JPH065916Y2 - クリップ取付装置 - Google Patents
クリップ取付装置Info
- Publication number
- JPH065916Y2 JPH065916Y2 JP1161688U JP1161688U JPH065916Y2 JP H065916 Y2 JPH065916 Y2 JP H065916Y2 JP 1161688 U JP1161688 U JP 1161688U JP 1161688 U JP1161688 U JP 1161688U JP H065916 Y2 JPH065916 Y2 JP H065916Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- mounting portion
- tubular body
- cylindrical body
- clip mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Clips For Writing Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、筆記具とのクリップ取付装置に係り、特にク
リップ素材として剛性クリップを用いたクリップ取付装
置に関する。
リップ素材として剛性クリップを用いたクリップ取付装
置に関する。
(従来の技術) 従来、それ自身が弾性力或いは復元性を有しない、例え
ば厚板状の金属からなる剛性クリップは、高級感、重圧
感を醸し出すことができるといった長所を有しているた
め、広く高級品向け筆記具のクリップとして利用されて
いる。
ば厚板状の金属からなる剛性クリップは、高級感、重圧
感を醸し出すことができるといった長所を有しているた
め、広く高級品向け筆記具のクリップとして利用されて
いる。
しかしながら、この剛性クリップは、既述の如くそれ自
身が弾力性を有していない為、クリップ本来の機能であ
る衣服などに対する挾持力を具有させるために、即ち、
クリップなどに対して上下動などの操作を可能とさせる
ためには、更に別部材としての弾撥部材であるコイル状
スプリングや板バネなどが必要となる。
身が弾力性を有していない為、クリップ本来の機能であ
る衣服などに対する挾持力を具有させるために、即ち、
クリップなどに対して上下動などの操作を可能とさせる
ためには、更に別部材としての弾撥部材であるコイル状
スプリングや板バネなどが必要となる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、使用した弾撥部材の弾力ばらつきと共に
各部品の寸法誤差によって、クリップに付与されるべき
一定の弾力が各製品ごとにまちまちとなってしまい、結
果的に挾持力のばらつきを招来して、とても高価格向け
筆記具として機能上ふさわしいものではなかった。ま
た、経時的には、クリップ取付装置にガタなどが発生
し、充分な挾持力を常にたもつことができなくなるな
ど、耐久性にかけるものであった。
各部品の寸法誤差によって、クリップに付与されるべき
一定の弾力が各製品ごとにまちまちとなってしまい、結
果的に挾持力のばらつきを招来して、とても高価格向け
筆記具として機能上ふさわしいものではなかった。ま
た、経時的には、クリップ取付装置にガタなどが発生
し、充分な挾持力を常にたもつことができなくなるな
ど、耐久性にかけるものであった。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決すべくなされたもので、簡
単な構造にてしかもクリップの弾性力、換言すればその
挾持力を任意に調整できるようにした優れた剛性クリッ
プのための取付装置を提供せんとするものである。
単な構造にてしかもクリップの弾性力、換言すればその
挾持力を任意に調整できるようにした優れた剛性クリッ
プのための取付装置を提供せんとするものである。
即ち本考案は、「クリップ取付部を有する略L字型の剛
性クリップと、前記クリップ取付部を挿通して配置する
取付孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿固定する筒体
と、該筒体内方に設けた内筒体と、該内筒体と前記クリ
ップ取付部との間に介在させた弾撥部材とによりなり、
前記筒体又は内筒体のどちらか一方に突部を他方に螺旋
溝を設け、前記筒体と内筒体との相対的な回動によりク
リップの挾持力を調整可能としたことを特徴とするクリ
ップ取付装置。」であり、また、「クリップ取付部を有
する略L字型の剛性クリップと、前記クリップ取付部を
挿通して配置する取付孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌
挿固定する筒体と、該筒体内方に設けた内筒体と、該内
筒体と前記クリップ取付部との間に、内筒体と前記筒体
との相対的な回動により移動可能配置されたスライダー
と、該スライダーとクリップ取付部との間に介在された
弾撥部材とよりなり、前記回動によってクリップの挾持
力を調整可能としたことを特徴とするクリップ取付装
置。」であり、また、「クリップ取付部を有する略L字
型の剛性クリップと、前記クリップ取付部を挿通して配
置する取付孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿固定する
筒体と、該筒体内方に設けた内筒体と、該内筒体に形成
した溝部に係合配置され、又、クリップ取付部に当接す
る傾斜板と、該傾斜板と前記内筒体との間に介在された
弾撥部材とよりなり、前記筒体と内筒体との相対的な回
動により、前記クリップ取付部と傾斜板との当接位置を
変化させ、クリップの挾持力を調整可能としたことを特
徴とするクリップ取付装置。」を要旨とするものであ
る。
性クリップと、前記クリップ取付部を挿通して配置する
取付孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿固定する筒体
と、該筒体内方に設けた内筒体と、該内筒体と前記クリ
ップ取付部との間に介在させた弾撥部材とによりなり、
前記筒体又は内筒体のどちらか一方に突部を他方に螺旋
溝を設け、前記筒体と内筒体との相対的な回動によりク
リップの挾持力を調整可能としたことを特徴とするクリ
ップ取付装置。」であり、また、「クリップ取付部を有
する略L字型の剛性クリップと、前記クリップ取付部を
挿通して配置する取付孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌
挿固定する筒体と、該筒体内方に設けた内筒体と、該内
筒体と前記クリップ取付部との間に、内筒体と前記筒体
との相対的な回動により移動可能配置されたスライダー
と、該スライダーとクリップ取付部との間に介在された
弾撥部材とよりなり、前記回動によってクリップの挾持
力を調整可能としたことを特徴とするクリップ取付装
置。」であり、また、「クリップ取付部を有する略L字
型の剛性クリップと、前記クリップ取付部を挿通して配
置する取付孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿固定する
筒体と、該筒体内方に設けた内筒体と、該内筒体に形成
した溝部に係合配置され、又、クリップ取付部に当接す
る傾斜板と、該傾斜板と前記内筒体との間に介在された
弾撥部材とよりなり、前記筒体と内筒体との相対的な回
動により、前記クリップ取付部と傾斜板との当接位置を
変化させ、クリップの挾持力を調整可能としたことを特
徴とするクリップ取付装置。」を要旨とするものであ
る。
(実施例) 以下、添付図面に示す実施例により更に詳細に説明す
る。
る。
第1図より本考案の第1の実施例を説明する。
第1図において、符号1は剛性クリップであり、頭冠2
の取付孔2aにクリップ取付部1aを挿通配置してい
る。前記頭冠2には、螺旋溝3及び後述する押圧板8の
回り止めの縦溝4aを形成した筒体4が嵌挿固定されて
いる。また、該筒体4内方には、前記螺旋溝3と係合す
る突部5を形成した内筒体6が設けられている。該内筒
体6とクリップ取付部1aとの間には、弾撥部材7が介
在されており、クリップ1に挾持力を与えている。8
は、前記縦溝4aに一部を位置させ、摺動自在に配置さ
れた押圧板であって、前記弾撥部材7のねじれ等を極力
防止するために設けられたものであるが、必ずしも必要
なものではない。同様なことが弾撥部材7とクリップ取
付部1aに設けたクランプスライダー9についてもいえ
る。つまり、内筒体6の端面やクリップ取付部1aを直
接弾撥部材7に当接させてやればよいものである。尚、
筒体4の螺旋溝3を内筒体6に、内筒体6の突部5を筒
体4に設けてやってもよい。また、螺旋溝3と内筒体6
の突部5は螺子の雌螺子と雄螺子であっても同様であ
る。
の取付孔2aにクリップ取付部1aを挿通配置してい
る。前記頭冠2には、螺旋溝3及び後述する押圧板8の
回り止めの縦溝4aを形成した筒体4が嵌挿固定されて
いる。また、該筒体4内方には、前記螺旋溝3と係合す
る突部5を形成した内筒体6が設けられている。該内筒
体6とクリップ取付部1aとの間には、弾撥部材7が介
在されており、クリップ1に挾持力を与えている。8
は、前記縦溝4aに一部を位置させ、摺動自在に配置さ
れた押圧板であって、前記弾撥部材7のねじれ等を極力
防止するために設けられたものであるが、必ずしも必要
なものではない。同様なことが弾撥部材7とクリップ取
付部1aに設けたクランプスライダー9についてもいえ
る。つまり、内筒体6の端面やクリップ取付部1aを直
接弾撥部材7に当接させてやればよいものである。尚、
筒体4の螺旋溝3を内筒体6に、内筒体6の突部5を筒
体4に設けてやってもよい。また、螺旋溝3と内筒体6
の突部5は螺子の雌螺子と雄螺子であっても同様であ
る。
次に、第2図〜第4図により本考案の第2の実施例を説
明する。尚、参照符号については、同じ部位には第1に
実施例のものを用いる。
明する。尚、参照符号については、同じ部位には第1に
実施例のものを用いる。
第2図において、前述した第1の実施例と異なる点は、
押圧板8を押圧するスライダー10を設けたことであ
る。該スライダー10には、筒体4の内側に形成されて
いる螺旋溝3と係合する突出部10aが形成されてい
る。一方、前記内筒体6の後方には、スライダー10が
摺動する案内溝11が形成されており、その案内溝11
の端部には、スライダー10が最後退位置にて脱落しな
いよう規制段部11aが形成されている。また、前記内
筒体6は、圧入リング12と規制段部11aとによって
筒体4に対して回転可能に挾持固定されている。尚、押
圧板8及びクリップスライダー9は、前記第1実施例と
同様必ずしも必要ではない。
押圧板8を押圧するスライダー10を設けたことであ
る。該スライダー10には、筒体4の内側に形成されて
いる螺旋溝3と係合する突出部10aが形成されてい
る。一方、前記内筒体6の後方には、スライダー10が
摺動する案内溝11が形成されており、その案内溝11
の端部には、スライダー10が最後退位置にて脱落しな
いよう規制段部11aが形成されている。また、前記内
筒体6は、圧入リング12と規制段部11aとによって
筒体4に対して回転可能に挾持固定されている。尚、押
圧板8及びクリップスライダー9は、前記第1実施例と
同様必ずしも必要ではない。
第3図は、スライダー10の略中央に内筒体6に設けた
螺旋柱13の螺旋と係合する螺旋溝部14を形成したも
のである。尚、ここで、回り止めの為の縦溝4aはスラ
イダー10の案内溝となっている。第4−A図は、スラ
イダー10に傾斜段部15を形成し、該傾斜段部15に
内筒体6に形成された係合突部16を係合させている。
また、前記スライダー10に段部15を円周上に形成
し、係合突部16を係合させても良い。(第4−B図参
照)。
螺旋柱13の螺旋と係合する螺旋溝部14を形成したも
のである。尚、ここで、回り止めの為の縦溝4aはスラ
イダー10の案内溝となっている。第4−A図は、スラ
イダー10に傾斜段部15を形成し、該傾斜段部15に
内筒体6に形成された係合突部16を係合させている。
また、前記スライダー10に段部15を円周上に形成
し、係合突部16を係合させても良い。(第4−B図参
照)。
尚、筒体4に形成したスライダー回り止めのための縦溝
4a又は、内筒体6の案内溝11は、スライダー10に
溝を形成すれば、溝とせず突部として形成すると同様の
効果が得られる。
4a又は、内筒体6の案内溝11は、スライダー10に
溝を形成すれば、溝とせず突部として形成すると同様の
効果が得られる。
次に、第5図により第3の実施例について説明する。参
照符号については、第2の実施例と同様に、第1の実施
例のものを引用する。
照符号については、第2の実施例と同様に、第1の実施
例のものを引用する。
第5図において、前述した実施例と異なる点は、内筒体
6に溝部17を形成し、該溝部17に傾斜板18の一部
を係合配置させ、該傾斜板18と内筒体6の間に弾撥部
材7を配置し、その弾撥部材7により傾斜板18を押圧
し、クリップ取付板1aを傾斜板18に当接させたこと
である。
6に溝部17を形成し、該溝部17に傾斜板18の一部
を係合配置させ、該傾斜板18と内筒体6の間に弾撥部
材7を配置し、その弾撥部材7により傾斜板18を押圧
し、クリップ取付板1aを傾斜板18に当接させたこと
である。
次に、前述した構成に基づき動作及び作用について説明
する。
する。
第1図〜第5図までにおいて、動作の最初は内筒体6に
対して、筒体4を回転させるという点で同様であるの
で、その後の動作について、各図ごとに説明する。
対して、筒体4を回転させるという点で同様であるの
で、その後の動作について、各図ごとに説明する。
第1図では、回転によって内筒体6の突部5は、筒体4
の螺旋溝3に沿って移動する。この移動によって内筒体
6は筒体4に対して前進し、弾撥部材7を押圧収縮させ
る。従って、弾撥部材7とクリップ取付部1aに対する
弾撥力は高まり、結果としてクリップ1の挾持力が高ま
ることとなる。
の螺旋溝3に沿って移動する。この移動によって内筒体
6は筒体4に対して前進し、弾撥部材7を押圧収縮させ
る。従って、弾撥部材7とクリップ取付部1aに対する
弾撥力は高まり、結果としてクリップ1の挾持力が高ま
ることとなる。
第2図では、回転によってスライダー10の突出部10
aは筒体4に形成された螺旋溝3に沿って移動する。ま
た、スライダー10は、内筒体6に対し、案内溝11に
よって回転を阻止されているため、スライダー10は案
内溝11を摺動し前進する。この前進によって、弾撥部
材7は押圧収縮される。作用については同様であるため
省略する。尚、以下に挙げるものも同様とする。
aは筒体4に形成された螺旋溝3に沿って移動する。ま
た、スライダー10は、内筒体6に対し、案内溝11に
よって回転を阻止されているため、スライダー10は案
内溝11を摺動し前進する。この前進によって、弾撥部
材7は押圧収縮される。作用については同様であるため
省略する。尚、以下に挙げるものも同様とする。
第3図では、回転によってスライダー10は縦溝4aに
よって回転を阻止されているため、内筒体6の螺旋柱1
3の螺旋に沿って前進する。この前進によって、弾撥部
材7は押圧収縮される。
よって回転を阻止されているため、内筒体6の螺旋柱1
3の螺旋に沿って前進する。この前進によって、弾撥部
材7は押圧収縮される。
第4−A図では、回転によってスライダー10は、内筒
体6に形成した係合突部16の傾斜段部への移動により
前進し弾撥部材7を押圧収縮させる。
体6に形成した係合突部16の傾斜段部への移動により
前進し弾撥部材7を押圧収縮させる。
第5図では、回転によって傾斜板18のクリップ取付部
の当接位置が溝部17に係合している傾斜板18の位置
に徐々に近づいていく。つまり、傾斜板18の係合位置
(17)を支点とすると、支点と当接点との距離が短く
なるということである。よって、その距離が短くなれば
挾持力が強くなり、逆に距離が長くなれば挾持力が弱く
なる。
の当接位置が溝部17に係合している傾斜板18の位置
に徐々に近づいていく。つまり、傾斜板18の係合位置
(17)を支点とすると、支点と当接点との距離が短く
なるということである。よって、その距離が短くなれば
挾持力が強くなり、逆に距離が長くなれば挾持力が弱く
なる。
尚、筒体4と内筒体6との回転当接部に、例えば段と溝
からなるラチェットなどを設けることによって、カチカ
チと段階的に調整できるものとなる。また、このもの
は、不必要な回転を防止するという点でも望ましいもの
となる。
からなるラチェットなどを設けることによって、カチカ
チと段階的に調整できるものとなる。また、このもの
は、不必要な回転を防止するという点でも望ましいもの
となる。
また、上記実施例において、第2及び第3の実施例は、
筆記具の軸長が変わらないという点で第1の実施例より
優れている。
筆記具の軸長が変わらないという点で第1の実施例より
優れている。
(考案の効果) 本考案は、クリップ取付部を有する略L字型の剛性クリ
ップと、前記クリップ取付部を挿通して配置する取付孔
を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿固定する筒体と、該筒
体内方に設けた内筒体と、該内筒体と前記クリップ取付
部との間に介在させた弾撥部材とによりなり、前記筒体
又は内筒体のどちらか一方に突部を他方に螺旋溝を設
け、前記筒体と内筒体との相対的な回動によりクリップ
の挾持力を調整可能とし、また、クリップ取付部を有す
る略L字型の剛性クリップと、前記クリップ取付部を挿
通して配置する取付孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿
固定する筒体と、該筒体内方に設けた内筒体と、該内筒
体と前記クリップ取付部との間に、内筒体と前記筒体と
の相対的な回動により移動可能配置されたスライダー
と、該スライダーとクリップ取付部との間に介在された
弾撥部材とよりなり、前記回動によってクリップの挾持
力を調整可能とし、また、クリップ取付部を有する略L
字型の剛性クリップと、前記クリップ取付部を挿通して
配置する取付孔を穿設した頭冠と、該頭冠に嵌挿固定す
る筒体と、該筒体内方に設けた内筒体と、該内筒体に形
成した溝部に係合配置され、又、クリップ取付部に当接
する傾斜板と、該傾斜板と前記内筒体との間に介在され
た弾撥部材とよりなり、前記筒体と内筒体との相対的な
回動により、前記クリップ取付部と傾斜板との当接位置
を変化させ、クリップの挾持力を調整可能としたので、
剛性クリップの挾持力を任意に調整できるクリップ取付
装置を提供できる。
ップと、前記クリップ取付部を挿通して配置する取付孔
を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿固定する筒体と、該筒
体内方に設けた内筒体と、該内筒体と前記クリップ取付
部との間に介在させた弾撥部材とによりなり、前記筒体
又は内筒体のどちらか一方に突部を他方に螺旋溝を設
け、前記筒体と内筒体との相対的な回動によりクリップ
の挾持力を調整可能とし、また、クリップ取付部を有す
る略L字型の剛性クリップと、前記クリップ取付部を挿
通して配置する取付孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿
固定する筒体と、該筒体内方に設けた内筒体と、該内筒
体と前記クリップ取付部との間に、内筒体と前記筒体と
の相対的な回動により移動可能配置されたスライダー
と、該スライダーとクリップ取付部との間に介在された
弾撥部材とよりなり、前記回動によってクリップの挾持
力を調整可能とし、また、クリップ取付部を有する略L
字型の剛性クリップと、前記クリップ取付部を挿通して
配置する取付孔を穿設した頭冠と、該頭冠に嵌挿固定す
る筒体と、該筒体内方に設けた内筒体と、該内筒体に形
成した溝部に係合配置され、又、クリップ取付部に当接
する傾斜板と、該傾斜板と前記内筒体との間に介在され
た弾撥部材とよりなり、前記筒体と内筒体との相対的な
回動により、前記クリップ取付部と傾斜板との当接位置
を変化させ、クリップの挾持力を調整可能としたので、
剛性クリップの挾持力を任意に調整できるクリップ取付
装置を提供できる。
第1図は、本考案の第1の実施例を示す断面図、第2
図、第3図、第4−A図は、本考案の第2の実施例を示
す断面図、第4−B図は、第4−A図における内筒体の
係合突部とスライダーの傾斜段部との展開図、第5図
は、本考案の第3の実施例を示す断面図である。 1……クリップ、1a……クリップ取付部、 2……頭冠、2a……取付孔、3……螺旋溝、 4……筒体、5……突部、6……内筒体、 7……弾撥部材、10……スライダー、 17……溝部、18……傾斜板
図、第3図、第4−A図は、本考案の第2の実施例を示
す断面図、第4−B図は、第4−A図における内筒体の
係合突部とスライダーの傾斜段部との展開図、第5図
は、本考案の第3の実施例を示す断面図である。 1……クリップ、1a……クリップ取付部、 2……頭冠、2a……取付孔、3……螺旋溝、 4……筒体、5……突部、6……内筒体、 7……弾撥部材、10……スライダー、 17……溝部、18……傾斜板
Claims (3)
- 【請求項1】クリップ取付部を有する略L字型の剛性ク
リップと、前記クリップ取付部を挿通して配置する取付
孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿固定する筒体と、該
筒体内方に設けた内筒体と、該内筒体と前記クリップ取
付部との間に介在させた弾撥部材とによりなり、前記筒
体又は内筒体のどちらか一方に突部を他方に螺旋溝を設
け、前記筒体と内筒体との相対的な回動によりクリップ
の挾持力を調整可能としたことを特徴とするクリップ取
付装置。 - 【請求項2】クリップ取付部を有する略L字型の剛性ク
リップと、前記クリップ取付部を挿通して配置する取付
孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿固定する筒体と、該
筒体内方に設けた内筒体と、該内筒体と前記クリップ取
付部との間に、内筒体と前記筒体との相対的な回動によ
り移動可能に配置されたスライダーと、該スライダーと
クリップ取付部との間に介在された弾撥部材とよりな
り、前記回動によってクリップの挾持力を調整可能とし
たことを特徴とするクリップ取付装置。 - 【請求項3】クリップ取付部を有する略L字型の剛性ク
リップと、前記クリップ取付部を挿通して配置する取付
孔を穿設した頭冠と、該頭冠を嵌挿固定する筒体と、該
筒体内方に設けた内筒体と、該内筒体に形成した溝部に
係合配置され、又、クリップ取付部に当接する傾斜板
と、該傾斜板と前記内筒体との間に介在された弾撥部材
とよりなり、前記筒体と内筒体との相対的な回動によ
り、前記クリップ取付部と傾斜板との当接位置を変化さ
せ、クリップの挾持力を調整可能としたことを特徴とす
るクリップ取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1161688U JPH065916Y2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | クリップ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1161688U JPH065916Y2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | クリップ取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115594U JPH01115594U (ja) | 1989-08-03 |
JPH065916Y2 true JPH065916Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31220327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1161688U Expired - Lifetime JPH065916Y2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | クリップ取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065916Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-30 JP JP1161688U patent/JPH065916Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01115594U (ja) | 1989-08-03 |
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