JPH0659736B2 - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

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JPH0659736B2
JPH0659736B2 JP58102780A JP10278083A JPH0659736B2 JP H0659736 B2 JPH0659736 B2 JP H0659736B2 JP 58102780 A JP58102780 A JP 58102780A JP 10278083 A JP10278083 A JP 10278083A JP H0659736 B2 JPH0659736 B2 JP H0659736B2
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absorber
head
discharge port
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は複数の噴射ノズルからインク液的を記録紙に高
速噴射して記録を行なうインクジェット記録装置に関す
るものである。
従来技術 現在知られている各種記録方式の中でも記録時に騒音の
発生がほとんどないノンインパクト記録方式であり、か
つ高速記録が可能であり、しかも普通紙に特別の定着処
理を必要とせず、記録の行なえるいわゆるインクジェッ
ト記録方式は各種プリンタ、複写装置やワードプロセッ
サ等の印字装置を実現する上で極めて有用な方式であ
る。
このインクジェットプリンタ記録方式についてはこれま
でにも様々な方式が提案され改良が加えられて商品化さ
れたものであれば、現在なお実用化への努力が続けられ
ているものもある。
インクジェットプリンタ記録方式はインクの小液滴を種
々の作用原理で飛翔させ、それを紙等の被記録材に付着
させて記録を行なうものである。このようなインクジェ
ット記録方式の装置は一般に、インク滴を形成するため
のインクジェットヘッドとこれに供給するインクの供給
手段、さらにヘッドから記録動作時以外に排出されるイ
ンクの回収処理手段、および前記ヘッドの噴射ノズルや
流路の目づまりを解消する目づまり回復処理手段から構
成されている。
上述の如く、インクジェット記録方式は簡単な装置構成
からなる極めて優れた記録方式であるが、一方問題も存
在する。
問題の1つは噴射ノズルの目づまりである。目づまりの
原因として2つほどあり、1つは噴射ノズル面からの溶
媒の蒸発によってノズル先端のインク粘度が高くなって
不吐出を起すものである。
他の1つはインク液中の微細なごみが噴射ノズル中に入
って不吐出を起すものである。
また、他の問題としてインク液中の気泡が噴射ノズル内
に入った場合、飛翔エネルギーを前記気抱が吸収してし
まって不吐出になったり液滴の分散、いわゆるスプラッ
シュを起すものである。
上述の如き問題の処置手段として一般にポンプ手段を介
在させた前記目づまり回復処理手段が設けられる。イン
クの流路系に含むポンプ手段の系に対する介在の仕方に
は2通りがあり、その1つは噴射ヘッドとインクタンク
の間にあってインクタンクのインクをヘッドに加圧し、
ノズルおよび流路中の高粘度インクは微細なごみまたは
インク液中の気泡を廃インクとしてノズル先端より排出
させて処理するものである。
他の1つはノズル先端から吸引ポンプでインクを吸引す
ることによりヘッド内およびヘッドにインクを供給する
流路内の高粘度インクまたは微細なごみまたはインク液
中の気泡を廃インクとしてノズル先端より吸引処理する
ことである。
前記回復処置手段による回復動作時にノズル面はノズル
より漏洩した廃インクによって覆われる。
前記ノズル面に複数のノズルが列をなして構成されてい
るヘッドノズルの場合、上部ノズルから排出したインク
が下部のノズルを覆ったりすると、記録動作時において
下部ノズルからのインクの吐出が行なわれなくなる。ま
た、上記インクがノズル面を覆った状態で長時間放置す
ると、インク溶媒が蒸発し、従って残った色素等がノズ
ル面に薄い膜を作るので、前記膜によって覆われたノズ
ルは不吐出を起すなどの欠点があった。
目的 本発明は上述の課題を改善するために提案されたもの
で、ヘッドノズル面に付着したインクを良好に回収する
とともに、記録休止時には良好にキャッピングによる密
閉状態を構成してインクの蒸発による目詰まりなどを防
止できるインクジェット装置を提供することを目的とす
る。
本発明は前述の目的を達成するために提案されたもの
で、インクを吐出するノズルを有するヘッドのノズル面
を覆う弾性部材と、前記ノズルからインクを吸収するイ
ンク吸収体と、前記インク吸収体に吸収されたインクを
排出する排出口と、を具備したキャップ機構を備えたイ
ンクジェット記録装置において、前記インク吸収体と前
記排出口との間に位置するように前記インク吸収体に一
体的に付設され、前記インク吸収体の移動に応じて移動
するとともに、前記移動によって前記排出口の開閉を行
う開閉部材を有し、前記インク吸収体が前記ノズル面に
当接移動された場合には前記開閉部材は前記排出口を開
放し、前記インク吸収体が前記ノズル面から離間移動さ
れた場合には前記開閉部材は前記排出口を閉鎖すること
を特徴とする。
このような構成によれば、インクを排出口の開閉とイン
ク吸収体のノズル面への当接・離間を連動させて行なわ
せているため、回収インクの排出とキャップ内の密閉状
態とが容易且つ確実に達成できる。
実施例 以下図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
第1図〜第7図は本発明の一実施例を説明するもので、
第1図にはインク供給系の詳細が示されている。
このインク供給系は、記録ヘッド1とポンプ9、インク
カートリッジ18とから構成されている。
各部の詳細は次の如きである。
記録ヘッド1は2つの部分である基板1eとカバー1g
とから構成されている。
カバー1gは一方の側が開放された偏平な筐体として形
成されており、この開放端に沿って複数条の溝として形
成された噴射ノズル1aが形成され、同じく溝として形
成された通気ノズル1bが形成されている。
これら噴射ノズル1aおよび通気ノズル1bはカバー1
gの中心部を占めるインク室1c中に連通している。
また、インク室1cの他方の側にはインク通路1hが形
成されており、その上端は通路を介してインク室1cに
連通しており、下端は小孔を介して後述するポンプ側へ
と接続される。
一方、基板1e側には前記噴射ノズル1aと1対1に対
応した位置において複数個の発熱素子(図示省略)が形
成されており、さらに上下に一定距離離して液面レベル
検出電極1fが配置されている。
上述した発熱素子、レベル検出電極1fは、それぞれの
目的に合った材料で基板1eに対し蒸着あるいはスパッ
タリングなどの薄膜形成手段により極めて容易に形成す
ることができる。
以上のような構造を有する基板1eとカバー1gとが噴
射ノズル1aと発熱素子とを重ね合わせた状態で一体化
される。
すると、一方の側面が開放された状態にあるカバー1g
は基板1eにより閉塞された状態になる。
なお、レベル検出電極1fは別個に作ったものを基板1
e上に接着その他の手段により設けても良いのもちろん
である。
このような構造を有する記録ヘッド1に印加信号として
所定のパルス電圧が印加されると、所定の発熱素子が発
熱し、噴射ノズル1a中に導かれたインクが瞬間的に膨
張して、噴射ノズル1aの先端から記録紙方向に向かっ
て噴出される。
ところで、発熱素子はインクの噴出だけに用いられず、
次のような用途にも用いられる。
すなわち、インクジェットプリンタに使用されるインク
はできるだけ蒸気圧の低いものにするため、分子量の大
きな容媒が用いられている。このため10℃以下の温度
になるとインクの粘度が増大するものが多い。
インクの粘度が増大するとインク不吐出の原因になるた
め、低温時においては記録ヘッドの近傍またはプリンタ
の内部を加温することが従来から提案されている。
しかし記録ヘッドの近傍やプリンタの内部という熱容量
の大きな箇所を加温して所定の温度を得るためには極め
て長い時間と大きなエネルギーが必要になる。
そこで本実施例においては発熱素子にインクが吐出され
ない程度の温度に加熱されるような電流を流し、噴射ノ
ズル1aおよびインク室1cの部分を小さなエネルギー
で短時間に加温させることができるように構成されてい
る。
一方、インク通路1hは外気との間を遮断するOリング
4を介してヘッド受台3に連結される。
ヘッド受台3はインク通路1hに連結される液路3aと
これに連続する3bとを有しており、両者間はフィルタ
3cによって画されている。
フィルタ3cはインク2内の微細なごみを除去するため
のもので、20〜30μm程度の直径を有するガラスの
細い中空針を束ねてこれを輪切りにしたものから構成さ
れている。このフィルタ3cはごみを除去する役目の他
に、噴射ノズル1aからインクを噴射する際に、噴射ノ
ズル1aの後方の液路中の液圧抵抗を高める効果もあ
る。
一方、記録ヘッド1と対応してキャップ7が設けられて
いる。このキャップ7は軸7bを中心として回動自在に
取り付けられており、噴射ノズル1aの部分を覆った状
態と、これから離れた状態とに変位することができる。
キャップ7は噴射ノズル1aおよび通気ノズル1bから
漏れたり噴出されたりするインクを吸収する吸収体8
と、その背面に形成された吸収体からのインクを排出す
るための多数の小孔7aとを有する。なお、第1回では
キャップ7を単純に横式化して示してあるが、キャップ
機構の実施例の詳細は第3図〜第7図により後述する。
一方、ポンプ9は次のように構成されている。
回転式ポンプとしてのチューブポンプ9の筐体に形成さ
れた円形の空間内にはモータ10によって回転されるロ
ータ9aが回転自在に取り付けられており、このロータ
9aには円周方向に等角度間隔離して複数個のローラ9
cが軸9bを介して回転自在に軸承されている。
ポンプ9の円形の空間の内径とロータ9aの直径との間
には差があるが、ローラ9cは円形の空間の内周面に接
して回転することができるように構成されている。
このポンプ9の円形の空間の上側に位置する円弧壁9d
とロータ9aとの間にチューブ5が導かれている。
チューブ5の一端は前記ヘッド受台3側の液路3aに連
通しており、他端側には後述するインクカートリッジの
ゴム栓に挿入される中空針16が取り付けられている。
また、チューブ6の一端はキャップ7側に接続されてお
り、他端はインクカートリッジ側に接続されている。
一方、ポンプ9の側方には透孔9fが形成されており、
この透孔9f中にはピン11が摺動自在に嵌合されてい
る。
ピン11の内方端はポンプ9の円弧状の空間側に臨まれ
ており、他端側はポンプ9の外側に突出し、マイクロス
イッチ12のレバー12aに接している。
従って、ロータ9aが回転し、ローラ9cがこのピン1
1に接すると、ピン11は円弧状の空間から離れる方向
へ、すなわち、ポンプ9の外側へ突出し、レバー12a
を押し、マイクロスイッチ12をONとさせることがで
きる。
従って、マイクロスイッチ12がローラ9cの回転位置
を検出することができ、この信号をカウントすることに
よりロータ9aの回転数をも検出することができる。
また、マイクロスイッチ12とモータ10とはモータ駆
動回路19に接続されている。
一方、符号18で示すものはインクカートリッジで、仕
切壁18cにより上限の空間18a、18bに分割され
ており、上側の空間18a側にはインク袋13が収容さ
れている。
このインク袋13はアルミ箔に高分子フィルム、例え
ば、ナイロンやポリエチレンをラミネートして形成され
たもので、一端は封じられており、他端にはパイプ14
およびゴム栓15が設けられている。このゴム栓15に
前記チューブ5の中空針16を刺し込み、パイプ14内
に挿入することによりインク袋13内のインク2をチュ
ーブ5を介して記録ヘッド側に導くことができる。
一方、インクカートリッジ18の下側の空間18b中に
はインク吸収体17が収容されており、チューブ6を介
して吸引されてきたインクの廃液を吸収する。
一方、第2図は上述したようなインク供給系を備えたプ
リンタの機構部分の概略を説明するもので、図中第1図
と同一部分には同一符号が付されている。
第2図においては符号24で示すものはキャリッジで、
このキャリッジはガイドレール25、26に摺動自在に
嵌合されている。キャリッジ24はキャリッジ駆動用の
モータ28の出力軸の先端に固定されたプーリ29と、
従動プーリ30との間にエンドレスに張架されたワイヤ
31に一部に接続されており、ガイドレール25、26
に沿って自由に移動することができる。
このキャリッジ24上に、前述したインク供給系および
記録ヘッド等が搭載されている。
一方、符号27で示すものはプラテンで、このプラテン
27に沿って記録紙32が導かれており、プラテン27
を回転させることにより記録紙32を印字桁方向へ紙送
りすることができる。
次に以上のように構成されたインクジェットプリンタの
動作について説明する。
まず、インク供給動作について説明する。
図示していない制御装置はレベル検出回路20を介して
1ページの印字動作が終了するごとに記録ヘッド1内の
インク室1c中のインクの液レベルをモニタする。
レベル検出回路20を介して、インク室1c内のインク
のレベルが所定レベル以下であることが検出されると、
制御装置はモニタ駆動回路19を介してモータ10を回
転させ、ポンプ9を作動させる。
そして、インク室1c内のインクレベルがあらかじめ設
定したレベルに達した場合にはポンプ9は所定の回転数
だけ回転した後停止する。
このようにポンプ9を所定の回転数だけ回す理由は電極
1fより上のインク室1c内の容積分と、ノズルから吐
出されるインクの分を余分に供給するためである。
一方、ポンプ9のローラ9cと摺動ピン11とが接触す
ることによって生じるマイクロスイッチ12から発生す
るローラ位置信号に基づいて、制御装置はローラ9cが
第1図に示すように摺動ピン11を押し、チューブ5と
接触していない位置に必ず停止させる。
この状態ではチューブ5はローラ9cによって落しつぶ
されてはおらず、チューブ5の液路は開放されている。
ところで、記録ヘッド1の印字動作中においてはインク
2の表面張力により毛細管現象と、噴射ノズル1aから
のインクの吐出によって生じるインク室1c内の負圧力
によってインクがインク袋13からチューブ5を通って
インク室1c内に供給される。
一方、レベル検出回路20によってインクレベルが設定
した状態にあると判定された場合には上述した動作は行
なわれない。
次にインク切れの検出および回復動作は次のようにして
行なわれる。
制御装置は前述したインク供給動作を一定時間行なって
もインクがレベル検出電極1fにまで達せず、レベル検
出回路20によってインクの検出が行なわれない場合に
は、インク袋13内にインクがないと判断する。
そして、制御装置は図示していない発光素子などを点灯
させたり、警報音を発生させたりする手段によりインク
切れを報知し、記録動作を停止させる。
一方、インクカートリッジ18の交換時の動作は次の如
きである。
インクのないカートリッジを抜いて、新しくインクの入
ったカートリッジを装着すると、モータ10が回転し、
ポンプ9が作動し、インク袋13内のインク2がチュー
ブ5等でインク室1cに送られる。そして、インクが通
気ノズル1bの入口までくると、ポンプ9は所定の位置
において停止する。
この動作中において通気ノズル1bおよび噴射ノズル1
aから漏れたインクは吸収体8によって吸収され、吸収
されたインクはパイプ6を通ってカートリッジ18の吸
収体17中に排出される。
続いて、長時間印字が行なわれない後における最初の回
復動作について説明する。
装置の電源が切られて長時間使用されていない場合、お
よび電源は入っていても長時間印字動作を行なっていな
かった場合の最初の印字は、印字がされなかったり、印
字濃度が薄かったり、インクがスプラッシュして汚れが
記録紙に付着するなどの事故が発生する。
この原因は噴射ノズル1aの先端部からのインクの溶媒
の蒸発によって、噴射ノズルの先端のインクの粘度が高
くなっているためである。
このように長時間印字を行なっていなかった場合には、
制御装置はまず所定時間印字動作が行なわれないことを
検出し、レベル検出回路20を介してインクのレベルも
検出する。そしてインクのレベルが所定レベルに達して
いない場合には前述したインク供給動作を行なう。
一方、インクレベルが所定レベルにあると判定された場
合には、ポンプ9を所定回数回転させて停止する。これ
はインク供給動作において述べたのと同様にレベル検出
電極1fよりインク室1c内の容積分と、さらにノズル
から吐出するインクの分を余分に供給するためである。
次にキャップ7の動作およびキャップ7による廃液の吸
引動作について説明する。
キャップ7は印字動作以外の位置、すなわちホームポジ
ションにある範囲内においてモータ(図示省略)を駆動
することにより、軸7bを中心として回転され、噴射ノ
ズル1aの全面を覆う。この状態では噴射ノズル1aか
らインクの溶媒の蒸発とノズル面へのごみの付着を防止
することができる。
一方、キャップ7が嵌着された場合において、インクの
吸収体8により噴射ノズル1aから漏洩するインクを吸
収し、さらにポンプ9を動作させることによりキャップ
7中のインクをチューブ6を介して強制的にインクカー
トリッジ18の廃液収納用の空間18b内の吸収体17
中に排出させる。
キャップ7の具体的な動作は次の通りである。
すなわち、前述したようにしてポンプ9の動作が開始さ
れると、キャップ7が噴射ノズル1aに嵌着され、回復
動作が終了するとポンプ9の動作が停止し、キャップ7
がノズル1aから離れる。
一方、1ページ分の記録動作が完了した場合には、記録
ヘッド1はホームポジションに戻っているが、記録ヘッ
ドがホームポジションに戻ると、キャップ7が噴射ノズ
ル1aの先端に嵌着される。そして次のページの印字動
作が開始される直前にキャップ7が噴射ノズル1aから
離れ、通常の印字動作が行なわれる。
ところで、上述したような回復動作中におけるポンプ9
の動作時にはインクカートリッジ18が装着されていな
いと、廃液が装置内に排出されてしまうため、ポンプ9
の動作はインクカートリッジ18が装着されている信号
が出ている場合にのみ行なわれる。
次に、第3図〜第7図を用いてキャップ機構部の一実施
例の詳細を説明する。
基板33上に設けられた軸受け部材34、35に軸支さ
れてスクリュー軸36が設けられている。前記スクリュ
ー軸36にはギヤ37、38を介してモータ39の回転
が伝達される。前記スクリュー軸は箱体40の脚部40
aおよび40bと噛合しているので、モータ39の回転
によって箱体40はヘッド1に近接したり後退したりす
る。
41はゴム等からなる弾性部材で、前記箱体40のヘッ
ド1に対する開口部分の周辺に設けられており、前記箱
体40とヘッド1が相対的に接合した際に気密度を高め
る働きをする。
第3図、第5図において、インク液吸収体67として合
成繊維を固めたものや合成樹脂を吸収性のあるスポンジ
状にしたものが用いられる。吸収体67はフレーム68
によって保持されている。
69はフレーム68が揺動する際の支持軸、70は箱体
40内の側壁と吸収体67間の摩耗を減らすためのゴム
板、71は箱体40の底部面を摺動してインク液を外部
に排出する役目と同時に箱体40のインク液排出口40
hを覆って弁の役目もするシュー部材である。
72はフレーム68に時計方向の回転を与えるばね部材
である。
73はフレーム68に時計方向の回転を伝える摺動ピ
ン、74はギヤ47に連動して前記摺動ピン73を駆動
するカム円板である。
また、第3図において、箱体40の後部のモータ取り付
け部40cにはモータ45が設けられており、一方モー
タ軸に設けられたギヤ46およびギヤ47を介してカム
円板74にモータ45の回転が伝えられる。
次に上述のキャップ装置部の動作について動作項目毎に
説明する。
(1)キャッピング動作 第2図においてキャリッジ24がホームポジションの所
定の位置にて停止すると、第3図、第6図におけるモー
タ39が回転し、続いてギヤ38、37を介してスクリ
ュー軸36が回転する。
スクリュー軸36とネジ結合している箱体40はスクリ
ュー軸36の回転によってヘッド1に接近し、ゴム弾性
部材41を介してノズル1aの周辺部に接触し、続いて
箱体40の移動は停止する。
この状態でノズル1aは外気よりゴム弾性部材41によ
って遮断されるのでノズル1aの先端部のインク溶媒の
蒸発が防止される。
(2)漏洩インク吸引動作 ヘッド1からのインクの吸引時には、第3図に示すよう
に、吸収体67はフレーム68を介してばね72の力に
よりヘッド1のノズル面に当接させられている。この状
態で第1図に示すポンプ9が動作してインク2がノズル
1aの先端から吸引されて漏洩すると、吸収体67は前
記漏洩インクを吸収し、ノズル1aの吐出面にインク液
を残留させない。
(3)吸収体67中のインクを絞り出す動作 前記吸収体67が漏洩インクによって吸収力が飽和した
場合、または所定の回数吸収が行なわれた後にモータ4
5が回転する。するとギヤ46、47を介してカム円板
74は第4図に示す位置まで回動する。前記カム円板7
4の回動によって摺動ピン73は右方向に移動するた
め、フレーム68はばね72の力に抗して軸69を中心
に反時計方向に回転するので、吸収体67の下部67a
と箱体40の内壁に設けられた複数の細孔面40iが当
接して吸収体下部67aがつぶれるので吸収体67中の
インク液は絞り出され、絞り出されたインクは前記細孔
40iをつないでいる液路40jおよび排出口40hお
よびL型ノズル76を通ってインクカートリッジ18中
に排出され、吸収体17に吸収される。
箱体40の底部に溜ったインク液はフレーム68の繰り
返し行なわれる揺動の際にシュー部材71によって強制
的に排出口40hから外部に排出される。
また、インクカートリッジの吸収体17によって吸収さ
れた廃インク液はインク袋13中のインクが無くなった
際にインクカセット毎に廃棄処理すればよいので、廃液
を特別処理するタンクを設ける必要がなく、使用者にと
って非常に便利な装置を提供することができる。
(4)印字動作休止時および記録装置が使われていない
際のキャップ機構部の状態 記録動作が行なわれない状態では吸収体67はヘッド1
から離間し、一方前記シュー部材71は排出口40hを
塞いでいるので箱体40の内部のインクは外に漏れな
い。
一方、弾性体41はノズル1a周辺に密着した状態にあ
るので、ノズル1aは大気から遮断され、ノズル1aの
吐出口からインクが蒸発することが少なく抑えられる。
このように、インク吸収体がヘッドに当接した状態では
漏洩したインクを回収し、排出口を開放しているので良
好に回収インクを排出できる。また、インク吸収体をヘ
ッドから離間させた単なるキャッピング状態では排出内
が閉鎖されるのでキャッピングによる密閉状態が確実に
なるためインクの蒸発などが防止できキャッピングの信
頼性が向上する。
次に第6図、第7図を使って前記箱体40のヘッド1に
相対する開口部を覆うシャッターと箱体40の下部に設
けられたL型ノズル76に関して説明する。
77はシャッター板で第2図におけるキャリッジ24が
記録動作中は前記箱体40の開口部周辺に設けられてい
る弾性部材41を覆い、前記キャリッジ24がホームポ
ジションにあるときは前記弾性部材41から後退する。
前記シャッタ板77はガイド部材78によって左右に移
動可能に保持されている。前記ガイド部材の端部78a
は箱体40の外側面に固定されている。
またガイド部材78の折り曲げ端部78bと前記シャッ
ター板77の折り曲げ端部77aの間にばね79が張架
されているのでシャッター板77は常に前記開口部を覆
う習性が与えられている。
80はキャリッジ24上のヘッド1の近傍に設けられた
ピンである。77bはシャッター板77の他端の折り曲
げ部である。
第7図においてキャリッジ24が記録動作中はピン80
は少なくとも2点鎖線で示す80′の位置より右方向に
あるので、前記シャッターの折り曲げ部77bは2点鎖
線で示す77b′の位置に、従ってシャッター板77は
2点鎖線77′で示す位置にきているので前記箱体40
の開口部は前記シャッター板77によって覆われるので
ごみの侵入が防止され吸収体67のヘッド面と接する面
はごみから保護される。
キャリッジ24がホームポジションに近づくと、前記ピ
ン80は前記シャッターの折り曲げ部77bに当り、更
にキャリッジ24がホームポジションまで行く間にピン
80はシャッター折り曲げ部77bを第7図の実線で示
す位置まで押しづつけるのでシャッター板77は開口部
面上から後退する。
次にL型ノズル76の回転動作につき説明する。
箱体40内のインクをキャリッジ24に搭載されたイン
クカートリッジ18の廃液収容部に排出する導管として
機能するL型ノズル76の筒先はキャリッジ24の移動
方向と平行に設けられているので、前記キャリッジ24
がホームポジションに近づく間に前記インクカートリッ
ジ18の排出口18c内への突入が自然に行なわれる。
また、第4図において前記L型ノズル76は箱体40の
排出口にOリング75を介して回転可能に設けられてい
る。
前記L型ノズル76に植立されたピン82と前記箱体4
0の前部において植立されたピン83間に張架させたば
ね84はL型ノズル76に反時計方向の回転を付与して
いる。
76aはL型ノズルに設けられたカム突出部でカム面7
6bを有している。85はキャリッジ24の下方部に設
けられたカム駆動部材である。
第7図においてキャリッジ24がホームポジションから
離れているときはカム駆動部材85とカム面76bの係
合は解かれているのでL型ノズル76の位置は2点鎖線
76′で示す位置に来ている。この状態ではノズル76
内のインクは下方にこぼれることはない。
一方キャリッジ24がホームポジションに近づいて来る
のに連動してカム駆動部材85は2点鎖線で示す85′
の位置から左方向に移動し、前記カム駆動部材85の左
端が前記L型ノズル76のカム面76b′に当るとL型
ノズル76は実線で示す位置まで回転する。この状態で
更に前記インクカートリッジ18の排出口18cが近づ
き、最終的には前記L型ノズルの先端は前記排出口18
cの中に突入する。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によればインク
吸収体がヘッドノズル面に当接した状態では漏洩したイ
ンクを回収し、排出口を開放しているので良好に回収イ
ンクを排出できるとともに、インク吸収体をヘッドのノ
ズル面から離間させた記録動作休止時に単なるキャッピ
ング状態では排出口が閉鎖されるのでキャッピングによ
る密閉状態が確実になるインクの溶媒の蒸発が防止でき
ノズルの目詰まりを生じさせない信頼性のこp手段を備
えたインクジェット記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の実施例を説明するもので、第
1図はインク供給系の説明図、第2図は記録装置の腰部
を示す斜視図、第3図はキャップ機構の縦断側面図、第
4図は動作を示す縦断側面図、第5図はインク吸収体の
斜視図、第6図はキャップ機構の横断面図、第7図は正
面図である。 1…記録ヘッド、1a…噴射ノズル 2…インク、5,6…チューブ 7…キャップ、9…ポンプ 18…インクカートリッジ 36…スクリュー軸、40…箱体 41…弾性部材 67…インク吸収体 71…シュー部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクを吐出するノズルを有するヘッドの
    ノズル面を覆う弾性部材と、前記ノズルからインクを吸
    収するインク吸収体と、前記インク吸収体に吸収された
    インクを排出する排出口と、を具備したキャップ機構を
    備えたインクジェット記録装置において、 前記インク吸収体と前記排出口との間に位置するように
    前記インク吸収体に一体的に付設され、前記インク吸収
    体の移動に応じて移動するとともに、前記移動によって
    前記排出口の開閉を行う開閉部材を有し、 前記インク吸収体が前記ノズル面に当接移動された場合
    には前記開閉部材は前記排出口を開放し、前記インク吸
    収体が前記ノズル面から離間移動された場合には前記開
    閉部材は前記排出口を閉鎖することを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
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