JPH0659075B2 - 密着型イメ−ジスキャナ - Google Patents
密着型イメ−ジスキャナInfo
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- JPH0659075B2 JPH0659075B2 JP62123692A JP12369287A JPH0659075B2 JP H0659075 B2 JPH0659075 B2 JP H0659075B2 JP 62123692 A JP62123692 A JP 62123692A JP 12369287 A JP12369287 A JP 12369287A JP H0659075 B2 JPH0659075 B2 JP H0659075B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、密着型イメージスキャナに係り、特に、複数
個の密着型CCDイメージセンサを、あたかも1つのC
CDイメージセンサのように動作させることができるよ
うにした信号処理に関する。
個の密着型CCDイメージセンサを、あたかも1つのC
CDイメージセンサのように動作させることができるよ
うにした信号処理に関する。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、例えば、大島光
雄著、「イメージセンサの選び方、使い方」、昭和60
年1月25日発行,日刊工業新聞社,41〜49頁,1
98〜200頁に記載されるものがある。
雄著、「イメージセンサの選び方、使い方」、昭和60
年1月25日発行,日刊工業新聞社,41〜49頁,1
98〜200頁に記載されるものがある。
この文献に示されるように、この種の装置は、基本的動
作として、トランスファパルスφT間にてホトダイオー
ド群に電荷蓄積された受光データは、ホトゲート、トラ
ンスファゲートを通過した後、クロックパルスφによ
り、CCD(Charge Coupled Devi
ce)アナログレジスタを転送され、プリアンプでリセ
ットパルスφRにて整形、出力されるものであった。
作として、トランスファパルスφT間にてホトダイオー
ド群に電荷蓄積された受光データは、ホトゲート、トラ
ンスファゲートを通過した後、クロックパルスφによ
り、CCD(Charge Coupled Devi
ce)アナログレジスタを転送され、プリアンプでリセ
ットパルスφRにて整形、出力されるものであった。
更に、CCDイメージセンサの構成として下記の3通り
のものがあった。
のものがあった。
第4図から第9図にそれらのブロック図及びタイムチャ
ートを示す。
ートを示す。
第4図及び第5図において、1はトランスファパルス
(以下、φTと記す)の入力端子、AはそのφTの信号
線、2はクロックパルス(以下、φと記す)の入力端
子、Bはそのφの信号線、3はリセットパルス(以下、
φRと記す)の入力端子、CはそのφRの信号線、Dは
出力データの信号線、4はその出力データの出力端子で
ある。
(以下、φTと記す)の入力端子、AはそのφTの信号
線、2はクロックパルス(以下、φと記す)の入力端
子、Bはそのφの信号線、3はリセットパルス(以下、
φRと記す)の入力端子、CはそのφRの信号線、Dは
出力データの信号線、4はその出力データの出力端子で
ある。
第4図において、ホトダイオード5にて受光されたデー
タは、ホトゲート6を通過して、トランスファゲート7
において、φTにより時間制約を受け、CCDアナログ
レジスタ8に出力される。つまり、φTから次のφT迄
の時間内に受光されたデータのみ、ホトダイオード5に
荷電蓄積され、受光センサ出力と成り得る。これら受光
センサ出力は、CCDアナログレジシタ8に各ビット間
にてパラレルに出力される。
タは、ホトゲート6を通過して、トランスファゲート7
において、φTにより時間制約を受け、CCDアナログ
レジスタ8に出力される。つまり、φTから次のφT迄
の時間内に受光されたデータのみ、ホトダイオード5に
荷電蓄積され、受光センサ出力と成り得る。これら受光
センサ出力は、CCDアナログレジシタ8に各ビット間
にてパラレルに出力される。
更に、CCDアナログレジスタ8のφにより、シリアル
転送され、プリアンプ9へと出力される。プリアンプ9
においては、φRによりビット対応のデータとしてサン
プリングされ、出力端子4から出力される。この時の出
力データは、第5図に示されるように、φの立ち下がり
により出力され、φRの立ち上がりによりリセットされ
る。
転送され、プリアンプ9へと出力される。プリアンプ9
においては、φRによりビット対応のデータとしてサン
プリングされ、出力端子4から出力される。この時の出
力データは、第5図に示されるように、φの立ち下がり
により出力され、φRの立ち上がりによりリセットされ
る。
第6図及び第7図はホトダイオード5を奇数列と偶数列
に分離し、各々、ホトゲート6、トランスファゲート
7、CCDアナログレジスタ8を転送し、出力ゲート1
0に至るものである。各々の受光センサ出力は出力ゲー
ト10にて多重化され、プリアンプ9にてサンプリング
される。なお、第6図及び第7図において、2,2E
はφ,の入力端子、B,BEはそのφ,の信号線
である。
に分離し、各々、ホトゲート6、トランスファゲート
7、CCDアナログレジスタ8を転送し、出力ゲート1
0に至るものである。各々の受光センサ出力は出力ゲー
ト10にて多重化され、プリアンプ9にてサンプリング
される。なお、第6図及び第7図において、2,2E
はφ,の入力端子、B,BEはそのφ,の信号線
である。
データ転送の基本的動作としては、第4図、第5図の説
明と同様である。また、この方式は2Kビット前後のC
CDセンサに多く、第4図、第5図の説明によるCCD
センサに比べ、転送時間を半分にすることが可能なもの
である。
明と同様である。また、この方式は2Kビット前後のC
CDセンサに多く、第4図、第5図の説明によるCCD
センサに比べ、転送時間を半分にすることが可能なもの
である。
第8図及び第9図は、第6図、第7図同様に受光データ
を奇数列と偶数列に分離したものである。しかし、この
方式においては、出力ゲートを持たず、プリアンプ9を
独立して持つことにより2出力方式とし、第6図、第7
図同様に転送時間を早くして、かつ、出力信号のパルス
幅を長くすることを特徴としたものであった。なお、第
8図及び第9図において、3,3EはφRの入力端
子、C,CEはそのφRの信号線、D,DEは出力
データ、4,4Eはその出力データの出力端子であ
る。
を奇数列と偶数列に分離したものである。しかし、この
方式においては、出力ゲートを持たず、プリアンプ9を
独立して持つことにより2出力方式とし、第6図、第7
図同様に転送時間を早くして、かつ、出力信号のパルス
幅を長くすることを特徴としたものであった。なお、第
8図及び第9図において、3,3EはφRの入力端
子、C,CEはそのφRの信号線、D,DEは出力
データ、4,4Eはその出力データの出力端子であ
る。
以下、第4図、第5図の方式を単出力方式、第6図、第
7図の方式を多重出力方式、第8図、第9図の方式を複
合出力方式として説明する。
7図の方式を多重出力方式、第8図、第9図の方式を複
合出力方式として説明する。
更に、これらのCCDイメージセンサを使用するイメー
ジスキャナとしては、縮小型イメージスキャナと、密着
型イメージスキャナに大別することができる。縮小型イ
メージスキャナは読取原稿に相対する光源反射量を縮小
光学系レンズを介して、微小ホトセルによるCCDイメ
ージセンサにて読み取るものであり、密着型イメージス
キャナは縮小光学系を持たず、ホトセル分解能、読取分
解能を各々1対1とするものである。
ジスキャナとしては、縮小型イメージスキャナと、密着
型イメージスキャナに大別することができる。縮小型イ
メージスキャナは読取原稿に相対する光源反射量を縮小
光学系レンズを介して、微小ホトセルによるCCDイメ
ージセンサにて読み取るものであり、密着型イメージス
キャナは縮小光学系を持たず、ホトセル分解能、読取分
解能を各々1対1とするものである。
次に、本発明の対象となる密着型イメージスキャナにつ
いて、第10図及び第11図を参照しながら説明する。
いて、第10図及び第11図を参照しながら説明する。
LED光源11は原稿12をライン状に照射する。原稿
画に応じて、反射された光はセルフォック・レンズ・ア
レイ(SLA)13により結像され、基板15上に配設
されるCCDイメージセンサ14のホトセルにて受光さ
れる。この時のCCDイメージセンサ主走査サイズは、
原稿サイズにより決定され、複数個必要となる。駆動方
法としては、第4図から第9図に示すように、CCDイ
メージセンサのタイプに合わせて決定されるものであ
る。
画に応じて、反射された光はセルフォック・レンズ・ア
レイ(SLA)13により結像され、基板15上に配設
されるCCDイメージセンサ14のホトセルにて受光さ
れる。この時のCCDイメージセンサ主走査サイズは、
原稿サイズにより決定され、複数個必要となる。駆動方
法としては、第4図から第9図に示すように、CCDイ
メージセンサのタイプに合わせて決定されるものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、以上述べたCCDイメージセンサを複数
配列する密着型イメージスキャナにおいては、上記した
いずれの駆動方法においても、各々を独立して駆動する
ことは、出力信号の信号処理規模が大きくなり、しか
も、複雑なものとなり、技術的に満足できるものではな
かった。
配列する密着型イメージスキャナにおいては、上記した
いずれの駆動方法においても、各々を独立して駆動する
ことは、出力信号の信号処理規模が大きくなり、しか
も、複雑なものとなり、技術的に満足できるものではな
かった。
本発明は、上記問題点を除去し、簡易にCCDイメージ
センサのクロックをコントロールすることにより、信号
処理規模が縮小され、簡略化された密着型イメージスキ
ャナを提供することを目的とするものである。
センサのクロックをコントロールすることにより、信号
処理規模が縮小され、簡略化された密着型イメージスキ
ャナを提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するために、複数個のCC
Dイメージセンサを一列に配設する密着型のイメージス
キャナにおいて、(a)スタートパルスφSが入力される
カウンタと、該カウンタにより制御され、かつ、前記複
数個のCCDイメージセンサに個別に出力されるクロッ
クパルスφ1〜φ4が予め記憶されるメモリと、該メモ
リからの出力信号及びクロックパルスφが入力され、前
記スタートパルスφSに同期するとともに複数個のCC
Dイメージセンサに共通に入力されるトランスファパル
スφT、及び前記クロックパルスφ1〜φ4を出力する
ラッチ回路と、クロックパルスφが入力され、前記複数
個のCCDイメージセンサに共通に入力されるリセット
パルスφRを出力するパルス整形回路とを備え、前記ト
ランスファパルスφTの繰り返し時間はホトセルの電荷
蓄積時間及び1ライン主走査時間となり、かつ、n(n
は1以上の自然数)番目のイメージセンサに対する最終
データに同期して、(n+1)番目のイメージセンサに
対する先頭パルスを出力するシーケンサと、(b)前記C
CDイメージセンサの個々の出力信号を増幅するセンサ
増幅器と、(c)該センサ増幅器からの出力をアナログ的
に結合する結合回路とを設けるようにしたものである。
Dイメージセンサを一列に配設する密着型のイメージス
キャナにおいて、(a)スタートパルスφSが入力される
カウンタと、該カウンタにより制御され、かつ、前記複
数個のCCDイメージセンサに個別に出力されるクロッ
クパルスφ1〜φ4が予め記憶されるメモリと、該メモ
リからの出力信号及びクロックパルスφが入力され、前
記スタートパルスφSに同期するとともに複数個のCC
Dイメージセンサに共通に入力されるトランスファパル
スφT、及び前記クロックパルスφ1〜φ4を出力する
ラッチ回路と、クロックパルスφが入力され、前記複数
個のCCDイメージセンサに共通に入力されるリセット
パルスφRを出力するパルス整形回路とを備え、前記ト
ランスファパルスφTの繰り返し時間はホトセルの電荷
蓄積時間及び1ライン主走査時間となり、かつ、n(n
は1以上の自然数)番目のイメージセンサに対する最終
データに同期して、(n+1)番目のイメージセンサに
対する先頭パルスを出力するシーケンサと、(b)前記C
CDイメージセンサの個々の出力信号を増幅するセンサ
増幅器と、(c)該センサ増幅器からの出力をアナログ的
に結合する結合回路とを設けるようにしたものである。
(作用) 本発明によれば、上記したように、密着型イメージスキ
ャナにおいて、複数個のCCDイメージセンサのスター
トパルスφS及びリセットパルスφRを共通に制御し、
複数個のCCDイメージセンサのクロックパルスφを個
々に制御することにより、それらのCCDイメージセン
サの電荷蓄積タイミングが同一のものとなり、副走査方
向に位置ずれがなく、かつそれらの出力データが重なり
合うことなく、あたかも1個のCCDイメージセンサで
あるかのように連続して結合することができる。
ャナにおいて、複数個のCCDイメージセンサのスター
トパルスφS及びリセットパルスφRを共通に制御し、
複数個のCCDイメージセンサのクロックパルスφを個
々に制御することにより、それらのCCDイメージセン
サの電荷蓄積タイミングが同一のものとなり、副走査方
向に位置ずれがなく、かつそれらの出力データが重なり
合うことなく、あたかも1個のCCDイメージセンサで
あるかのように連続して結合することができる。
したがって、 (1)時間的なムダがない。
(2)クロックを直接制御して個々のCCDイメージセン
サの動作を行っているため、単純なアナログ信号の加算
によって、S/Nの高い1本化したアナログ信号が得ら
れる。
サの動作を行っているため、単純なアナログ信号の加算
によって、S/Nの高い1本化したアナログ信号が得ら
れる。
(3)多数のCCDイメージセンサをあたかも1つのCC
Dイメージセンサのように動作させることができるた
め、アナログ加算及びディジタル化した後の信号処理の
単純化を図ることができる。
Dイメージセンサのように動作させることができるた
め、アナログ加算及びディジタル化した後の信号処理の
単純化を図ることができる。
(4)電荷蓄積のタイミングが各CCDイメージセンサに
おいて共通のものであるため、副走査方向での位置ずれ
が起こらない。
おいて共通のものであるため、副走査方向での位置ずれ
が起こらない。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明の実施例を示す密着型イメージスキャナ
のブロック図である。
のブロック図である。
この図において、シーケンサ19は、スタートパルスφ
Sが入力されるカウンタ19aと、このカウンタ19a
により制御され、かつ、前記複数個のCCDイメージセ
ンサに個別に出力されるクロックパルスφ1〜φ4が予
め記憶されるROM(Read Only Memor
y)19bと、このROMからの出力信号及びクロック
パルスφが入力され、前記スタートパルスφSに同期す
るとともに複数個のCCDイメージセンサに共通に入力
されるトランスファパルスφT、及び前記クロックパル
スφ1〜φ4を出力するラッチ回路と、クロックパルス
φが入力され、前記複数個のCCDイメージセンサに共
通に入力されるリセットパルスφRを出力するパルス整
形回路とを備える。
Sが入力されるカウンタ19aと、このカウンタ19a
により制御され、かつ、前記複数個のCCDイメージセ
ンサに個別に出力されるクロックパルスφ1〜φ4が予
め記憶されるROM(Read Only Memor
y)19bと、このROMからの出力信号及びクロック
パルスφが入力され、前記スタートパルスφSに同期す
るとともに複数個のCCDイメージセンサに共通に入力
されるトランスファパルスφT、及び前記クロックパル
スφ1〜φ4を出力するラッチ回路と、クロックパルス
φが入力され、前記複数個のCCDイメージセンサに共
通に入力されるリセットパルスφRを出力するパルス整
形回路とを備える。
すなわち、そのシーケンサ19には外部より、クロック
パルス入力端子21,信号線Eを介してクロックパルス
φと、スタートパルス入力端子20,信号線Qを介して
スタートパルスφSが入力され、シーケンサ19の出力
側には、複数個のCCDイメージセンサ14−1〜14
−4(本実施例では512bits×4個)に、共通に
信号線Fを介してトランスファパルスφT及び信号線K
を介して、リセットパルスφRが出力される。また、ク
ロックパルスφ1〜φ4は信号線G〜Jを介して、各々
CCDイメージセンサ14−1〜14−4に個別に接続
され、CCDイメージセンサ14−1〜14−4の出力
はセンサアンプ16−1〜16−4へと接続される。こ
のセンサアンプの出力は信号線L〜を介して結合回路
17に接続され、この結合回路17にて単出力化され、
その出力は信号線Pを介して、A/Dコンバータ18に
送られて、A/Dコンバータ18によってディジタル化
されるものである。
パルス入力端子21,信号線Eを介してクロックパルス
φと、スタートパルス入力端子20,信号線Qを介して
スタートパルスφSが入力され、シーケンサ19の出力
側には、複数個のCCDイメージセンサ14−1〜14
−4(本実施例では512bits×4個)に、共通に
信号線Fを介してトランスファパルスφT及び信号線K
を介して、リセットパルスφRが出力される。また、ク
ロックパルスφ1〜φ4は信号線G〜Jを介して、各々
CCDイメージセンサ14−1〜14−4に個別に接続
され、CCDイメージセンサ14−1〜14−4の出力
はセンサアンプ16−1〜16−4へと接続される。こ
のセンサアンプの出力は信号線L〜を介して結合回路
17に接続され、この結合回路17にて単出力化され、
その出力は信号線Pを介して、A/Dコンバータ18に
送られて、A/Dコンバータ18によってディジタル化
されるものである。
そこで、まず、外部よりシーケンサ19に連続したクロ
ックパルスφとスタートパルスφSを与えると、シーケ
ンサ19は、トランスファパルスφTを発生する。この
トランスファパルスφTのパルス繰り返し時間は、CC
Dイメージセンサ14−1〜14−4のホトセルの電荷
蓄積時間及び1ライン主走査時間となるものであり、外
部からのスタートパルスに対応して出力される。
ックパルスφとスタートパルスφSを与えると、シーケ
ンサ19は、トランスファパルスφTを発生する。この
トランスファパルスφTのパルス繰り返し時間は、CC
Dイメージセンサ14−1〜14−4のホトセルの電荷
蓄積時間及び1ライン主走査時間となるものであり、外
部からのスタートパルスに対応して出力される。
ホトセルに電荷蓄積された受光データは、まず、クロッ
クパルスφ1及びリセットパルスφRにより、データ転
送及びサンプリングされ、センサアンプ16−1により
増幅した後、結合回路17を経てA/Dコンバータ18
に入力される。これらの動作は、φ1〜φ4のクロック
パスルを所定のタイミング、或いは所定の数で順次送出
することにより、結合回路17の出力にて受光データ出
力が重なり合うことなく連続して整列され、単出力信号
となってA/Dコンバータ18の入力信号となる。
クパルスφ1及びリセットパルスφRにより、データ転
送及びサンプリングされ、センサアンプ16−1により
増幅した後、結合回路17を経てA/Dコンバータ18
に入力される。これらの動作は、φ1〜φ4のクロック
パスルを所定のタイミング、或いは所定の数で順次送出
することにより、結合回路17の出力にて受光データ出
力が重なり合うことなく連続して整列され、単出力信号
となってA/Dコンバータ18の入力信号となる。
この時の結合回路17は、第2図(a)〜(c)に示すよう
に、いずれの回路構成をとっても信号出力として満足の
行くものであった。つまり、第2図(a)に示すように、
センサアンプの出力を増幅器41の負入力端子に接続し
たり、第2図(b)に示すように、センサアンプの出力を
各々ダイード42のアノード側に接続したり、第2図
(c)に示すように、センサアンプの出力を各々NPNト
ランジスタ43のベースに接続し、そのトランジスタ4
3のエミッタ側から出力信号を取り出すように構成する
ことができる。また、シーケンサ19における出力は後
述するタイミングパルスを提供する。
に、いずれの回路構成をとっても信号出力として満足の
行くものであった。つまり、第2図(a)に示すように、
センサアンプの出力を増幅器41の負入力端子に接続し
たり、第2図(b)に示すように、センサアンプの出力を
各々ダイード42のアノード側に接続したり、第2図
(c)に示すように、センサアンプの出力を各々NPNト
ランジスタ43のベースに接続し、そのトランジスタ4
3のエミッタ側から出力信号を取り出すように構成する
ことができる。また、シーケンサ19における出力は後
述するタイミングパルスを提供する。
次に、この密着型イメージスキャナの動作を第3図のタ
イムチャートを用いて説明する。
イムチャートを用いて説明する。
なお、この実施例においては、単出力方式(前記第4
図、第5図参照)のCCDイメージセンサを4個用いた
場合について説明する。
図、第5図参照)のCCDイメージセンサを4個用いた
場合について説明する。
トランスファパルスφT22からφT23における時間
tにおいて蓄積された受光データは、まず、1番目のC
CDイメージセンサ14−1において送出される。本
来、トランスファパルスφT23のパルス発生後、入力
されたクロックパルスφ1の先頭パルス25により、デ
ータ出力されるものであるが、この実施例においては、
CCDイメージセンサ14−1〜14−4に、ダミービ
ットを1bit必要とするため、データ出力28として
2番目のパルス26の立ち下がりから、リセットパルス
φRの立ち上がりにおいて出力される。
tにおいて蓄積された受光データは、まず、1番目のC
CDイメージセンサ14−1において送出される。本
来、トランスファパルスφT23のパルス発生後、入力
されたクロックパルスφ1の先頭パルス25により、デ
ータ出力されるものであるが、この実施例においては、
CCDイメージセンサ14−1〜14−4に、ダミービ
ットを1bit必要とするため、データ出力28として
2番目のパルス26の立ち下がりから、リセットパルス
φRの立ち上がりにおいて出力される。
更に、1番目のCCDイメージセンサ14−1において
データ出力が順次繰り返され、(実施例では512bi
ts/ICHIP)先頭パルスより数えて513番目の
パルス27の立ち下がりからリセットパルスφRの立ち
上がりにおいて512番目のデータ、つまり、1番目の
CCDイメージセンサの最終データが出力されるもので
ある。
データ出力が順次繰り返され、(実施例では512bi
ts/ICHIP)先頭パルスより数えて513番目の
パルス27の立ち下がりからリセットパルスφRの立ち
上がりにおいて512番目のデータ、つまり、1番目の
CCDイメージセンサの最終データが出力されるもので
ある。
次に、2番目のCCDイメージセンサ14−2におい
て、データ出力が行われる。この時、クロックパルスφ
2の先頭パルス30を1番目のCCDイメージセンサ1
4−1の最終パルス27と同じタイミング(ダミービッ
トが1bitあるため)とすることにより、2番目のC
CDイメージセンサ14−2の先頭データ31は、1番
目のCCDイメージセンサ14−1の最終データ29に
連続して出力される。
て、データ出力が行われる。この時、クロックパルスφ
2の先頭パルス30を1番目のCCDイメージセンサ1
4−1の最終パルス27と同じタイミング(ダミービッ
トが1bitあるため)とすることにより、2番目のC
CDイメージセンサ14−2の先頭データ31は、1番
目のCCDイメージセンサ14−1の最終データ29に
連続して出力される。
これらの動作を繰り返すことにより、(本実施例では4
回)最終データ32以後に1ラインの操作を終了するも
のである。更に、結合回路17により、出力データを結
合させると信号線Pに図示のような出力を得ることがで
きる。この時の出力の先頭データ33から最終データ3
4においては、規則的な連続動作となり、A/Dコンバ
ータの入力信号としてサンプリングが簡単なものとな
り、かつ、A/Dコンバータにより、ディジタル化され
た出力信号は連続した、あたかも1つのCCDイメージ
センサをディジタル化したかのように出力されるため、
信号処理が単純化される。
回)最終データ32以後に1ラインの操作を終了するも
のである。更に、結合回路17により、出力データを結
合させると信号線Pに図示のような出力を得ることがで
きる。この時の出力の先頭データ33から最終データ3
4においては、規則的な連続動作となり、A/Dコンバ
ータの入力信号としてサンプリングが簡単なものとな
り、かつ、A/Dコンバータにより、ディジタル化され
た出力信号は連続した、あたかも1つのCCDイメージ
センサをディジタル化したかのように出力されるため、
信号処理が単純化される。
また、実施例においては、CCDイメージセンサとして
4個の例を述べたが、その数はいくつであっても同様な
効果を奏することができる。更に、多重出力方式(第6
図、第7図参照)及び複合出力方式(第8図、第9図参
照)のCCDイメージセンサを使用しても、本方式が容
易に実現できることは明らかである。
4個の例を述べたが、その数はいくつであっても同様な
効果を奏することができる。更に、多重出力方式(第6
図、第7図参照)及び複合出力方式(第8図、第9図参
照)のCCDイメージセンサを使用しても、本方式が容
易に実現できることは明らかである。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するのではない。
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するのではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、密着型
イメージスキャナにおいて、複数のCCDイメージセン
サのトランスファパルスφTと、リセットパルスφRを
共通に制御し、クロックパルスを個々に制御することに
より、それらの出力データが重なり合うことなく結合す
ることができ、A/Dコンバータ等のデータ処理におい
ても、CCDイメージセンサ単体の動作と同じく処理す
ることが可能である。
イメージスキャナにおいて、複数のCCDイメージセン
サのトランスファパルスφTと、リセットパルスφRを
共通に制御し、クロックパルスを個々に制御することに
より、それらの出力データが重なり合うことなく結合す
ることができ、A/Dコンバータ等のデータ処理におい
ても、CCDイメージセンサ単体の動作と同じく処理す
ることが可能である。
従って、以下のような利点を有する。
(1)時間的なムダがない。
(2)クロックを直接制御して個々のCCDイメージセン
サの動作を行っているため、単純なアナログ信号の加算
によって、S/Nの高い1本化したアナログ信号が得ら
れる。
サの動作を行っているため、単純なアナログ信号の加算
によって、S/Nの高い1本化したアナログ信号が得ら
れる。
(3)多数のCCDイメージセンサをあたかも1つののC
CDイメージセンサのように動作させることができるた
め、アナログ加算及びディジタル化した後の信号処理の
単純化を図ることができる。
CDイメージセンサのように動作させることができるた
め、アナログ加算及びディジタル化した後の信号処理の
単純化を図ることができる。
(4)電荷蓄積のタイミングが各CCDイメージセンサに
おいて共通のものであるため、副走査方向での位置ずれ
が起こらない。
おいて共通のものであるため、副走査方向での位置ずれ
が起こらない。
第1図は本発明の一実施例を示す密着型イメージスキャ
ナのブロック図、第2図(a)〜(c)はその密着型イメージ
スキャナの結合回路の構成図、第3図は第1図に示され
る密着型イメージスキャナの動作タイムチャート、第4
図は従来の第1のCCDイメージセンサのブロック図、
第5図は第4図に示されるイメージセンサの動作タイム
チャート、第6図は従来の第2のCCDイメージセンサ
のブロック図、第7図は第6図に示されるイメージセン
サの動作タイムチャート、第8図は従来の第3のCCD
イメージセンサのブロック図、第9図は第8図に示され
るイメージセンサの動作タイムチャート、第10図は本
発明の対象となる密着型イメージスキャナユニットの断
面図、第11図は本発明の対象となるCCDイメージセ
ンサの平面図である。 14−1〜14−4……CCDイメージセンサ、16
−1〜16−4……センサアンプ、17……結合回路、
18……A/Dコンバータ、19……シーケンサ、20
……スタートパルスφS入力端子、21……クロックパ
ルスφ入力端子、φ……クロックパルス(シーケンサへ
入力)、φS……スタートパルス、φ1〜φ4……クロ
ックパルス(シーケンサ出力側)φT……トランスファ
パルス、φR……リセットパルス、E……クロックパル
スφの信号線、Q……スタートパルスφSの信号線、F
……トランスファパルスφTの信号線、K……リセット
パルスφRの信号線、G〜J……クロックパルスφ1〜
φ4の信号線、L〜……センサアンプ出力信号線、P
……結合回路出力信号線。
ナのブロック図、第2図(a)〜(c)はその密着型イメージ
スキャナの結合回路の構成図、第3図は第1図に示され
る密着型イメージスキャナの動作タイムチャート、第4
図は従来の第1のCCDイメージセンサのブロック図、
第5図は第4図に示されるイメージセンサの動作タイム
チャート、第6図は従来の第2のCCDイメージセンサ
のブロック図、第7図は第6図に示されるイメージセン
サの動作タイムチャート、第8図は従来の第3のCCD
イメージセンサのブロック図、第9図は第8図に示され
るイメージセンサの動作タイムチャート、第10図は本
発明の対象となる密着型イメージスキャナユニットの断
面図、第11図は本発明の対象となるCCDイメージセ
ンサの平面図である。 14−1〜14−4……CCDイメージセンサ、16
−1〜16−4……センサアンプ、17……結合回路、
18……A/Dコンバータ、19……シーケンサ、20
……スタートパルスφS入力端子、21……クロックパ
ルスφ入力端子、φ……クロックパルス(シーケンサへ
入力)、φS……スタートパルス、φ1〜φ4……クロ
ックパルス(シーケンサ出力側)φT……トランスファ
パルス、φR……リセットパルス、E……クロックパル
スφの信号線、Q……スタートパルスφSの信号線、F
……トランスファパルスφTの信号線、K……リセット
パルスφRの信号線、G〜J……クロックパルスφ1〜
φ4の信号線、L〜……センサアンプ出力信号線、P
……結合回路出力信号線。
Claims (1)
- 【請求項1】複数個のCCDイメージセンサを一列に配
設する密着型のイメージスキャナにおいて、 (a)スタートパルスφSが入力されるカウンタと、該カ
ウンタにより制御され、かつ、前記複数個のCCDイメ
ージセンサに個別に出力されるクロックパルスφ1〜φ
4が予め記憶されるメモリと、該メモリからの出力信号
及びクロックパルスφが入力され、前記スタートパルス
φSに同期するとともに複数個のCCDイメージセンサ
に共通に入力されるトランスファパルスφT、及び前記
クロックパルスφ1〜φ4を出力するラッチ回路と、ク
ロックパルスφが入力され、前記複数個のCCDイメー
ジセンサに共通に入力されるリセットパルスφRを出力
するパルス整形回路とを備え、前記トランスファパルス
φTの繰り返し時間はホトセルの電荷蓄積時間及び1ラ
イン主走査時間となり、かつ、n(nは1以上の自然
数)番目のイメージセンサに対する最終データに同期し
て、(n+1)番目のイメージセンサに対する先頭パル
スを出力するシーケンサと、 (b)前記CCDイメージセンサの個々の出力信号を増幅
するセンサ増幅器と、 (c)該センサ増幅器からの出力をアナログ的に結合する
結合回路とを具備することを特徴とする密着型イメージ
スキャナ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62123692A JPH0659075B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 密着型イメ−ジスキャナ |
EP88304483A EP0292253B1 (en) | 1987-05-22 | 1988-05-18 | Contact-type image scanner |
DE8888304483T DE3869200D1 (de) | 1987-05-22 | 1988-05-18 | Bildabtaster vom kontakt-typ. |
US07/197,403 US4875099A (en) | 1987-05-22 | 1988-05-23 | Device for merging plural sensor outputs onto a single conductor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62123692A JPH0659075B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 密着型イメ−ジスキャナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63290063A JPS63290063A (ja) | 1988-11-28 |
JPH0659075B2 true JPH0659075B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=14866963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62123692A Expired - Lifetime JPH0659075B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 密着型イメ−ジスキャナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659075B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50138715A (ja) * | 1974-04-22 | 1975-11-05 | ||
JPS51105220A (ja) * | 1975-03-13 | 1976-09-17 | Matsushita Graphic Communic | |
JPS5748867A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-20 | Ricoh Co Ltd | Solidstate scanner |
JPS58116865A (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-12 | Ricoh Co Ltd | 原稿読取装置 |
JPS59151566A (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-30 | Toshiba Corp | 画像読取り装置 |
JPS61117966A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-05 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置 |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP62123692A patent/JPH0659075B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50138715A (ja) * | 1974-04-22 | 1975-11-05 | ||
JPS51105220A (ja) * | 1975-03-13 | 1976-09-17 | Matsushita Graphic Communic | |
JPS5748867A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-20 | Ricoh Co Ltd | Solidstate scanner |
JPS58116865A (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-12 | Ricoh Co Ltd | 原稿読取装置 |
JPS59151566A (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-30 | Toshiba Corp | 画像読取り装置 |
JPS61117966A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-05 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63290063A (ja) | 1988-11-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |