JPH026951B2 - - Google Patents

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JPH026951B2
JPH026951B2 JP59241557A JP24155784A JPH026951B2 JP H026951 B2 JPH026951 B2 JP H026951B2 JP 59241557 A JP59241557 A JP 59241557A JP 24155784 A JP24155784 A JP 24155784A JP H026951 B2 JPH026951 B2 JP H026951B2
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valve
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cam
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Publication of JPH026951B2 publication Critical patent/JPH026951B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K3/00Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
    • F16K3/02Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor
    • F16K3/16Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together
    • F16K3/20Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together by movement of the seats
    • F16K3/205Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together by movement of the seats by means of cams
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K3/00Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
    • F16K3/02Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor
    • F16K3/16Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together
    • F16K3/20Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together by movement of the seats
    • F16K3/207Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together by movement of the seats by means of hydraulic forces

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はゲートバルブに関し、さらに詳しく
は二次シールの接圧を緩和し解除する作動装置を
備えたゲートバルブに関する。
[従来の技術] ゲートバルブは多年にわたつて一般的に利用さ
れており、例えば石油工業における石油および/
またはガス設備のようなさまざまな設備に採用さ
れている。しかしながら、このような従来のゲー
トバルブはほんの数千psiの圧力を伴う設備用に
設計されたものであり、今日ではエネルギ供給源
の枯渇により300000psi(2110Kg/cm2)或いはそれ
以上の範囲の非常な高圧下で石油やガスを探索し
生産する必要が生じてきた。このような高圧の利
用によりバルブの密封性や安全性をより高める必
要性がでてきた。
従来のゲートバルブは通常、入口流路と出口流
路とこれらの間にバルブ室とを有するバルブ本体
およびゲートから構成されている。貫通口を有す
るゲートはバルブ室内に取り付けられた両側のバ
ルブシートの間に設けられ、バルブステムに取り
付けられている。バルブ室はバルブ本体に固定さ
れたボンネツトにより閉ざされている。バルブス
テムはゲートを流路を通る流れが塞がれる閉位置
と流路を通る流れが開通される開位置との間で移
動させるための往復動装置に取り付けられてボン
ネツト内を往復動する。このようなバルブはアメ
リカ合衆国第3538938号および3696831号に示され
ている。
次にバルブ内におけるシールエレメントとして
は、アメリカ合衆国特許第2957492号および第
3348567号に示さるようなOリングやアメリカ合
衆国特許第4264054号に示されるような非突出
(non extrusion)シールを利用してバルブシー
トとバルブ本体との間をシールすることも周知と
なつている。また、アメリカ合衆国特許第
3696831号に示されるようにゲートに接するバル
ブシートの端部にOリングシールを設けることも
周知となつている。アメリカ合衆国特許第
3057630号および第3758072号には高弾性Oリング
と例えば商標名“テフロン”として知られるポリ
四弗化エチレンポリマー或いは“ナイロン”その
他の低摩擦性プラスチツクリングとの組合わせに
よるシールリングの形成が教示されている。さら
にアメリカ合衆国特許第3103366号にはポリ四弗
過エチレンからなる変形可能なプラスチツクを内
部に有する例えば薄いアルミニウムのような金属
製のリングを用いて金属性リングが僅かな溝隙間
の変化にそれ自体が適合しかつ加圧時におけるプ
ラスチツクリングの隙間からの突出を防止する構
成が教示されている。
さらに、流体の高圧に耐えるため、ゲートに対
して金属による一次シールと弾性材による二次シ
ールとを併用するものがある。すなわち、バルブ
内において流路を取り巻く金属製のシートがゲー
トに対する金属対金属の一次シールを形成し、さ
らにゲートが閉位置に移るときに弾性シールがゲ
ート側に動いてゲートに対する二次シールを形成
するようにした複合シール構造が、本願と同一発
明者によるアメリカ合衆国4377273号に示されて
いる。この先行技術に示された二次シール素子は
ゲート側の部分をその内外周面から硬質リングで
狭まれた1個の弾性リングであり、この弾性二次
シール素子をゲートの側面のカムみぞに案内され
るピンを有するシールサポートリングによつて、
ゲートが開位置から閉位置へ移動するときにゲー
トの方へ引き寄せ、ゲートが閉位置から開位置へ
移動するときには、二次シール素子をゲートから
解放しようとする構造である。しかしここに示さ
れた構造のみでは二次シールのゲートに対する接
圧がゲートの開位置、閉位置によつて極端に変
り、弾性二次シール素子を傷付けたり、逆に流体
シールが全く作用しなくなる欠点があつた。
[発明が解決しようとする課題] アメリカ合衆国特許第4377273号において論じ
られているように、ゲートバルブを用いた場合に
しばしば遭遇する問題の一つは、ゲートとバルブ
シートとの間に適正にシールが形成されない場合
があることである。このようにシールが不適当で
あると、ゲートバルブはシール部からの漏れをし
ばしば生じがちとなる。この本願と同一発明者に
よるアメリカ合衆国特許第4377273号においては、
さらにゲートバルブ用の適当なシールとして、両
面型の二方向カムを用いてシール部材のゲートへ
の接触を積極的に強化したり、あるいは軽減しよ
うとした弾性材による二次シールの構成が開示さ
れている。このようにしてアメリカ合衆国特許第
4377273号に開示された構成は多くの用途におい
て利点をもたらすものと思われるが、さらに一次
シールおよび二次シールの構成に改良を要する点
があることも見い出されている。特に二次シール
の形成に際してゲートの両面間に大きな圧力差が
生じた場合やゲートの下流側に位置している二次
シールの場合のような高圧条件下では、しばしば
二次シールがかなりの力でゲートに圧接されてい
る時に、ゲートが開く方向に移動されることによ
つて弾性二次シール面に対して引きずりが生じ、
弾性二次シールの摩耗が著しく進むこととなる。
またゲートに付加的な摩擦抗力が生ずることによ
つてバルブを開くのに必要とされる力も増すこと
となる。このような場合にはゲートがシール面を
横切つてほぼ直線的に動くのに先立つて、二次シ
ールを適度に解除することが可能であるのが望ま
しい。
すなわち、二次シール部材がゲートから完全に
引き下がる必要はなく、ゲートがバルブ開閉のた
めに移動するときには、ゲートに対するシールの
接圧を適度に軽減し、シールを実質的に“不作
動”状態としてバルブを通る加圧流体がシールと
ゲートとの間をどちらかと言えば少し流れて摩耗
が防止されるようにするのが望ましい。
さらに、バルブ本体内がほぼ無圧状態で二次シ
ールが十分に作用しており、次いで、圧力が上流
側から加えられた場合のような高圧条件下では、
流体はこのような作用状態のゲート上流側二次シ
ールから漏れない限り本体内バルブ室へは侵入で
きない。上流側二次シールは機械的に作用状態と
されているので、流体の圧力負荷が機械的な力を
越えないかぎりシールの作用状態が維持される。
しかし場合によつては流体圧がシールの機械的な
力に打ち勝つてシール部から噴き出すほどに大き
くなり、シール装置の弾性リングを壊してしまう
ことがある。
従つて上記のような条件下では加圧流体の作用
を受ける二次シールから接圧力を漸次軽減し解除
する機構(例えばバネ手段)を設けて、流体圧が
所定の値に達すると流体の圧力によりシールがゲ
ートからむしろ引き離されて、流体が弾性シール
部材を損傷することなくシール部を通つて例えば
バルブ室側への流出を許容するのが望ましい。次
に、弾性材を含む二次シールへ高い流体圧が流路
から直接に作用するのを緩衝するために流路側に
設けられる一次シールにおいては、従来のバルブ
シートは金属製の1つの管状部材として形成さ
れ、そのゲートから遠い部分をバルブ本体に圧嵌
されているのでその交換、特に現地での交換が難
しくなつている。このような嵌着シートを外すに
は特殊な工具が必要であり、バルブ本体の嵌合穴
と一次シートの嵌合面は取外し時における両者間
のこじりにより傷ついてしまう。従つて一次シー
トと本体間の嵌合面を傷つけることなく摩耗しや
すいゲート側の部分のみを交換可能な一次バルブ
シートの提供が望まれている。
[課題を解決するための手段] 本発明のゲートバルブは、基本的にはバルブ本
体と、ゲートと、一次シール用バルブシートと、
二次シール装置と、二次シール装置をゲートに対
して移動させる協働カム装置とを有し、バルブ本
体がその内部にボンネツトにより封鎖されるバル
ブ室を有するとともにこのバルブ室の両側におい
て一直線上に配置された一対の流路を有し、かつ
これら流路の各内端周囲にバルブ室側に開放され
た凹溝を形成しており、ゲートは前記一対の流路
を連通させるフローポートと同流路を閉じる無孔
部分とを有して前記バルブ室内に配設されるとと
もに、その一端をバルブステムに連結されてバル
ブが開閉する各ゲート位置の間を前記流路を横切
る経路に沿つて往復動可能であり、バルブシート
は前記流路の内端周囲に形成された各凹溝のゲー
トから遠い部分に嵌着される大径部とそれよりゲ
ート側に位置する管状のシート部分とを有し、バ
ルブが開閉する前記各ゲート位置にあるゲートに
管状シート部分の端面を接して金属対金属の一次
シールを形成し、二次シール装置はバルブシート
の管状シート部分の周面上に摺動可能に設けられ
る二次シールアセンブリを有し、協働カム装置が
ゲートの側面に形成されたカムとこのカムに一部
を係合して前記二次シールアセンブリをバルブが
閉鎖するときゲートの方へ移動させるシールサポ
ートリングとを含んでいるゲートバルブであつ
て、従来の課題を解決するためゲートに対する前
記二次シールアセンブリによる二次シールの接圧
を緩和しさらには解除することの可能な作動装置
をゲートに対して設けていることを特徴とする。
さらに前記二次シールアセンブリは前記バルブ
シートの管状部分を取り巻くシールサポートリン
グの開放溝内に前記管状部分に対して、摺動可能
に配設されたリング状のシール保持体と、その内
溝に前記管状部分に接して保持される弾性シール
リングと、このシールリングに隣接するスペース
リングとを有し、さらにシール保持体がゲートに
隣接するその端面に形成された環状溝内に弾性二
次シール部材をゲートに接触可能に配設してい
る。
ここで本発明のゲートバルブは、その特徴とす
る作動装置としてまず第1に、所定のバネ定数を
有するバネ部材を付勢部材として有する。このバ
ネ部材はシールサポートリングとスペースリング
との間に配接され、シールサポートリングが前記
協働カム装置によつてゲートに対して移動すると
き、前記弾性二次シール部材を付勢するととも
に、場合によつてはゲートとの間に生ずる接圧を
緩和する。従つてこのバネ部材の強さすなわちバ
ネ定数は、ゲートバルブに流通される所定範囲の
流体圧力のもとで、バネ部材が圧力に対抗して適
度に伸縮し、弾性二次シール部材とゲートとの間
に生じる接圧を緩和可能に選定されている。
次にゲートバルブは作動装置の第2要素とし
て、協働カム装置を改良している。協働カム装置
はシールサポートリングにおけるゲート側面に沿
う延出部内面に突設されたピンと、このピンに係
合可能にゲート側面に設けられるカムエツジとを
有するが、本発明ではこのカムエツジがゲートの
両側部に沿つて設けられた係合溝に摺動可能に取
付けられる各カムウエツジに形成されており、こ
れらのカムウエツジはバルブステムの端部に形成
された直交部材に少なくともステムの軸方向に遊
隙なく結合され、ゲートはこの直交部材と軸方向
に若干の隙間を有するスロツトを介して連結され
ている。この構成の作動装置を介してゲートがス
テムに引かれて閉位置から開位置に向かつて動か
されるとき、ゲートに先立つてカムウエツジが前
記の隙間分だけ動き、先ずカムエツジからシール
サポートリングのピンが緩解され、続いてゲート
に対する二次シールの接圧が解除される。
また本発明のゲートバルブにおいては、前記バ
ルブシートをバルブ本体に嵌着される部分とゲー
トに接して一次シールを形成する部分との2部分
複合型に構成することができ、これによつてとか
く摩耗を生じやすい一次シール形成部分のみの交
換を可能とする。
最後に、本発明のゲートバルブは流体圧力がさ
ほど高くない場合に適用するものとして、シール
装置を簡単にしたものを含む。この形式は、二次
シールのゲートの接圧を緩和する作動装置として
バネ部材を有するが、協働カム装置を持たない。
その金属製のバルブシートはバルブ本体の流路内
端に形成された環状の段溝の一部に嵌着される部
分とそれよりゲート側に延出した管状部とを有
し、バルブを開閉する各ゲート位置にあるゲート
に管状部の端面を接して金属対金属の一次シール
を形成し、二次シール装置がバルブシートの前記
管状部の周囲に軸方向に摺動可能に取り付けられ
る二次シールアセンブリを有していて、この二次
シールアセンブリがバルブシートの管状部の外周
面に軸方向摺動可能に嵌合された環状の二次シー
ル保持体と、この保持体のゲート側端面に形成さ
れた環状溝に圧嵌された弾性二次シール部材と、
二次シール保持体140の内周面に形成された環
状溝に装着されて前記管状部に接する弾性リング
とより成り、かつ二次シールアセンブリをゲート
の方へ押圧するための環状バネ部材がバルブシー
トの有するシヨルダと二次シール保持体の反ゲー
ト側端面との間に配設されていることを特徴とす
る。なお、この場合前記二次シール保持体がその
ゲート側端面にゲートの側面に沿つて延出された
1対のゲートガイドを有することも可能である。
[作用] 本発明が先行技術の有する課題を解決するため
に改良したゲートバルブの特徴は前述したとおり
であるが、このゲートバルブはバルブステムの内
端部に連結された両面平行型のゲートをハンドル
操作によつて、バルブ本体内でバルブの閉位置と
開位置との間で移動させる。このときバルブ本体
両側の流路の内端周囲に形成された環状の段溝内
に配設される金属製バルブシートはゲートのバル
ブ面にそれぞれの内端面を接して金属対金属の一
次シールを常時形成している。この一次バルブシ
ートとゲートとの接面は一般的な機械的嵌合公差
に基づいて対面されているが、ゲートが開閉動す
るとき互いに摺接するので、バルブシート内端面
は長期使用によつて摩耗することがある。本発明
ではバルブシートを2分割型に改良して、摩耗部
に近い半部を現地でも取り替え可能にしている。
次に一次バルブシートの外周面を摺動する二次
シール装置におけるシール保持体はバルブシート
面との間に弾性シールリングを有するほか、ゲー
ト側端面に環状の二次シール部材を有する。この
二次シール部材は弾性材で、金属対金属の一次シ
ールによつてほぼシールされた流路における流体
を、さらに弾性材によるゲートとの密着性によつ
て一層完全にシールし、バルブ室を経由した流体
の上流側から下流側への漏れを防ぐ。しかしこの
ゲートとの間に二次シールを形成する弾性二次シ
ール部材は、バルブの開閉に伴うゲート面との摺
擦によつて金属以上に損傷を受け易い。そこで先
行技術でもゲート側面に設けたカムに従動して流
路方向に動くシールサポートリングを用いてシー
ル保持体を移動可能とし、主としてゲートがバル
ブを閉じたときのみシール保持体の有する弾性二
次シール部材を十分にゲートに圧接するようして
いた。しかしゲートを開位置へ移すときこの圧接
の解除が遅れ、開弁するのに力を要しかつ二次シ
ール部材の磨損を十分に防ぐことができず、また
圧接の解除後シール性が不十分となる欠点があつ
た。
本発明では弾性二次シール部材とゲートとの間
の極端な圧接を緩和するために、シールサポート
リングと二次シール保持体との間にバネ部材を新
たに設けて、二次シールの接圧が弾性シール材を
圧損するほど強くならず、また圧接解除時にもシ
ール性が適度に残存されるように構成した。また
ゲートを開位置で移すときの前記圧接解除の遅れ
を解消するために、ゲートの側面に別体のカムウ
エツジを相対動可能に装着し、このウエツジにカ
ムを設け、ゲートをバルブ閉位置から開位置へ動
かすとき、バルブステムがゲートの動きに先立つ
てカムウエツジを若干移動させるように3つの部
材間の係合構造を改善した。従つてカムウエツジ
の先行動作に伴つてシールサポートリングがゲー
トから離れる方向に動き、弾性二次シール部材も
ゲートから離脱しようとする。しかし本発明では
前記バネ部材の存在によつて二次シール部材はゲ
ートから完全に離脱されず、適度の接圧のもとに
シール性を残して後退され、この間にゲートは閉
位置から開位置へ弾性シール部材を磨損すること
なく移動される。
[実施例の説明] 本発明のゲートバルブはゲートと金属材で接す
る一次シールのほかに、主として弾性材で接する
二次シールアセンブリを備えている。このゲート
バルブは既に述べた米国特許第4377273号におい
て開示されたゲートバルブと同様、ステム昇降型
のものである。なお、同一発明者の先願であるこ
の米国特許第4377273号(以下、単に同一人の先
願とも言う。)は、以下の説明において随時比較
参照するが、本発明はこの先行技術の不十分な点
をさらに改良したものである。
第1図、第8A図および第9A図について説明
する。ゲートバルブ10はバルブ本体11を有
し、このバルブ本体11の内部にバルブ室12が
形成されている。ゲートバルブ10の上部にはボ
ンネツト(図示せず)が取り付けられ、このボン
ネツトによつてバルブ室12の上端が封鎖される
とともに、バルブ本体11およびステム14との
間がシールされる。
ゲートバルブ10はバルブ室12内に配設され
たゲート15を有する。一般に、このゲート15
は断面長方形であり、そのバルブシート28,1
31に接する両面は互いに平行であり、上部はス
テム14に連結されている。従つて、このステム
14の上下動によつて、ゲート15が昇降され
る。この図例では、ステム14の下端部には螺子
付きのスタツド16が形成されている。一方、ゲ
ート15上部を横に貫通した円筒孔19内に嵌挿
されるシリンダ18には、雌螺子を有する螺子孔
17が形成されており、この孔17に対してスタ
ツド16が螺合される。スタツド16はステム1
4の円筒部21に連結されている。なお、この円
筒部21はゲート15上面の開口20内に挿着さ
れる。また、ステム14には、その円筒部21の
上側に円錐台部22が形成される。この円錐台部
22はストツパとして作用し、ボンネツト(図示
せず)の下面と接触することによつて、ステム1
4の上昇が制限される。
ステム14の鉛直方向の動きは種々の方法によ
つて行なわれる。この実施例においては、ステム
14はヨークナツト(図示せず)に螺合され、こ
のヨークナツトの回動によつて、ステム14がそ
の長手方向に動かされ、その動作に伴つてゲート
15が上下する。なお、ステム14とゲート15
との連結方法は、このほかにもいろいろあり、例
えば第3図等において改良例を後述する。
図示のように、バルブ本体11にはバルブ室1
2側へ突出する突出部23,24が対向状に形成
されている。なお、この突出部23,24はバル
ブ本体11に形成された流路25,26の内側
(バルブ室12側)端部を囲繞するように形成さ
れている。一方、ゲート15にはフローポート1
5aが貫通状に形成されている。このフローポー
ト15aは、ゲート15が上昇したときに流路2
5,26と整合し、バルブを開状態にしうるよう
に設定されるている。
突出部23,24には、流路25,26に面し
て環状の段溝27が同心状に形成される。第1図
と第3図の実施例においては、この段溝27に金
属製のバルブシート28が取り付けられる。な
お、このバルブシート28はバルブ本体11に嵌
着される大径部29を有し、外側の環状端面をゲ
ート15のバルブ面に接し、流通流体に対して金
属対金属の一次シールを形成する。一次シールの
金属端面は流路25,26内の流体のバルブ室1
2内への漏れを防ぎ、かつゲート15の上下動を
案内する。
第8A図、第9A図および第9B図の実施例に
おいては、段溝27に同じく金属製の少し短いバ
ルブシート本体128が取り付けられている。バ
ルブシート本体128はその少し小径の管状部1
29に螺合してリング状のシート面部材131を
有する。この金属製シート面部材131の内側鍔
面はバルブシート本体128の管状部129の外
端面132に係合され、この外端面132との間
に金属対金属シールを形成する。なお、管状部1
29とシート面部材131との間に形成された環
状空間138内に弾性シール部材133を装着
し、管状部129とシート面部材131との間の
シールをより確実にできる。環状空間138は管
状部129の外周角部の円錐台面139によつて
形成される。シール面部材131の端面134は
ゲート15と係合し、両者の間に金属対金属のい
わゆる一次シールを形成する。
第8B図に示したシート面部材135は、第8
A図のシート面部材131に代えて使用できるも
のである。このシート面部材135の端面には環
状溝136が形成されている。そして、この溝1
36内にゴム、テフロン等の弾性材で形成された
弾性シールリング137が装着され、シート面部
材135、ゲート15およひの弾性シールリング
137の間に良好なシールガ形成される。この方
法を使用すると、ゲートに対する金属対金属シー
ルの場合に必要とされるほどの加工精度は不要で
あり、さらに低圧使用の場合においては、この一
次シールに加えて後述する二次シールアセンブリ
を使用しなくてもよくなりコストをかなり低く抑
えることができる。第8A,8B図はこのように
二次シールアセンブリを省いた簡略な構成を参考
までに示している。
なお、第1図、第3図に示したような一つの部
材より成る一次のバルブシート28に代えて、第
8A図、第9A図等に示したようにバルブ本体1
1に嵌着されたバルブシート本体128に螺合し
て、シート面部材131を着脱可能に用いた場合
には、ゲート15とシール接触するその端面13
4が万一摩耗しても、シート面部材131のみを
バルブシート本体128との螺合部から外して容
易に交換することができる。この一次シール部の
交換容易な構成は、前記同一人の先願に対する一
つの改良である。
次に二次シールについて説明する。第1図、第
9A図に示すように、一次シールに増補される二
次シールにはその接圧をバルブの閉鎖時に強化す
るシールサポートリング31が、一次シールのバ
ルブシート28の管状部30の回り(第1図)、
もしくはバルブシート本体128のシート面部材
131の回り(第9A図)に配設される。シール
サポートリング31は、鍔付リング状に形成さ
れ、ゲート15側の端部には内向きの開放溝37
を有するので、その形状は断面L字形である。さ
らに、シールサポートリング31は、その側部に
1対の軸方向延出部32,33を有し、これらの
延出部32,33は、それぞれ、ゲート15の両
側面に沿つて延びている(第2図参照)。各延出
部32,33は円筒状の短いピン34を有する。
このピン34は各延出部32,33のゲート15
に沿う内側の平坦面に固定されている。他方、ゲ
ート15はその両側面にカムエツジ35を有す
る。各カムエツジ35はゲートの下端部に位置す
る垂直部分35aとその上方に位置する傾斜部分
35bより成る。ピン34はカムエツジ35との
係合によつて従動し、シールサポートリング31
をゲート15の方へ移動させる。ステム14の降
下によつて、ゲート15が図示の閉鎖位置へと降
下するとき、ピン34はカムエツジ35にそつて
その垂直部分35aと係合した位置から傾斜部分
35bと係合する位置へと移動し、両方のシール
サポートリング31がゲート側へ引き寄せられ
る。本願と同一発明者による先願米国特許第
4377273号においては、本願の片面型カムエツジ
に対して、二次シールをゲートに対して離接する
ためのフロントエツジおよびバツクエツジを有す
る両面型の溝が設けられていた。この変更は本発
明が二次シールの接圧を緩和しさらには解除する
ことの可能な作動装置を新たに設けたことに関連
している。
さらに、第1図、第9A図を参照するとシール
サポートリング31の開放溝37内に二次シール
アセンブリが取り付けられている。この二次シー
ルアセンブリはシールサポートリング31と一次
のバルブシート28またはシート面部材131と
の間に摺動可能に支持された金属製のシール保持
体36を有する。この二次シールアセンブリの構
成は、弾性リングを内・外周から硬質リングでは
さんだ同一人の先願における単純なシール素子と
異なり、二次シールの接圧をゲートの開閉移動時
に緩和可能にするものである。
シール保持体36は内溝を有する段付環状リン
グで断面L字形である。さらに、このシール保持
体36は、ゲート側の端面の環状溝にプレス嵌め
等によつて取り付けられた環状の弾性二次シール
部材36aを有している。またシール保持体36
の内溝には第3図と第9B図に示すように、スラ
イド可能に配設された断面長方形のスペースリン
グ38と圧縮可能な弾性シールリング39を備え
ている。この弾性シールリング39は圧縮変形可
能なので、スペースリング38を介して圧縮され
ると、シールリング39は周りの壁面に密接して
十分な内部シールを形成する。弾性シールリング
39としては、例えば、圧縮性の弾性材で形成さ
れた断面円形のOリングが使用できる。第10図
に示す実施例においては、弾性シールリング39
は断面が長方形に近い圧縮性の弾性リングであ
り、隅角部にはみ出し防止部材50を包含してい
る。
さらに好ましい実施例においては、シール保持
体36用の圧力緩和(relief)装置が設けられて
いる。第1図、第9A図の実施例においては、こ
の圧力緩和装置はシールサポートリング31とス
ペースリング38との間に配設されたバネ部材4
0を含む。このバネ部材40には流体圧を考慮し
て選定されたバネ定数のものが使用されるので、
シール保持体36がゲート15に圧接されて二次
シールが形成されると、絶えず適度の接圧がゲー
トとの間に維持される。しかし上流側(第1,9
A図における流路26側)の流体圧によつてシー
ル保持体36(さらに特定すれば弾性シールリン
グ39)に所定の以上の圧力が加わつた場合、バ
ネ部材40は圧縮される。このバネ部材40が大
きく圧縮されると、シール保持体36はゲート1
5から離れ、弾性シール部材36aの破壊を防止
する。
バネ部材40のバネ定数は、シール保持体3
6、弾性シールリング39および二次シール部材
36aの構成材料、およびそれらの限界圧力に対
する耐圧性に基づいて定められる。このバネ定数
の選択は、当業者がこの発明の開示に基づいて定
めうる設計上の問題である。
バネ部材40を複数のバネで形成し、二次シー
ルの作動条件に合せて任意にそのバネ定数を変更
できるようにしてもよい。図示の実施例において
は、バネ部材40は所定のレベルの圧力に呼応し
うるバネ定数を有するさらバネである。なお、こ
れはOリングシールであつてもよい。
したがつて、第1,9A図に示す実施例におい
ては、このバネ部材40の存在によつて上流側の
流体圧力に対する緩衝機能と、その圧力が異常に
高いときシール保持体36をゲートから速やかに
引き離すための解除機能とを備えている。
さらに、この発明のゲートバルブにはゲート1
5の両側面に直接、刻設された既述のカムエツジ
35に代えて、別体のカムウエツジを用いる形式
の協働カム装置を用いることができる。この協働
カム装置は第4図に示すようにゲートの両側面に
近い上下方向の係合溝126にそつて摺動可能に
嵌入されたカムウエツジ60を有する。このカム
ウエツジはバルブが開くときには、ゲートが上へ
動く前に少し上動するように設定されているの
で、シールサポートリング31のピン34に対す
るカムエツジの規制が緩み、二次シールが緩解さ
れてからゲートが図示上方へ動くことにる。第3
図と第9B図にこのカムウエツジ60を備えたゲ
ートバルブを示してある。これらの図の説明にお
いて使用する「垂直」および「水平」の語は、第
3図もしくは第9B図に図示のバルブに対するも
のである。図においては、バルブはその上部から
上方へ延びるステム14と共に直立した状態で示
してある。第5図、第6図に示すように、カムウ
エツジ60は長方形に形成され、その下部には切
り込み62が形成されている。この切り込み62
によつて片面型のカムエツジ35が左右対称に形
成される。なおこのカムエツジ35は第1図、第
9A図のようにゲート15の両側面に直接、設け
たカムエツジ35と形状および機能ともほぼ同じ
である。そして、このカムエツジ35は下部の垂
直部分35aと上部の傾斜部分35bとから成
る。第1図、第9A図の項で説明したように、カ
ムエツジ35はピン34とカム係合されているの
で、ステム14の降下によつて、ゲート15が閉
鎖位置へと降下すると、ピン34はカムエツジ3
5にそつてその垂直部分35aから傾斜部分35
bへと移動する。その結果、ピン34と一体の各
シールサポートリング31がゲート15側へ移動
され、二次シールの接圧が強化される。
カムウエツジ60は1対向するタブ64を有す
る。このタブ64はそれぞれ外側へ延び、ゲート
15に形成された係合溝126に摺動可能に係合
される。これによつて、カムウエツジ60はゲー
ト15に支持され、かつ縦方向に相対動可能とな
る(第3,9B,4図参照)。カムウエツジ60
の上部には、断面長方形の水平のスロツト68が
形成される。以下に詳述するように、このスロツ
ト68はステム14の下端の直交部材116を嵌
めるように形成されている。
第3図、第9B図に示すように、ステム14の
下部には水平断面長方形の延出部121が形成さ
れ、さらにこの延出部121の下端には直方体の
直交部材116が固定されているので、両者によ
つて逆T字形ブロツクが形成される。また、この
実施例においては、図示のように直交部材116
の左右水平方向の幅は、延出部121の水平方向
の幅より広く、かつゲート15の水平方向の幅よ
り狭く設定されている。紙面直角方向について
は、直交部材116の水平方向の長さは延出部1
21の水平方向の長さより長く、かつゲート15
の水平方向の長さとほぼ等しく設定されている。
直交部材116の長さ方向の各端部はカムウエツ
ジ60のスロツト68(第6図)内に摺動可能に
係合しうるように形成されているが、これらの端
部とスロツト68との間の垂直方向の遊びは最小
に抑えられている。
ゲート15には縦(上下)方向のスロツト12
0と横(水平)方向のスロツト117(第3,B
図参照)とが形成されている。そして、これらの
スロツト120,117内には、それぞれステム
14の延出部121および直交部材116が係合
されている。この場合において、スロツト120
は、延出部121を摺動可能に保持し、かつステ
ム14に対するゲート15の横(図示左右)方向
の遊びが最小となるように形成されている。しか
し、ゲート15に設けたスロツト117の縦(上
下)方向の寸法はステム下端の直交部材116の
縦(上下)方向の寸法よりも大きく設定されてい
るので、ゲート15の縦方向の動作を伴わずに、
ステム14はその差に該当する所定寸法(図示1
25)だけ縦方向に動作可能で、このときステム
14にゲート両側のカムウエツジ60が従動す
る。
なお、この実施例においては、ステム14をゲ
ート15とカムウエツジ60に組み合せるため
に、ステム14の延出部121の水平方向(紙面
直角)の長さをゲート15の同じ水平方向のスロ
ツト120より短く設定し、両者の間に空所を形
成しておく必要がある。その理由は、ステム14
をゲート15の片側に寄せておいてゲートの他側
にウエツジ60を装着するためである。この空所
は第4図に空白部分として示されている。ステム
の延出部121の水平方向(図示左右)の幅につ
いてはこのような寸法差は必要でない。またステ
ムとゲートとカムウエツジは上記とは別の形態で
互いに組み合せることも可能である。
このように構成されたカムウエツジ60を使用
すると、ゲートバルブ10が閉鎖位置(第3,9
B図)にあるときは、すでにカムウエツジ60の
降下によつて、そのカムエツジがピン34を案内
することによつてシールサポートリング31がゲ
ート15に引き寄せられ、二次シールが作用して
いる。ゲートバルブ10を開く場合、一定の距離
(図示125)だけステム14を上昇させる間、
すでに述べたようにゲート15は上昇せずにカム
ウエツジ60のみが引き上げられる。このカムウ
エツジ60の先行動作によつて、ゲート15が上
昇を開始する前に、カムウエツジ90のエツジ3
5がその上方傾斜部35b(第6図)に沿つてピ
ン34を少し解放するため二次シールの接圧解除
が行なわれ、ゲート面と摺れることによる弾性二
次シール部材36aの摩耗が有効に防止される。
なお、ステム14によつて、ゲート15を降下
させてバルブを閉鎖するときには、ゲート15に
対する一次シール部材28,131の摩擦抵抗に
よつて、ゲート15は第3図、第9B図に示す高
い位置で止まろうとする。また、ゲート15の下
方にストツパ(図示しない)を設け、このストツ
パによつてゲート15の下降が制限されるように
しておけば、ステム14の上昇に際して、前述の
カムウエツジ60の先行動作を実施することがで
き、二次シール部材36aの摩耗を防止できる。
第6図においては、第1,3,9Aおよび9B
図に示されたカムエツジ35とは特に上部の形を
変えたカムエツジを破線で示してある。すなわち
このカムエツジ35には従来の傾斜部35bの途
中で方向を上向きにした上部垂直部分35c(破
線部分)が示されている。この上部垂直部分35
cはゲート15のバルブ面に平行に形成されてい
るので、ピン34が上部垂直部分35cと係合す
ることによつて、シールサポートリング31のゲ
ート15側への動きが改変前のカムエツジより少
なくなり、従つて二次シールがある程度以上強く
締まることはない。
第7図は第4〜6図のカムウエツジ60の幅を
変えたカムウエツジを示す。なお、このカムウエ
ツジ60は、ゲート両側に対向する二次シールを
均等に作用させるために、ゲート15をそれらの
中央に定位させるものである。第7図の場合のカ
ムウエツジ60の水平断面形状は、基本的には第
4図のカムウエツジ60の水平断面形状と同一で
あるが次の点であ異なる。すなわち、カムウエツ
ジ60をゲート15に装着した場合、タブ64と
係合溝126との間、およびカムウエツジ60と
ゲート15との間に隙間が形成され、カムウエツ
ジ60がゲート15に対して矢印66の方向に少
し動きうる点である。
したがつて、横方向に動くための隙間を有する
カムウエツジ60がゲート15に取り付けられて
いると(第7図参照)、このカムウエツジ60の
遊動によつて、ゲート15と対向する二次シール
との間の芯ずれが自ずと補整され、ゲート15の
両面に均等な二次シールが形成される。
このように第3図、第9B図に示した実施例で
は、カムウエツジ60に関連したシール作動機構
によつて、ゲートを閉位置から開位置へ動かすの
に先立つて二次シールの接圧を緩和することがで
き、またゲートと両側のシールとの間の芯ずれを
自ずと補整しうるので、シールサポートリング3
1と二次シール保持体36との間に緩衝用バネ部
材を強いて設けなくてもよい。
第11図の実施例においては、第3図、第9B
図と異なり、ステム下端の直交部材116は隙間
なくゲート15におけるスロツト117′内に係
合されるとともに、第1図、第9A図の場合と同
様なバネ部材40が使用されている。隙間がない
ので、スロツト117′の上下幅と直交部材11
6の厚さはほぼ同一である。なお、この実施例に
おいても、第9Aおよび9B図の場合と同様に複
合型の一次シート128,131が使用できる。
第11図に示す実施例では、バネ部材40が弾
性限界を越えて圧縮されないように、シールサポ
ートリング31のゲート15側へ移動が制限され
る。このシールサポートリング31の移動の制限
は、シールサポートリング31の軸方向長さが第
9A,9B図のものより長く、従つてその内端面
153がゲート15に接触することによつて行な
われる。また、シールサポートリング31がゲー
ト15の面を摩損しないように、シールサポート
リング31の内端面153がゲート15と接触し
た後、ゲート15がそれ以上降下しないようにス
テム14の降下が調整されている。すなわちゲー
ト15の降下はステム14の降下を適切に停止す
ることによつて制限される。そしてこのステム1
4の降下停止は、ステム14の外側部にストツプ
ナツト154を取り付け、これをボンネツト15
6に対してハンドル157の位置を規制するステ
ムナツト155の上にハンドルを正しく固定する
ように螺着することによつて果たされる。ストツ
プナツト154のステムナツト155に対する螺
着停止位置の調節は、カムウエツジ60のカムエ
ツジ35によつてピン34を介してシールサポー
トリング31がゲート15側へ引き寄せられ、そ
の内端面153とゲート15の面とが接触するの
に一致して行なう必要がある。ステム14の降下
が制限されることによつて、カムウエツジ60、
シールサポートリング31、ゲート15およびス
テム14に過負荷が加えられることも防止され
る。
次にシールサポートリングのない簡略なシール
アセンブリを用いた実施例を第9C,9D,9E
図について説明する。
第9C図において、バルブシート148の管状
部149には、リング状の二次シール保持体14
0が軸方向に摺動可能に係合されている。二次シ
ール保持体140の端面142には、プレス嵌め
等によつて環状の弾性二次シール部材140aが
取り付けられている。二次シール保持体140
は、内側の溝150にO−リング140bを有す
る。なお、このO−リング140bは管状部14
9の外周面に対してシールを形成する。第9C図
の実施例においては、バルブシート148のシヨ
ルダ144と二次シール保持体140との間には
バネ部材141が配設される。また、第9D図の
実施例では、バルブシート148の外周にリング
状の凸部152が形成されて、二次シール保持体
140との間にバネ部材141収納用のポケツト
145が形成される。このバネ部材141によつ
て、弾性二次シール部材140a端面142がゲ
ート15に接触される。また、上流側からの加圧
流体によつて、二次シール面に強い圧力が加えら
れると、バネ部材141が圧縮され、二次シール
保持体140がゲート15から離れるため、その
弾性二次シール部材140aが破損することはな
い。しかし所定内の流体圧ではバネ部材141が
有効に作用して二次シールを維持する。
第9C,9D図の実施例において、二次シール
保持体140には、ゲート15の両側面に沿つて
延びるゲートガイド143(第9E図参照)が形
成されている。これらは二次シール保持体140
の回転防止とゲート15の横振れを防止する。
バネ部材141には通常さらバネが用いられる
が、弾性O−リング等であつてもよい。
以上、数種の実施例に基づいてこの発明を説明
してきたが、発明の範囲を逸脱しない限り、細部
の構成を互に組み変えて実施することもできよ
う。例えば、ゲートと別体のカムウエツジ60を
第1,9A図のようなバネ部材40のある実施例
に適用することによつて、バルブを開くようにゲ
ートを動かすときに、ゲート15と二次シール部
材との接圧を一層有効に緩和し解除することもで
きる。さらに、第3,9B図の実施例にバネ部材
を適用して、流体の圧力が所定以上の値に達した
場合、二次シール装置36が有効に後退されるよ
うにしてもよい。また、第9C図の実施例におい
て、2部材複合型のバルブシート機構を使用する
こともできる。
[発明の効果] この発明は、バルブ本体内をバルブ開閉のため
に移動するゲートに対して、その両側より流体の
流路内端周囲に配設された金属製一次シール部材
と弾性二次シール部材とを同心状に接触させてバ
ルブ内の液封を保つ形式のゲートバルブで、主と
して二次シールの接圧を緩和し、さらには解除す
ることの可能な作動装置をゲートに対して設けた
ことを特徴とする。この作動装置の第1の素子と
して、弾性二次シール部材の環状保持体の背後に
バネ部材を設けて、常に二次シール部材をゲート
の方へ付勢するようにしたので、前記保持体にこ
のバネ部材を介して接しかつゲートがバルブ開閉
の各位置へ動くときゲートの側面に形成されたカ
ムによつてゲートに接離する方向に相対移動され
るシールサポートリングの位置にかかわらずまた
二次シール保持体の端面に加わる流体圧力の若干
の変動にかかわらず、弾性二次シールのゲートに
対する接圧が適度の範囲におさまり、流体圧や機
械的の力によつて弾性シール部材が損傷されるの
を防止する。次にこの形式のバルブではゲートが
バルブ閉鎖位置へ動くとき、前記シールサポート
リングがカムによつてゲート側へ引き寄せられて
弾性二次シール部材がゲートにに強く圧接されて
シール効果が強化される。しかし従来はこの強圧
状態でゲートがバルブを開く方へ起動されたの
で、弾性二次シールは特にこの時期に摩耗を受け
ることが多かつた。この発明では前記作動装置の
第2の構成として、従来、ゲートの側面に直接設
けられたカムを、ゲートの両側部の係合溝に摺動
可能に取付けられたカムウエツジに形成するとと
もに、これらのカムウエツジをバルブステムの端
部に形成された直交部材にステムの軸方向に遊隙
なく結合し、ゲートはこの直交部材と軸方向に隙
間を有するスロツトを介して連結したので、この
構成の作動装置を介してゲートがステムに引かれ
て閉位置から開位置へ向かつて動かされると、ゲ
ートに先立つてカムウエツジが動き、そのカムに
案内されてシールサポートリングがゲートから離
れる方向に緩解され、これに伴つてゲートに対す
る弾性二次シールの接圧が緩和され、さらにカム
の形状によつてはゲートの動きにつれて二次シー
ルの接圧解除も可能である。この新規な作動装置
の付設によつてこの発明のゲートバルブでは二次
シールの摩損が十分に防止される。
なお、この発明では、金属製一次シール部材を
2部材複合型とし、摩耗を受けやすいゲート側の
部材のみを現地でも交換容易にし、さらに主とし
て流体圧が比較的低い場合には、従来の協働カム
装置(シールサポートリングおよびゲート上のカ
ム)を省略した簡単な構成のシール装置を提供す
ることによつて多くの利点を業界に与えている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるゲートバルブの縦断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図お
よび第9B図はカムウエツジを有するゲートバル
ブの縦断面図、第4図は第3図もしくは第9B図
の−線断面図、第5図はカムウエツジの平面
図、第6図はカムウエツジの正面図、第7図は別
のカムウエツジを使用した場合における第3図に
類似の断面図、第8A図は一次シール体を2部材
で形成した例を示す説明図、第8B図は第8A図
の部分拡大図、第9A図は第1図に第8A図の構
造を組み合わせた別のゲートバルブの縦断面図、
第9B図は第3図に第8A図の構造を組み合わせ
たゲートバルブの縦断面図、第9C図は第1図か
ら協働カム装置を省いたゲートバルブの縦断面
図、第9D図はさらに簡単なシール部材の部分拡
大図、第9E図は第9D図のシール部材の斜視
図、第10図は非突出シールリングの断面図、第
11図はゲートとステムとの連結部分を改変した
ゲートバルブの縦断面図である。 10……ゲートバルブ、11……バルブ本体、
12……バルブ室、14……ステム、15……ゲ
ート、15a……フローポート、27……段溝、
28,148……バルブシート、30,130…
…管状部分、31……シールサポートリング、3
2,33……延出部、34……ピン、35……カ
ムエツジ、35a……下方垂直部分、35b……
傾斜部分、35c……上部垂直部分、36……二
次シール保持体、36a……二次シール部材、3
8……スペースリング、39……弾性シールリン
グ、40……バネ部材、50……はみ出し防止部
材、60……カムウエツジ、116……直交部
材、125……隙間、126……係合溝、128
……シート本体、131……シール面部材、13
3……弾性シールリング、154……ストツプナ
ツト、156……ボンネツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バルブ本体と、ゲートと、一次シール用バル
    ブシートと、二次シール装置と、二次シール装置
    をゲートに対して移動させる協働カム装置とを有
    し、バルブ本体がその内部にボンネツトにより封
    鎖されるバルブ室を有するとともにこのバルブ室
    の両側において一直線上に配置された一対の流路
    を有し、かつこれら流路の各内端周囲にバルブ室
    側に開放された凹溝を形成しており、ゲートは前
    記一対の流路を連通させるフローポートと同流路
    を閉じる無孔部分とを有して前記バルブ室内に配
    設されるとともに、その一端をバルブステムに連
    結さけてバルブが開閉する各ゲート位置の間を前
    記流路を横切る経路に沿つて往復動可能であり、
    バルブシートは前記流路の内端周囲に形成された
    各凹溝のゲートから遠い部分に嵌着される大径部
    とそれよりゲート側に位置する管状のシート部分
    とを有し、バルブが開閉する前記各ゲート位置に
    あるゲートに管状シート部分の端面を接して金属
    対金属の一次シールを形成し、二次シール装置は
    バルブシートの管状部分の周面上に摺動可能に設
    けられる二次シールアセンブリを有し、協働カム
    装置がゲートの側面に形成されたカムとこのカム
    に一部を係合して前記二次シールアセンブリをバ
    ルブが閉鎖するときゲートの方へ移動させるシー
    ルサポートリングとを含んでいるゲートバルブで
    あつて、ゲートに対する前記二次シールアセンブ
    リによる二次シールの接圧を緩和しさらには解除
    することの可能な作動装置をゲートに対して設け
    ていることを特徴とするゲートバルブ。 2 前記二次シールアセンブリが前記バルブシー
    ト28,128の管状部分30,130を取り巻
    くシールサポートリング31の開放溝37内に前
    記管状部分30,130に対して摺動可能に配設
    されたリング状のシール保持体36と、その内溝
    に前記管状部分30,130に接して保持される
    弾性シールリング39と、このシールリング39
    に隣接するスペースリング38とを有し、さらに
    シール保持体36がゲート15に隣接するその端
    面に形成された環状溝内に弾性二次シール部材3
    6aをゲートに接触可能に配設している特許請求
    の範囲第1項記載のゲートバルブ。 3 前記弾性シールリング39が弾性材で形成さ
    れたOリングである特許請求の範囲第2項記載の
    ゲートバルブ。 4 前記弾性シールリング39が弾性材で断面ほ
    ぼ長方形に形成され、かつ加圧下におけるこの弾
    性材のはみ出しを防止するためのはみ出し防止部
    材50を有する特許請求の範囲第2項のゲートバ
    ルブ。 5 前記作動装置が所定のバネ定数を有するバネ
    部材40を付勢部材として有し、このバネ部材は
    シールサポートリング31とスペースリング38
    との間に配設され、シールサポートリング31が
    前記協働カム装置によつてゲートに対して移動す
    るとき、前記弾性二次シール部材36aとゲート
    との間に生ずる接圧を緩和するように構成された
    特許請求の範囲第2項記載のゲートバルブ。 6 前記バネ部材40のバネ定数は、所定の流体
    圧力のもとで弾性二次シール部材36aとゲート
    との間に生じる接圧を緩和可能に選定されている
    特許請求の範囲第5項記載のゲートバルブ。 7 前記バルブシートが流路25,26内端の各
    段溝27の一部に嵌着される部分とやや小径の管
    状部129とを一体としたシート本体128とこ
    れに着脱可能に取付けられたシート面部材131
    とより成り、このシート面部材がその環状端面1
    34をゲートに接して一次シールを形成し、かつ
    シート面部材の外周面上に前記シールサポートリ
    ング31および前記二次シールアセンブリが摺動
    可能に配設されている特許請求の範囲第2項記載
    のゲートバルブ。 8 前記バルグシートはそのシート本体128と
    シート面部材131とを螺合により着脱可能に結
    合しており、かつシート本体とシート面部材とが
    互いに接する軸直角面は金属対金属のシール面を
    なしている特許請求の範囲第7項記載のゲートバ
    ルブ。 9 前記バルブシートがそのシート本体128と
    シート面部材131との間に配設された弾性シー
    ルリング133を有する特許請求の範囲第8項記
    載のゲートバルブ。 10 前記協働カム装置におけるシールサポート
    リング31は、ゲートの両側面に沿つて並列状に
    延びる延出部32,33を有し、各延出部はその
    内面にピン34を突設しており、一方、ゲートの
    側面に形成されるカムは、各ピン34に係合する
    片面型のカムエツジ35を有し、各カムエツジ3
    5は少なくとも下方垂直部分35aとその上方に
    続く傾斜部分35bとを有し、ゲートが閉位置に
    向けて下方へ動くとき、各ピン34が傾斜部分3
    5bに案内されることによつて、ゲートの上流側
    および下流側のシールサポートリング31がゲー
    トへ向けて移動され、このサポートリング31よ
    りゲートに近い前記弾性二次シール部材36aと
    ゲートの両面との間にそれぞれ二次シールが形成
    され、かつこの二次シールの接圧が前記バネ部材
    40によつて緩和される特許請求の範囲第5項記
    載のゲートバルブ。 11 前記カムエツジ35が前記傾斜部分35b
    の中間から上に向きを変えた上部垂直部分35c
    を有し、この垂直部分にピン34が係合するとシ
    ールサポートリング31のゲートに向かう移動が
    止まり、前記二次シールの接圧がほぼ一定値に保
    持されかつ前記バネ部材40に加わる圧縮力もほ
    ぼ一定の限度内に保たれる特許請求の範囲第10
    項記載のゲートバルブ。 12 前記協働カム装置が、シールサポートリン
    グ31におけるゲート側面に沿う延出部32,3
    3内面に突設されたピン34と、このピン34に
    係合可能にゲート側面に設けられるカムエツジ3
    5とを有し、このカムエツジ35がゲートの両側
    部に沿つて設けられた係合溝126に摺動可能に
    取付けられる各カムウエツジ60に形成されてお
    り、これらのカムウエツジ60はバルブステム1
    4の端部に形成された直交部材116に少なくと
    もステムの軸方向に遊隙なく結合され、ゲートは
    この直交部材116と軸方向に隙間125を有す
    るスロツト117を介して連結され、この構成の
    作動装置を介してゲートがステム14に引かれて
    閉位置から開位置に向かつて動かされるとき、ゲ
    ートに先立つてカムウエツジ60が前記の隙間分
    だけ動き、先ずカムエツジ35からシールサポー
    トリング31のピン34が緩解され、続いてゲー
    トに対する二次シールの接圧が解除される構成の
    特許請求の範囲第2項記載のゲートバルブ。 13 前記カムウエツジ60の横幅がゲートに設
    けられた係合溝126の部分の間隔より小さく、
    ゲートとカムウエツジとの間に横幅方向の隙間が
    形成されていて、ゲートとその両面に接触する二
    次シールとの間の芯ずれがこの隙間によつて補整
    される特許請求の範囲第12項記載のゲートバル
    ブ。 14 前記カムウエツジ60のカムエツジ35に
    よりシールサポートリング31がゲートの方へ移
    動されるとき、前記バネ部材40に過度の圧縮が
    加えられないように、シールサポートリング31
    が長く形成されて前記移動に際し弾性二次シール
    部材36aと共にゲートに接触可能とされ、かつ
    シールサポートリング31がゲートに接触するの
    とほぼ同時にゲートの下降を停止するために、ス
    テム14におけるハンドル157の取付位置をス
    トツプナツト154によつてボンネツト156に
    対して規制するとともに、ステム下端をカムウエ
    ツジ60とゲートのいずれにも固定的に係着して
    成る特許請求の範囲第12項記載のゲートバル
    ブ。 15 バルブ本体と、ゲートと、一次シール用バ
    ルブシートと、二次シール装置とを有し、バルブ
    本体がその内部のバルブ室の両側に一対の流路を
    一直線上に配置し、各流路の内端周囲にバルブ室
    側に開放された段溝を形成しており、ゲートが前
    記一対の流路を連通させるフローポートを有して
    バルブ室内に配設されかつバルブステムに連結さ
    れてバルブを開閉する各ゲート位置の間を往復動
    可能であり、バルブシートが前記段溝の一部に嵌
    着される部分とそれよりゲート側に延出した管状
    部とを有し、バルブを開閉する前記各ゲート位置
    にあるゲートに管状部の端面を接して一次シール
    を形成し、二次シール装置がバルブシートの前記
    管状部の周囲に軸方向に摺動可能に取り付けられ
    る二次シールアセンブリを有しているゲートバル
    ブであつて、二次シールアセンブリがバルブシー
    ト148の管状部149の外周面に軸方向摺動可
    能に嵌合された環状の二次シール保持体140
    と、この保持体140のゲート側端面に形成され
    た環状溝に圧嵌された弾性二次シール部材140
    aと、二次シール保持体140の内周面に形成さ
    れた環状溝150に装着されて管状部149に接
    する弾性リング140bとより成り、かつ二次シ
    ールアセンブリをゲートの方へ押圧するための環
    状バネ部材141がバルブシート148の有する
    シヨルダ144と二次シール保持体140の反ゲ
    ート側端面との間に配設されていることを特徴と
    するゲートバルブ。 16 前記二次シール保持体140がそのゲート
    側端面にゲートの側面に沿つて延出された1対の
    ゲートガイド143を有する特許請求の範囲第1
    5項記載のゲートバルブ。
JP59241557A 1983-11-14 1984-11-14 ゲ−トバルブ Granted JPS60157571A (ja)

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US06/551,589 US4566671A (en) 1983-11-14 1983-11-14 Gate valve having a secondary seal
US551589 1984-10-11
US659614 1984-10-11

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Publication Number Publication Date
JPS60157571A JPS60157571A (ja) 1985-08-17
JPH026951B2 true JPH026951B2 (ja) 1990-02-14

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