JPH066020B2 - 脱穀機等のストロ−ラツク - Google Patents
脱穀機等のストロ−ラツクInfo
- Publication number
- JPH066020B2 JPH066020B2 JP13874785A JP13874785A JPH066020B2 JP H066020 B2 JPH066020 B2 JP H066020B2 JP 13874785 A JP13874785 A JP 13874785A JP 13874785 A JP13874785 A JP 13874785A JP H066020 B2 JPH066020 B2 JP H066020B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- rack
- plate
- threshing
- straw
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、脱穀機等の脱穀物を受けて穀粒とわら屑と
に揺動選別するストローラックに関するもので、ハーベ
スターやコンバイン等の脱穀選別装置、更には収穫穀粒
を粗選別して乾燥機等へ供給する粗選別装置等に利用し
うる。
に揺動選別するストローラックに関するもので、ハーベ
スターやコンバイン等の脱穀選別装置、更には収穫穀粒
を粗選別して乾燥機等へ供給する粗選別装置等に利用し
うる。
従来の技術 ストローラックを揺動枠に対して枢着して、ストローラ
ックによる送角度を変更調節する形態では、この送角度
変更調節のための枢着用のピンをこのストローラックに
溶着していた。
ックによる送角度を変更調節する形態では、この送角度
変更調節のための枢着用のピンをこのストローラックに
溶着していた。
発明が解決しようとする問題点 このようなストローラックでは、枢着用のピンの溶接に
精度を要し、手数を要する。
精度を要し、手数を要する。
問題点を解決するための手段 この発明は、上側縁をラック縁(1)とするラック板(2)の
両側端部を一側面側へ折曲げて上下にピン孔(3)を設け
た取付片部(4)を設け、このピン孔(3)の内方にはこのラ
ック板(2)の一部を膨出させて該ピン孔(3)に挿通させる
ピン(5)端を係止するためのピン止部(6)を設けてなる脱
穀機等のストローラックの構成とする。
両側端部を一側面側へ折曲げて上下にピン孔(3)を設け
た取付片部(4)を設け、このピン孔(3)の内方にはこのラ
ック板(2)の一部を膨出させて該ピン孔(3)に挿通させる
ピン(5)端を係止するためのピン止部(6)を設けてなる脱
穀機等のストローラックの構成とする。
発明の作用、及び効果 ストローラックの各ラック板(2)を揺動枠に取付けるに
は、取付片部(4)に設けられたピン孔(3)に挿通するピン
(5)によって枢支させるが、このピン(5)の先端部は、ラ
ック板(2)に設けられたピン止部(6)に係止されているた
めに、このピン(5)の安定を図りうる。しかも、前記の
ような溶接等は不要とし、ピン(5)の挿通によって係止
されるため、構成が簡単化できラック板(2)は板金成形
加工等によって加工工程等を少くできる。
は、取付片部(4)に設けられたピン孔(3)に挿通するピン
(5)によって枢支させるが、このピン(5)の先端部は、ラ
ック板(2)に設けられたピン止部(6)に係止されているた
めに、このピン(5)の安定を図りうる。しかも、前記の
ような溶接等は不要とし、ピン(5)の挿通によって係止
されるため、構成が簡単化できラック板(2)は板金成形
加工等によって加工工程等を少くできる。
実施例 なお、図例において、板金材(7)はラック板(2)二枚分を
一枚として、左右両側縁部にピン孔(3)を配設し、前後
四隅部に切欠部(8)を形成し、この左右両側縁部の前後
中間部に切欠部(9)を設け、前後両側端寄りにピン止部
(16)を設けるための切欠(10)を設けている。これらを同
時成形して第2図のような成形板金材(7)を第一工程と
する。
一枚として、左右両側縁部にピン孔(3)を配設し、前後
四隅部に切欠部(8)を形成し、この左右両側縁部の前後
中間部に切欠部(9)を設け、前後両側端寄りにピン止部
(16)を設けるための切欠(10)を設けている。これらを同
時成形して第2図のような成形板金材(7)を第一工程と
する。
第3図は第二工程を示すもので、左右両側端部を裏側へ
直角状に折曲げて取付片部(4)を形成し、上記切欠部(1
0)間の前後縁部を裏側へ折曲げてピン止部(6)を形成
し、板面中央部は表面側へ若干膨出(32)成形し、前後両
端縁は表側へ直角状に折曲げて折曲縁(11)を形成する。
直角状に折曲げて取付片部(4)を形成し、上記切欠部(1
0)間の前後縁部を裏側へ折曲げてピン止部(6)を形成
し、板面中央部は表面側へ若干膨出(32)成形し、前後両
端縁は表側へ直角状に折曲げて折曲縁(11)を形成する。
第4図は第三工程を示すもので、左右の切欠(9)(9)間を
波形に切断し、これを前後に分離すれば、この波形状の
ラック縁(1)の形状を除き、前後に同形のラック板(2)
(2)が一対成形される(第1図)。
波形に切断し、これを前後に分離すれば、この波形状の
ラック縁(1)の形状を除き、前後に同形のラック板(2)
(2)が一対成形される(第1図)。
ピン止部(6)はラック板(2)の裏面との間にピン(5)を挿
通させるもので、取付片部(4)のピン孔(3)と対向させて
いる。ピン(5)はコ字状に形成され、両端部を取付片部
(4)の前後両ピン孔(3)に嵌合できる。
通させるもので、取付片部(4)のピン孔(3)と対向させて
いる。ピン(5)はコ字状に形成され、両端部を取付片部
(4)の前後両ピン孔(3)に嵌合できる。
このように成形したラック板(2)は、脱穀装置選別部の
脱穀機枠(12)内において、揺動自在の揺動枠(13)間に前
後一定間隔にして配設するもので、この揺動枠(13)に設
けたピン孔(14)(15)に外側からピン(5)を挿通し、更に
内側の取付片部(4)のピン孔(3)(3)に挿通して、このピ
ン(5)の一端部をピン止部(6)に係止する。この揺動枠(1
3)の外側には前後方向の調節板(16)の各ピン孔(17)に、
このピン(5)の下端部を挿通させ、この調節板(16)を脱
穀機枠(12)に枢支(18)させたクランクアーム(19)によっ
て前後移動できるもので、(20)はこの操作ワイヤであ
る。(31)は案内ゴム板である。
脱穀機枠(12)内において、揺動自在の揺動枠(13)間に前
後一定間隔にして配設するもので、この揺動枠(13)に設
けたピン孔(14)(15)に外側からピン(5)を挿通し、更に
内側の取付片部(4)のピン孔(3)(3)に挿通して、このピ
ン(5)の一端部をピン止部(6)に係止する。この揺動枠(1
3)の外側には前後方向の調節板(16)の各ピン孔(17)に、
このピン(5)の下端部を挿通させ、この調節板(16)を脱
穀機枠(12)に枢支(18)させたクランクアーム(19)によっ
て前後移動できるもので、(20)はこの操作ワイヤであ
る。(31)は案内ゴム板である。
揺動機(13)は、このラック板(2)の他移送棚(21)、選別
板(22)等を設け、始端側底部は案内レール(23)に支持さ
せ、終端側底部に偏心軸を設け、この偏心軸の回転によ
って揺動枠(13)を前後方向へ揺動させている。
板(22)等を設け、始端側底部は案内レール(23)に支持さ
せ、終端側底部に偏心軸を設け、この偏心軸の回転によ
って揺動枠(13)を前後方向へ揺動させている。
この揺動枠(13)は、扱胴(24)を軸装し、下周面に脱穀網
(25)を設けた脱穀室(26)の下方に設け、前記ラック板
(2)部は、この脱穀室(26)の排わら口(27)後側に位置さ
れ、わら屑を多量に脱穀物を受けて揺動移送しながら、
穀粒を各ラック板(2)間の間隙部から漏下させるもので
ある。(28)は揺動移送棚(21)の始端部上にのぞませた穀
粒漏出防止板で、機体(29)に上下回動自在に枢着(30)し
ている。
(25)を設けた脱穀室(26)の下方に設け、前記ラック板
(2)部は、この脱穀室(26)の排わら口(27)後側に位置さ
れ、わら屑を多量に脱穀物を受けて揺動移送しながら、
穀粒を各ラック板(2)間の間隙部から漏下させるもので
ある。(28)は揺動移送棚(21)の始端部上にのぞませた穀
粒漏出防止板で、機体(29)に上下回動自在に枢着(30)し
ている。
(31)は圧風唐箕、(32)は選別風路、(33)は整粒を受ける
一番移送樋である。
一番移送樋である。
ワイヤ(20)の操作によって、クランクアーム(19)を回動
することにより、調節板(16)が前後に移動されると、ピ
ン(5)は上端部を支点に下端部が長孔であるピン孔(17)
の範囲で回動調節される。ラック板(2)の起立角度が大
きくなれば脱穀物の漏下間隔が大きくなり、ラック板
(2)の起立角度が小さくなれば、ラック板(2)間の間隔が
狭くなって、脱穀物の漏下も少くなる。
することにより、調節板(16)が前後に移動されると、ピ
ン(5)は上端部を支点に下端部が長孔であるピン孔(17)
の範囲で回動調節される。ラック板(2)の起立角度が大
きくなれば脱穀物の漏下間隔が大きくなり、ラック板
(2)の起立角度が小さくなれば、ラック板(2)間の間隔が
狭くなって、脱穀物の漏下も少くなる。
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図〜第4図
は加工工程を示す斜面図、第5図は一部の破断側面図、
第6図は後断面図、第7図は一部の側断面図である。 図中、符号(1)はラック縁、(2)はラック板、(3)はピン
孔、(4)は取付片部、(5)はピン、(6)はピン止部を示
す。
は加工工程を示す斜面図、第5図は一部の破断側面図、
第6図は後断面図、第7図は一部の側断面図である。 図中、符号(1)はラック縁、(2)はラック板、(3)はピン
孔、(4)は取付片部、(5)はピン、(6)はピン止部を示
す。
Claims (1)
- 【請求項1】上側縁をラック縁(1)とするラック板(2)の
両側端部を一側面側へ折曲げて上下にピン孔(3)を設け
た取付片部(4)を設け、このピン孔(3)の内方にはこのラ
ック板(2)の一部を膨出させて該ピン孔(3)に挿通させる
ピン(5)端を係止するためのピン止部(6)を設けてなる脱
穀機等のストローラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13874785A JPH066020B2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 脱穀機等のストロ−ラツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13874785A JPH066020B2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 脱穀機等のストロ−ラツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62211A JPS62211A (ja) | 1987-01-06 |
JPH066020B2 true JPH066020B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=15229229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13874785A Expired - Lifetime JPH066020B2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 脱穀機等のストロ−ラツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066020B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100791206B1 (ko) | 2006-08-14 | 2008-01-02 | 주식회사 엘지화학 | Abs계 그라프트 공중합체의 제조방법 |
-
1985
- 1985-06-24 JP JP13874785A patent/JPH066020B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62211A (ja) | 1987-01-06 |
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