JPH0660631A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0660631A
JPH0660631A JP4208917A JP20891792A JPH0660631A JP H0660631 A JPH0660631 A JP H0660631A JP 4208917 A JP4208917 A JP 4208917A JP 20891792 A JP20891792 A JP 20891792A JP H0660631 A JPH0660631 A JP H0660631A
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JP
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JP4208917A
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English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
耕次 山本
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイミング制御が簡単で高速に読み出し動作
を行うことができる半導体記憶装置を得る。 【構成】 データバッファ11は取込んだ前半部分行デ
ータをデータレジスタ71にパラレル転送し、この動作
と独立して、後半部分行データをデータレジスタ72に
パラレル転送することができる。転送制御部12はシリ
アルアドレスカウンタ5′より第1の転送指令(データ
レジスタ71内データのシリアル出力動作完了を意味す
る)を受けると、データバッファ11の前半部分行デー
タをデータレジスタ71に転送させ、第2の転送指令
(データレジスタ72内データのシリアル出力完了を意
味する)を受けると、データバッファ11の後半部分行
データをデータレジスタ72に転送させる。 【効果】 タイミング制御が簡単で高速にデータを読み
出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、VRAM等の半導体
記憶装置に関し、特にメモリ間のデータ転送制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図2はVRAM等のシリアル連続出力機
能を有する従来の半導体記憶装置の構成を示すブロック
図である。同図に示すように、マトリクス状(512行
×512列)に配置されたメモリセルからなるメモリセ
ルアレイ1を4個(図中、1個のみ示す)備えている。
すなわち、4個のメモリセルアレイ1により、256K
(512×512)×4ビットの構成のメモリ容量を有
する。
【0003】メモリセルアレイ1の行選択及び列選択
は、ロウデコーダ2及びコラムデコーダ3によりそれぞ
れ行われる。ロウデコーダ2はアドレスバッファ4から
取り込んだ9ビットの行アドレス信号RAn(RA0〜
RA8)に基づきメモリセルアレイ1に行デコード信号
を出力して、メモリセルに対する行選択を行い、コラム
デコーダ3はアドレスバッファ4から取り込んだ9ビッ
トの列アドレス信号CAn(CA0〜CA8)に基づ
き、列デコード信号を出力して、メモリセルに対する列
選択を行う。
【0004】メモリセルアレイ1内のメモリセルに格納
されたデータは、後述するデータ転送期間に、ロウデコ
ーダ2で行選択された512ビットの行データが512
ビット構成のデータレジスタ7にパレレルに転送され
る。なお、データレジスタ7は4個のメモリセルアレイ
1それぞれに対応して、4個備えている(図中、1個の
み示す)。
【0005】一方、アドレスバッファ4からの列アドレ
ス信号CAnは、シリアルアドレスカウンタ5にも取り
込まれる。シリアルアドレスカウンタ5は取り込んだ列
アドレスCAn信号で決定される列アドレスをスタート
列アドレスSCAとし、以降、外部より得られるシリア
ルクロックSCのHレベル立ち上がりをトリガとして、
順次1ずつインクリメントしながら、シリアルアドレス
SQn(SQ0〜SQ8)をシリアルセレクタ6に出力
する。
【0006】シリアルセレクタ6は、シリアルアドレス
カウンタ5より得たシリアルアドレスSQを取り込み、
データレジスタ7に格納された512ビットのビットデ
ータのうち、シリアルアドレスSQnで指示されたビッ
トデータをシリアルI/Oバッファ8に出力させる。デ
ータレジスタ7は4個存在することより、1回のシリア
ルセレクタ6の選択動作により、4ビットのデータがシ
リアルI/Oバッファ8に出力されることになる。
【0007】シリアルI/Oバッファ8は、データレジ
スタ7より得られる4ビットデータを受けると、該4ビ
ットデータをラッチするとともに、それ以前にラッチし
ていた4ビットデータをシリアル出力SOUTとして外
部に出力する。
【0008】また、外部より得られる4ビットの入力デ
ータINは書き込みI/Oバッファ9に取り込まれ、書
き込みI/Oバッファ9内に格納された4ビットデータ
が、4個のメモリセルアレイ1それぞれの書き込み対象
メモリセルに書き込まれる。なお、書き込み対象メモリ
セルは、ロウデコーダ2及びコラムデコーダ3により行
選択及び列選択がなされることにより決定される。
【0009】図3は図1で示した半導体記憶装置の読出
し動作であるパラレルデータ転送動作及びシリアルデー
タ連続出力動作を示すタイミング図である。なお、パラ
レルデータ転送動作とは、メモリセルアレイ1の512
ビットの行データをパラレルにデータレジスタ7に転送
する動作であり、シリアルデータ出力動作とは、シリア
ルセレクタ6で選択されたデータレジスタ7内のビット
データをシリアルI/Oバッファ8を介して外部に出力
する動作である。
【0010】以下、同図を参照しつつ、データ転送動作
及びシリアルデータ出力動作を説明する。まず、データ
転送信号バーDTをLに立ち下げ、データ転送モードに
する。
【0011】そして、外部より9ビットのアドレス信号
ADをアドレスバッファ4に取り込む。アドレスバッフ
ァ4は、ロウアドレスストローブ信号バーRASの立ち
下がりをトリガとして、外部アドレス信号ADを行アド
レス信号RAnとして、ロウデコーダ2に出力する。そ
して、コラムアドレスストローブ信号バーCASの立ち
下がりをトリガとして、外部アドレス信号ADを列アド
レス信号CAnとして、シリアルアドレスカウンタ5に
出力する。
【0012】行アドレス信号RAnを受けたロウデコー
ダ2は、メモリセルアレイ1に対し行デコード信号を出
力することにより行選択を行う。その結果、メモリセル
アレイ1内のメモリセルの記憶内容が1行単位で行デー
タとして、パラレルにデータレジスタ7に転送される。
なお、行データ内の各ビットデータは列アドレスに対応
している。
【0013】データ転送動作が終了すると、データ転送
信号バーDTがHレベルとなり、これをトリガとして、
アドレス転送信号ATがHレベルに立ち上がり、シリア
ルデータ連続出力モードに移る。
【0014】シリアルアドレスカウンタ5は、Hレベル
のアドレス転送信号ATを受けると、コラムアドレス信
号CAnをそのままシリアルアドレス信号SQnとし
て、シリアルセレクタ6に出力する。
【0015】シリアルセレクタ6は、シリアルアドレス
信号SQn(=CAn)に基づき、データレジスタ7に
格納された行データのうち、シリアルアドレス信号SQ
nの指示するビットデータを選択ビットデータとして選
択し、該選択ビットデータのみをシリアルI/Oバッフ
ァ9に出力させる。
【0016】その後、シリアルイネーブル信号バーSE
を立ち下げることにより、シリアルI/Oバッファ8を
活性状態にする。シリアルI/Oバッファ8は活性状態
になると、データレジスタ7から得た選択ビットデータ
をラッチするとともに、以前にラッチしていたデータを
シリアル出力データSOUTとして出力する。したがっ
て、図3の期間T1におけるシリアル出力データSOU
Tは不定なデータとなる。
【0017】そして、シリアルクロック信号SCのHレ
ベル立ち上がりをトリガとして、シリアルアドレスカウ
ンタ5はシリアルアドレスSQの値を1インクリメント
する。つまり、列アドレス(CAn+1)を指示するシ
リアルアドレスSQnをシリアルセレクタ6に出力す
る。
【0018】その結果、シリアルセレクタ6は、1イン
クリメントされたシリアルアドレス信号SQnに基づ
き、データレジスタ7に格納された行データでのいずれ
かを選択ビットデータとして選択し、該選択ビットデー
タのみをシリアルI/Oバッファ9に出力させる。
【0019】同時に、シリアルI/Oバッファ8は、シ
リアルクロック信号SCに同期してデータレジスタ7か
ら得た新たな選択ビットデータをラッチするとともに、
以前にラッチしていたデータをシリアル出力データSO
UTとして出力する。したがって、図3の期間T2にお
けるシリアル出力データSOUTは、行データ内におい
て列アドレスCAnで指示されたデータとなる。
【0020】以降、同様にして、シリアルクロック信号
SCのHレベル立ち上がりをトリガとして、シリアルア
ドレスカウンタ5から出力されるシリアルアドレスが1
インクリメントされことにより、データレジスタ7に格
納された行データが、列アドレスCAnで指示されたア
ドレスから順次読み出されることにより、シリアルデー
タ連続出力動作が続けられる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来のVRAM等のシ
リアルデータ連続出力機能を有する半導体記憶装置は以
上のように構成されており、シリアルデータ連続出力動
作が完了するまでに、パラレルデータ転送動作を行う
と、データレジスタ7の内容が変わってしまい、シリア
ルデータ出力動作が正常に行われなくなる。このため、
パラレルデータ転送動作は必ず、シリアルデータ連続出
力動作完了後に行うという制約が生じ、高速読み出し動
作が行えないという問題点があった。
【0022】加えて、上記制約のなかで、高速動作を実
現すべくパラレルデータ転送動作とシリアルデータ出力
動作を連続的に行うには、そのタイミング制御を行うの
が容易でないという問題点があった。また、シリアルク
ロックのHレベル立ち上がり間隔を長く設定し、その間
に確実にパラレルデータ転送を行うようにすることによ
り、タイミング制御を容易にすることができるが、シリ
アルクロックSCのHレベル立ち上がり間隔を長くする
分、シリアルデータ連続出力時間が長くなるため、その
分、読み出し動作が遅くなってしまうという問題点があ
った。
【0023】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、タイミング制御が簡単で高速に読み出し
動作を行うことができる半導体記憶装置を得ることを目
的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の半導体記憶装置は、行アドレス信号に基づき、
行デコード信号を出力する行デコーダと、マトリクス状
に配置されたメモリセルからなり、読み出し時に、前記
行デコード信号で選択された、同一行のメモリセルの記
憶内容からなる行データを出力するメモリセルアレイ
と、読み出し時に、前記行データをラッチし、前記行デ
ータがn(≧2)分割されたn個の第1〜第nの部分行
データを、それぞれ独立して出力可能なデータバッファ
と、前記データバッファ内の前記第1〜第nの部分行デ
ータに対応してそれぞれ設けられた第1〜第nのデータ
レジスタと、読み出し時に、アクセスすべき列アドレス
であるアクセス列アドレスに基づき、前記第1〜第nの
データレジスタのうち、一つのデータレジスタに記憶さ
れたビットデータを出力させるシリアル出力動作を行う
シリアルセレクタと、読み出し時に、前記アクセス列ア
ドレスを付与するとともに、前記n個のデータレジスタ
のうち、前記シリアル出力動作が完了した第i(1≦i
≦n)のデータレジスタに対し、前記データバッファに
格納された第iの部分行データをパラレル転送させるア
クセス列アドレス付与・データ転送制御手段とをさらに
備えた半導体記憶装置。
【0025】望ましくは、この発明にかかる請求項2記
載の半導体記憶装置のように、前記第1〜第nの部分行
データは、前記行データが連続する列アドレス単位でn
分割されたデータであり、前記アクセス列アドレス付与
・データ転送制御手段は、最初にアクセスする列アドレ
スである開始列アドレスを付与する開始列アドレス付与
手段と、制御クロックを取り込み、前記開始列アドレス
を初期アドレスとして、前記制御クロックに同期して1
インクリメントするシリアルアドレスを前記アクセス列
アドレスとして順次出力するるとともに、前記シリアル
アドレスに基づき、第iのデータレジスタが前記シリア
ル出力動作を完了したことを示す転送制御信号を出力す
るシリアルアドレスカウンタと、前記転送制御信号に基
づき、前記第1〜第nのデータレジスタのうち、前記シ
リアル出力動作を完了した第iのデータレジスタに対
し、前記データバッファに格納された第iの部分行デー
タをパラレル転送させるデータ転送制御手段とを備え
る。
【0026】
【作用】この発明における請求項1記載の半導体記憶装
置は、読み出し時に行データをラッチし、行データをn
(≧2)分割したn個の第1〜第nの部分行データを、
それぞれ独立して出力可能なデータバッファと、データ
バッファ内の第1〜第nの部分行データに対応してそれ
ぞれ設けられた第1〜第nのデータレジスタとを備えて
いる。したがって、以下のような読み出し動作が可能と
なる。
【0027】第1の行データをデータバッファを介して
第1〜第nのデータレジスタに転送後、速やかに、第1
の行データの次の読み出し行データとなる第2の行デー
タを、メモリセルアレイからデータバッファに転送す
る。
【0028】そして、アクセス列アドレス付与・データ
転送制御手段の制御下で、n個のデータレジスタのう
ち、第1の行データのシリアル出力動作中に、すでに第
1の行データのシリアル出力動作を完了した第iのデー
タレジスタに対し、データバッファに格納された第2の
行データの第iの部分行データを転送させることができ
る。
【0029】加えて、請求項2記載の半導体記憶装置に
おけるアクセス列アドレス付与・データ転送制御手段
は、アクセス列アドレスを順次インクリメントするシリ
アルアドレスカウンタを有しているため、行データ内の
連続する列アドレスのデータのシリアル連続出力が可能
となる。
【0030】
【実施例】図1はこの発明の一実施例であるシリアル連
続出力機能を有する半導体記憶装置の一部構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、マトリクス状(5
12行×512列)に配置されたメモリセルからなるメ
モリセルアレイ1に対し、読出し時に、メモリセルアレ
イ1から出力される512ビットの行データを取り込む
データバッファ11が新たに設けられる。なお、各行デ
ータ内のビットデータは列アドレスに対応して決定する
データである。
【0031】データバッファ11は512ビット構成で
あり、メモリセルアレイ1から受ける行データを一括し
て取り込むが、512ビット単位で一括して出力すると
ともに、256ビット単位で分割して出力することがで
きる。すなわち、データバッファ11のエリアA1に格
納される前半256ビットデータである前半部分行デー
タをデータレジスタ71にパラレルに転送するととも
に、データバッファ11のエリアA2に格納される後半
256ビットデータである後半部分行データをデータレ
ジスタ72にパラレルに転送することができる。そし
て、後述するが、これらの2つの分割転送動作はそれぞ
れ、転送制御部12の制御下で独立して行うことができ
る。
【0032】データレジスタ71は256ビット構成で
あり、前半部分行データを列アドレス0〜255番地に
対応するデータとして格納し、データレジスタ72は2
56ビット構成であり、後半部分行データを列アドレス
256〜511番地に対応するデータとして格納する。
【0033】一方、シリアルアドレスカウンタ5′は、
従来同様、図1では図示しないコラムデコーダより列ア
ドレス信号CAnを受けるとともに、外部よりシリアル
クロック信号SCを受ける。そして、列アドレス信号C
Anで指示するアドレスをスタートアドレスとし、シリ
アルクロック信号SCのHレベル立ち上がりをトリガと
して1インクリメントさせたシリアルアドレスSQをシ
リアルセレクタ6に順次出力する。なお、シリアルアド
レスカウンタ5′は511をカウント後、次にシリアル
クロック信号SCを受けるとリセットされ0をカウント
する。
【0034】加えて、シリアルアドレスカウンタ5′
は、255番地カウント後にシリアルクロック信号SC
を受けると第1の転送指令を転送制御部12に出力し、
511をカウント後にシリアルクロック信号SCを受け
ると第2転送指令を転送制御部12に出力する。
【0035】シリアルセレクタ6は、従来同様、シリア
ルアドレスカウンタ5′より得たシリアルアドレスSQ
を取り込み、データレジスタ71及び72に格納された
512ビット構成の行データのうち、シリアルアドレス
SQnの指示するビットデータをシリアルI/Oバッフ
ァ8に出力させる。
【0036】転送制御部12は、外部信号または外部信
号の組合せタイミングによって発生する内部信号である
モード制御信号S12を受け、このモード制御信号S1
2に基づき一括転送モード及び分割転送モードのうち、
一方のモードとなる。一括転送モードでは内部に取り込
んだデータバッファ11の全データを一括して、データ
レジスタ71及び72に出力する。一方、分割転送モー
ドでは、通常は取り込んだデータの出力は行わず、シリ
アルアドレスカウンタ5′より第1の転送指令を受ける
と、データバッファ11のエリアA1の256ビットの
前半部分行データのみをデータレジスタ71に転送さ
せ、第2の転送指令を受けると、データバッファ11の
エリアA2の256ビットの後半部分行データのみをデ
ータレジスタ72に転送させる。なお、他の構成(全体
構成)は図2で示した従来例と同様であるため、説明は
省略する。
【0037】このような構成において、この実施例の半
導体記憶装置の読み出し動作を、データレジスタ71及
び72に、メモリセルアレイ1の第1の行データをパラ
レルデータ転送後、第1の行データの200番地から5
11番地までのデータをシリアルデータ連続出力し、次
に第2の行データの0番から300番地までのデータを
シリアル連続出力する場合を例に挙げて説明する。
【0038】まず、従来同様の読み出し動作により、メ
モリセルアレイ1内で、ロウデコーダ2からの行コード
信号により行選択された第1の行データをデータバッフ
ァ11に転送させる。
【0039】そして、一括転送モードを指示するモード
制御信号S12を転送制御部12に与え、データバッフ
ァ11に格納された第1の行データを一括して、転送制
御部12の制御下でデータレジスタ71及び72にパラ
レルデータ転送させる。
【0040】その後、分割転送モードを指示するモード
制御信号S12を転送制御部12に与えた後、従来同様
の読み出し動作により、メモリセルアレイ1内で、ロウ
デコーダ2からの行デコード信号により行選択された第
2の行データをデータバッファ11に転送しておく。
【0041】そして、従来同様、シリアルアドレスカウ
ンタ5′は、200番地を指示する列アドレスCAnを
取り込み、200番地をスタート番地とし、以降、シリ
アルクロックSCの立ち上がりをトリガとして、順次イ
ンクリメントさせたシリアルアドレスSQnをシリアル
セレクタ6に出力する。
【0042】その結果、シリアルセレクタ6により、デ
ータレジスタ71から200,201,…,255番地
のデータが、シリアルI/Oバッファ8を介しシリアル
出力データSOUTとして、順次外部に出力される。デ
ータレジスタ71内の255番地のデータが出力された
時点で、データレジスタ71内に格納された前半部分行
データはすべて読み出されたことになる。
【0043】その後、シリアルアドレスカウンタ5′
は、255番地をカウント直後に受けるシリアルクロッ
クSCの立ち上がりをトリガとして、256番地を指示
するシリアルアドレスSQnを出力するとともに、第1
の転送指令を転送制御部12に出力する。
【0044】第1の転送指令を受けた転送制御部12
は、データバッファ11のエリアA1に格納された第2
の行データの前半部分行データを、データレジスタ71
に出力する。これと同じくして、シリアルセレクタ6に
より、データレジスタ72から256番地のデータが、
シリアルI/Oバッファ8を介しシリアル出力データS
OUTとして、外部出力される。
【0045】したがって、データバッファ11内に格納
された第2の行データの前半部分行データのデータレジ
スタ71へのパラレルデータ転送動作中も、データレジ
スタ72に格納された第1の行データの後半部分行デー
タのシリアルデータ連続出力を行うことができる。つま
り、第2の行データのパレレルデータ転送は、シリアル
データ連続出力動作を全く中断させない。
【0046】以降、同様にして、シリアルセレクタ6に
より、データレジスタ72から257,258,…,5
11番地のデータが、シリアルI/Oバッファ8を介し
シリアル出力データSOUTとして、順次外部出力され
る。
【0047】その後、シリアルアドレスカウンタ5′
は、511番地をカウント直後に受けるシリアルクロッ
クSCの立ち上がりをトリガとして、0番地を指示する
シリアルアドレスSQnを出力するとともに、第2の転
送指令を転送制御部12に出力する。
【0048】第2の転送指令を受けた転送制御部12
は、データバッファ11のエリアA2に格納された後半
部分行データをデータレジスタ72に出力させる。これ
と同じくして、シリアルセレクタ6により、既に第2の
行データの前半部分行データが転送済みのデータレジス
タ71から0番地のデータが、シリアルI/Oバッファ
8を介しシリアル出力データSOUTとして、外部出力
される。
【0049】したがって、データバッファ11の第2の
行データの後半部分行データのデータレジスタ72への
パラレルデータ転送動作中も、データレジスタ71に格
納された第2の行データの前半部分行データのシリアル
出力が行われるため、シリアル連続出力動作を全く中断
させることなく、パレレルデータ転送動作を行うことが
できる。
【0050】以降、同様にして、シリアルセレクタ6に
より、データレジスタ71から1,2,…,255番地
のデータが、シリアルI/Oバッファ8を介しシリアル
出力データSOUTとして、順次外部出力される。
【0051】以下、シリアルセレクタ6により、既に第
2の行データが転送されたデータレジスタ72から25
6,257,…,511番地のデータが、シリアルI/
Oバッファ8を介しシリアル出力データSOUTとし
て、中断することなく順次外部出力される。なお、この
期間中、データレジスタ71に第3の行データを転送す
る必要があれば行うこともできる。
【0052】このように、データレジスタをデータレジ
スタ71とデータレジスタ72とに分割することによ
り、一方のデータレジスタのシリアルデータ連続出力動
作中に、他方のデータレジスタへのパラレルデータ転送
動作を行うことが可能になる。その結果、従来のよう
に、パラレルデータ転送動作をシリアル出力動作の完了
を待って行う必然性がなくなり、シリアル出力動作が完
了したデータレジスタに対して速やかに部分行データの
パラレルデータ転送を行うことにより、読み出し動作
(シリアルデータ連続出力動作)の高速化が図れる。
【0053】また、一方のデータレジスタに対するシリ
アルデータ連続出力動作と、他方のデータレジスタに対
するパラレルデータ転送動作とは互いに独立して行うこ
とができるため、両者のタイミング制御は従来に比べ飛
躍的に容易になる。
【0054】なお、上記実施例では、データレジスタを
2分割した例を示したが、データレジスタを3以上に分
割することも可能である。
【0055】また、上記実施例では、シリアルアドレス
カウンタ5′は、255と511カウント後に、シリア
ルクロック信号SCを受けると第1及び第2の転送指令
を出力するようにしたが、これに限定されず、分割され
たデータレジスタがシリアルデータ連続出力を完了した
後、速やかにデータ転送指令を与えることができればよ
い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
請求項1記載の半導体記憶装置は、読み出し時に行デー
タをラッチし、行データをn(≧2)分割したn個の第
1〜第nの部分行データを、それぞれ独立して出力可能
なデータバッファと、データバッファ内の第1〜第nの
部分行データに対応してそれぞれ設けられた第1〜第n
のデータレジスタとを備えている。
【0057】したがって、アクセス列アドレス付与・デ
ータ転送制御手段の制御下で、第1の行データのシリア
ル出力動作中に、n個のデータレジスタのうち、第1の
行データのシリアル出力動作を完了した第iのデータレ
ジスタに対し、第1の行データの次の読み出し行データ
である第2の行データの第iの部分行データをパラレル
データ転送させることができる。
【0058】その結果、第1の行データのシリアル出力
動作と第2の行データの部分行データのパラレル転送動
作を同時に行うことができるため、その分、読み出し動
作の高速化が図れる。加えて、シリアル出力動作とパラ
レル転送動作とは独立関係となるため、両者のタイミン
グ制御は容易になる。
【0059】また、請求項2記載の半導体記憶装置にお
けるアクセス列アドレス付与・データ転送制御手段は、
アクセス列アドレスを順次インクリメントするシリアル
アドレスカウンタを有しているため、VRAM等で頻繁
に行われる行データ内の連続する列アドレスのシリアル
連続出力を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である半導体記憶装置を示
すブロック図である。
【図2】従来の半導体記憶装置を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の半導体記憶装置の読出し動作を示すタイ
ミング図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 5′ シリアルアドレスカウンタ 6 シリアルセレクタ 11 データバッファ 12 転送制御部 71 データレジスタ 72 データレジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行アドレス信号に基づき、行デコード信
    号を出力する行デコーダと、 マトリクス状に配置されたメモリセルからなり、読み出
    し時に、前記行デコード信号で選択された同一行のメモ
    リセルの記憶内容からなる行データを出力するメモリセ
    ルアレイと、 読み出し時に、前記行データをラッチし、前記行データ
    がn(≧2)分割されたn個の第1〜第nの部分行デー
    タを、それぞれ独立して出力可能なデータバッファと、 前記データバッファ内の前記第1〜第nの部分行データ
    に対応してそれぞれ設けられた第1〜第nのデータレジ
    スタと、 読み出し時に、アクセスすべき列アドレスであるアクセ
    ス列アドレスに基づき、前記第1〜第nのデータレジス
    タのうち、一つのデータレジスタに記憶されたビットデ
    ータを出力させるシリアル出力動作を行うシリアルセレ
    クタと、 読み出し時に、前記アクセス列アドレスを付与するとと
    もに、前記n個のデータレジスタのうち、前記シリアル
    出力動作が完了した第i(1≦i≦n)のデータレジス
    タに対し、前記データバッファに格納された第iの部分
    行データをパラレル転送させるアクセス列アドレス付与
    ・データ転送制御手段とを備えた半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1〜第nの部分行データは、前記
    行データを連続する列アドレス単位でn分割したデータ
    であり、 前記アクセス列アドレス付与・データ転送制御手段は、 最初にアクセスする列アドレスである開始列アドレスを
    付与する開始列アドレス付与手段と、 制御クロックを取り込み、前記開始列アドレスを初期ア
    ドレスとして、前記制御クロックに同期して1インクリ
    メントするシリアルアドレスを前記アクセス列アドレス
    として順次出力するるとともに、前記シリアルアドレス
    に基づき、第iのデータレジスタが前記シリアル出力動
    作を完了したことを示す転送制御信号を出力するシリア
    ルアドレスカウンタと、 前記転送制御信号に基づき、前記第1〜第nのデータレ
    ジスタのうち、前記シリアル出力動作を完了した第iの
    データレジスタに対し、前記データバッファに格納され
    た第iの部分行データをパラレル転送させるデータ転送
    制御手段とを備える請求項1記載の半導体記憶装置。
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