのよう
な電気機器と絶縁油を収め、この油槽と連通するケース
内へ膨縮嚢を設け、膨縮嚢を外気へ連通させ、絶縁油の
温度変化に伴う絶縁油の体積増減分を膨縮嚢の呼吸によ
り逃げるコンサベータにあっては、膨縮嚢内が大気圧と
なり、膨縮嚢の底部が油面となる。
【0003】ここに前記のコンサベータにおいては、保
守上、油面の位置を確認する必要があり、従来より次の
ような油面検知装置が知られている。
【0004】第1例はケースの側壁へ覗き窓を設けたも
のであり、第2例は図4で示すようにコンサベータ3の
ケース1へ弁21を介してビニール製油柱22を着脱自
在に取り付けたものであり、また第3例は図5で示すよ
うにケース1内の膨縮嚢2の底部へ浮子23を接触さ
せ、回動腕24を介してダイヤル形油面検知装置25へ
連動させたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】元来、コンサベータの
ケースは例えば鉄板のような金属板で形成されているた
め外部光線は遮断され、また絶縁油は有色である。この
ため、前述の第1従来例では膨縮嚢の底部を視認するこ
とが困難である。
【0006】また第2従来例はスペース等の都合上、油
柱を常時、取り付けておくことができず、点検の都度、
前記油柱を他の場所から移動して取り付ける必要があ
る。
【0007】さらに第3従来例はコストが高く、装置が
しばしば故障するという問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の不都合
をすべて解消するもので、すなわちケース内へ膨縮嚢を
収め、前記膨縮嚢を外気へ連通させたコンサベータにお
いて、ラインゲージの一端を前記膨縮嚢の底部へ接続す
るとともに前記ラインゲージの他端を前記ケース外へ導
出したことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】図1、図2はこの発明の第1実施例、図3は
第2実施例を示すもので、前記図中、符号9は図示を省
略した油入電気機器(例えば変圧器やリアクトル)と絶
縁油10を収めた油槽であり、この油槽9へコンサベー
タ3のケース1が連設され、油槽9の上面板へ形成した
透孔11、11を介して油槽9とケース1の内部が連通
され、ケース1内へも絶縁油10が収められている。
【0010】ケース1内へはゴム製の膨縮嚢2が収めら
れるとともに呼吸用口金12を介して取り付けられ、膨
縮嚢2が外気へ連通され、膨縮嚢2の底部へ固着したラ
イン取付座13に可撓性を有する紐やワイヤーのような
ラインゲージ4の一端が接続され、ラインゲージ4の他
端がケース1外へ導出されている。
【0011】なお、図1、2の第1実施例はケース1に
膨縮嚢2と連通する呼吸配管5の一端が取り付けられた
もので、呼吸配管5の他端は吸湿呼吸器14を介して外
気と連通されている。この吸湿呼吸器14を有する呼吸
配管5自体は従来の一般的なコンサベータの大部分に取
り付けられているものである。そして呼吸配管5の途中
へボックス取付座15が連通して取り付けられ、ボック
ス取付座15へライン収納ボックス6がねじ16締めに
より着脱自在に取り付けられている。
【0012】一端をライン取付座13へ接続したライン
ゲージ4は膨縮嚢2内、呼吸用口金12内、呼吸配管5
内、ボックス取付座15内を経てその他端近くが余裕を
もってライン収納ボックス6内に収められ、他端がライ
ン収納ボックス6へ取り付けられている。
【0013】また図2で示す符号hは図1の油面変化範
囲Hと同一寸法であり、この範囲hのラインゲージ4部
分にラインゲージ4の地色と異った着色(例えば黒色)
がされ、次いでこの範囲hのラインゲージ4部分に25
%間隔で色別標識(例えば青、白、黄、緑、赤等)が表
示されている。ちなみに色別標識はラインゲージ4の一
端がケース1内の最高位置にあるときつまり油量ほぼ1
00%のときに、ボックス取付座15の外向面17に位
置するラインゲージ4部分に青色(100%)が施さ
れ、次いでケース1内の油量(75%、50%、25
%、ほぼ0%)に応じて外向面17に位置する部分へ白
色、黄色、緑色、赤色が施されるものであり、外向面1
7が油面を読むための基準面である。
【0014】次に第1実施例の作用、使用法を説明すれ
ば、膨縮嚢2の膨縮に応じてラインゲージ4が引き出さ
れたり、弛緩したりする。ここに点検時にはねじ16を
緩めてライン収納ボックス6を外し、ラインゲージ4を
引っ張って緊張させる。このとき外向面17へ図2のよ
うにラインゲージ4の青色部分が位置すれば、ケース1
内の油量がほぼ100%つまり油面が最高位にあること
がわかり、外向面17へ黄色部分が位置すれば、油量が
50%であることがわかる。
【0015】なお、図3の第2実施例はケース1にプー
リー18、19および透明筒20が取り付けられたもの
で、透明筒20にはラインゲージ4の移動位置を読む目
盛8が表示されている。また一端をライン取付座13へ
接続したラインゲージ4は、ケース1外においてプーリ
ー18、19を経て透明筒20内に挿入され、ラインゲ
ージ4の他端に接続されたライン緊張用の重錘7により
垂下されている。なお重錘7はラインゲージ4を緊張す
るのに足りる重量のものであり、膨縮嚢2の底部を引き
上げる程大きい重量であってはならない。また目盛8の
全体の長さはケース1の油面変化範囲Hと同寸であり、
上から下に行くに従って油量0%〜100%の単位が表
示されることは勿論である。
【0016】よって膨縮嚢2の膨縮により重錘7が昇降
し、測定者は重錘7の位置の目盛8を読むことによりケ
ース1内の油面を検知することができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ケース外へ導
出されたラインゲージの移動位置によりケース内の油面
を確実に検知することができ、しかも簡単な手段による
ので故障を生ずることなく安価に製造することができ
る。
【0018】請求項2の発明によれば、前記効果に加え
一般的なコンサベータの付属品である呼吸配管内へライ
ンゲージを通すからスペース上の問題がなく、例えば車
両用コンサベータのように取付空間の限られたものに効
果的である。
【0019】請求項3の発明によれば請求項1の効果に
加え、特別の作業をすることなく、常時、監視すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】同上における検知時の説明図である。
【図3】この発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】従来例の説明図である。
【図5】従来他例の説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 膨縮嚢 3 コンサベータ 4 ラインゲージ 5 呼吸配管 6 ライン収納ボックス 7 重錘 8 目盛

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内へ膨縮嚢を収め、前記膨縮嚢を
    外気へ連通させたコンサベータにおいて、ラインゲージ
    の一端を前記膨縮嚢の底部へ接続するとともに前記ライ
    ンゲージの他端を前記ケース外へ導出したことを特徴と
    するコンサベータの油面検知装置。
  2. 【請求項2】 ケースに取り付けた呼吸配管を介して膨
    縮嚢を外気へ連通させ、前記呼吸配管の途中へライン収
    納ボックスを着脱自在に取り付け、ラインゲージを前記
    呼吸配管内へ通すとともに前記ラインゲージの他端を前
    記ライン収納ボックスへ収めた請求項1のコンサベータ
    の油面検知装置。
  3. 【請求項3】 ラインゲージの他端にライン緊張用の重
    錘を取り付けて前記他端を垂下し、ケース外へ前記ライ
    ンゲージの移動位置を読む目盛を設けた請求項1のコン
    サベータの油面検知装置。
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