JPH0660842B2 - 増幅器に於ける自動倍率設定方法 - Google Patents

増幅器に於ける自動倍率設定方法

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JPH0660842B2
JPH0660842B2 JP16424186A JP16424186A JPH0660842B2 JP H0660842 B2 JPH0660842 B2 JP H0660842B2 JP 16424186 A JP16424186 A JP 16424186A JP 16424186 A JP16424186 A JP 16424186A JP H0660842 B2 JPH0660842 B2 JP H0660842B2
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JP
Japan
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magnification
amplifier
measurement
setting method
vibration
Prior art date
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Application number
JP16424186A
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JPS6319525A (ja
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英治 小嶋
敏弘 林田
政茂 川久保
勇 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO SOKUSHIN CO., LTD.
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
TOKYO SOKUSHIN CO., LTD.
Tokyu Construction Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば換振器により検出される振動等の波形
信号のような繰返しの変化がある電気信号を増幅する増
幅器に於ける増幅倍率の自動設定方法に関するものであ
る。
従来の技術 一般に、検出器と増幅器を多数組み合わせて同時計測を
行う際には、各増幅器の増幅倍率を最適に設定できるよ
うにする必要がある。
従来、この種の増幅器に於いては、検出器からの入力信
号の変化量(振幅等)の大きさを判断して、検出レンジ
を最適に選択するための、いわゆるオートレンジ回路が
あった。即ち、第4図(A)に示すように、入力信号が設
定されている倍率の限界を越えるような場合には、第4
図(B)に示すように、その倍率を自動的に切換えて許容
範囲内に入るようにしている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記オートレンジ回路は、低周波のよう
に入力信号の周期が数秒以上になると、その変化が遅い
ため、倍率切換えが不必要に働いてしまって不安定にな
り、特に低周波の増幅回路には適用できなかった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するたになされたも
のであって、その目的とするところは、信号の大きさを
数秒間以上に亙って判断し続け、十分その大きさが安定
してからレンジ設定を行うようにすることにより、低周
波のものでも、最適で安定した波形を得ることが出来る
増幅器に於ける自動倍率設定方法を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 本発明の増幅器に於ける自動倍率設定方法は、振動等の
繰返し変動するものの波形信号の大きさを数秒間以上に
亙って判断して倍率を選択し、その大きさが十分安定し
てから倍率の適正を判断し、適正であればその倍率に決
定するようにしたことを特徴とするものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図において、1は中高層の建物であって、その各階
の所定測定位置に建物の振動を検出するための換振器2
がそれぞれセットされている。
これらの各換振器2には接続ケーブル3が接続されてい
て、地上に設置された分配接続器4に連絡されている。
第2図からも明らかなように、1台の分配接続器4に
は、1つのグループを構成する複数(例えば20台)の
換振器2がまとめて接続されている。各分配接続器4は
更に切換器5に接続されている。
該切換器5は、換振器2をグループ毎に切り換えて、増
幅器6に連絡するようになっている。
該増幅器6は、上記換振器2により検出される建物1の
振動の波形信号を所望の大きさに増幅するようになって
いる。
7は上記増幅器6の倍率を監視するためのマイクロコン
ピューター、8は設定された倍率を記録する記録装置、
例えばマイクロコンピューターの外部記録装置(例えば
フロッピーディスク)やデーターレコーダーである。
尚、上記分配接続器4から記録装置8までの各機器は、
全体をシステム機器9としてまとめられ、建物1付近の
地上に設置されている。
また、上記各換振器2には送受話器10が付設されてい
て、上記接続ケーブル3を通じて上記システム機器9の
位置に備えた送受信器11と連絡できるようになってい
る。
次に上記装置による振動測定について説明する。
まず、建物1の各階の所定位置に換振器2をセットし
て、地上のシステム機器9の分配接続器4に接続する。
また、各換振器2に備えてある送受話器10を観測位置
の作業員が装着すると共に、システム機器9に備えてあ
る送受話器11を測定操作位置の作業員が装着して、測
定の段取り・開始・進行・終了等の打ち合わせを行っ
て、準備を完了する。
次に、第1グループの換振器2がセットされている各測
定地点についての測定を行うために、該第1グループの
各換振器2を各増幅器6に接続する。
続いて、適宜起振器(図示せず)により建物1に振動を
与えて、各換振器2からの振動信号を各増幅器6に同時
入力する。
該入力信号は増幅器6により増幅されるが、その増幅倍
率が適正であるか否かの信号が常にマイクロコンピュー
ター7に送られて、該マイクロコンピューター7により
自動的に監視・判断され、その倍率が不適正の場合に
は、マイクロコンピューター7からの指令により倍率が
自動的に切換えられる。
すなわち、入力波形信号が大きいと判断された場合に
は、増幅器6の倍率が切換えられて、第3図に示すよう
に、波形振幅の最大値が測定限界値内に収まって倍率が
適正になるまで倍率切換え操作が繰返される。倍率が適
正になっても数秒間以上信号の大きさを判断し続け、十
分その大きさが安定してからレンジ設定を行ない、測定
を開始する。
この時の倍率は記録装置8に入力される。
上記第1グループの測定が終了したら、接続ケーブル3
を通じて各換振器2の測定位置の作業員と連絡を取り合
って切換器5を操作し、次の第2グループの換振器2に
よる測定に切換え、上記と同様の測定を行なう。以下、
第3グループ以降についても順次同様にして測定を行な
う。
尚、本発明の方法で扱う波形信号は、歪計等の検出器に
より出力されるものであってもよく、要するに繰返しの
変動量を波形状の電気信号に変換するものであればよ
い。
発明の効果 振動等の繰返し変動するものの波形信号の大きさを数秒
間以上に亙って判断して倍率を選択し、その大きさが十
分安定してから倍率の適正を判断し、適正であればその
倍率に決定するようにしたので、低周波のものでも安定
した倍率設定を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は建物の振動計測状態を示す説明図、第2図は振
動測定装置のブロック図、第3図は本発明の自動倍率設
定方法による増幅波形図、第4図は従来のオートレンジ
回路による増幅波形図である。 1…建物、2…換振器、3…接続ケーブル、4…分配接
続器、5…切換器、6…増幅器、7…マイクロコンピュ
ーター、8…記録装置、9…システム機器、10,11
…送受話器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動等の繰返し変動するものの波形信号の
    大きさを数秒間以上に亙って判断して倍率を選択し、そ
    の大きさが十分安定してから倍率の適正を判断し、適正
    であればその倍率に決定するようにしたことを特徴とす
    る増幅器に於ける自動倍率設定方法。
JP16424186A 1986-07-11 1986-07-11 増幅器に於ける自動倍率設定方法 Expired - Lifetime JPH0660842B2 (ja)

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JP16424186A JPH0660842B2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11 増幅器に於ける自動倍率設定方法

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JPS6319525A JPS6319525A (ja) 1988-01-27
JPH0660842B2 true JPH0660842B2 (ja) 1994-08-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09257561A (ja) * 1996-03-25 1997-10-03 Nkk Corp 振動検出システム
JPH09257560A (ja) * 1996-03-25 1997-10-03 Nkk Corp 振動検出システム

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JPS6319525A (ja) 1988-01-27

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