JPH0660105U - 可変抵抗器 - Google Patents
可変抵抗器Info
- Publication number
- JPH0660105U JPH0660105U JP4307492U JP4307492U JPH0660105U JP H0660105 U JPH0660105 U JP H0660105U JP 4307492 U JP4307492 U JP 4307492U JP 4307492 U JP4307492 U JP 4307492U JP H0660105 U JPH0660105 U JP H0660105U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide block
- variable resistor
- locking projection
- horizontal plate
- resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変抵抗器のスライダーを簡単な構成とし、
しかも正確な作動を維持させる。また製造コストを低廉
化させる。 【構造】スライダー本体の上面に適宜の弾力性を持たせ
た係止突起を一体的に突設し、この係止突起をケース本
体に穿設した嵌合孔に係止できるよう構成する。 【効果】係止突起がスライダー本体に一体形成されてい
るので従来構造のようにスペーススプリング等の取付け
工程を完全に省略できる。また操作の味がよい。
しかも正確な作動を維持させる。また製造コストを低廉
化させる。 【構造】スライダー本体の上面に適宜の弾力性を持たせ
た係止突起を一体的に突設し、この係止突起をケース本
体に穿設した嵌合孔に係止できるよう構成する。 【効果】係止突起がスライダー本体に一体形成されてい
るので従来構造のようにスペーススプリング等の取付け
工程を完全に省略できる。また操作の味がよい。
Description
【0001】
本考案はスライドブロックの摺動により抵抗値を変更させる可変抵抗器に関す るものであり、特にスライドブロックを抵抗器本体の所定位置に正確に停止させ る機構を具えた可変抵抗器に関するものである。
【0002】
可変抵抗器本体に摺動自在に取付けたスライドブロックを、定められた摺動ス トロークの中央位置に正確に停止させ、当該位置から抵抗値の増加方向若しくは 減少方向へ摺動させるよう構成した可変抵抗器は従来より知られている。
【0003】 これらの可変抵抗器は図6に例示するようにスライドブロックaの上面に金属 薄板製のスペーススプリングbを取付け、このスペーススプリングbの一部に突 設した係止突起dをケースに形成した摺動溝の側縁に穿設した係止孔に嵌合係止 させるよう構成していた。
【0004】
しかしながら、上記従来構造ではスライドブロックの停止効果を正確に発揮さ せるためにはスライドブロック本体とこの上面に装着するペーススプリングを別 々に用意し、これをスライドブロック本体に組み立てる必要があり製造コストが 高騰するという欠点があった。
【0005】 また上記構造では、スペーススプリングに突設した係止突起dがケースに穿設 した係止孔に嵌合した時の感触が操作を行う者に正確に伝わり難く、所謂操作時 の「味」が劣るという欠点も指摘されている。
【0006】
本考案は上記した事情に鑑みこれに対応しようとするものであり、スライドブ ロック本体の一部に係止突起を直接的に形成することにより組み立ての手数を完 全に省略して製造コストを低廉化させ、併せて操作時の「味」を優れたものとし た可変抵抗器を提供することをその目的としている。
【0007】
本考案は、抵抗用のレジスタを一体的に形成した基板と、下面に取付けたスラ イダーが基板上を摺動して抵抗値を調整するスライドブロックと、前記スライド ブロックの上部に位置し、スライドブロックの一部を嵌合させる摺動溝を形成し たケースとからなる可変抵抗器において、前記スライドブロックが水平板とその 中央部に起立する操作用の突起によって断面T字状に形成されており、前記水平 板の一部には適宜の弾撥力を持った係止突起が一体的に形成され、この係止突起 が前記ケースに形成された嵌合孔に嵌合できるよう構成してなる可変抵抗器の構 造を考案の要点としている。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 本考案の可変抵抗器は、基板1、基板1上でスライダー2の正確な摺動を案内 する案内枠3、下面にスライダー22を取付けたスライドブロック2及びケース4 によって構成している。
【0010】 基板1は公知のものであり、電気絶縁性を具えた基板本体11の片面に抵抗値を 調整するためのレジスタ12…12が印刷形成されている、レジスタ12の一部には結 線用の端子13…13が形成されている。
【0011】 スライドブロック2は電気絶縁性を有する合成樹脂を用いてほぼ逆T字状に形 成するものであり、水平板21の裏面には基板1上に形成されたレジスタ13…13に 接触して抵抗値を変更させるためのスライダー22…22が取付けられており、水平 板21の上面には摺動操作用の突起23が突設形成されている。
【0012】 24は、水平板21の一部に一体的に突設形成した係止突起であり、適宜の弾力性 を持たせた腕板25の先端に形成している。
【0013】 ケース4は金属薄板を用いて浅い箱状に形成するものであり、上面適宜位置に スライドブロック2の摺動操作用突起23を摺動させるための摺動溝41…41が裂設 されている。
【0014】 42…42は摺動溝41の一方の側縁中央部に穿設した嵌合孔であり、スライドブロ ック2に弾力性を持たせて突設した係止突起24を嵌合係止させるものである。
【0015】 ケース4の周縁部に形成した周壁43は案内枠3の高さに合致させており、組み 立て時に周壁43の内側に案内枠3が収容できるよう構成している。
【0016】
本考案は上記のように、スライドブロック2の一部に係止突起24を一体的に突 設形成したので、従来構造のようにスペーススプリングを別途用意し、これをス ライドブロックに組み立て一体化させるという組み立て作業を完全に省略するこ とが可能となり製造コストの低廉化を促進することができる利点がある。
【0017】 また、本考案によれば係止突起24はスライドブロック2の一部として一体的に 形成するので、得られた製品の性能を均一に仕上げることが可能であり、スライ ドブロックに別途作成したスペーススプリングを組み立て一体化させた場合のよ うな品質のバラツキを生ずることがない。
【0018】 更にまた本考案の係止突起24は常にスライドブロック2と一体的に形成したの で一定の弾撥力を安定して発揮することができるので、摺動操作中にケース4に 穿設した嵌合孔42に嵌合係止する場合の感触も良好で所謂操作上の味を極めて良 好にすることができる利点がある。
【図1】 可変抵抗器の斜視図
【図2】 スライドブロックの一つを反転して示す可変
抵抗器の分解斜視図
抵抗器の分解斜視図
【図3】 スライドブロックの斜視図
【図4】 水平板の一部を切欠したスライドブロックの
斜視図
斜視図
【図5】 図1のA〜A線に沿う断面図
【図6】 従来構造のスライドブロックを示す分解斜視
図
図
1 基板 11 基板本体 12 レジスタ 13 端子 2 スライドブロック 21 水平板 22 スライダー 23 操作用の突起 24 係止突起 25 腕板 3 案内枠 4 ケース 41 摺動溝 42 嵌合孔 43 周壁
Claims (2)
- 【請求項1】抵抗用のレジスタを塗布形成した基板と、
この基板上を摺動して抵抗値を調整するスライドブロッ
クと、前記スライドブロックの上面に冠着し、スライド
ブロックの一部を挿通して摺動させる摺動溝を形成した
ケースからなる可変抵抗器において、前記スライドブロ
ックが水平板とその中央部に起立する操作用の突起によ
って断面T字状に形成され、前記水平板の一部には適宜
の弾撥力を持った係止突起が一体的に形成され、この係
止突起が前記ケースに形成された嵌合孔に嵌合できるよ
う構成してなる可変抵抗器。 - 【請求項2】水平板に形成される係止突起が、弾撥力を
持った腕板の先端部に形成されているものである請求項
1記載の可変抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4307492U JPH0660105U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4307492U JPH0660105U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 可変抵抗器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660105U true JPH0660105U (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=12653705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4307492U Pending JPH0660105U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 可変抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660105U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6138767A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-24 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 円形状鋳物のダイカスト用鋳型 |
JPS62106049A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-16 | Mitsui Toatsu Chem Inc | カルボン酸エステルの製法 |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP4307492U patent/JPH0660105U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6138767A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-24 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 円形状鋳物のダイカスト用鋳型 |
JPS62106049A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-16 | Mitsui Toatsu Chem Inc | カルボン酸エステルの製法 |
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