JPH0673337B2 - コンサベータの油面検知装置 - Google Patents
コンサベータの油面検知装置Info
- Publication number
- JPH0673337B2 JPH0673337B2 JP4248520A JP24852092A JPH0673337B2 JP H0673337 B2 JPH0673337 B2 JP H0673337B2 JP 4248520 A JP4248520 A JP 4248520A JP 24852092 A JP24852092 A JP 24852092A JP H0673337 B2 JPH0673337 B2 JP H0673337B2
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- JP
- Japan
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- conservator
- expansion
- oil
- contraction
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は油入電気機器で用いら
れるコンサベータに関し、特にコンサベータ内の油面を
検知する装置に関する。
れるコンサベータに関し、特にコンサベータ内の油面を
検知する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】油槽に例えば変圧器やリアクトルのよう
な電気機器と絶縁油を収め、この油槽と連通するケース
内へ膨縮嚢を設け、膨縮嚢を外気へ連通させ、絶縁油の
温度変化に伴う絶縁油の体積増減分を膨縮嚢の呼吸によ
り逃げるコンサベータにあっては、膨縮嚢内が大気圧と
なり、膨縮嚢の底部が油面となる。
な電気機器と絶縁油を収め、この油槽と連通するケース
内へ膨縮嚢を設け、膨縮嚢を外気へ連通させ、絶縁油の
温度変化に伴う絶縁油の体積増減分を膨縮嚢の呼吸によ
り逃げるコンサベータにあっては、膨縮嚢内が大気圧と
なり、膨縮嚢の底部が油面となる。
【０００３】ここに前記のコンサベータにおいては、保
守上、油面の位置を確認する必要があり、従来より次の
ような油面検知装置が知られている。
守上、油面の位置を確認する必要があり、従来より次の
ような油面検知装置が知られている。
【０００４】第１例はケースの側壁へ覗き窓を設けたも
のであり、第２例は図４で示すようにコンサベータ７の
ケース１へ弁１６を介してビニール製油柱１７を着脱自
在に取り付けたものであり、また第３例は図５で示すよ
うにケース１内の膨縮嚢２の底部へ浮子１８を接触さ
せ、回動腕１９を介してダイヤル形油面検知装置２０へ
連動させたものである。
のであり、第２例は図４で示すようにコンサベータ７の
ケース１へ弁１６を介してビニール製油柱１７を着脱自
在に取り付けたものであり、また第３例は図５で示すよ
うにケース１内の膨縮嚢２の底部へ浮子１８を接触さ
せ、回動腕１９を介してダイヤル形油面検知装置２０へ
連動させたものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】元来、コンサベータの
ケースは例えば鉄板のような金属板で形成されているた
め外部光線は遮断され、また絶縁油は有色である。この
ため、前述の第１従来例では膨縮嚢の底部を視認するこ
とが困難である。
ケースは例えば鉄板のような金属板で形成されているた
め外部光線は遮断され、また絶縁油は有色である。この
ため、前述の第１従来例では膨縮嚢の底部を視認するこ
とが困難である。
【０００６】また第２従来例はスペース等の都合上、油
柱を常時、取り付けておくことができず、点検の都度、
取り付ける必要があり、常時の監視が不可能であるとと
もに油柱の着脱作業が面倒である。
柱を常時、取り付けておくことができず、点検の都度、
取り付ける必要があり、常時の監視が不可能であるとと
もに油柱の着脱作業が面倒である。
【０００７】さらに第３従来例はコストが高く、装置が
しばしば故障するという問題点がある。
しばしば故障するという問題点がある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の不都合
をすべて解消するもので、すなわちケース内へ膨縮嚢を
収め、前記膨縮嚢を外気へ連通させ、前記ケースの側壁
へ覗き窓を設けたコンサベータの油面検知装置におい
て、前記膨縮嚢の底部へ反射部材を設けたことを特徴と
するものである。
をすべて解消するもので、すなわちケース内へ膨縮嚢を
収め、前記膨縮嚢を外気へ連通させ、前記ケースの側壁
へ覗き窓を設けたコンサベータの油面検知装置におい
て、前記膨縮嚢の底部へ反射部材を設けたことを特徴と
するものである。
【０００９】
【実施例】図１、図２において符号８は図示を省略した
油入電気機器（例えば変圧器やリアクトル）と絶縁油９
を収めた油槽であり、この油槽８へコンサベータ７のケ
ース１が連設され、油槽８の上面板へ形成した透孔１
０、１０を介して油槽８とケース１の内部が連通され、
ケース１内へも絶縁油９が収められている。
油入電気機器（例えば変圧器やリアクトル）と絶縁油９
を収めた油槽であり、この油槽８へコンサベータ７のケ
ース１が連設され、油槽８の上面板へ形成した透孔１
０、１０を介して油槽８とケース１の内部が連通され、
ケース１内へも絶縁油９が収められている。
【００１０】ケース１内へはゴム製の膨縮嚢２が収めら
れるとともに呼吸用口金１１を介して取り付けられ、膨
縮嚢２が外気へ連通され、膨縮嚢２の底部へ反射部材５
が接着されている。この実施例において反射部材５はア
ルミニウ板やメッキをした鉄板であり、断面コ字状に形
成されており、符号６はその側板である。なお、この発
明では反射部材５を前記例に限定するものではなく、耐
油性を有し、しかも光を反射する部材であればよい。
れるとともに呼吸用口金１１を介して取り付けられ、膨
縮嚢２が外気へ連通され、膨縮嚢２の底部へ反射部材５
が接着されている。この実施例において反射部材５はア
ルミニウ板やメッキをした鉄板であり、断面コ字状に形
成されており、符号６はその側板である。なお、この発
明では反射部材５を前記例に限定するものではなく、耐
油性を有し、しかも光を反射する部材であればよい。
【００１１】ケース１の側壁３の対向位置にはフランジ
平型の覗き窓４、４が設けられ、具体的には側壁３へ透
孔１２、１２が形成され、各透孔１２の周囲へ取付枠１
３が固定され、透明アクリル板１４が枠体１５により取
付枠１３へ固定されている。なおこの発明では前記構成
の覗き窓に限定するものではなく、漏油性のない覗き窓
であればよい。
平型の覗き窓４、４が設けられ、具体的には側壁３へ透
孔１２、１２が形成され、各透孔１２の周囲へ取付枠１
３が固定され、透明アクリル板１４が枠体１５により取
付枠１３へ固定されている。なおこの発明では前記構成
の覗き窓に限定するものではなく、漏油性のない覗き窓
であればよい。
【００１２】ここに外部光線が覗き窓４を通して反射材
５で反射されるため、膨縮嚢２の底部すなわちコンサベ
ータ７の油面を確実に視認することができる。しかも実
施例のように側板６があれば、反射部分が膨縮嚢２の底
部より下向きに突出し、より確実に視認できる。
５で反射されるため、膨縮嚢２の底部すなわちコンサベ
ータ７の油面を確実に視認することができる。しかも実
施例のように側板６があれば、反射部分が膨縮嚢２の底
部より下向きに突出し、より確実に視認できる。
【００１３】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、コンサベータ
の油面を常時、確実かつ容易に視認できるとともに故障
しにくく、簡単かつ安価に製造することができる。
の油面を常時、確実かつ容易に視認できるとともに故障
しにくく、簡単かつ安価に製造することができる。
【００１４】請求項２の発明によれば、コンサベータの
油面をより確実に視認することができる。
油面をより確実に視認することができる。
【図１】この発明の実施例の一部を切欠いた平面図であ
る。
る。
【図２】同上の断面図である。
【図３】この発明で用いられる反射部材を示す拡大底面
図である。
図である。
【図４】従来例の説明図である。
【図５】従来他例の説明図である。
１ ケース ２ 膨縮嚢 ３ 側壁 ４ 覗き窓 ５ 反射部材 ６ 側板 ７ コンサベータ
Claims (2)
- 【請求項１】 ケース内へ膨縮嚢を収め、前記膨縮嚢を
外気へ連通させ、前記ケースの側壁へ覗き窓を設けたコ
ンサベータの油面検知装置において、前記膨縮嚢の底部
へ反射部材を設けたことを特徴とするコンサベータの油
面検知装置。 - 【請求項２】 反射部材が側板を有する反射板である請
求項１のコンサベータの油面検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248520A JPH0673337B2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | コンサベータの油面検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248520A JPH0673337B2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | コンサベータの油面検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0661068A JPH0661068A (ja) | 1994-03-04 |
| JPH0673337B2 true JPH0673337B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=17179413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4248520A Expired - Fee Related JPH0673337B2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | コンサベータの油面検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0673337B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106373722A (zh) * | 2015-07-22 | 2017-02-01 | 西门子公司 | 用于容纳绝缘液体的容纳装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106158271A (zh) * | 2015-03-25 | 2016-11-23 | 舒均盛 | 带有大通气口的胶囊式全密封储油柜 |
| JP6912935B2 (ja) * | 2017-05-16 | 2021-08-04 | 東芝産業機器システム株式会社 | 油入静止誘導機器 |
| CN113977193A (zh) * | 2021-10-14 | 2022-01-28 | 沈阳海为电力装备股份有限公司 | 内油式金属波纹膨胀储油柜防锈碳钢柜罩的制造方法 |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP4248520A patent/JPH0673337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106373722A (zh) * | 2015-07-22 | 2017-02-01 | 西门子公司 | 用于容纳绝缘液体的容纳装置 |
| CN106373722B (zh) * | 2015-07-22 | 2019-02-01 | 西门子公司 | 用于容纳绝缘液体的容纳装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0661068A (ja) | 1994-03-04 |
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