JPS6122254Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6122254Y2
JPS6122254Y2 JP1979183293U JP18329379U JPS6122254Y2 JP S6122254 Y2 JPS6122254 Y2 JP S6122254Y2 JP 1979183293 U JP1979183293 U JP 1979183293U JP 18329379 U JP18329379 U JP 18329379U JP S6122254 Y2 JPS6122254 Y2 JP S6122254Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
float
guide shaft
shaft
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979183293U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5699449U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1979183293U priority Critical patent/JPS6122254Y2/ja
Publication of JPS5699449U publication Critical patent/JPS5699449U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6122254Y2 publication Critical patent/JPS6122254Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は油入変圧器等の油入電気機器に用いる
油面計付油温度計の改良に関するものである。
油面計と一体にした油温度計は従来から種々提
案されているが、従来のこの種の油温度計は温度
検知部分が輸送時等の振動によつて変形して温度
指示に誤差が生じる虞れがあつた。また組立部分
のナツトが弛んだ場合には、このナツトが温度計
を取付けた油入り電気機器のケース内に収納され
ている機器本体の上部に落下する虞れがある。更
に、油面検知部のフロートはコルクからなつてい
て、このフロートにガイドロツドが挿通され、こ
のガイドロツドに沿つてフロートを上下動させる
構造になつていたため、ガイドロツドを挿通させ
るためにフロートに形成した抜き孔の精度の悪さ
から長期に亘る使用でフロートの円滑な上下動が
阻害される等の問題点があつた。
本考案は前述した問題を解決するために、その
実施例を示す第1図乃至第4図に示すように、油
入電気機器のケースの上面板1に固定された支持
部材4と、支持部材4に設けられた組立基準部G
と、ケースの上面板1を貫通して前記ケース内に
挿入されそれぞれ一端が支持部材4に支持されて
互いに略平行に保持され他端が一体に連結された
複数の軸部を有するガイド軸10と、ガイド軸1
0の複数の軸部が挿入され且つ該軸部の外径より
十分大きな直径を有する複数のガイド軸挿入孔1
3bを備えたフロート13と、フロート13の上
面に取付けられ複数のガイド軸挿入孔13aに対
応する位置にガイド軸挿入孔13aと同心状に配
置されてガイド軸10の軸部の外径寸法に略等し
い直径を有し該軸部と摺動自在に係合する複数の
ガイド孔15aを備えたガイド部材15と、フロ
ート13に取付けられた温度検知部21及び該温
度検知部21を囲む温度検知部ホルダー17と、
支持手段4よりも上方に配置されてフロート13
と連動する油面油温度支持部材20と、油面油温
度指示部材20を覆うとともに一部に表示部8c
を備え支持手段4に対して固定された保護部材6
及び8とから油面計付温度計を構成した。
以下本考案に係る油面計付温度計の実施例を図
面によつて詳述する。図面は本考案に係る油面計
付油温度計の実施例を示し、第1図は油面計付油
温度計の部分断面正面図、第2図は油面計付油温
度計の上面図、第3図は第2図のB−O−B線断
面図、第4図は第1図におけるA−A線断面図で
ある。第1乃至第4図において1は油入変圧器等
の油入電気機器のケースの上板部であつて、この
ケース上板部1には円形孔1aが開設されてい
る。またケース上板部1の上面には前記円形孔1
aと同心状で該円形孔1aより稍小径の孔2aが
開設された外形が正方形状の取付座2が溶着され
ている。この取付座2の上面には孔2aと同心的
に環状溝2bが形成されており、取付座2の四隅
の部分にはネジ孔2cが螺設されている。そして
環状溝2b内にはOリング3が嵌入されている。
4は上部に、中心孔を有する上部フランジ部4a
とこの上部フランジ部4aに連接された筒状部4
b及び筒状部4bの下端部に連接され上部フラン
ジ部4aの中心孔と連通している中心孔を有する
下部フランジ部4cとからなる支持部材であつ
て、上部フランジ部4aは取付座2上にOリング
3により気密を保つて載置されている。支持部材
4の上部フランジ部4aの上面には中心孔と同心
的に深さの浅い円形凹部4dが形成されており、
また上部フランジ部4aには円周上に等間隔で並
ぶ4つのネジ孔4eが螺設されている。更に上部
フランジ部4aの外周側には三角状に突出した組
立基準部Gが設けられている。従つて支持部材4
より透視筒6を取外して再組立をするときには、
前記組立基準部Gと後述する温度指示線LTとを
一致させて、透視筒6を支持部材4に固定すれば
油温度の指示誤差を生ぜず、また組立作業も容易
に行える。5は合成ゴム等からなる環状のパツキ
ングで、前記円形凹部4dに嵌合して載置されて
いる。6はパツキング5上に載置された円筒状の
透視筒であつてこの透視筒は例えば透明のポリカ
ーボネートからなり、その周面にはI状の最高、
最低油面線OH,OL及び温度指示線LTが設けら
れている。7は透視筒6の上端部に配置されて上
部開口部を閉塞するパツキングであり、このパツ
キングは例えば合成ゴムから成つている。8は金
属製例えば亜鉛ダイカスト等からなる保護ケース
であつて、この保護ケースは上部が閉塞された円
筒部8aとこの円筒部8aの下部周縁を外周側に
延出させて一体的に形成した取付フランジ部8b
とから形成されており、円筒部8aの周面にはそ
の高さ方向に長い小判形の窓部8cが開設されて
いる。第1図及び第4図に示すように、保護ケー
ス8の取付フランジ部8bの直交する2つの径方
向のそれぞれに沿つた部分を、周方向に適宜幅寸
法で且つ適宜高さ寸法だけ上方に屈曲させること
により断面横長四角形状の水抜孔8dを形成して
ある。また取付フランジ部8bの水抜孔8dを形
成していない部分であつて前記した支持部材4の
上部フランジ部4aに設けたネジ孔4eと対応す
る部分にはボルト挿通孔8eを設けてある。そし
てこのボルト挿通孔8eに挿通させた取付ボルト
9を上部フランジ部4aのネジ孔4eに螺合させ
て支持部材4に保護ケース8を取付け、この保護
ケース8によりパツキングを介して透視筒6をパ
ツキング5に押圧して保護ケースと透視筒とを一
体的に組立てている。10は2軸を適宜の対向間
隔で平行に保持して下部をU字状に曲成したガイ
ド軸であつて、このガイド軸10は前記組立基準
部Gの両側にガイド軸10の延長線が位置する状
態に配置され、ガイド軸10はその両端のネジ部
を支持部材4の下部フランジ部4cに貫通させて
そのネジ部に取付ナツト11,11を螺合させる
ことにより下部フランジ部4cに取付けられてい
る。この取付ナツト11,11はその締付力が万
一弛んでも下部フランジ部4cの上面側にあるた
め容易に抜け落ちることがない。なお本実施例で
はガイド軸10を取付けるために下部フランジ部
4cの下面側にも取付ナツト12,12を設けて
いるが、取付ナツト12,12を取付けた部分の
ガイド軸10に段部を形成してその段部を下部フ
ランジ部材4cの下面に当接させるようにしても
よい。13はコルクに合成樹脂液あるいはワニス
等を含浸した短寸円柱状のフロートである。この
フロート13はその軸芯部に貫通孔13aを有
し、この貫通孔13aに対して径方向の対称な2
位置に前記ガイド軸10の外径より充分大きい直
径のガイド軸挿入孔13b,13bを有してい
る。14はフロート13の貫通孔13aに嵌入し
たアルミニウム製等の管体である。この管体14
は、フロート13の上面に配設してガイド軸10
を挿通させているアルミニウム板等のガイド部材
15の中央部を貫通しており、管体14の上端部
には取付ナツト16が螺合されている。またフロ
ート13の下面には側面形状が略枠状をした温度
検知部ホルダー17が配設され、この上面板17
aを管体14が貫通している。管体14の下端部
外周に設けられたネジには取付ナツト18が螺合
され、両取付ナツト16,18によりフロート1
3、ガイド部材15及び温度検知部ホルダー17
が一体的に組立てられている。そしてガイド部材
15は長軸がフロート13の径方向長さ寸法に略
等しい小判形を呈しており、前記ガイド軸挿入孔
13b,13bに跨つてフロート13の径方向に
配設されている。ガイド部材15のフロート13
のガイド軸挿入孔13b,13bに対応する位置
には、ガイド軸挿入孔13b,13bと同心状に
ガイド軸10の外径寸法に略等しい径のガイド孔
15a,15aが設けられており、フロート13
に設けたガイド部材15がガイド軸10に沿つて
摺動し得るようになつている。そのためフロート
13が直接ガイド軸10と接触せず、フロート1
3は常に滑らかに上下動をすることができる。1
9は連結軸であつてこの連結軸は支持部材4の筒
状部4b内を挿通してその上端部が透視筒6内に
配置され、下端部はフロート13に設けた管体1
4内を挿通して渦巻状のバイメタルの内周端部に
固定されている。この連結軸19の上端部にはア
ルミニウム等からなる軽量のキヤツプ状の油面油
温指示部材20が取付けられており、油面油温指
示部材20の外周面には温度目盛20aが施され
ている。一方、連結軸19の下端部は、温度検知
部ホルダー17の内側に配設された温度検知部2
1である渦巻状のバイメタルの内周側端部に固定
されている。また前記温度検知部21のバイメタ
ルの外周側端部は前記した温度検知部ホルダー1
7の側面部17bに取付けられている。従つて、
温度変化により温度検知部21のバイメタルの渦
巻形状が変形したときには連結軸19が回動させ
られて油面油温指示部材20が回動する。またフ
ロート13がガイド軸10の最下位に達した場合
には温度検知部ホルダー17の下面部17cがガ
イド軸10の下部に当接して温度検知部21を損
傷しないように保護する。
22は油面計付油温度計の取付部材で、この取
付部材は中心部に保護ケース8の円筒部8aを挿
通させ得る挿通孔22aと、四隅部分に開口させ
た貫通孔22bとを有し、外形が正方形状に形成
されていて周縁が下方に折り曲げられている。こ
の取付部材22は保護ケース8の円筒部8aに外
嵌されて、保護ケース8の取付フランジ部8b上
に載置されている。そして各貫通孔22bに挿通
した取付ボルト23を取付座2のネジ孔2cに螺
合して締付けることにより、取付フランジ部8b
を取付座2側に押圧して油面計付油温度計を電気
機器ケースの上板部1等に取付けている。
このように構成して取付けた本考案の油面計付
油温度計は、フロート13が油中に浮いて油面の
変動に追随して上下動し、油面油温指示部材20
も同様に上下動するので保護ケース8の窓部8c
から油面油温指示部材20の位置を目視すること
により油面の高さを確認することができる。また
油温の変化に伴つて温度検知部21の渦巻形状が
変形して連結軸19が回動し、これにより油面油
温指示部材20が回動して温度指示線LTに対す
る温度目盛部20aの位置が変つて、温度検知部
21が検出した油温を表示する。従つて保護ケー
ス8の窓部8cから温度指示線LTに対応する温
度目盛部20aの温度目盛を読取ることにより油
温を知ることができる。またこの油面計付油温度
計を取付けた油入電気機器が屋外に設置されて、
保護ケース8の窓部8cより雨水等が侵入した場
合には、保護ケース8の取付フランジ部8bに形
成した水抜孔8dより取付座2の外周面を伝つて
上板部1上に流出する。
上記の通り、本考案によれば、フロートに設け
たガイド軸の軸部が挿入されるガイド軸挿入孔の
直径をガイド軸の軸部の外径より十分大きくし、
ガイド軸挿入孔と同心状に配置され且つガイド軸
の軸部の外径寸法に略等しい直径を有するガイド
孔を有するガイド部材をフロートの上面に取付け
たので、輸送時のように大きな振動が加わるよう
な場合でも常にガイド部材のガイド孔のみをガイ
ド軸の軸部と係合させた状態でフロートを上下動
させることができる。そのため、フロートのガイ
ド軸挿入孔の内周面とガイド軸の軸部とを接触さ
せずに長期にわたり常に滑かにフロートを上下動
させることができる上、フロートをコルクのよう
に弱い材料で形成した場合でもフロートには損傷
を与えることが無く、装置の信頼性を高めること
ができる利点がある。またガイド軸の複数の軸部
の支持部材に支持されない端部を一体に連結して
いるので、輸送時などに強い振動が加わつてもフ
ロートがガイド軸から抜けるということがない。
更に温度検知部は温度検知部ホルダーによつて囲
まれているため、フロートの最下限位置における
ガイド軸との衝突時は勿論のこと、側方からの機
械的衝撃からも、温度検知部を十分に保護するこ
とができる利点がある。また本考案では、支持手
段に組立基準部を設けたので、組立を行う際及び
再組立を行う際には、組立基準部を基準にして、
例えば温度指示線が設けられた透視筒や保護ケー
ス等から構成される保護手段を支持手段に対して
取付ければ、簡単且つ正確に組立てを行うことが
できる上、組立誤差により指示誤差が生じること
を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る油面計付油温度計の部分
断面正面図、第2図は本考案に係る油面計付油温
度計の上面図、第3図は第2図におけるB−O−
B線断面図、第4図は第1図におけるA−A線断
面図である。 1……ケース上板部、2……取付座、4……支
持部材、6……透視筒、8……保護ケース、10
……ガイド軸、13……フロート、15……ガイ
ド部材、17……温度検知部ホルダー、19……
連結軸、20……油面油温指示部、21……温度
検知部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 油入電気機器のケースの上面板に固定された支
    持部材と、 前記支持部材に設けられた組立基準部と、 前記ケースの前記上面板を貫通して前記ケース
    内に挿入され、それぞれ一端が前記支持部材に支
    持されて互いに略平行に保持され且つ他端が一体
    に連結された複数の軸部を有するガイド軸と、 前記ガイド軸の前記複数の軸部が挿入され且つ
    該軸部の外径より十分大きな直径を有する複数の
    ガイド軸挿入孔を備えたフロートと、 前記フロートの上面に取付けられ、前記複数の
    ガイド軸挿入孔に対応する位置に前記ガイド軸挿
    入孔と同心状に配置され且つ前記ガイド軸の前記
    軸部の外径寸法に略等しい直径を有して前記複数
    の軸部と摺動自在に係合する複数のガイド孔を備
    えたガイド部材と、 前記フロートに取付けられた温度検知部及び該
    温度検知部を囲む温度検知部ホルダーと、 前記支持手段よりも上方に配置されて前記フロ
    ートと連動する油面油温度指示部材と、 前記油面油温度指示部材を覆うとともに一部に
    表示部を備え前記支持手段に対して固定された保
    護部材とを具備してなる油面計付油温度計。
JP1979183293U 1979-12-28 1979-12-28 Expired JPS6122254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979183293U JPS6122254Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979183293U JPS6122254Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5699449U JPS5699449U (ja) 1981-08-05
JPS6122254Y2 true JPS6122254Y2 (ja) 1986-07-04

Family

ID=29693594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979183293U Expired JPS6122254Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6122254Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5473759U (ja) * 1977-11-02 1979-05-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5699449U (ja) 1981-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6289728B1 (en) Apparatus and method for determining the amount of liquid contained in a storage tank
US7231821B2 (en) Vertical liquid level measuring device
US3488855A (en) Oil level gauge
US9310392B2 (en) Wheel-speed sensor mounting device
US4472969A (en) Measuring instrument
NZ195183A (en) Determining leakage of liquid into or out of a storage tank by measuring mass displacement of a sensor
CA1145623A (en) Sensor for measuring leakage
JPS6122254Y2 (ja)
US6341524B1 (en) Fuel gauge unit for a fuel tank
JP2009210558A (ja) 残量検出装置
US9003890B2 (en) Spiral concentrically wound bourdon tube
US20160298998A1 (en) Electronic Oil Level Gauge
US5469629A (en) Brake rotor thickness measurement gage
US2889708A (en) Gauge
US7748270B2 (en) Liquid level indicator
JPS5830184Y2 (ja) 油面温度計
US2580057A (en) Float gauge
JP6308402B2 (ja) 液面計
CN214951003U (zh) 一种带外罩壳的测高仪
US4890493A (en) Automatic tank reading gauge
US4838083A (en) Float activated gauge
CN210625808U (zh) 一种液位计
JPH09280925A (ja) 液位計
US2681570A (en) Liquid level gauge
CN216929456U (zh) 金属全容罐及其固线器