JPH0660258B2 - 熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方法Info
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- JPH0660258B2 JPH0660258B2 JP61150089A JP15008986A JPH0660258B2 JP H0660258 B2 JPH0660258 B2 JP H0660258B2 JP 61150089 A JP61150089 A JP 61150089A JP 15008986 A JP15008986 A JP 15008986A JP H0660258 B2 JPH0660258 B2 JP H0660258B2
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方法に関する。さ
らに詳しくは本発明は体積収縮率が小さく、表面美観性
に優れた成形品をうることができる熱可塑性樹脂粒子の
予備発泡方法に関する。
らに詳しくは本発明は体積収縮率が小さく、表面美観性
に優れた成形品をうることができる熱可塑性樹脂粒子の
予備発泡方法に関する。
[従来の技術およびその問題点] 本出願人はすでに熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方法を開
発している(特開昭58−197027号公報参照)。この予備
発泡方法には耐圧容器内で水中に分散させた熱可塑性樹
脂粒子に揮発性発泡剤を含浸させて加熱した後、揮発性
発泡剤蒸気の加圧下で熱可塑性樹脂粒子と水との混合物
を絞り盤1個に通して低圧域に放出し熱可塑性樹脂粒子
を予備発泡させることが開示されているが、この方法に
よってえられる予備発泡粒子は微細な気泡径を有するも
のであり、型内発泡成形を行なったばあい、成形後の成
形品の体積収縮率が若干大きくなるという欠点がある。
また熱可塑性樹脂粒子が小さいと予備発泡粒子の気泡径
は小さくなり、体積収縮率が大きくなる傾向にある。
発している(特開昭58−197027号公報参照)。この予備
発泡方法には耐圧容器内で水中に分散させた熱可塑性樹
脂粒子に揮発性発泡剤を含浸させて加熱した後、揮発性
発泡剤蒸気の加圧下で熱可塑性樹脂粒子と水との混合物
を絞り盤1個に通して低圧域に放出し熱可塑性樹脂粒子
を予備発泡させることが開示されているが、この方法に
よってえられる予備発泡粒子は微細な気泡径を有するも
のであり、型内発泡成形を行なったばあい、成形後の成
形品の体積収縮率が若干大きくなるという欠点がある。
また熱可塑性樹脂粒子が小さいと予備発泡粒子の気泡径
は小さくなり、体積収縮率が大きくなる傾向にある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは上記のような問題点に鑑みて予備発泡粒子
の気泡径を大きくして型内発泡成形品の品質を向上させ
るために鋭意研究を重ねた結果、従来の予備発泡方法に
よってえられる予備発泡粒子の気泡径よりも1.3〜2.0倍
程度大きい気泡径を有する予備発泡粒子をうる方法を開
発し、さらにこの方法によってえられた予備発泡粒子を
用いて型内発泡成形を行なったばあい、体積収縮率が小
さく、表面美観性にもきわめて優れた成形品がえられる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
の気泡径を大きくして型内発泡成形品の品質を向上させ
るために鋭意研究を重ねた結果、従来の予備発泡方法に
よってえられる予備発泡粒子の気泡径よりも1.3〜2.0倍
程度大きい気泡径を有する予備発泡粒子をうる方法を開
発し、さらにこの方法によってえられた予備発泡粒子を
用いて型内発泡成形を行なったばあい、体積収縮率が小
さく、表面美観性にもきわめて優れた成形品がえられる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は耐圧容器内で水中に分散させた熱可
塑性樹脂粒子に揮発性発泡剤を含浸させて加熱した後、
揮発性発泡剤蒸気の加圧下で熱可塑性樹脂粒子と水との
混合物を低圧域に放出することによって熱可塑性樹脂粒
子を予備発泡させる方法であって、前記混合物を放出方
向に直列に配置された複数個の絞り盤を通したのち低圧
域へ放出することを特徴とする熱可塑性樹脂粒子の予備
発泡方法に関する。
塑性樹脂粒子に揮発性発泡剤を含浸させて加熱した後、
揮発性発泡剤蒸気の加圧下で熱可塑性樹脂粒子と水との
混合物を低圧域に放出することによって熱可塑性樹脂粒
子を予備発泡させる方法であって、前記混合物を放出方
向に直列に配置された複数個の絞り盤を通したのち低圧
域へ放出することを特徴とする熱可塑性樹脂粒子の予備
発泡方法に関する。
[作用および実施例] 本発明の予備発泡方法によってえられる熱可塑性樹脂予
備発泡粒子の気泡径は従来法でえられるものよりも1.3
〜2.0倍大きいので、かかる方法により型内発泡成形を
行なったばあい、体積収縮率が小さくしかも表面美観性
に優れた成形品をうることができる。
備発泡粒子の気泡径は従来法でえられるものよりも1.3
〜2.0倍大きいので、かかる方法により型内発泡成形を
行なったばあい、体積収縮率が小さくしかも表面美観性
に優れた成形品をうることができる。
本発明の予備発泡方法によれば、耐圧容器内で水中に分
散させた熱可塑性樹脂粒子に揮発性発泡剤を含浸させて
加熱した後、揮発性発泡剤蒸気の加圧下で熱可塑性樹脂
粒子と水との混合物(以下、混合物という)を放出方向
に直列に配置された複数個の絞り盤を通したのち低圧域
へ放出することによって熱可塑性樹脂粒子の予備発泡粒
子がえられる。
散させた熱可塑性樹脂粒子に揮発性発泡剤を含浸させて
加熱した後、揮発性発泡剤蒸気の加圧下で熱可塑性樹脂
粒子と水との混合物(以下、混合物という)を放出方向
に直列に配置された複数個の絞り盤を通したのち低圧域
へ放出することによって熱可塑性樹脂粒子の予備発泡粒
子がえられる。
本発明に使用される熱可塑性樹脂としては、たとえばポ
リスチレン、ポリα−メチルスチレン、スチレン−無水
マレイン酸コポリマー、ポリフェニレンオキサイドとポ
リスチレンとのブレンドまたはグラフトポリマー、アク
リロニトリル−スチレンコポリマー、アクリロニトリル
−ブタジエン−スチレンターポリマー、スチレン−ブタ
ジエンコポリマー、ハイインパクトポリスチレンなどの
スチレン系重合体;ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸
ビニルコポリマー、後塩素化ポリ塩化ビニル、エチレン
またはプロピレンと塩化ビニルのコポリマーなどの塩化
ビニル系重合体、ポリアミド、ポリエステル系樹脂、ポ
リオレフィン系樹脂などがあげられる。
リスチレン、ポリα−メチルスチレン、スチレン−無水
マレイン酸コポリマー、ポリフェニレンオキサイドとポ
リスチレンとのブレンドまたはグラフトポリマー、アク
リロニトリル−スチレンコポリマー、アクリロニトリル
−ブタジエン−スチレンターポリマー、スチレン−ブタ
ジエンコポリマー、ハイインパクトポリスチレンなどの
スチレン系重合体;ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸
ビニルコポリマー、後塩素化ポリ塩化ビニル、エチレン
またはプロピレンと塩化ビニルのコポリマーなどの塩化
ビニル系重合体、ポリアミド、ポリエステル系樹脂、ポ
リオレフィン系樹脂などがあげられる。
前記ポリオレフィン系樹脂としては、たとえばエチレン
−プロピレンランダムコポリマー、エチレン−プロピレ
ン−ブテンランダムターポリマー、エチレン−プロピレ
ンブロックコポリマー、ホモポリプロピレンなどのポリ
プロピレン系樹脂、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、エチレン−メチ
ルメタクリレートコポリマー、エチレン−メタクリル酸
コポリマーの分子間を金属イオンで架橋したアイオノマ
ー系樹脂などのポリエチレン系樹脂やポリブテン-1、ポ
リペンテン、エチレン−アクリル酸−無水マレイン酸タ
ーポリマーなどがあげられるが、これらのポリマーは通
常どおり単独で用いてもよく、2種以上併用してもよ
い。また該ポリオレフィン系樹脂は無架橋の状態で用い
てもよいが、パーオキサイドや放射線などにより架橋さ
せて用いてもよい。
−プロピレンランダムコポリマー、エチレン−プロピレ
ン−ブテンランダムターポリマー、エチレン−プロピレ
ンブロックコポリマー、ホモポリプロピレンなどのポリ
プロピレン系樹脂、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、エチレン−メチ
ルメタクリレートコポリマー、エチレン−メタクリル酸
コポリマーの分子間を金属イオンで架橋したアイオノマ
ー系樹脂などのポリエチレン系樹脂やポリブテン-1、ポ
リペンテン、エチレン−アクリル酸−無水マレイン酸タ
ーポリマーなどがあげられるが、これらのポリマーは通
常どおり単独で用いてもよく、2種以上併用してもよ
い。また該ポリオレフィン系樹脂は無架橋の状態で用い
てもよいが、パーオキサイドや放射線などにより架橋さ
せて用いてもよい。
これらの熱可塑性樹脂には通常、その球体積に換算した
ばあいの平均粒子径が0.1〜10mm、好ましくは1〜5mm
のものが用いられ、その粒子形状は予備発泡されやすい
ように球状、円柱状、楕円柱状、立方体状などのような
所望の粒子形状で用いられる。
ばあいの平均粒子径が0.1〜10mm、好ましくは1〜5mm
のものが用いられ、その粒子形状は予備発泡されやすい
ように球状、円柱状、楕円柱状、立方体状などのような
所望の粒子形状で用いられる。
本発明において使用される熱可塑性樹脂粒子に含浸させ
る揮発性発泡剤としては、たとえばプロパン、ブタン、
ペンタン、ヘキサンなどの脂肪族炭化水素類;シクロペ
ンタン、シクロブタンなどの脂環式炭化水素類;トリク
ロロモノフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、
ジクロロテトラフルオロエタン、トリクロロトリフルオ
ロエタン、メチルクロライド、メチレンクロライド、エ
チルクロライドなどのハロゲン化炭化水素類などがあげ
られるが、これらの発泡剤は単独で用いてもよく、また
2種以上併用してもよい。これらの発泡剤の使用量は通
常、熱可塑性樹脂100部(重量部、以下同様)に対して
5〜50部である。
る揮発性発泡剤としては、たとえばプロパン、ブタン、
ペンタン、ヘキサンなどの脂肪族炭化水素類;シクロペ
ンタン、シクロブタンなどの脂環式炭化水素類;トリク
ロロモノフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、
ジクロロテトラフルオロエタン、トリクロロトリフルオ
ロエタン、メチルクロライド、メチレンクロライド、エ
チルクロライドなどのハロゲン化炭化水素類などがあげ
られるが、これらの発泡剤は単独で用いてもよく、また
2種以上併用してもよい。これらの発泡剤の使用量は通
常、熱可塑性樹脂100部(重量部、以下同様)に対して
5〜50部である。
前記揮発性発泡剤は水および熱可塑性樹脂とともに耐圧
容器内に入れられ、加圧下で加熱されるが、加圧は通常
15〜50kg/cm2G、また加熱温度は用いる熱可塑性樹脂
の種類などによって異なるので一概に決定することはで
きないが、通常90〜180℃の範囲内で20〜60分間行なわ
れる。かくして熱可塑性樹脂粒子に揮発性発泡剤が含浸
される。なお、熱可塑性樹脂に揮発性発泡剤が含浸され
るにしたがって耐圧容器内の圧力は低下するので、さら
に揮発性発泡剤を添加し、その圧力が所望の圧力となる
ように調整するのが好ましい。
容器内に入れられ、加圧下で加熱されるが、加圧は通常
15〜50kg/cm2G、また加熱温度は用いる熱可塑性樹脂
の種類などによって異なるので一概に決定することはで
きないが、通常90〜180℃の範囲内で20〜60分間行なわ
れる。かくして熱可塑性樹脂粒子に揮発性発泡剤が含浸
される。なお、熱可塑性樹脂に揮発性発泡剤が含浸され
るにしたがって耐圧容器内の圧力は低下するので、さら
に揮発性発泡剤を添加し、その圧力が所望の圧力となる
ように調整するのが好ましい。
前記耐圧容器としては加熱あるいは加圧条件に対して充
分に耐えうるものであればいずれのものでも使用しうる
が、かかる耐圧容器としては一般に予備発泡粒子の製造
時に使用されている、たとえばオートクレーブ型の耐圧
容器などをあげることができる。
分に耐えうるものであればいずれのものでも使用しうる
が、かかる耐圧容器としては一般に予備発泡粒子の製造
時に使用されている、たとえばオートクレーブ型の耐圧
容器などをあげることができる。
なお、前記熱可塑性樹脂粒子を耐圧容器内で水中に分散
させる際には、分散剤として、たとえば第三リン酸カル
シウム、塩基性炭酸マグネシウム、塩基性炭酸亜鉛、炭
酸カルシウムなどや少量の界面活性剤たとえばドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ、n−パラフィンスルホン酸
ソーダ、α−オレフィンスルホン酸ソーダなどを添加
し、水中における熱可塑性樹脂粒子の分散性を向上させ
てもよい。かかる分散剤の使用量は通常、水100部に対
して0.2〜3部である。
させる際には、分散剤として、たとえば第三リン酸カル
シウム、塩基性炭酸マグネシウム、塩基性炭酸亜鉛、炭
酸カルシウムなどや少量の界面活性剤たとえばドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ、n−パラフィンスルホン酸
ソーダ、α−オレフィンスルホン酸ソーダなどを添加
し、水中における熱可塑性樹脂粒子の分散性を向上させ
てもよい。かかる分散剤の使用量は通常、水100部に対
して0.2〜3部である。
また、前記揮発性発泡剤を含浸した熱可塑性樹脂粒子
は、水中での分散性を良好なものとするために通常水10
0部に対して20〜100部添加されるのが好ましい。
は、水中での分散性を良好なものとするために通常水10
0部に対して20〜100部添加されるのが好ましい。
かくしてえられる混合物を、通常90〜180℃で加熱した
後、揮発性発泡剤蒸気を用いて通常15〜50kg/cm2・G
の加圧下で直列に複数個の絞り盤が設けられた放出配管
内に通して低圧域へ放出することにより気泡径の大きい
予備発泡粒子がえられる。
後、揮発性発泡剤蒸気を用いて通常15〜50kg/cm2・G
の加圧下で直列に複数個の絞り盤が設けられた放出配管
内に通して低圧域へ放出することにより気泡径の大きい
予備発泡粒子がえられる。
前記複数個の絞り盤の個数は2個以上のばあい、気泡径
の大きい予備発泡粒子をうることができるが、5個以上
用いても気泡径を大きくする効果はあまり向上しないの
で、通常2〜4個であるのが好ましい。
の大きい予備発泡粒子をうることができるが、5個以上
用いても気泡径を大きくする効果はあまり向上しないの
で、通常2〜4個であるのが好ましい。
第2図に示される絞り盤の開孔径(D)は熱可塑性樹脂
粒子の大きさおよび形状などにより異なるので一概には
特定することはできないが、低圧域へ放出する前の未発
泡状態の熱可塑性樹脂粒子の体積を球体積に換算した際
の直径よりも大きく、第2図に示される放出配管(5)の
内径の0.8倍よりも小さいのが好ましい。開孔径(D)が
未発泡状態の熱可塑性樹脂粒子の体積を球体積に換算し
た際の直径よりも小さいばあいは熱可塑性樹脂粒子によ
って絞り盤の開孔部が閉塞されやすく、また放出配管
(5)の内径の0.8倍よりも大きいばあいは予備発泡粒子の
気泡径を大きくする効果は向上しない。
粒子の大きさおよび形状などにより異なるので一概には
特定することはできないが、低圧域へ放出する前の未発
泡状態の熱可塑性樹脂粒子の体積を球体積に換算した際
の直径よりも大きく、第2図に示される放出配管(5)の
内径の0.8倍よりも小さいのが好ましい。開孔径(D)が
未発泡状態の熱可塑性樹脂粒子の体積を球体積に換算し
た際の直径よりも小さいばあいは熱可塑性樹脂粒子によ
って絞り盤の開孔部が閉塞されやすく、また放出配管
(5)の内径の0.8倍よりも大きいばあいは予備発泡粒子の
気泡径を大きくする効果は向上しない。
前記絞り盤には開孔が1個または2個以上設けられる
が、開孔が複数個のばあいには生産速度が大きくなるの
で有利である。また絞り盤に設けられる開孔の形状とし
てはその製作が容易な通常円形が使用されるが、楕円
形、多角形またはスリット状などいずれの形状のものを
採用してもよい。
が、開孔が複数個のばあいには生産速度が大きくなるの
で有利である。また絞り盤に設けられる開孔の形状とし
てはその製作が容易な通常円形が使用されるが、楕円
形、多角形またはスリット状などいずれの形状のものを
採用してもよい。
前記絞り盤は第1図に示されるように通常耐圧容器(1)
と放出弁(8)とのあいだの放出配管(5)内に設置して使用
されるが、放出弁(8)を耐圧容器(1)と絞り盤(6)のあい
だに設置してもよく、また絞り盤(6)と絞り盤(7)とのあ
いだに放出弁(8)を設置してもよい。
と放出弁(8)とのあいだの放出配管(5)内に設置して使用
されるが、放出弁(8)を耐圧容器(1)と絞り盤(6)のあい
だに設置してもよく、また絞り盤(6)と絞り盤(7)とのあ
いだに放出弁(8)を設置してもよい。
複数個の絞り盤は前記混合物の放出方向に直列に設置さ
れるが、第2図に示されるように絞り盤同士の間隔
(L)は5〜1000mmが好ましい。Lが5mmよりも小さい
ばあいは予備発泡粒子の発泡径は従来の予備発泡法によ
ってえられるものと変らず、Lが1000mmよりも大きいば
あいはうしろ側の絞り板(第2図の7)の開孔部が熱可
塑性樹脂粒子によって閉塞されやすい。
れるが、第2図に示されるように絞り盤同士の間隔
(L)は5〜1000mmが好ましい。Lが5mmよりも小さい
ばあいは予備発泡粒子の発泡径は従来の予備発泡法によ
ってえられるものと変らず、Lが1000mmよりも大きいば
あいはうしろ側の絞り板(第2図の7)の開孔部が熱可
塑性樹脂粒子によって閉塞されやすい。
前記絞り盤としてはオリフィス型、ノズル型またはベン
チュリ型のいずれのものをも使用することができ、これ
らの絞り盤で組み合せて使用してもよく、またいずれか
1つの型のものに統一して使用してもよい。
チュリ型のいずれのものをも使用することができ、これ
らの絞り盤で組み合せて使用してもよく、またいずれか
1つの型のものに統一して使用してもよい。
つぎに本発明の熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方法を図面
および実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発
明はこれらのみに限定されるものではない。
および実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発
明はこれらのみに限定されるものではない。
第1図に示される耐圧容器(1)内で、分散剤を含む水(3)
中に分散させた熱可塑性樹脂粒子(2)に揮発性発泡剤を
含浸させ、この混合物を所定の温度まで加熱し、揮発性
発泡剤蒸気の加圧下で所定の圧力に保持したのち、放出
弁(8)を開にして放出配管(5)、絞り盤(6)および(7)を通
して前記混合物を低圧域(大気圧)へ放出することによ
って熱可塑性樹脂の予備発泡粒子がえられる。なお、前
記混合物が放出されるにしたがって耐圧容器(1)内の圧
力は所定圧力より低くなるので配管(9)から揮発性発泡
剤を耐圧容器(1)内へ追加して所定圧力を保持する。
中に分散させた熱可塑性樹脂粒子(2)に揮発性発泡剤を
含浸させ、この混合物を所定の温度まで加熱し、揮発性
発泡剤蒸気の加圧下で所定の圧力に保持したのち、放出
弁(8)を開にして放出配管(5)、絞り盤(6)および(7)を通
して前記混合物を低圧域(大気圧)へ放出することによ
って熱可塑性樹脂の予備発泡粒子がえられる。なお、前
記混合物が放出されるにしたがって耐圧容器(1)内の圧
力は所定圧力より低くなるので配管(9)から揮発性発泡
剤を耐圧容器(1)内へ追加して所定圧力を保持する。
かくして本発明の予備発泡方法によってえられる予備発
泡粒子の気泡径は従来の予備発泡粒子の気泡径よりも1.
3〜2.0倍程度大きいものとなり、この予備発泡粒子を用
いて型内発泡成形を行なったばあい、成形後の成形品は
その体積収縮率が従来品よりも小さく、また表面美観性
にも優れたものである。
泡粒子の気泡径は従来の予備発泡粒子の気泡径よりも1.
3〜2.0倍程度大きいものとなり、この予備発泡粒子を用
いて型内発泡成形を行なったばあい、成形後の成形品は
その体積収縮率が従来品よりも小さく、また表面美観性
にも優れたものである。
実施例1 内容積4の耐圧容器内にタルクを0.01部含有させた直
鎖低密度ポリエチレンの粒子(1粒子重量約4mg、樹脂
密度0.920g/cm3、メルトインデックス(MI)0.8g/1
0分、コモノマーはブテン-1)100部、第三リン酸カルシ
ウム1.2部およびn−パラフィンスルホン酸ソーダ0.006
部を水300部とともに仕込み、ついで撹拌しながら、ジ
クロロジフルオロメタン30部を添加した後、114℃まで
昇温し、この温度を保持しながらジクロロジフルオロメ
タンをさらに添加して耐圧容器内の圧力を27kg/cm2G
にした。ジクロロジフルオロメタンが前記ポリエチレン
粒子に含浸するにしたがって耐圧容器内の圧力は低下す
るのでジクロロジフルオロメタンをさらに添加して27kg
/cm2Gを保持し、ジクロロジフルオロメタンの含浸が
平衡状態に達した後、耐圧容器下部に設けられた放出配
管(呼び径1インチ)に接続されている放出弁を開き、
放出配管内で放出方向に直列に2個設置された絞り盤を
通して前記ポリエチレン粒子と水の混合物を大気圧下に
放出し、前記ポリエチレン粒子を予備発泡させた。な
お、絞り盤はオリフィス型(開孔径4mm、開孔数1個)
のものを2個用い、放出配管に各絞り盤の間隔が140mm
となるように設置した。かくしてえられた予備発泡粒子
は平均発泡倍率28倍、平均気泡径410μmであった。
鎖低密度ポリエチレンの粒子(1粒子重量約4mg、樹脂
密度0.920g/cm3、メルトインデックス(MI)0.8g/1
0分、コモノマーはブテン-1)100部、第三リン酸カルシ
ウム1.2部およびn−パラフィンスルホン酸ソーダ0.006
部を水300部とともに仕込み、ついで撹拌しながら、ジ
クロロジフルオロメタン30部を添加した後、114℃まで
昇温し、この温度を保持しながらジクロロジフルオロメ
タンをさらに添加して耐圧容器内の圧力を27kg/cm2G
にした。ジクロロジフルオロメタンが前記ポリエチレン
粒子に含浸するにしたがって耐圧容器内の圧力は低下す
るのでジクロロジフルオロメタンをさらに添加して27kg
/cm2Gを保持し、ジクロロジフルオロメタンの含浸が
平衡状態に達した後、耐圧容器下部に設けられた放出配
管(呼び径1インチ)に接続されている放出弁を開き、
放出配管内で放出方向に直列に2個設置された絞り盤を
通して前記ポリエチレン粒子と水の混合物を大気圧下に
放出し、前記ポリエチレン粒子を予備発泡させた。な
お、絞り盤はオリフィス型(開孔径4mm、開孔数1個)
のものを2個用い、放出配管に各絞り盤の間隔が140mm
となるように設置した。かくしてえられた予備発泡粒子
は平均発泡倍率28倍、平均気泡径410μmであった。
つぎにこの予備発泡粒子を35℃で24時間乾燥養生させた
後、290mm×270mm×50mmのブロック金型に充填し、約1
kg/cm2Gの水蒸気で加熱して成形品を作製し、さらに
この成形品を80℃で24時間乾燥養生し、ついで室温にて
6時間静置した後、成形品の寸法を測定し、これと金型
寸法との比から体積収縮率を求めた。その結果を成形品
の表面美観性の観察結果とあわせて第1表に示す。
後、290mm×270mm×50mmのブロック金型に充填し、約1
kg/cm2Gの水蒸気で加熱して成形品を作製し、さらに
この成形品を80℃で24時間乾燥養生し、ついで室温にて
6時間静置した後、成形品の寸法を測定し、これと金型
寸法との比から体積収縮率を求めた。その結果を成形品
の表面美観性の観察結果とあわせて第1表に示す。
なお、成形品の表面美観性は下記の方法により評価し
た。
た。
(成形品の表面美観性) 成形品の表面美観性は目視による表面観察(発泡粒子間
の密着性、表面平滑性)で判定し、従来品の表面美観性
を△とし、従来品より優れているばあいを〇とし、また
従来品よりも劣っているばあいを×とする。
の密着性、表面平滑性)で判定し、従来品の表面美観性
を△とし、従来品より優れているばあいを〇とし、また
従来品よりも劣っているばあいを×とする。
比較例1 絞り盤を1個のみとしたほかは実施例1と同様の方法に
より、平均発泡倍率25倍、平均気泡径264μmの予備発
泡粒子をえた。つぎにえられた予備発泡粒子を用いて実
施例1と同様の方法で成形品を作製し、その品質を評価
した。その結果を第1表に示す。
より、平均発泡倍率25倍、平均気泡径264μmの予備発
泡粒子をえた。つぎにえられた予備発泡粒子を用いて実
施例1と同様の方法で成形品を作製し、その品質を評価
した。その結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1で用いた直鎖低密度ポリエチレンの粒子よりも
粒径が小さい樹脂粒子としてタルクを0.01部含有させた
直鎖低密度ポリエチレンの粒子[1粒子重量約2mg、樹
脂密度0.919g/cm3、MI1.0g/10分、コモノマーはブ
テン-1]を使用し、耐圧容器内の温度を117℃、圧力を3
0kg/cm2G、絞り盤の間隔を300mmとしたほかは実施例
1と同様の方法によって平均発泡倍率25倍、平均気泡径
174μmの予備発泡粒子をえた。つぎにえられた予備発
泡粒子を用いて実施例1と同様な方法で成形品を作製
し、その品質を評価した。その結果を第1表に示す。
粒径が小さい樹脂粒子としてタルクを0.01部含有させた
直鎖低密度ポリエチレンの粒子[1粒子重量約2mg、樹
脂密度0.919g/cm3、MI1.0g/10分、コモノマーはブ
テン-1]を使用し、耐圧容器内の温度を117℃、圧力を3
0kg/cm2G、絞り盤の間隔を300mmとしたほかは実施例
1と同様の方法によって平均発泡倍率25倍、平均気泡径
174μmの予備発泡粒子をえた。つぎにえられた予備発
泡粒子を用いて実施例1と同様な方法で成形品を作製
し、その品質を評価した。その結果を第1表に示す。
比較例2 絞り盤を1個のみとしたほかは実施例2と同様の方法に
より、平均発泡倍率22倍、平均気泡径134μmの予備発
泡粒子をえた。つぎにえられた予備発泡粒子を用いて成
形品を実施例1と同様の方法で作製し、その品質を評価
した。その結果を第1表に示す。
より、平均発泡倍率22倍、平均気泡径134μmの予備発
泡粒子をえた。つぎにえられた予備発泡粒子を用いて成
形品を実施例1と同様の方法で作製し、その品質を評価
した。その結果を第1表に示す。
実施例3 熱可塑性樹脂粒子としてエチレン−プロピレンランダム
コポリマーの粒子(1粒子重量約2mg、エチレン含有量
4.5重量%)を使用し、耐圧容器内の温度を137℃、圧力
を31kg/cm2Gとしたほかは実施例1と同様な方法によ
って、平均発泡倍率43倍、平均気泡径203μmの予備発
泡粒子をえた。つぎにえられた予備発泡粒子を80℃、8.
5kg/cm2G(空気中)の条件下で3.5時間空気含浸処理
を行なって粒子の内圧を1.8〜2.3atmに調整後、290mm×
270mm×50mmのブロック金型に充填し、約2kg/cm2Gの
水蒸気で加熱して成形品を作製し、さらにこの成形品を
70℃で16時間乾燥養生後、室温にて2時間静置した後、
成形品の品質を評価した。その結果を第1表に示す。
コポリマーの粒子(1粒子重量約2mg、エチレン含有量
4.5重量%)を使用し、耐圧容器内の温度を137℃、圧力
を31kg/cm2Gとしたほかは実施例1と同様な方法によ
って、平均発泡倍率43倍、平均気泡径203μmの予備発
泡粒子をえた。つぎにえられた予備発泡粒子を80℃、8.
5kg/cm2G(空気中)の条件下で3.5時間空気含浸処理
を行なって粒子の内圧を1.8〜2.3atmに調整後、290mm×
270mm×50mmのブロック金型に充填し、約2kg/cm2Gの
水蒸気で加熱して成形品を作製し、さらにこの成形品を
70℃で16時間乾燥養生後、室温にて2時間静置した後、
成形品の品質を評価した。その結果を第1表に示す。
比較例3 絞り盤を1個のみとしたほかは実施例3と同様の方法で
平均発泡倍率41倍、平均気泡径138μmの予備発泡粒子
をえた。えられた予備発泡粒子を実施例3と同様の方法
で成形品を作製し、その品質を評価した。その結果を第
1表に示す。
平均発泡倍率41倍、平均気泡径138μmの予備発泡粒子
をえた。えられた予備発泡粒子を実施例3と同様の方法
で成形品を作製し、その品質を評価した。その結果を第
1表に示す。
実施例1〜3でえられた成形品の予備発泡粒子の平均気
泡径はいずれも比較例1〜3、すなわち従来の方法によ
ってえられたものよりも大きいので、えられた成形品は
その体積収縮率の小さなものであった。
泡径はいずれも比較例1〜3、すなわち従来の方法によ
ってえられたものよりも大きいので、えられた成形品は
その体積収縮率の小さなものであった。
また実施例1〜3でえられた成形品は比較例1〜3でえ
られた成形品よりも表面が平滑であり、また発泡粒子間
の密着性が優れたものであった。
られた成形品よりも表面が平滑であり、また発泡粒子間
の密着性が優れたものであった。
[発明の効果] 本発明の予備発泡方法によれば、従来の予備発泡方法に
よってえられる予備発泡粒子よりも大きい気泡径を有す
る予備発泡粒子がえられるので、該予備発泡粒子を用い
た型内発泡成形後の成形品の収縮率は小さく、また成形
品の表面美観性に優れているので、たとえば寸法精度が
要求される車輌用衝撃吸収体などの構造部材、緩衝包装
材などをはじめ、断熱建材などに好適に使用しうる。
よってえられる予備発泡粒子よりも大きい気泡径を有す
る予備発泡粒子がえられるので、該予備発泡粒子を用い
た型内発泡成形後の成形品の収縮率は小さく、また成形
品の表面美観性に優れているので、たとえば寸法精度が
要求される車輌用衝撃吸収体などの構造部材、緩衝包装
材などをはじめ、断熱建材などに好適に使用しうる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の予備発泡設備概略図、第2図は絞り盤
が設けられた放出配管の断面図である。 (図面の符号) (1):耐圧容器 (2):熱可塑性樹脂粒子 (3):水 (4):スターラー (5):放出配管 (6)、(7):絞り盤 (8):放出弁 (9):配管
が設けられた放出配管の断面図である。 (図面の符号) (1):耐圧容器 (2):熱可塑性樹脂粒子 (3):水 (4):スターラー (5):放出配管 (6)、(7):絞り盤 (8):放出弁 (9):配管
Claims (2)
- 【請求項1】耐圧容器内で水中に分散させた熱可塑性樹
脂粒子に揮発性発泡剤を含浸させて加熱した後、揮発性
発泡剤蒸気の加圧下で熱可塑性樹脂粒子と水との混合物
を低圧域に放出することによって熱可塑性樹脂粒子を予
備発泡させる方法であって、前記混合物を放出方向に直
列に配置された複数個の絞り盤を通したのち低圧域へ放
出することを特徴とする熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方
法。 - 【請求項2】絞り盤がオリフィス型、ノズル型、ベンチ
ュリ型またはこれらを組み合せたものである特許請求の
範囲第1項記載の熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61150089A JPH0660258B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方法 |
EP87101224A EP0234320B1 (en) | 1986-01-30 | 1987-01-29 | Process for preparing pre-expanded particles of thermoplastic resin |
DE8787101224T DE3776160D1 (de) | 1986-01-30 | 1987-01-29 | Verfahren zum herstellen von vorgeschaeumten thermoplastischen partikeln. |
CA000540549A CA1266754A (en) | 1986-06-26 | 1987-06-25 | Process for pre-expanding thermoplastic resin particles |
US07/066,363 US4810440A (en) | 1986-06-26 | 1987-06-25 | Process for pre-expanding thermoplastic resin particles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61150089A JPH0660258B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS634909A JPS634909A (ja) | 1988-01-09 |
JPH0660258B2 true JPH0660258B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=15489272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61150089A Expired - Lifetime JPH0660258B2 (ja) | 1986-01-30 | 1986-06-26 | 熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4810440A (ja) |
JP (1) | JPH0660258B2 (ja) |
CA (1) | CA1266754A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB8622541D0 (en) * | 1986-09-18 | 1986-10-22 | Trondex Ltd | Producing mouldings |
JPH0739501B2 (ja) * | 1987-06-23 | 1995-05-01 | 日本スチレンペ−パ−株式会社 | 無架橋直鎖状低密度ポリエチレン予備発泡粒子 |
US4908393A (en) * | 1988-03-24 | 1990-03-13 | Mitsubishi Yuka Badische Co., Ltd. | Propylene resin foamed particles and foamed mold article |
US5229049A (en) * | 1988-08-31 | 1993-07-20 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing pre-expanded particles of polyolefin resin |
DE4211972A1 (de) * | 1992-04-09 | 1993-10-14 | Huels Chemische Werke Ag | Verfahren zur Herstellung von Schaumperlen |
CA2107157C (en) * | 1992-09-29 | 1998-02-03 | Thomas N. Hall, Iii | Continuous process for expanding thermoplastic minipellets |
US5266133A (en) * | 1993-02-17 | 1993-11-30 | Sika Corporation | Dry expansible sealant and baffle composition and product |
KR0159801B1 (ko) * | 1994-08-06 | 1999-01-15 | 박원배 | 폴리올레핀계 수지의 미세 셀 예비 발포체 및 그의 제조 방법 |
JP4815696B2 (ja) * | 2001-05-31 | 2011-11-16 | 株式会社カネカ | 筒付き絞り盤 |
US7951449B2 (en) * | 2002-06-27 | 2011-05-31 | Wenguang Ma | Polyester core materials and structural sandwich composites thereof |
EP1947127B1 (en) * | 2005-10-26 | 2011-03-30 | Kaneka Corporation | Expanded polyhydroxyalkanoate resin bead, molded object thereof, and process for producing the expanded resin bead |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3387326A (en) * | 1964-06-04 | 1968-06-11 | Du Pont | Apparatus for charging and spreading a web |
US3756441A (en) * | 1972-08-14 | 1973-09-04 | Du Pont | Flash spinning process |
US3879519A (en) * | 1973-08-27 | 1975-04-22 | Du Pont | Flash extrusion process |
JPS5819027A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | スピ−カb級駆動回路 |
JPS5855231A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-04-01 | Japan Styrene Paper Co Ltd | ポリオレフイン系樹脂予備発泡粒子の製造方法 |
AU559244B2 (en) * | 1982-05-13 | 1987-03-05 | Kanegafuchi Kagaku Kogyo K.K. | Expanded polyolefin particles |
JPS58197027A (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-16 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂粒子の予備発泡方法 |
BE900530A (fr) * | 1983-09-08 | 1985-03-07 | Kanegafuchi Chemical Ind | Procede de preparation de particules pre-expansees et appareil pour sa mise en oeuvre. |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP61150089A patent/JPH0660258B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-06-25 US US07/066,363 patent/US4810440A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-06-25 CA CA000540549A patent/CA1266754A/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS634909A (ja) | 1988-01-09 |
CA1266754C (en) | 1990-03-20 |
CA1266754A (en) | 1990-03-20 |
US4810440A (en) | 1989-03-07 |
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