JPS6019944Y2 - リザ−ブタンク水位警告装置 - Google Patents

リザ−ブタンク水位警告装置

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JPS6019944Y2
JPS6019944Y2 JP441579U JP441579U JPS6019944Y2 JP S6019944 Y2 JPS6019944 Y2 JP S6019944Y2 JP 441579 U JP441579 U JP 441579U JP 441579 U JP441579 U JP 441579U JP S6019944 Y2 JPS6019944 Y2 JP S6019944Y2
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JP
Japan
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reserve tank
water level
magnet
reed switch
tank
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Expired
Application number
JP441579U
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JPS55104721U (ja
Inventor
昌弘 角谷
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主に自動車のエンジン冷却装置に用いられるリ
ザーブタンク水位警告装置に関する。
従来、この種の装置においては、第1図および第2図に
示すごとく、リザーブタンク1の底部に穴1′をあけ、
この穴1′にシール用パツキン10を介して水位検出器
11を取付けるようにしている。
この水位検出器11は支柱11a内に収納されたリード
スイッチ11b1支柱11aに昇降自在に遊嵌合した磁
石11c付のフロート11d。
ストッパlle等からなる。
ところが、上記従来構成では、リザーブタンク1に穴1
′をあける必要があるため、必然的に水洩れの恐れが生
じ、水洩れ防止対策に細心の注意を払わなければならず
、組付作業の煩雑さを招くので、コスト高になる。
また、パツキン10によるシール効果を良好に発揮させ
るためには、水位検出器11の取付面がパツキン10の
大きさ以上の面積を持つ平面である必要があるので、水
位検出器11の取付位置は必然的にタンク底部の中央付
近に限定され、水位検出器11の取付位置を任意の選択
できないという不具合がある。
本考案は上記点に鑑みてなされたもので、樹脂製のリザ
ーブタンクにタンク内の上下方向に延びる支柱を一体形
成し、この支柱に沿ってリザーブタンク内の水位に応じ
て昇降する磁石付のフロートをリザーブタンク内に組み
込み、かつこのフロートの磁石により制御されるリード
スイッチのごとき磁気感応素子をタンク外壁側に取付け
ることにより、リザーブタンクに水位検出器用の取付穴
をあける必要がなく、煩雑な水洩れ防止対策が不要とな
り、コスト低減を図ることができるとともに、水位検出
器取付位置を自由に選択できるリザーブタンク水位警告
装置を提供することを目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第3図は第1実施例を示すもので、1はリザーブタンク
で、その内部の冷却水量を外部から目視し得るように透
明または半透明の樹脂成形品(例えばポリプロピレン)
よりなる。
1aはタンり1の上部に一体形成された注水口、2は弾
性を有する樹脂(例えばポリプロピレン)にて成形され
たキャップで、樹脂の弾性変形を利用して注水口1aに
脱着可能に嵌着されている。
ここで、キャップ2または注水口1aに大気開放穴(図
示せず)が設けられており、この穴によりリザーブタン
ク1内は大気に開放されている。
1bはリザーブタンク1の底部から上方に向って一体に
突出成形されている支柱で、その外周にはリング状の磁
石3a付フロー)3bが水位に応じて昇降するように遊
嵌合している。
尚、リザーブタンク1と支柱1bを一体成形する方法は
、リザーブタンク1と支柱1bを同時成形する方法と、
リザーブタンク1と支柱1bを別々に成形後、超音波、
高周波、摩擦等を利用して、リザーブタンク1と支柱1
bを固着する方法がある。
3Cは支柱1bの上端近くの環状溝1cに嵌着されかし
め固定されたストッパで、リング状の金属板または樹脂
板からなる。
3dは前記磁石3aの接離により開閉されるリードスイ
ッチで、ガラス管内に不活性ガスとともに封入された磁
性体接点よりなる。
このリードスイッチ3dはリザーブタンク1の側面の外
壁側に水平方向に配置され、タンク外壁に一体形成され
た保持片1dにより弾性的に挟持固定されている。
このリードスイッチ3°dに磁石3aの磁束が充分到達
するように、支柱1bはリードスイッチ固定位置になる
べく接近して設けである。
上記のリング状磁石3at リング状フロート3bt
ストッパ3csおよびリードスイッチ3dにより水位
検出器が構成される。
1eはリザーブタンク1の底部から下方に突出して一体
形成されたパイプ部で、連結用ゴムホース4の一端がワ
イヤクリップ5により固定されている。
6はエンジン冷却用ラジェータ、6aはその注水口、6
bはオーバーフローパイプで、ゴムホース4の他端が連
結されている。
6cは加圧弁および負圧弁を有する圧力蓋である。
第4図において、7は自動車計器盤部に設けられた警告
ランプ、8は自動車エンジンのイグニッションスイッチ
、9は車載バッテリである。
上記構成において作用を説明する。
いま、エンジン冷却水の温度が上昇すると、温度上昇に
よる体積膨張によってラジェータ6の圧力蓋6cの加圧
弁が開弁し、ラジェータ6内の冷却水が連結用ゴムホー
ス4を介してリザーブタンク1内へ流入する。
逆に、エンジン冷却水の温度が低下すると、温度低下に
よる体積収縮によってラジェータ6の圧力M6Cの負圧
弁が開弁し、リザーブタンク1内の冷却水が連結用ゴム
ホース4を介してラジェータ6内に吸い戻される。
ところで、リザーブタンク1内の水位が設定値以上であ
るときは、フロート3bの磁石3aの磁束がリードスイ
ッチ3dに到達しないので、リードスイッチ3dは開放
状態のままで警告ランプ7は消灯している。
一方、リザーブタンク1内の水位が設定値まで低下する
と、この水位の低下に従ってフロート3bも下降し、磁
石3aとリードスイッチ3dとが接近し、磁石3aの磁
束によりリードスイッチ3dが閉成する。
これにより、警告ランプ7にはバッテリ9からイグニッ
ションスイッチ8.リードスイッチ3dを介して通電さ
れ、警告ランプ7が点灯し、運転者に警告を発する。
第5図は第2実施例を示すもので、リードスイッチ3d
をリザーブタンク1の底面の外壁側に固定するようにし
たものであり、リザーブタンク1の底面段付部1fに保
持片1dが形成しである。
第6図は第3実施例を示すもので、フロート3bを断面
C形状に形威して、その一端に磁石3aを一体に固着し
たものである。
本例ではリードスイッチ3dをタンク上下方向に配置し
て保持片1dにより保持している。
第7図は第4実施例を示すもので、支柱1bをリザーブ
タンク1の角部に接近して設け、この支柱1bとリザー
ブタンク1の角部との間に磁石3a付きのC字状フロー
ト3bを昇降自在に配置し、リードスイッチ3dをリザ
ーブタンク角部の外壁側に上下方向に配置したものであ
る。
第8図は第5実施例を示すもので、支柱1bをリザーブ
タンク外部へ開口する中空形状に形威し、その支柱1b
の中空部1b’にリードスイッチ3dを配置することに
より、リードスイッチ3dをリザーブタンク1の外壁側
に配置するようにしたものである。
リードスイッチ3dはその両端の端子により支持キャッ
プ3eに支持されており、この支持キャップ3eはゴム
または樹脂製のもので、この支持キャップ3eを支柱1
bの中空部1b′に圧入、接着、ネジ止め等の方法で固
定することにより、リードスイッチ3dは所定高さの位
置で保持固定される。
第9図は第6実施例を示すもので、中空形状の支柱1b
をリザーブタンク1の側壁に近接して形成するとともに
、支柱1bとタンク側壁との間を連結部1gにて連結し
、かつ支柱1bの外周にC字形状のフロー)3bを遊嵌
合させるものである。
第10図は第7実施例を示すもので、リザーブタンク1
の角部にタンク上下方向の中空部1hを形威し、この中
空部1h内にリードスイッチ3dを配置し、かつリザー
ブタンク1の内面に前部角部の近傍から2つの支柱1b
、lbを突出形威し、この2つの支柱1b、lbとタン
ク内面とにより囲まれた空間内に扇形の磁石3a付フロ
ート3bを昇降自在に配置したものである。
本例の中空部1hもその下端がタンク外部へ開口する形
状になっている。
なお、上述の各実施例では磁石3aによって制御される
磁気感応素子としてリードスイッチ3dを用いたが、リ
ードスイッチ3dのかわりに磁気抵抗素子等を用いるこ
とができる。
上述したように本考案においては、樹脂製のリサーブタ
ンク1にタンク内の上下方向に延びる支柱1bを一体形
成し、この支柱1bに沿ってリザーブタンク1内の水位
に応じて昇降する磁石3a付のフロート3bをリザーブ
タンク1内に組み込み、かつこのフロート3bの磁石3
aにより制御されるリードスイッチ3dのごとき磁気感
応素子をタンク外壁側に取付けるようにしているから、
リザーブタンク1に水位検出器用の取付穴1′をあける
必要がなく、煩雑な水洩れ防止対策が不要となり、コス
ト低減を図ることができるという効果が大であり、しか
も取付穴1′の廃止により従来用いられていたシール用
パツキン10も不要になるため、リードスイッチ3dの
ごとき磁気感応素子をタンク外壁側の任意位置に自由に
設置でき、水位検出器の取付位置を自由に選択できると
いう効果が大である。
更に、リードスイッチ3d等の磁気感応素子が故障して
も、タンク内の水を抜きとることなく簡単に修理、交換
でき、保守点検上きわめて有利であるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリザーブタンクの正面図、第2図は第1
図のA−A矢視断面図、第3図は本考案の第1実施例を
示すリザーブタンクの要部縦断面図、第4図は本考案装
置の電気回路図、第5図は本考案の第2実施例を示すリ
ザーブタンクの要部縦断面図、第6図および第7図はそ
れぞれ本考案の第3実施例、第4実施例を示すリザーブ
タンクの横断面図、第8図は本考案の第5実施例を示す
リザーブタンクの要部縦断面図、第9図および第10図
はそれぞれ本考案の第6実施例、第7実施例を示すリザ
ーブタンクの横断面図である。 1・・・・・・リザーブタンク、1b・・・・・・支柱
、1b′・・・・・・中空部、3a・・・・・・磁石、
3b・・・・・・フロート、3d・・・・・・磁気感応
素子をなすリードスイッチ、7・・・・・・警告手段を
なす警告ランプ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)樹脂製リザーブタンクと一体成形され、リザーブ
    タンク内を上下方向に延びる支柱と、この支柱に沿って
    リザーブタンク内の水位に応じて昇降する磁石付フロー
    トと、このフロートの磁石がリザーブタンクの水位に従
    って変位することにより電気信号を発するとともに、リ
    ザーブタンクの外壁側に取付けられた磁気感応素子と、
    この磁気感応素子により制御される警告手段とを具備す
    ることを特徴とするリザーブタンク水位警告装置。
  2. (2)前記支柱をリザーブタンク外部へ開口する中空状
    に形威し、前記支柱の中空部に前記磁気感応素子を配置
    することにより、リザーブタンクの外壁側に前記磁気感
    応素子を取付けることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のリザーブタンク水位警告装置。
JP441579U 1979-01-16 1979-01-16 リザ−ブタンク水位警告装置 Expired JPS6019944Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP441579U JPS6019944Y2 (ja) 1979-01-16 1979-01-16 リザ−ブタンク水位警告装置

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JP441579U JPS6019944Y2 (ja) 1979-01-16 1979-01-16 リザ−ブタンク水位警告装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55104721U JPS55104721U (ja) 1980-07-22
JPS6019944Y2 true JPS6019944Y2 (ja) 1985-06-15

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ID=28809341

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JP441579U Expired JPS6019944Y2 (ja) 1979-01-16 1979-01-16 リザ−ブタンク水位警告装置

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