JPH0660950U - 電磁駆動回路 - Google Patents

電磁駆動回路

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JPH0660950U
JPH0660950U JP277493U JP277493U JPH0660950U JP H0660950 U JPH0660950 U JP H0660950U JP 277493 U JP277493 U JP 277493U JP 277493 U JP277493 U JP 277493U JP H0660950 U JPH0660950 U JP H0660950U
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JP
Japan
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power supply
exciting coil
voltage power
transistor
current
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Application number
JP277493U
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English (en)
Inventor
誠 遠藤
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 励磁コイルにおける消費電力を低減する。 【構成】 図示しない制御部からのオン/オフ信号がロ
ーレベルとなると、ワンショット・マルチバイブレータ
3の出力信号は期間Tの間、ローレベルとなり、トラン
ジスタTR1がオン状態となる。この結果、高電圧電源
1からトランジスタTR1、ダイオードD1を通して励
磁コイル6へ十分な励磁電流が供給される。そして、期
間Tが終了すると、ワンショット・マルチバイブレータ
3の出力信号がハイレベルとなるため、トランジスタT
R1はオフ状態となる。この状態においても、トランジ
スタTR2がオン状態となっているため、励磁コイル6
には、低電圧電源2からトランジスタTR2、ダイオー
ドD2を介して駆動部を保持するのに必要なだけの電流
が供給される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、特定の電源しか備えていない輸送機などに係り、各制御部等にお いて用いられる電磁弁やリレーを駆動する電磁駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、輸送機などでは、その容積が限られているため、特定の電源しか備 えていない。また、これらの電源は、エンジン駆動のジェネレータおよび充電式 のバッテリから構成されている。このような輸送機においては、各部を駆動する ために油圧や空気圧等を用いていおり、これら油圧や空気圧は、導線を巻回した 励磁コイルを有した電磁弁等によって制御されている。また、電磁弁は、電磁駆 動回路により、上記励磁コイルに対する励磁電流をオン/オフすることによって 制御される。励磁コイルの励磁電流は上記電源から供給される。一般に、上記電 磁弁における弁を開閉するための励磁コイルおよび該励磁コイルによって弁を動 作させる駆動部はソレノイドと呼ばれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、一般に、上述した励磁コイルには、励磁初期において多大な初期駆 動電流が必要とされるが、一旦、励磁された後は、上記初期駆動電流より十分、 小さい電流を供給すれば、駆動部の作動状態が保持される。しかしながら、上述 した従来の電磁駆動回路では、励磁初期に必要とされる電流値を確保するために 高電圧電源を用いており、励磁後も上記高電圧電源から電流を供給していた。し たがって、励磁された後も、励磁コイルには、上記高電圧電源から不必要な電流 が供給されてしまい、その結果、消費電力が大となる問題を生じた。特に、上述 した輸送機等においては、限られた容量の電源しか搭載していないため、無駄な 消費電力を極力押える必要がある。
【0004】 この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、励磁コイルの消費電力を低 減することができる電磁駆動回路を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した問題点を解決するために、この考案では、導線を巻回した励磁コイル に所定の励磁電流を供給し、該励磁コイルの電磁作用によって駆動部を作動させ る電磁駆動回路において、 前記励磁コイルの励磁初期は高電圧電源から励磁電流を供給し、それ以後は、 低電圧電源から前記駆動部の作動状態を保持するのに必要な電流を供給する電源 切換手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
電源切換手段は、高電圧電源と低電圧電源とを所定のタイミングで切換えるこ とにより、励磁コイルの励磁初期は高電圧電源から励磁電流を供給し、それ以後 は低電圧電源から駆動部の作動状態を保持するのに必要な小電流を供給する。
【0007】
【実施例】
次に図面を参照してこの考案の実施例について説明する。図1はこの考案の一 実施例の構成を示すブロック図である。図において、1は高電圧電源であり、2 8Vの出力電圧をトランジスタTR1のエミッタへ供給している。また、2は低 電圧電源であり、15Vの出力電圧をトランジスタTR2のエミッタへ供給して いる。これら高電圧電源1および低電圧電源2は、従来から備えられているもの であり、本願のために特別に備えられたものではない。次に、3はワンショット ・マルチバイブレータであり、電磁駆動回路の図示しない制御部から出力される オン/オフ信号が供給されている。該オン/オフ信号は、励磁コイルの駆動時に ローレベルとなる信号である。上記ワンショット・マルチバイブレータ3は、オ ン/オフ信号がハイレベルとなると、所定期間Tの間、ローレベルとなるパルス 信号を生成し、これをトランジスタTR1のベースへ供給する。また、上記オン /オフ信号はトランジスタTR2のベースへも供給されている。
【0008】 上記トランジスタTR1およびTR2はPNP型のトランジスタであり、ベー ス電圧がローレベルになると、エミッタ−コレクタ間が導通状態となる。各トラ ンジスタTR1およびTR2のコレクタには、ダイオードD1およびD2が順方 向に接続されている。ダイオードD1およびD2のカソードはともに接続されて おり、かつ、その接続点には、励磁コイル6の一端が接続されている。該励磁コ イル6の他端はアースへ接続されている。言換えると、ワンショット・マルチバ イブレータ3、トランジスタTR1,TR2、ダイオードD1,D2から電源切 換回路7が構成されている。
【0009】 上述した構成によれば、図示しない制御部から供給されるオン/オフ信号がハ イレベルの場合には、ワンショット・マルチバイブレータ3の出力信号はハイレ ベルのままである。したがって、トランジスタTR1およびTR2はいずれも駆 動せず、励磁コイル6に励磁電流は供給されない。
【0010】 一方、制御部からのオン/オフ信号がローレベルになると、ワンショット・マ ルチバイブレータ3の出力信号は期間Tの間、ローレベルとなる。また、トラン ジスタTR2のベース電圧もローレベルとなる。この結果、トランジスタTR1 およびTR2がオン状態となり、高電圧電源1からトランジスタTR1、ダイオ ードD1を通して励磁コイル6へ励磁電流が供給される。この場合、励磁電流は 高電圧電源1から供給されるため、励磁コイルが励磁するのに必要とされる大電 流が得られる。励磁コイル6が励磁されることで、図示しない駆動部が駆動され る。そして、期間Tが終了すると、ワンショット・マルチバイブレータ3の出力 信号はハイレベルとなり、トランジスタTR1はオフ状態となる。この状態にお いても、トランジスタTR2はオン状態となっているため、励磁コイル6には、 低電圧電源2からトランジスタTR2、ダイオードD2を介して電流が供給され る。この電流は、低電圧電源2から供給されるため、接点を保持するのに必要な だけの値となる。
【0011】 なお、上述したワンショット・マルチバイブレータ3における期間Tは、励磁 コイル6の特性、すなわち励磁に必要な励磁電流の供給期間に応じて設定が可能 である。また、上述した電磁駆動回路は、励磁コイルによって駆動される駆動部 が電気的な接点であるリレー等に適用してもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上、説明したように、この考案によれば、電源切換手段よって、高電圧電源 と低電圧電源とを所定のタイミングで切換えることにより、励磁コイルの励磁初 期は高電圧電源から励磁電流を供給し、それ以後は、低電圧電源から駆動部の作 動状態を保持するのに必要な小電流を供給するようにしたため、励磁コイルの消 費電力を低減することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 高電圧電源 2 低電圧電源 3 ワンショット・マルチバイブレータ 6 励磁コイル 7 電源切換回路(電源切換手段) TR1 トランジスタ TR2 トランジスタ D1,D2 ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導線を巻回した励磁コイルに所定の励磁
    電流を供給し、該励磁コイルの電磁作用によって駆動部
    を作動させる電磁駆動回路において、 前記励磁コイルの励磁初期は高電圧電源から励磁電流を
    供給し、それ以後は、低電圧電源から前記駆動部の作動
    状態を保持するのに必要な電流を供給する電源切換手段
    を備えたことを特徴とする電磁駆動回路。
JP277493U 1993-02-04 1993-02-04 電磁駆動回路 Pending JPH0660950U (ja)

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JPH0660950U true JPH0660950U (ja) 1994-08-23

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Effective date: 20001031