JPH0659712A - Nc加工装置におけるテーブル移動停止装置及び方法 - Google Patents

Nc加工装置におけるテーブル移動停止装置及び方法

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JPH0659712A
JPH0659712A JP4226553A JP22655392A JPH0659712A JP H0659712 A JPH0659712 A JP H0659712A JP 4226553 A JP4226553 A JP 4226553A JP 22655392 A JP22655392 A JP 22655392A JP H0659712 A JPH0659712 A JP H0659712A
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JP
Japan
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control cpu
servo
switching circuit
circuit
abnormality detection
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Application number
JP4226553A
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English (en)
Inventor
Makoto Suganuma
真 菅沼
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Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nisshinbo Industries Inc, Nisshin Spinning Co Ltd filed Critical Nisshinbo Industries Inc
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Publication of JPH0659712A publication Critical patent/JPH0659712A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトウェアサーボでテーブルの移動を制御
するNC加工装置において、ソフトウェアの異常及び停
止を検出し、回転軸の暴走、惰性による移動を防止する
NC加工装置におけるテーブル移動停止装置及び方法を
提供すること。 【構成】 制御CPUから出力されるサーボ駆動信号の
信号処理回路内に配設したスイッチング回路と、前記制
御CPUと前記スイッチング回路の間に配設した異常検
出回路とにより構成し、異常検出回路により制御CPU
の停止及び異常を検知し、スイッチング回路でサーボ駆
動信号を停止させることを特徴とする、NC加工装置に
おけるテーブル移動停止装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウェアサーボに
よって駆動するNC加工装置におけるテーブル移動停止
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NC加工装置において、加工物を載置す
るテーブルの移動は軸の回転により行っている。その軸
は、ソフトウェアで制御されるサーボモータにより回転
力を付与されている。そして、テーブルの移動は全てソ
フトウェアにより管理されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする問題点】前記の従来のNC
加工装置には、次のような問題点がある。従来のNC加
工装置は、テーブル移動をソフトウェアで制御している
ので、NC加工装置の電源の瞬断等により、ソフトウェ
アが異常を起こしたり停止したりした場合には、テーブ
ルの移動が制御できずテーブルが暴走したり惰性で移動
したりする。そのため、ソフトウェアの異常または停止
時にNC加工装置が破損する危険性があり、NC加工装
置周囲における作業安全性が損なわれる。
【0004】
【本発明の目的】本発明は以上の問題を解決するために
成されたものであり、その目的は、ソフトウェアサーボ
でテーブルの移動を制御するNC加工装置において、ソ
フトウェアの異常及び停止を検出し、回転軸の暴走、惰
性による移動を防止するNC加工装置におけるテーブル
移動停止装置及び方法を提供することである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】すなわち、本発明は、
制御CPUから出力されるサーボ駆動信号の信号処理回
路内に配設したスイッチング回路と、前記制御CPUと
前記スイッチング回路の間に配設した異常検出回路とに
より構成し、異常検出回路により制御CPUの停止及び
異常を検知し、スイッチング回路でサーボ駆動信号を停
止させることを特徴とする、NC加工装置におけるテー
ブル移動停止装置である。また、制御CPUからパルス
信号を出力し、前記パルス信号の有無により制御CPU
の異常又は停止を異常検出回路で検知し、制御CPUの
異常時又は停止時に異常検出回路からスイッチング回路
をオフ状態にする指令を出力し、スイッチング回路をオ
フ状態にすることにより、サーボ駆動信号を停止させ、
ワーク送り機構を停止させて行う、NC加工装置におけ
るテーブル移動停止方法である。
【0006】
【実施例1】以下図面を参照しながら本発明に係るNC
加工装置について説明する。 <イ>NC加工装置の構成(図2) NC加工装置は、演算制御部2とサーボ制御部3からな
るNC制御装置1とサーボアンプ4とサーボモータ5と
ワーク送り機構6とにより構成される。以下各部につい
て詳述する。
【0007】<ロ>サーボ制御部(図1、図3) サーボ制御部3は、図1に示す様に、制御CPU31
と、D/Aコンバ−タ32と、スイッチング回路33
と、停止時間制御回路34と、ローパスフィルタアンプ
35とを順次接続し、前記制御CPU31と前記スイッ
チング回路33間に異常検出回路36を配設して構成さ
れる。制御CPU31は、後述する演算制御部2からの
入力信号を入力し、その入力信号に対応するサーボ駆動
信号をD/Aコンバ−タ32に出力する。また、制御C
PU31は、ある一定周期でパルス信号V1 を異常検出
回路36に出力している。D/Aコンバ−タ32は、前
記CPU31から離散的なデジタル信号で出力されるサ
ーボ駆動信号を連続的なアナログ信号に変換する部位で
ある。スイッチング回路33は、前記D/Aコンバ−タ
32と後述する停止時間制御回路34間の接続を開閉す
る部位であり、例えば、アナログスイッチIC等が採用
される。そして、スイッチング回路33は、通常時はオ
ン状態でD/Aコンバ−タ32と停止時間制御回路34
を接続しており、制御CPU31の異常時又は停止時は
オフ状態となりD/Aコンバ−タ32と停止時間制御回
路34との接続を切断する。停止時間制御回路34は、
制御CPU31の異常時又は停止時に働く回路であり、
サーボ駆動信号の立ち下がりに図3のV4 様に、T2
け時間を持たせ、立ち下がり波形を滑らかにする機能を
有する。停止時間制御回路34は、例えばサーボ信号線
から半固定抵抗とコンデンサを接地して構成される。前
記半固定抵抗の値を操作することによりT2 の時間を調
整することができる。 ローパスフィルタアンプ35
は、サーボ駆動信号の高周波成分を取り除く働きと出力
側に接続するサーボアンプ4等の動きの影響を受けない
様にバッファーの働きを有する部位である。異常検出回
路36は、制御CPU31の異常又は停止を検知し、ス
イッチング回路33にオフ状態にする様に指令を与える
回路であり、例えばバイナリーカウンタIC等が採用さ
れる。
【0008】<ハ>演算制御部(図2) 演算制御部2は、サーボ制御部3に指令を与える部位で
あり、メモリーしている制御信号を随時、サーボ制御部
3に出力している。
【0009】<ニ>サーボアンプ サーボアンプ4は、サーボ制御部3から出力されるサー
ボ駆動信号を増幅する部位である。後述するサーボモー
タ5の種類に合わせ、直流用又は交流用のものを配設し
て使用する。
【0010】<ホ>サーボモータ サーボモータ5は、前記サーボアンプ4からのサーボ駆
動信号を受けて駆動し、ワーク送り機構6の軸を回転さ
せる部位である。サーボモータ5は、駆動する軸の大き
さ等に応じて、直流用又は交流用のものが使用される。
【0011】<ヘ>ワーク送り機構(図2、図4) ワーク送り機構6は、設置された軸の回転によりワーク
を載置したテーブルの移動を行う部位である。図2のブ
ロック図は、ワーク送り機構6の軸が単数の場合である
が、軸が複数の場合は、図4に示す様に各軸に対しサー
ボアンプ4とサーボモータ5が配備される。
【0012】
【作用】次に本発明のソフトウェアの異常時又は停止時
におけるテーブル移動停止方法について説明する。 <イ>通常時(図1) 制御CPU31は、演算制御部2の指令を受けD/Aコ
ンバ−タ32へサーボ駆動信号を出力し、異常検出回路
36へパルス信号V1 を出力する。D/Aコンバ−タ3
2は、入力したサーボ駆動信号をデジタル信号からアナ
ログ信号へ変換する。一方、異常検出回路36は、制御
CPU31から前記パルス信号V1 が出力されている間
において制御CPU31が正常であると判断し、スイッ
チング回路33へスイッチング回路がオン状態を維持す
る様に指令信号を出力し続ける。このため、スイッチン
グ回路33はオン状態を維持し、サーボ駆動信号をD/
Aコンバ−タ32からの信号を停止時間制御回路34へ
出力する。そして、サーボ駆動信号は、ローパスフィル
タアンプ35、サーボアンプ4を経て、サーボモータ5
に入力される。サーボモータ5は、サーボ駆動信号に従
って駆動する。サーボモータ5の駆動により、ワーク送
り機構6の軸が回転し、ワークを載置したテーブルが移
動する。
【0013】 <ロ>ソフトウェアの異常又は停止時(図1、図3) 制御CPU31は、D/Aコンバ−タ32へサーボ駆動
信号の出力を停止し、異常検出回路36へパルス信号V
1 の出力を停止する。D/Aコンバ−タ32は入力信号
がないため、制御CPU31の停止前のサーボ駆動信号
を出力し続ける。異常検出回路36は、制御CPU31
からのパルス信号V1 が、図3の様にある一定時間T1
の間、入力されないこと検知するとスイッチング回路3
3にオフ状態指令信号を出力する。スイッチング回路3
3は、異常検出回路36からのオフ状態指令信号を入力
すると接点部を開く。このため、停止時間制御回路34
の入力端子はオープン状態となるが、停止時間制御回路
34の出力電圧はすぐにゼロにならず、図3のV4 の波
形の様に時間T2 を掛けて次第に減少していく。そし
て、サーボ駆動信号がゼロになったことは、ローパスフ
ィルタアンプ35、サーボアンプ4を経て、サーボモー
タ5に入力され、サーボモータ5は停止し、ワーク送り
機構も停止する。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ> 本発明は、制御CPUと独立して異常検出回路
及びスイッチング回路を設置し、正常時に制御CPUか
ら出力されるパルス信号の有無を確認することにより制
御CPUの異常又は停止を検知している。このため、制
御CPUのソフトウェアの異常時又は停止時に、パルス
信号が出力されていないことを異常検出回路で検知して
スイッチング回路をオフ状態することにより、D/Aコ
ンバ−タから出力されるサーボ駆動信号に関係なくサー
ボモータを強制的に停止することができる。したがっ
て、ワークを載置したテーブルの暴走や惰性による移動
を防止することができ、NC加工装置の周囲における作
業安全性を確保することができる。
【0015】<ロ> 制御CPUのソフトウェアの異常
又は停止時に、スイッチング回路をオフ状態にするだけ
でなく、停止時間制御回路でサーボ駆動信号を徐々に減
少させていくので、サーボモータが急激に停止すること
がない。このため、NC加工装置におけるサーボモータ
等の破損を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 サーボ制御部のブロック図
【図2】 NC加工装置のブロック図
【図3】 サーボ制御部の各部における電圧波形のタイ
ミングチャート
【図4】 NC加工装置のブロック図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御CPUから出力されるサーボ駆動信号
    の信号処理回路内に配設したスイッチング回路と、 前記制御CPUと前記スイッチング回路の間に配設した
    異常検出回路とにより構成し、 異常検出回路により制御CPUの停止及び異常を検知
    し、スイッチング回路でサーボ駆動信号を停止させるこ
    とを特徴とする、 NC加工装置におけるテーブル移動停止装置。
  2. 【請求項2】制御CPUからパルス信号を出力し、 前記パルス信号の有無により制御CPUの異常又は停止
    を異常検出回路で検知し、 制御CPUの異常時又は停止時に異常検出回路からスイ
    ッチング回路をオフ状態にする指令を出力し、 スイッチング回路をオフ状態にすることにより、サーボ
    駆動信号を停止させ、ワーク送り機構を停止させて行
    う、 NC加工装置におけるテーブル移動停止方法。
JP4226553A 1992-08-04 1992-08-04 Nc加工装置におけるテーブル移動停止装置及び方法 Pending JPH0659712A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012221428A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Fanuc Ltd 異常時モータ減速停止制御機能を有する制御装置
KR101507022B1 (ko) * 2013-12-26 2015-04-07 한국항공우주연구원 서보 구동 장치의 포화구동을 방지하는 제어 장치 및 방법

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JPS55951A (en) * 1978-06-20 1980-01-07 Fanuc Ltd Clock supervisory system
JPS61190607A (ja) * 1985-02-18 1986-08-25 Toyoda Mach Works Ltd 異常停止機能を備えた数値制御工作機械

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