JPS5830184Y2 - 油面温度計 - Google Patents

油面温度計

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Publication number
JPS5830184Y2
JPS5830184Y2 JP14146880U JP14146880U JPS5830184Y2 JP S5830184 Y2 JPS5830184 Y2 JP S5830184Y2 JP 14146880 U JP14146880 U JP 14146880U JP 14146880 U JP14146880 U JP 14146880U JP S5830184 Y2 JPS5830184 Y2 JP S5830184Y2
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JP
Japan
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temperature sensing
tube
cylinder
temperature
oil
Prior art date
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Expired
Application number
JP14146880U
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English (en)
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JPS5763238U (ja
Inventor
陽彦 兵田
Original Assignee
兵田計器工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 兵田計器工業株式会社 filed Critical 兵田計器工業株式会社
Priority to JP14146880U priority Critical patent/JPS5830184Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、油入電気機器に取付け、油面と温度の表示
を行なう油面温度計に関するものである。
変圧器等の油入電気機器の油面温度計は油もれの危険が
少なくなるよう、油入電気機器タンクの上部に取付ける
のが一般的である。
上記の油面温度計は、ケースの内部に、絶縁油の温度を
測定する温度計及び油面の高さを表示する油面計を収納
し、ケースを油入電気機器タンクの上部開口部に取付け
て使用されるものである。
従って、油面温度計は温度計や油面計を外部から目視で
きるように、ケースの上部を透明な合成樹脂やガラスで
形成する必要がある。
しかし、ケースの透明部分は強度的に弱く、外圧や衝撃
を受けたり、タンクに対するケース取付けの締付強度が
強い場合には、破損や亀裂が発生する。
上記のような破損や亀裂が生じると、この部分から雨水
や外気がタンク内に侵入し、絶縁油を劣化させる不都合
が生じる。
従来、油面温度計には種々の構造のものが提案されてい
るが、透明ケースに亀裂等が発生しても、タンク内への
雨水や外気の侵入を有効に防止することができる油面温
度計は皆無であった。
この考案は、上記のような点に鑑みて威されたものであ
り、透明カバ一部分に亀裂や破損が生じても、タンク内
への雨水や外気の侵入を確実に防止することができる油
面温度計を提供するのが目的である。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
図示のように、温度計の本体となる筒体1は、油入電気
機器のタンク2における上部の開口部3に嵌合する外径
に形成され、上部外周面に形成したフランジ4とタンク
2の上面との間にパツキン5を介在させるようになって
いる。
タンク2内に位置する筒体1の下部外周には、パツキン
5を圧縮して筒体1をタンク2に固定し、開口部3を密
閉する固定機構6が設けられている。
上記固定機構6は、筒体1に周設した凹溝7内に嵌め合
わせたスプリング8と、このスプリング8よりも上方の
位置に抜止状となるよう嵌挿した座金9と、この座金9
の周囲に取付けた複数本の締付ボルト10とで構成され
、ポルl−10の先端をタンク2に当接させて締付けを
行なうと、座9とスプリング8を介して筒体1はタンク
2内に引込まれ、パツキン5を圧縮して固定される。
なお、筒体1の固定機構は図示の構造に限定されるもの
ではなく、他の周知な機構を採用することができ、要は
筒体1をタンク2に、開口部3を気密状態にして固定で
きる構造であればよい。
前記筒体1の中央部上下方向にねじ孔11を設け、この
ねじ孔11を上下軸方向に貫通する感温筒12がねじ孔
11に螺合したナツト13で固定されている。
上記ナツト13は感温筒12の上端部寄りの位置に外嵌
し、溶接14により感温筒12へ気密状に固定され、ね
じ孔11には、パツキン15を圧縮し、このねじ孔11
を気密状に閉塞するように螺合されている。
前記感温筒12の上端は、溶接16によって固定した閉
子17により気密状態に閉鎖され、この感温筒12の内
部で、絶縁油A内に没する下端部の位置に、バイメタル
等を用いた感温素子18が組込まれ、感温素子18の下
端は閉子17と固定化されている。
感温筒12の内部に回転自在となる伝達軸19が軸線に
沿って組込まれ、その下端が感温素子18の上端と連結
され、感温素子18の作動によって回転が与えられるよ
うになっている。
前記感温筒12の筒体1から突出する上端と、この感温
筒12の上端から上方に突出する伝達軸19の上端とに
油温指示部20が設けられ、この指示部20は筒体1上
に取付けた透明なカバー21によって覆われている。
上記油温指示部20は、感温筒12の上端に固定した目
盛盤22と、伝達軸19の上端に取付けた指針23とで
形成され、目盛盤22の周囲に付設した目盛24に対し
て指針23が油温の位置を指すようになっている。
なお油温指示部20は、指針を固定し、目盛盤22が回
動するように構成してもよい。
カバー21はアクリル等の樹脂を用いて形成し、下部外
周に外嵌したリング25を筒体1におけるフランジ4の
外周に螺合し開口する下端部が、パツキン26を介して
筒体1に密閉固定されている。
前記感温筒12の下端部で外側に、筒状のフロート27
が上下動自在となるよう嵌挿され、感温筒12の内部に
は、伝達軸19との間に形成された空間に昇降筒28が
組込まれている。
上記フロート27の内周面上端部に磁石29が固定され
、昇降筒28の下端には磁化片30が設けられている。
上記磁石29により磁化片30はフロート27に対して
一定位置関係に保持され、フロート27の上下動が無接
触状態で昇降軸28に伝達される。
即ち、昇降軸28はフロート27の磁石29によって宙
に浮いた状態で保持され、フロート27の上下動と共動
する。
フロート27の磁石29が磁化片30にのみ作用するよ
う感温筒12や昇降筒28及び伝達軸19を非磁性材料
、例えばアルミニウムなどを用いて形成すればよい。
前記感温筒12のナツト13よりも上部の位置にカバー
21内で開口する窓孔31が設けられ、昇降筒28の上
面部がこの窓孔31に臨むことによって油面の高さを示
す油面表示部32が形成されている。
この考案の油面温度計は上記のような構成であり、筒体
1をタンク2の開口部3に取付け、感温筒12の下端部
を絶縁油A内に浸漬させる。
これにより感温素子18が絶縁油Aの温度を検出し、温
度に応じた角度だけ、伝達軸19を介して指針23を回
動させ、油温指示部20によって油温を読取ればよい。
また、フロート27は油面高さに追従して上下動しこの
フロート27の上下動が昇降筒28に伝達され、窓孔3
1に対する昇降筒28上端の位置を目視によって検知す
ることにより、油面高さ、即ち、絶縁油の量を知ること
ができる。
この考案の温度計は、カバー21に亀裂や破損が生じて
も、タンク2の内部に雨水や外気の侵入が全く生じない
ようにしたものである。
即ち、タンク2の開口部3に対して筒体1が気密状に固
定され、筒体1を貫通する感温筒12は、溶接14とパ
ツキン15により筒体1との気密が保たれ、さらに感温
筒12の下端が溶接16で個定した閉子17で密閉され
ている。
従ってカバー21内に雨水や外気が侵入しても、これが
感温筒12の内部に流入するだけで、タンク2内へは全
く侵入しない。
また、昇降筒28を磁石29によって無接触状態で保持
しているので、感温筒12に、フロート27と昇降筒2
8を連動するための孔を設ける必要がなく、従ってタン
ク2に対する気密保持が効果的に行なえる。
以上のように、この考案によると、タンクの開口部に気
密状態で固定される筒体に下端密閉の感温筒を気密状に
取付け、感温筒の下部に取付けたフロートに磁石を固定
し、感温筒内に組込んだ昇降筒を宙に浮いた状態で保持
して上下動を共動させるようにしたので、タンクの内外
を金属構造で遮断することができ、カバーに亀裂や破損
が生じてもタンク内への雨水や外気の侵入を確実に防ぐ
ことができる。
また、フロートの磁石で昇降筒を無接触状態に保持する
ので、タンクに対する気密保持のための機構を極めて簡
略化でき、加工や組立ても容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る油面温度計の縦断面図、第2図
は第1図における矢印I■−■Iに沿う断面図、第3図
は第1図における矢印III−IIIに沿う断面図、第
4図は第1図における矢印IV−IVに沿う断面図であ
る。 1は筒体、2はタンク、3は開口部、5,15.26は
パツキン、6は固定機構、11はねし孔、12は感温筒
、13はナツト、14.16は溶接、17は閉子、18
は感温素子、19は伝達軸、20は油温指示部、21は
カバー、22は目盛盤、23は指針、27はフロート、
28は昇降筒、29は磁石、30は磁化片、31は窓孔
、32は油面表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油入電気機器タンクの上部開口部を貫通するよう気密状
    態に固定される筒体と、前記筒体の上部に取付けられ筒
    体の上部を密閉状に覆う透明なカバーと、前記筒体にこ
    の筒体内を気密状態で上下に貫通し下端が密閉された感
    温筒と、前記感温筒の下部外側に上下動自在となるよう
    取付けられたフロートと、前記フロートに固定された磁
    石と、前記感温筒内の下部に収納された感温素子と、前
    記感温筒内に回転自在となるよう収納され、下端が感温
    素子と連結された伝達軸と、前記伝達軸及び感温筒のカ
    バー内に臨む上端に設けられた油温指示部と、前記感温
    筒内に上下動自在となるよう組込まれ、下部に磁化片を
    備え、フロートの磁石によってフロートと共動するよう
    無接触状態に保持された昇降筒と、この昇降筒の上端部
    と感温筒のカバー内に臨む部分に形成された油面表示部
    とで構成されていることを特徴とする油面温度計。
JP14146880U 1980-10-02 1980-10-02 油面温度計 Expired JPS5830184Y2 (ja)

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JPS5763238U JPS5763238U (ja) 1982-04-15
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JP7015094B2 (ja) * 2017-05-12 2022-02-02 矢崎総業株式会社 液位検出装置
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