JPH0658829U - 温蔵庫 - Google Patents

温蔵庫

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Publication number
JPH0658829U
JPH0658829U JP157493U JP157493U JPH0658829U JP H0658829 U JPH0658829 U JP H0658829U JP 157493 U JP157493 U JP 157493U JP 157493 U JP157493 U JP 157493U JP H0658829 U JPH0658829 U JP H0658829U
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JP
Japan
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temperature
inner box
heating element
melting
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP157493U
Other languages
English (en)
Inventor
房城 星野
Original Assignee
タイジ株式会社
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Publication date
Application filed by タイジ株式会社 filed Critical タイジ株式会社
Priority to JP157493U priority Critical patent/JPH0658829U/ja
Publication of JPH0658829U publication Critical patent/JPH0658829U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温蔵庫内の被加熱物の温度を溶解または保温
に合った温度として制御することができ、保温の温度が
高すぎたり、溶解するのに時間がかかり過ぎたりするこ
とのない温蔵庫を提供することである。 【構成】 温蔵庫の本体1の内部に内箱2を備え、内箱
の底部に接して作動温度の異なる温度調節器12a、1
2bを設け、かつ内箱の外側底面と側面に発熱体11、
14を設け、該温度調節器と発熱体の作動を制御する切
替スイッチ5とリレー10からなる制御回路を設けたこ
とからなる温蔵庫。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、温蔵庫に関するものであり、詳しくは作動温度の異なる温度調節器 を設け、被加熱物の保温と溶解の温度を制御することができる温蔵庫に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、種々の飲食物を加熱して保温したり溶解したりする場合に用いる温 蔵庫が広く使用されている。これらの温蔵庫は、例えばチョコレートを溶解して それを使用するまで保温して温蔵したり、イースト菌を加熱保温して発酵させた り、納豆を製造したりする場合も便利であり使用されている。 そしてこれらの温蔵庫は、庫内の温度を保温したり溶解したりする温度に設定 したり制御するために、一個の温度調節器で制御する方法が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、種々の飲食物を加熱して溶解したり保温したりする場合に用い る温蔵庫において、被加熱物の温度を「溶解」と「保温」に切り替える場合に、 一個の温度調節器で制御すると、「溶解」、「保温」の温度を満足するように制 御することができない。 即ち、溶解の方に合わせた温度調節器を使用すれば保温時の温度が高すぎるこ とになり、低い温度に合わせた温度調節器を使用すれば、溶解するのに時間を要 する等の欠点があった。
【0004】 本考案は、上記のような従来からある温蔵庫の被加熱物の温度を「溶解」と「 保温」に切り替える場合に、温度調節が満足するように制御することができない という問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、温蔵庫内の被加熱物の温 度を溶解または保温に合った温度として制御することができ、保温の温度が高す ぎたり、溶解するのに時間がかかり過ぎたりする等の欠点を解消することができ る温蔵庫を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記の課題の解決について種々検討したところ、温度調節器をそ れぞれ独立した回路構成で作動させることにより、温蔵庫内の被加熱物の温度を 溶解または保温に合った温度に制御することに着目した。
【0006】 本考案は上記の着想に基づくものであり、その要旨は、温蔵庫の本体内部に内 箱を備え、内箱の底部に接して作動温度の異なる温度調節器を設け、かつ内箱の 外側底面と側面に発熱体を設け、該温度調節器と発熱体の作動を制御する切替ス イッチとリレーからなる制御回路を設けたことを特徴とする温蔵庫である。
【0007】 本考案に係る温蔵庫は、温蔵庫本体の内部に設けられた内箱の底部に、温度調 節器取付板を介して作動温度の異なる温度調節器を設け、さらにこの内箱の外側 底面と側面に発熱体を備え、上記の任意の作動温度の違う温度調節器と発熱体の 作動を切替スイッチとリレーからなる制御回路により制御し、温蔵庫内の被加熱 物の温度を所望の温度に制御する機構からなるものである。 そして、温蔵庫の本体内部には、庫内の温度分布を均一にして温度制御効果を より良くするために、ファン等の空気攪拌機を取り付けることが好ましい。
【0008】
【作用】
本考案によれば、温蔵庫の被加熱物の温度を「溶解」と「保温」に適するよう に切り替える場合に、任意の作動温度の異なる温度調節器と発熱体の作動を切替 スイッチとリレーからなる制御回路により制御する機構としたことにより、温蔵 庫内の被加熱物の温度を溶解または保温に合った温度として制御することができ 、保温の温度が高すぎたり、溶解するのに時間がかかり過ぎたりする等の欠点を 解消することができ、制御温度を正確に操作することができる。
【0009】
【実施例】 以下本考案に係る実施の1例に基いて本考案の構成と作用をさらに詳細に説明 する。 図1は、本考案に係る温蔵庫の正面図であり、図2は図1のA−A線拡大断面 図であり、図2の想像線図は外蓋を開いた状態を示す図である。 本考案に係る温蔵庫は、本体1の上部に把手4によりヒンジ17を介して開閉 できる外蓋3が設けられ、この外蓋3の内側外周には密封用のパッキン16が装 着されている。
【0010】 そして温蔵庫の本体1の内部には、被加熱物を収容する内箱2が本体1に固設 されている。この内箱2の外側底面および側面には、発熱体11と14が着設さ れている。また、この内箱2の底部前方におは温度調節器取付板15が固設され 、この取付板を介して作動温度の異なる温度調節器12aと12bが内箱2に着 設されている。
【0011】 さらに本体1の前面には、発熱体11と14の作動を切り替える切替スイッチ 5とその下に通電状態を表示するパイロットランプ「保温用」6と「溶解用」7 が取り付けられている。 そして、本体1の底部には底板8が設けられ、これにはリレー10、電源コー ド18、ゴム足9並びに回路が取り付けられている。また、内箱2と本体1との 間と内箱2と底板8の間にはそれぞれ断熱を目的とする保温材3が挿入されてい る。
【0012】 次に、図3は本考案に係る温蔵庫内の温度を制御するための温度調節器、発熱 体等の作動機構を示す回路図である。以下その使用状態について説明する。 SW1で示す切替スイッチは、3ポジションのスイッチで「切」、「保温」、 「溶解」があり、保温から溶解に切替えた時には「保温」と「溶解」が短絡しな がら切替わる機構を具備したスイッチである。この切替スイッチを「切」のポジ ションにしてから、電源コード18(図1)を電源コンセントに差し込み、切替ス イッチを溶解に切替える。
【0013】 次にリレーRY1に電圧が印加されて、このリレーRY1の接点RY1aが閉 路し、RY1bが開路になる。このリレーRY1の作動により発熱体H1とH2 に電流が流れ、その発熱量により被加熱物が熱伝導により温度が上昇する。この 時には通電状態を表示するパイロットランプPL1とPL2が点灯する。 そして、温度調節器TH1とTH2があるが、この温度調節器の作動温度はT H1<TH2の関係のものを使用している。また、発熱体H1、H2に流れる電 流は、リレーRY1の接点RY1bが開路しているために温度調節器TH2の方 にのみ流れる。
【0014】 ある時間が経過して温度調節器TH1、TH2の作動温度まで温度が上昇する と、まずTH1が最初に「Off」すると同時にランプPL1も消灯する。次に 、TH2が「Off」し、作動温度の規格幅の間で「ON」、「Off」を繰り 返し、ランプPL2も温度調節器TH2の「ON」、[Off」に同期して「点 灯」と「消灯」を繰り返す。
【0015】 このような状態で被加熱物が「溶解」を開始するが、溶解が完了したら「保温 」の方に切替スイッチSW1を切替えると、発熱体H2とリレーRY1には電圧 が印加されなくなり、ランプPL2は消灯し、PL1が点灯する。 さらに、リレーRY1の接点はRY1aが開路し、RY1bが閉路して発熱体 H1に電圧が印加され、電流が温度調節器TH1を通して流れる。 そして、温度調節器TH1も作動温度まで温度が上昇すると、「ON」と「O ff」を繰り返し、被加熱物の保温温度を維持するように温度を制御をすること ができる。 なお、図3においてTF1は、温度過昇時に保護する温度ヒューズである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、本体内部に内箱を備え、内箱の底部に接して作動温度の異なる温度 調節器を設け、かつ内箱の外側底面と側面に発熱体を設け、該温度調節器と発熱 体の作動を制御する切替スイッチとリレーからなる制御回路を設けたことから構 成される温蔵庫であるが、本考案によれば、 温蔵庫内の被加熱物の温度を溶解または保温に合った温度として制御すること ができ、保温の温度が高すぎたり、溶解するのに時間がかかり過ぎたりする等の 欠点を解消することができて、制御温度を正確に操作することができる。 従って、本考案に係る温蔵庫の実用上の効果は著大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案に係る温蔵庫の正面図である。
【図2】図2は、図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図3は、本考案に係る温蔵庫の温度調節器、発
熱体等の作動機構を示す回路図である。
【符号の説明】
1 温蔵庫の本体 2 内箱 3 外蓋 4 把手 5 切替スイッチ 6 パイロットランプ「保温」 7 パイロットランプ「溶解」 8 底板 9 ゴム足 10 リレー 11 発熱体B 12a 温度調節器「保温」 12b 温度調節器「溶解」 13 保温材 14 発熱体A 15 温度調節器取付板 16 パッキン 17 ヒンジ 18 電源コード

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温蔵庫の本体内部に内箱を備え、内箱の
    底部に接して作動温度の異なる温度調節器を設け、かつ
    内箱の外側底面と側面に発熱体を設け、該温度調節器と
    発熱体の作動を制御する切替スイッチとリレーからなる
    制御回路を設けたことを特徴とする温蔵庫。
  2. 【請求項2】 温蔵庫の本体内部に空気攪拌機を取り付
    けた請求項1に記載の温蔵庫。
JP157493U 1993-01-26 1993-01-26 温蔵庫 Pending JPH0658829U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP157493U JPH0658829U (ja) 1993-01-26 1993-01-26 温蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP157493U JPH0658829U (ja) 1993-01-26 1993-01-26 温蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0658829U true JPH0658829U (ja) 1994-08-16

Family

ID=11505296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP157493U Pending JPH0658829U (ja) 1993-01-26 1993-01-26 温蔵庫

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JP (1) JPH0658829U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56137635A (en) * 1980-03-31 1981-10-27 Toshiba Corp Ion etching method

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56137635A (en) * 1980-03-31 1981-10-27 Toshiba Corp Ion etching method

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