JPH0659299B2 - 循環温浴方法及びこの方法で使用する循環温浴器 - Google Patents

循環温浴方法及びこの方法で使用する循環温浴器

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JPH0659299B2
JPH0659299B2 JP2225504A JP22550490A JPH0659299B2 JP H0659299 B2 JPH0659299 B2 JP H0659299B2 JP 2225504 A JP2225504 A JP 2225504A JP 22550490 A JP22550490 A JP 22550490A JP H0659299 B2 JPH0659299 B2 JP H0659299B2
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典久 足立
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は循環温浴方法及びこの循環温浴方法において
使用する循環温浴器に係り、その目的は浴槽内に貯留さ
れている水を、多段階水処理機能により高純度に浄化処
理して循環させ、浴槽内に清潔で且つ温度調整された水
を常に保持させることができ、何時でも入浴可能な状態
を維持することのできる循環温浴方法及びこの循環温浴
方法において使用する循環温浴器を提供することにあ
る。
尚、この明細書で水とは温湯に対する水の如く温度設定
された概念では使用せず、HOという物質的な意味で
使用する。
従って、水の中には温湯等をも含み温度によっての制限
を受けるものではない。
(従来技術) 従来より、入浴は身体を洗浄するだけでなく、疲れを癒
して心身ともにリフレッシュさせるものとして生活には
無くてはならなものと成っている。
この入浴方法として、各家庭で最も広範囲に用いられて
いる方法は、浴槽に水を入れてから風呂釜で水を加温し
て適度の水として入浴し、入浴後は汚れた水を流し去る
というものであった。
この方法では、入浴するまでに時間と手間が係り、しか
も入浴後にも水を流して浴槽を洗浄する必要があり、非
常に煩雑で効率の悪い作業であるため、何時でも随時入
浴できるものではなかつた。
特に、今日で清潔に身を保つということと、健康という
ことは重要なコンセプトとなっており、各家庭で簡便に
何時でも随時入浴できることがより求められている。
このようなことから、浴槽内の水を循環させて温度調整
を行なえる装置等の開発が試みられている。
具体的に、特開昭63−12394号公報「浴湯のクリーン、
エア循環気泡発生装置」、実開昭63−123944号公報「風
呂装置」、実開平2−6951号公報「風呂釜装置」、実開
平1−147829号公報「泡風呂装置」、実開平1−174016
号公報「風呂水浄化器」がそれぞれ開示されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これら特開昭63−123944号公報、実開昭
63−123944号公報、実開平2−6951号公報、実開平1−
147829号公報開示の技術は、循環ポンプにより浴槽内の
水を循環させる際に、気泡を同時に発生させる技術であ
ったり、或いは熱源器によって循環時に追焚きを行なう
ことを特徴とする技術であったり、さらには泡風呂運転
中も浴湯温度を一定に保持せんとする技術でり、循環さ
せる浴槽水自体の浄化処理ついては全く着目されておら
ず、常に清潔な浴槽水を供給することができないという
課題が存在した。
すなわち、前記既開示の技術はいずれも単に浴槽水を循
環させるのみで、その過程において清浄な空気からなる
気泡を発生させ、循環水とともに浴槽中へ清浄な空気か
なる気泡を同時に送り込んだり、或いは快適な入浴が行
えるよう循環水の温度を調製する機能のみしか備えられ
ていないため、浴槽水中に含有されるている浮遊固型物
や懸濁固型物、或いは水中に分散されている微粒物を処
理することができないという課題が存在した。
一方、実開平1−174016号公報においては、浴槽水を吸
い込んでフィルタを通過させて浄化した後、この浄化水
を浴槽内に戻す「風呂水浄化器」が開示されている。
しかしながら、この開示技術では、浴槽水中に混入され
ている毛髪等の大きなゴミや水中に浮遊する小さなゴミ
を捕集することはできるものの、水中に分散或いは溶解
している微粒子を浄化処理することはできず、浴水の浄
化作用が充分ではないという課題が存在した。
そこで、浴槽中の水を高純度に浄化処理させながら、し
かも同時に温度調整を行いながら循環させ、清潔で且つ
温度調整された水を常に浴槽に貯留させることができ、
各家庭で簡便に何時でも随時入浴できる状態を維持する
ことのできる循環温浴方法及び循環温浴器の創出が望ま
れていた。
(課題を解決するための手段) この発明では吸入装置と、この吸入装置と連結される循
環装置と、この循環装置と連結される水処理装置と温度
調節装置と吐出装置とを有してなる循環温浴器を用いて
行なう循環温浴方法であって、まず浴槽水中に塩析用ミ
ネラル水を供給し、浴槽内の水中に分散されている微粒
物を塩析して固型物とし、この固型物を含有した浴槽水
を吸入装置によって吸入するとともに、この吸入時に浴
槽水中に含有される浮い遊固型物の一次処理を行って一
次処理水とし、この一次処理水を次いで吸入装置から循
環装置へと送り込み、この循環装置において前記一次処
理水中に含有される懸濁固型物を二次処理して二次処理
水とし、この二次処理水を次いで循環装置から温度調整
装置へと送り込んで温度調整を行うとともに、この温度
調整された水を次いで吐出装置へと送りこみ、この吐出
装置から前記二次処理水を浴槽中へ吐出させて浴槽内の
水を循環させ、これら上記の運動を一周期としてこの一
周期運動を連続的に行なうことを特徴とする循環温浴方
法及び浴槽内の水を吸入する吸入装置と、この吸入装置
と連結され、前記吸入装置によって吸入された浴槽水を
循環させる循環装置と、この循環装置と連結される水処
理装置と温度調整装置と吐出装置とを有してなる循環温
浴器であって、前記水処理装置は吸入装置に着脱自在に
設けられるプレフィルターと、循環装置の内部にカート
リッジを介して配設される濾過材と浴槽水中にミネラル
水を供給する塩析用ミネラル水供給装置とから構成され
て多段階水処理機能を備えてなることを特徴とする循環
温浴器を提供することにより、前記従来の課題を悉く解
消する。
(発明の構成) 以下この発の構成を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る循環温浴器を示す模
式図である。
この実施例で循環温浴器(1)は、吸入装置(2)と、循環装
置(A)、水処理装置(B)、温度調節装置(C)、吐出装置(D)
とから構成される。
吸入装置(2)は、チューブ(2a)と、このチューブ(2a)先
端に設けられた開口部(2b)とこの開口部(2b)の上部に設
けられたフィルター収納部分(2c)とを有する吸入部材(2
d)とからなる。
また、循環装置(A)は循環パイプ(4)とポンプ(5)とタン
ク(6)からなり、温度調節装置(C)は、フローセンサー
(8)及びヒーター(9)からなる。
吐出装置(D)は、ブロー室(10)及び吐出部材(11)からな
る。
またこの実施例において、水処理装置(B)は、前記吸入
装置(2)に着脱自在に設けられる一次フィルターと、循
環装置(A)のタンク(6)に配設されるカートリッジに収納
された濾過材及び塩析用ミネラル水供給装置(12)から形
成されている。
尚、細い矢印は水の矢印は水の流れを示し、太い矢印は
矢印の方向にある部材に収納されることを示す。
このような構成からなる循環温浴器(1)と、この循環温
浴器(1)を用いて行なう循環温浴方法について以下説明
する。
まず塩析用ミネラル水供給装置(12)によりミネラル水を
浴槽水に供給する(この塩析用ミネラル水供給装置(12)
の詳細については、後記第3図で詳述する)。
このミネラル水は、通常ミネラル水として用いられる無
機塩類を比較的大量に含有した水であればよく、とくに
限定されるものではない。
このようにミネラル水を供給することにより、浴槽内の
水に分散されている微粒物を塩析させて凝集物とする。
この凝集物を含んだ浴槽内の水は開口部(2b)から吸入さ
れ、次いでフィルター収納部分(2c)に設けられた一次フ
ィルター(3)によって、湯垢、毛髪等比較的大きな浮遊
固型物と凝集物の一部が吸着処理される。
この一次フィルター(3)としては、スポンジ等が好適に
使用できる。
この一次フィルター(3)はフィルター収納部分(2c)に着
脱自在に設けられるので、適宜交換できる。
一次処理で浄化された水は、チューブ(2a)、循環パイプ
(4)と介してポンプ(5)に送られる。
このポンプ(5)としては、循環温浴器(1)内及び浴槽内を
循環させるために揚程型のポンプがよく、且つ主として
家庭内で使用するので音の静かなポンプが好適に使用で
きる。この具体例としては、マグネットポンプ等が例示
できる。
ポンプ(5)に送られた水は循環パイプ(4)を通ってタンク
(6)に送られる。
このタンク(6)内にはカートリッジに入れられた濾過材
(7)が収納され、水の中の懸濁固型物と凝集物とが吸着
される。
この濾過材(7)としては、多孔質体が好適に使用でき
る。
濾過材(7)として多孔質体を用いる理由は、多孔質体は
多孔の中に物質を吸入して吸着させる作用を有し、特に
前記プレフィルター(3)で吸着処理でなかった比較的細
かい懸濁固型物を孔の大きさ等によって特定して吸着で
きるからである。
更には、この多孔質体は分解菌を繁殖させるものとして
も好適に使用でき、多孔質体に汚物等を分解させる菌を
繁殖させて浴槽内の水に含まれる汚物等を分解させる作
用も有する。
この多孔質体の濾過材(7)の素材としては、セラミック
等が好適に使用できる。
この理由は、焼き上げられて硬化したセラミック体等は
洗浄することにより、吸着物を除去でき繰り返し濾過材
(7)として使用できるからである。
また、この多孔質体の濾過材(7)の形状はとくに限定さ
れるものではないが、顆粒状、粒状等にしてこれらを多
数収納した方が表面積が大きくなり効率的な汚物処理が
できるので好ましい。
この多孔質体の濾過材(7)で二次処理された水は、フロ
ーセンサー(8)とこのフローセンサー(8)で制御されるヒ
ーター(9)へ送られ、温度調整される。
温度調整された水は、ブロー室(10)へ送られる。
このブロー室(10)に送られた水は吐出装置(11)から浴槽
内に吐出され、浴槽内の水を循環させる。
以上説明した水の循環を一周期として、この循環は連続
的に繰り返されて行なわれる。
第2図は第1図の模式図で示した循環温浴器(1)をケー
シング内に収納した状態を示す斜視図である。
図中、(k)はケーシングを示す。
循環パイプ(4)、ポンプ(5)、タンク(6)、フローセンサ
ー(8)、ヒーター(9)、ブロー室(10)がケーシング(k)内
に固定して収納される装置で、濾過材(7)はタンク(6)内
に収納される部材で取替え可能となっている。
また、吸入装置(2)と吐出装置(11)はケーシング(k)内に
は収納されず、図示していない。
更には、塩析用ミネラル水供給装置(12)はケーシング
(k)内とケーシング(k)に渡って設けられる装置である。
以下、この発明に係る塩析用ミネラル水供給装置(12)に
ついて第3図及び第4図に基づいて詳述する。
第3図はこの発明の一実施例に係る塩析用ミネラル水供
給装置を示す断面図である。
この実施例の塩析用ミネラル水供給装置(12)は、ケーシ
ング(k)内に縦型ポンプ式液体吐出器(13)が収納されて
いる。
縦型ポンプ式液体吐出器(13)は、ミネラル水を収納する
容器(14)と、この容器(14)に螺着された蓋(15)と、ミネ
ラル水を吐出させる吐出機構(図示せず)と、吐出機構
を作動させる押上ヘッド(16)と、この押上ヘッド(16)に
付設されたノズル(17)とからなる。
尚、この発明での縦型ポンプ式液体吐出器(13)は、押上
ヘッド(16)を上下動させることによりノズル(17)から液
体を吐出させるポンプ式の液体吐出器であれば全て好適
に使用でき、その吐出機構は特に限定されるものではな
い。
ノズル(17)の先端部はミネラル水受け部(18)に収納され
ている。
ミネラル水受け部(18)はチューブ(19)と連通連結され、
このチューブ(19)は底面のケーシング(k)に設られ落下
口(20)に連通している。
前記押上ヘッド(16)は上下動するプッシュボタン(21)に
嵌合されている。
尚、この実施例では、このプッシュボタン(21)は上面の
ケーシング(k)の蓋(22)に設けられている。
更に、このプッシュボタン(21)を第4図を用いて詳述す
る。
第4図は第3図で示されるプッシュボタン(21)近傍の拡
大断面図で、第4図(A)はプッシュボタンをプッシュし
た状態を示す断面図であり、第4図(B)はプッシュボタ
ンをプッシュした状態を示す断面図である。
上面ケーシング(k)には、塩析用ミネラル水供給装置(1
2)を出し入れするために蓋(22)が嵌着自在に設けられ
る。
蓋(22)の上板(22a)は中心部が開口したリング状の形状
で、その開口部から下方に側板(22b)が延設されてお
り、第4図(B)示の如く中心部は中空部とされている。
中空部は円柱状でプッシュボタン収納部分(22c)とされ
る。
また、この側板(22b)の下端には内方向に突起した保持
部(22c)が設けられている。
保持部(22c)はプッシュボタン(21)が下方向に落下する
のを防止するために設けられた部材である。
前記開口部(21c)にプッシュボタン(21)が摺動自在に嵌
合される。
プッシュボタン(21)は円柱状の部材で、上板(21a)は円
板状で蓋(22)の側板(22b)と嵌合されており、側部(21b)
の下端部には図示する如く外方向に突出部材(21c)が設
けられている。
突出部材(21c)はプッシュボタン(21)が上方向から脱離
するのを防止するために設けられた部材である。
プッシュボタン(21)は底部がなく、中空となっており、
この上板(21a)と側部(22b)とに囲繞された中空部に押上
ヘッド(16)が嵌合して収納される。
尚、この中空部は押上ヘッド(16)を嵌合できる大きさに
設定して設けられている。
また、この第4図では図示していないが、蓋(22)の側板
(22b)とプッシュボタン(21)の側部(21b)にはそれぞれ開
口部が設けられ、ノズル(17)が収納されるようにされて
いる。
上記の第3図及び第7図に示した構成からなる塩析用ミ
ネラル水供給装置(12)の使用方法について説明する。
まずケーシング(k)の蓋(22)に設けられたプッシュボタ
ン(21)を押す。
このプッシュボタン(21)を押すと第4図(B)示の如く状
態となり、このボタン(21)に嵌合された押上ヘッド(16)
もプッシュされ、下方に移動する。
押上ヘッド(16)の移動により縦型ポンプ式液体吐出器(1
3)内のミネラル水が、吐出機構の作用で、ノズル(17)か
ら吐出される。
吐出されたミネラル水は、水受け部(18)に溢れることな
く収容され、チューブ(19)を通ってケーシング(k)底部
に設けられた落下口(20)から浴槽内に落下される。
プッシュボタン(21)を押す操作を停止すると、縦型ポン
プ式液体吐出器(13)の吐出機構の作用で押上ヘッド(19)
が第4図(A)示の元の状態に戻る。
尚、これらの操作の際、プッシュボタン(21)はそのボタ
ン(21)に設けられた突出部材(21c)と蓋(22)の保持部(22
c)との作用により、上方向から脱離たり、下方向に落下
することはなく、特定の範囲内、即ち蓋(22)上端と蓋(2
2)の側板(22b)下端との間を上下動する。
以上のようにして使用できるミネラル水供給装置(12)
は、ケーシング(k)内に収納され、且つケーシング(k)に
設けられたプッシュボタン(21)を押すだけで、落下口(2
0)から浴槽内にミネラル水を滴下できるので、簡便に利
用できる。
(発明の効果) 以上詳述した如く、この発明は吸入装置と、この吸入装
置と連結される循環装置と、この循環装置と連結される
水処理装置と温度調節装置と吐出装置とを有してなる循
環温浴器を用いて行なう循環温浴方法であって、まず浴
槽水中に塩析用ミネラル水を供給し、浴槽内の水中に分
散されている微粒物を塩析して固型物とし、この固型物
を含有した浴槽水を吸入装置によって吸入するととも
に、この吸入時に浴槽水中に含有される浮遊固型物の一
次処理を行って一次処理水とし、この一次処理水を次い
で吸入装置から循環装置へと送り込み、この循環装置に
おいて前記一次処理水中に含有される懸濁固型物を二次
処理して二次処理水とし、この二次処理水を次いで循環
装置から温度調整装置へと送り込んで温度調整を行なう
とともに、この温度調整された水を次いで吐出装置へと
送りこみ、この吐出装置から前記二次処理水を浴槽中吐
出させて浴槽内の水を循環させ、これら上記の運動を一
周期としてこの一周期運動を連続的に行なうことを特徴
とする循環温浴方法及び浴槽内の水を吸入する吸入装置
と、この吸入装置と連結され、前記吸入装置によって吸
入された浴槽水を循環させる循環装置と、この循環装置
と連結される水処理装置と温度調節装置と吐出装置とを
有してなる循環温浴器であって、前記水処理装置は吸入
装置に着脱自在に設けられるプレフィルターと、循環装
置の内部にカートリッを介して配設される濾過材と浴槽
水中にミネラル水を供給する塩析用ミネラル水供給装置
とから構成されて多段階水処理機能を備えてなることを
特徴とする循環温浴器であるから、以下の効果を奏す
る。
即ち、塩析用ミネラル水を浴槽水に供給することによ
り、浴槽水中に分散されている微粒物を塩析により凝集
物とすることでき、このような凝集物を含んだ浴槽水を
吸入し、プレフィルター、多孔質体の濾過材等で吸着処
理することにより、水中に含まれる湯垢や毛髪等のゴミ
や浮遊固型物とともに、水中に分散状態で存在する微粒
子をも浄化処理して除去できるため、浴槽水を極めて高
純度で浄化することができる。
しかも、二次フィルターである多孔質体の濾過材は菌の
繁殖に対して好適な環境を提供するので、この菌の作用
より汚物を分解することも可能となる。
従って、ミネラル水の供給、一次処理、二次処理という
多段階水処理機能より、浴槽水が高純度に浄化処理され
て循環され、浴槽内に清潔な水を貯留させることができ
る。
さらに、浴槽水を循環させる過程において、その循環水
を温度調整装置の作用により望み通りの温度に調整して
循環することができるため、常に浴槽内に極めて清潔
で、且つ温度調整された水を保持させておくことがで
き、各家庭で簡便に何時でも随時入浴できる状態を維持
することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1図はこの発明の一実施例に係る循環温浴器
を示す斜視図、第2図はこの発明の一実施例に係る循環
温浴器をケーシングに収納した状態を示す斜視図、第3
図はこの発明の一実施例に係る塩析用ミネラル水供給装
置を示す断面図、第第4図(A)は第3図で示されるプッ
シュボタン(21)近傍の拡大断面図でプッシュボタンをプ
ッシュしない状態を示す断面図、第4図(B)は同じく第
3図で示されるプッシュボタン(21)近傍の拡大断面図で
プッシュボタンをプッシュした状態を示す断面図であ
る。 である。(1) ……循環温浴器、(2)……吸入装置 (3)……一次フィルター、(4)……循環パイプ (5)……ポンプ、(6)……タンク (7)……カートリッジに収納された濾過材、(8)……フロ
ーセンサー (9)……ヒーター、(10)……ブロー室、(11)……吐出装
置 (12)……塩析用ミネラル水供給装置、(k)……ケーシン
グ (13)……縦型ポンプ式液体吐出器、(14)……ミネラル水
を収納する容器 (16)……押上ヘッド、(17)……ノズル、(18)……ミネラ
ル水受け部 (19)……チューブ、(20)……落下口、(21)……プッシュ
ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸入装置と、この吸入装置と連結される循
    環装置と、この循環装置と連結される水処理装置と温度
    調節装置と吐出装置とを有してなる循環温浴器を用いて
    行なう循環温浴方法であって、まず浴槽水中に塩析用ミ
    ネラル水を供給し、浴槽内の水中に分散されている微粒
    物を塩析して固型物とし、この固型物を含有した浴槽水
    を吸入装置によって吸入するとともに、この吸入時に浴
    槽水中に含有される浮遊固型物の一次処理を行って一次
    処理水とし、この一次処理水を次いで吸入装置から循環
    装置へと送り込み、この循環装置において前記一次処理
    水中に含有される懸濁固型物を二次処理して二次処理水
    とし、この二次処理水を次いで循環装置から温度調整装
    置へと送り込んで温度調整を行うとともに、この温度調
    整された水を次いで吐出装置へと送りこみ、この吐出装
    置から前記二次処理水を浴槽中へ吐出させて浴槽内の水
    を循環させ、これら上記の運動を一周期としてこの一周
    期運動を連続的に行なうことを特徴とする循環温浴方
    法。
  2. 【請求項2】浴槽内の水を吸入する吸入装置と、この吸
    入装置と連結され、前記吸入装置によって吸入された浴
    槽水を循環させる循環装置と、この循環装置と連結され
    る水処理装置と温度調節装置と吐出装置とを有してなる
    循環温浴器であって、前記水処理装置は吸入装置に着脱
    自在に設けられるプレフィルターと、循環装置の内部に
    カートリッジを介して配設される濾過材と浴槽水中にミ
    ネラル水を供給する塩析用ミネラル水供給装置とから構
    成されて多段階水処理機能を備えてなることを特徴とす
    る循環温浴器。
  3. 【請求項3】前記塩析用ミネラル水供給装置がケーシン
    グ内に設けられた縦型ポンプ式液体吐出器と上面ケーシ
    ングに設けられた上下動可能なプッシュボタンと底面ケ
    ーシングに設けられた落下口とこの落下口に連通する放
    出装置とからなる塩析用ミネラル水供給装置であって、
    この縦型ポンプ式液体吐出器はミネラル水が収納された
    容器とこのミネラル水を吐出させる吐出機構とこの吐出
    機構を作動させる押上ヘッドとこの押上ヘッドに設けら
    れたノズルとからなり、この押上ヘッドに前記プッシュ
    ボタンが嵌合され、且つ前記ノズルの先端部にミネラル
    水受け部が設けられ、このミネラル水受け部がチューブ
    を介して前記落下口に連通されてなることを特徴とする
    請求項第(2)項記載の循環温浴器。
JP2225504A 1990-08-27 1990-08-27 循環温浴方法及びこの方法で使用する循環温浴器 Expired - Lifetime JPH0659299B2 (ja)

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