JP3018998U - 活貝の処理装置 - Google Patents

活貝の処理装置

Info

Publication number
JP3018998U
JP3018998U JP1995005476U JP547695U JP3018998U JP 3018998 U JP3018998 U JP 3018998U JP 1995005476 U JP1995005476 U JP 1995005476U JP 547695 U JP547695 U JP 547695U JP 3018998 U JP3018998 U JP 3018998U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
live
water
shellfish
water tank
stones
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995005476U
Other languages
English (en)
Inventor
静男 土屋
Original Assignee
角長水産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 角長水産株式会社 filed Critical 角長水産株式会社
Priority to JP1995005476U priority Critical patent/JP3018998U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3018998U publication Critical patent/JP3018998U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は活貝に含んでいる砂その他の異物
を吐き出させることを目的としたものである。 【構成】 活貝を収容する水槽内へ散気手段を敷設する
と共に、前記水槽へ活水石で処理した活水の循環流動装
置を付設したことを特徴とする活貝の処理装置。所定量
の水を収容した水槽の内側下部に微小気泡を発生する散
気盤を設置すると共に、該散気盤の上方へ活水石を収容
し、その上方へ活貝を収容できるようにしたことを特徴
とする活貝の処理装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は活貝に含んでいる砂その他の異物を吐き出させることを目的とした 活貝処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来料理前に活貝を塩水内へ収容し、いわゆる砂を吐き出させる処理をしてい た。
【0003】
【考案により解決すべき課題】
従来の塩水処理においては、完全な塩出しがむつかしいのみならず、処理中に 活貝の鮮度が低下したり、隣接貝が咬み合って貝割れを生じるなど(例えばあさ りなど)の問題点があった。
【0004】 また塩水処理が適切に行われない場合には、活貝にストレスを生じ、少くとも ストレス解消にならず肉質の低下を来すおそれもあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
然るにこの考案は、活水石で処理した水中へ活貝を収容すると共に、微小気泡 (及び又は超音波発振)中に置くことにより前記従来の問題点を解決したのであ る。
【0006】 即ちこの考案は活貝を収容する水槽内へ散気手段を敷設すると共に、前記水槽 へ活水石で処理した活水の循環流動装置を付設したことを特徴とする活貝の処理 装置であり、循環流動装置の循環路に調温器及びフィルタを介装したことを特徴 とした活貝の処理装置である。
【0007】 次に他の考案は所定量の水を収容した水槽の内側下部に微小気泡を発生する散 気盤を設置すると共に、該散気盤の上方へ活水石を収容し、その上方へ活貝を収 容できるようにしたことを特徴とする活貝の処理装置である。
【0008】 また他の考案は活貝を収容する水槽内へ散気手段を敷設すると共に、前記水槽 へ活水石で処理した活水を収容し、かつ前記水槽内の一部へ超音波発振器をセッ トしたことを特徴とする活貝の処理装置であり、活貝を収容する水槽内へ活水石 で処理した活水を収容すると共に、前記水槽内の一部へ超音波発振器をセットし たことを特徴とする活貝の処理装置である。
【0009】 この考案において使用する活水石は、鉱物学上石英斑岩、あるいは花岡斑岩に 属し、アルカリ長石と石英とを主成分とする鉱石であって、各種自然ミネラルを 含み、多孔質で高い吸着能力を有している。
【0010】 例えば麦飯石(商標)、又は角長石(商標)ともいわれる。
【0011】 その成分は産地により(日本、中国)若干のバラツキがあるが、表1、2に示 すように、無水珪酸を主成分(50%以上)とし、ついで酸化アルミニウムを多 く(10%以上)含んでいる点が共通している。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】 また前記表2に示す鉱石の元素分析結果は表3に示す通りである。
【0015】
【表3】
【0016】 前記麦飯石(商標)の他に電気石も活水作用があり、麦飯石と電気石を単独又 は混合使用することもできる。
【0017】 電気石は六方昌系で比重2、9〜3、25で、硼素とアルミナを含む珪酸塩よ りなり、多数の元素(Na、Ca、Si、Al、B、Fe、Mg、Mn、Liな ど)を含んでいる。
【0018】 この考案における水の活性化とは、浄化殺菌能力の増進、水粒子(クラスター )の細分化促進、生物に活性を付与する能力を増進する。
【0019】 活貝の場合には、ストレスの解消、肉質の改善(甘味を増す)鮮度の向上、砂 等の異物を完全に吐き出させることができる。
【0020】 また微細気泡又は超音波振動の付与は、洗浄能力があり、活貝に刺激を付与す ると共に、酸素を供給するなどの利点が考えられる。
【0021】
【作用】
この考案によれば、活水石で処理した活水と、微細気泡とを同時に作用させる ので、活貝に一層の活性を付与し、砂等を完全に吐き出し、その上肉質を改善で きる(ストレスの解消と、活性の付与の為)。
【0022】
【実施例1】 この考案の実施例を図1に基づいて説明する。
【0023】 活貝1を収容できる水槽2と、水を活性化する活水槽3とを送水管4で連結す ると共に、水槽2の配水管5はフィルタ6、ポンプ7、調温器8を介し、給水管 9を経て活水槽3の入水側に接続し、活水の閉鎖循環系を構成する。
【0024】 前記活水槽3内には噴気管10(散気手段)を敷設し、その上方には、大小の 活水石の層よりなる濾床11が設けてある。
【0025】 前記噴気管10の基端には送気管12がバルブ13を介して基管14に連結し てあり、基管14にはバルブ15を介装し、ポンプ16の吐出側に連結してある 。
【0026】 前記水槽2の底部に敷設した噴気管17の送気管19はバルブ18を介して前 記基管14と連結してある。
【0027】 前記実施例において、ポンプ7を始動すると、配水管5から矢示20のように 吸引された水は、フィルタ6を経てポンプ7に入り、給水管9と、調温器8を矢 示21のように活水槽3へ矢示22のように給水される。そこで濾床11を矢示 23のように通過して活水化され、送水管4より矢示24のように、水槽2内へ 供給される。一方ポンプ16の始動により、基管14から矢示25のように送気 され、送気管19を矢示26のように経て噴気管17から矢示27のように小気 泡を発生させる。
【0028】 前記において、バルブ13を開にし、送気管12を経て噴気管10へ送気すれ ば、噴気管10で、発生した小気泡は矢示28のように上昇し、矢示29のよう に濾床11を通過して濾床11を逆洗することができる。
【0029】 尚、水槽2に水位計30を設置し、送気管4に水位計で制御できる自動バルブ 31を介装すれば、水槽2の水位を自動制御することができる。前記実施例にお ける水温は10℃〜15℃に保つことが望ましい。
【0030】 前記実施例において、水槽2内へ超音波発振器47を設置し、前記噴気管17 の気泡と共同し、又は単独で活貝1の活性を促進し、洗浄効果を付与し、活水石 中のミネラルの溶出を促進させることができる。超音波の周波数は20kHz〜 100kHz位である。
【0031】
【実施例2】 実施例1は水槽と活水槽を別設したが、同一水槽内で活貝処理することもでき る。この実施例を図2に基づいて説明する。
【0032】 処理槽32の底板33上へ、散気盤34を設け、空気室35へ送気管36の一 端を連結し、送気管36の多端はポンプ37の吐出側へ接続する。
【0033】 前記散気盤34の上方には若干の間隔をおいて網板38を張設し、網板38上 へ活水石39を層状に収容する。前記活水石39の層40上には、活貝1の網篭 41を吊下したもので、図中42は層40上の網板である。
【0034】 前記実施例において、ポンプ37を始動すると、加圧空気は送気管36を矢示 43のように流動して散気盤34から矢示44のように微小気泡となって発散し 、活水石39の間を矢示45のように経て活貝1の間を矢示46のように通過す る。
【0035】 このようにして処理槽32の中央部は上昇流、周縁部は下降流を形成して還流 する。前記微小気泡は50μ〜300μである。
【0036】 前記において、活水石の層40を通過する水は活水処理されて、そのまま活貝 1に接触し、微細気泡と共に活貝1を活性化処理する。
【0037】 実験の結果によれば、活水生成後2時間以上処理した場合には、活貝中の砂そ の他の異物の残留物は認められなかった。
【0038】
【考案の効果】
この考案によれば、発生気泡と、活水とによって活貝を処理するので、比較的 短時間に活貝の砂その他の異物を吐かせることができる効果がある。
【0039】 また、養殖池等から取り出した活貝は環境の変化により、ストレスを生じるが 、処理槽に入れると、このストレスを可久的速かに解消し、活貝の活性化をはか ることにより、肉質の悪化を防止し、鮮度の向上などにより味覚を向上し得るな どの諸効果がある。次に微細気泡の刺激により活貝の開度が比較的小さくなり、 隣接貝を咬み込むことがなくなるので、あさりなど殻の強い活貝の貝割れを未然 に防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の実施例の概念図。
【図2】 同じく他の実施例の使用状態における断面
図。
【符号の説明】
1 活貝 2 水槽 3 活水槽 4 送水管 5 配水管 6 フィルタ 7、16 ポンプ 8 調温器 9 給水管 10、17 噴気管 13、15、18 バルブ 11 濾床 12、19 送気管 14 基管 30 水位計 31 自動バルブ 32 処理槽 33 底板 34 散気盤 35 空気室 36 送気管 37 ポンプ 38、42 網板 39 活水石 40 活水石の層 41 網篭

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活貝を収容する水槽内へ散気手段を敷設
    すると共に、前記水槽へ活水石で処理した活水の循環流
    動装置を付設したことを特徴とする活貝の処理装置。
  2. 【請求項2】 活貝を収容する水槽内へ散気手段を敷設
    すると共に、前記水槽へ活水石で処理し循環流動装置の
    循環路に調温器及びフィルタを介装したことを特徴とし
    た活貝の処理装置。
  3. 【請求項3】 所定量の水を収容した水槽の内側下部に
    微小気泡を発生する散気盤を設置すると共に、該散気盤
    の上方へ活水石を収容し、その上方へ活貝を収容できる
    ようにしたことを特徴とする活貝の処理装置。
  4. 【請求項4】 所定量の水を収容した水槽の内側下部に
    微小気泡を発生する散気盤を設置すると共に、該散気盤
    の上方へ活水石を収容し、該散気盤は無数の連続微小孔
    を有する盤体よりなり、活水石は網板上へ層状に載置し
    たことを特徴とする活貝の処理装置。
  5. 【請求項5】 活貝を収容する水槽内へ散気手段を敷設
    すると共に、前記水槽へ活水石で処理した活水を収容
    し、かつ前記水槽内の一部へ超音波発振器をセットした
    ことを特徴とする活貝の処理装置。
  6. 【請求項6】 活貝を収容する水槽内へ活水石で処理し
    た活水を収容すると共に、前記水槽内の一部へ超音波発
    振器をセットしたことを特徴とする活貝の処理装置。
JP1995005476U 1995-06-05 1995-06-05 活貝の処理装置 Expired - Lifetime JP3018998U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005476U JP3018998U (ja) 1995-06-05 1995-06-05 活貝の処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005476U JP3018998U (ja) 1995-06-05 1995-06-05 活貝の処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3018998U true JP3018998U (ja) 1995-12-05

Family

ID=43154425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995005476U Expired - Lifetime JP3018998U (ja) 1995-06-05 1995-06-05 活貝の処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3018998U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016052298A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 ミン ソク チャン, ゲルマニウム成分が含まれるようにする貝類の不純物除去装置、およびそれを用いた不純物除去方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016052298A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 ミン ソク チャン, ゲルマニウム成分が含まれるようにする貝類の不純物除去装置、およびそれを用いた不純物除去方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN203952141U (zh) 一种工厂化循环水水产养殖系统
US3723304A (en) Omniological filter and process
JP3018998U (ja) 活貝の処理装置
CN205213894U (zh) 一种水产养殖行业去污净化、投药、增氧的装置
KR19980067547U (ko) 수족관 물정화장치
CN104920269B (zh) 提高珍珠蚌存活率的珍珠养殖系统
CN208327511U (zh) 一种鱼糜生产废水净化处理装置
JPH09154433A (ja) 活魚輸送用の水槽装置
CN207778914U (zh) 一种冷库用排异味装置
JPH08322419A (ja) 活貝の処理方法及び装置
JPH0326897Y2 (ja)
JPH0675458B2 (ja) 活魚槽の気泡分離装置
JPS61230786A (ja) 生物濾過装置
RU81198U1 (ru) Установка для очистки фритюрного жира
JP3027404U (ja) 携帯用浄水器
CN110063288A (zh) 一种海珍品室内养殖装置
CN208145706U (zh) 一种农业烟气处理装置
JPH09155386A (ja) 循環装置
CN209575868U (zh) 一种过滤池
JPS6245398A (ja) 廃水の高度処理装置
JPH0728955Y2 (ja) 浄水装置
RU69417U1 (ru) Устройство для гомогенизации гидропонных субстратов
JP2002126762A (ja) 水の改質方法
TWM467305U (zh) 除沫過濾器
JPH081354U (ja) 淨水装置