JPH0658585A - 熱交換換気装置 - Google Patents

熱交換換気装置

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JPH0658585A
JPH0658585A JP21495392A JP21495392A JPH0658585A JP H0658585 A JPH0658585 A JP H0658585A JP 21495392 A JP21495392 A JP 21495392A JP 21495392 A JP21495392 A JP 21495392A JP H0658585 A JPH0658585 A JP H0658585A
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heat exchanger
guide rail
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体ケース内に熱交換器をスライド移動によ
り設置するものにあって、その組付け作業性を良好にす
ると共に、取外し時の安全性を向上する。 【構成】 上面に開口部6を有する本体ケース2内に、
矩形状の熱交換器の下部の稜部を当接支持する下部案内
レール9、右側の稜部が差込まれる右側案内レール1
3、左側の稜部が差込まれる左側案内レール15、上部
の稜部を当接支持する上部案内レール16を設ける。下
部案内レール9を開口部6に臨む長尺なものとし、各案
内レール13,15,16の差込み端部を、差込み方向
に相互にずらして位置させる。熱交換器の差込み方向へ
のスライド移動に伴って各稜部が順に各案内レール1
3,15,16に差込まれるようになり、また、引出し
方向へのスライド移動に伴い、各案内レール16,1
5,13の支持が一つずつ順に外れるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体ケース内に、略矩
形状をなし給気と排気との間で熱交換を行う直交流形の
熱交換器をスライド移動により設置するようにした熱交
換換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば業務用の空調換気装置に用いられ
ている熱交換換気装置は、矩形箱状の本体ケース内に、
給気用及び排気用の2組の送風装置や、給気と排気との
間で熱交換を行う直交流形の熱交換器等を配設して構成
されている。この場合、例えばメンテナンス時に熱交換
器を本体ケースから出し入れすることが行われるが、そ
のための構成として、本体ケースの底面に出し入れ用の
開口部が設けられると共に、本体ケース内には、その開
口部から挿入された熱交換器を設置部まで案内する案内
レールが設けられている。
【0003】この案内レールは、前記開口部部分から設
置部へ向けて略水平方向に延びて4本が設けられ、前記
熱交換器を45度傾けた状態でその4つの稜部に当接し
て支持するようになっている。熱交換器は、開口部から
本体ケース内に挿入した後、その各稜部を前記各案内レ
ールの差込み端部から同時に差込み、さらにスライド移
動させることにより設置部に設置されるようになってい
る。設置部においては、熱交換器の各稜部が各案内レー
ルに支持されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では、熱交換器の各稜部を案内レールに差
込むにあたり、複数の案内レールの差込み端部に、複数
の稜部を位置合わせしつつ同時に差込まなければならな
いため、位置合わせがしにくく、組付け作業性に劣る欠
点があった。
【0005】また、熱交換器を取外す場合において、案
内レールから熱交換器を引出していくと、複数の稜部の
支持が同時に外れるため、熱交換器をスライド移動させ
ていく際に、ある時突然作業者の手に熱交換器の全重量
がかかるようになり、熱交換器を落下させてしまうとい
った虞もあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、熱交換器をスライド移動させるための
案内レールを備えたものにあって、熱交換器の組付け作
業性を良好とすることができ、熱交換器の取外し時の安
全性も向上させることができる熱交換換気装置を提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換換気装置
は、本体ケース内に、給気用及び排気用の送風装置と、
略矩形状をなし給気と排気との間で熱交換を行う直交流
形の熱交換器が設置される設置部と、前記熱交換器の各
稜部に対応して設けられた複数の案内レールとを備え、
前記熱交換器の各稜部を前記各案内レールの差込み端部
から差込みつつスライド移動させることにより該熱交換
器を前記設置部に設置するようにしたものであって、前
記各案内レールの差込み端部が前記熱交換器の差込み方
向に対して相互にずれて位置されているところに特徴を
有する。
【0008】この場合、本体ケースに熱交換器を差込み
方向とは略直交する方向から該本体ケース内に挿入する
ための開口部が形成されているときには、各案内レール
のうち前記熱交換器の挿入方向奥側に位置するものを、
他の案内レールよりも長く構成し且つ前記開口部に臨ま
せるようにすれば効果的である。
【0009】
【作用】上記手段によれば、各案内レールの差込み端部
が熱交換器の差込み方向に対して相互にずれて位置され
ているので、熱交換器の組付け時に各稜部を各案内レー
ルに差込むにあたり、熱交換器の差込み方向へのスライ
ド移動に伴って、各稜部が一つずつ順に各案内レールの
差込み端部から差込まれるようになる。従って、複数の
稜部を同時に位置合わせして差込みする場合と比べて、
組付け作業が容易となる。
【0010】また、熱交換器を取外す場合にも、熱交換
器を引出し方向にスライド移動させるに伴い各稜部に対
する各案内レールの支持が一つずつ順に外れるようにな
る。従って、熱交換器が案内レールから完全に外れると
きには、既に作業者の手に熱交換器のある程度の重量が
かかっているため、突然熱交換器の全重量がかかるとい
ったことがなく、ひいては熱交換器を落下させる可能性
は極く少なくなる。
【0011】そして、熱交換器を差込み方向とは略直交
する方向から本体ケース内に挿入するための開口部が形
成されている場合に、各案内レールのうち前記熱交換器
の挿入方向奥側に位置するものを、他の案内レールより
も長く構成し且つ前記開口部に臨ませるようにすれば、
熱交換器を開口部から挿入する際にその一つの稜部を奥
側に位置する案内レールに当接させ、引続いてそのまま
熱交換器をスライド移動させることができるので、組付
け作業がより一層容易となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。尚、本実施例は請求項2に対応するも
のである。また、便宜上、図面は、熱交換換気装置の実
際に据付けられる状態から上下反転した状態を示してお
り、以下の説明における上下関係も図面に従うものとす
る。
【0013】まず、図4及び図5は、本実施例に係る熱
交換換気装置1の全体を示している。ここで、2は本体
ケースであり、これは、前後方向(図で左右方向)に長
い矩形箱状をなしている。この本体ケース2内は、大き
く分けて前後に3室に仕切られており、このうち中央の
室3には後述するように熱交換器が配設されるようにな
っていると共に、前後両端側の室には、夫々図示しない
給気用の送風装置及び排気用の送風装置が配設されてい
る。
【0014】また、前記本体ケース2の右側壁部2aに
は、図示しないダクトが連結される給気口4及び排気口
5が設けられ、左側壁部2b(図2等参照)にも図示し
ない給気口及び排気口が設けられている。これにて、給
気用及び排気用の送風装置が駆動されると、室内の空気
が熱交換器の一方の流路を通って屋外に排出されると共
に、屋外の空気が熱交換器の他方の流路を通って室内に
供給され、この際、熱交換器により給気と排気との間で
熱交換が行われるようになっている。
【0015】そして、前記本体ケース2の上壁部2c
(実際の据付状態では底壁部)には、熱交換器を出し入
れするための開口部6が形成されている。この開口部6
は、本体ケース2内の熱交換器が配設される中央の室3
の上方のうち、後部側の一部を除く部分全体を開放する
ように形成されている。また、図示はしないが、通常時
はこの開口部6は蓋体により密閉状態に塞がれるように
なっている。
【0016】次に、前記本体ケース2内の熱交換器が配
設される中央の室3内の構造について、図1乃至図3,
図6も参照して詳述する。本実施例においては、室3内
には、図4に示すように、第1の熱交換器7及び第2の
熱交換器8の2個の熱交換器が、前後方向に連続するよ
うに並んで(第1の熱交換器7の方が後ろ側)出し入れ
可能に設置されるようになっている。
【0017】これら第1及び第2の熱交換器7,8は、
共に正方形状の熱交換素子を交互に90度ずらせて積層
して構成される周知の直交流形のものであり、前後方向
に長い矩形柱状をなしている。そして、図2及び図6に
示すように、第1及び第2の熱交換器7,8は、室3内
に45度傾いた状態で、後述するように上下左右の4つ
の稜部が支持されて設置されるようになっている。
【0018】ここで、2個の熱交換器7,8のうち、第
1の熱交換器7は、前記開口部6を通して上方から本体
ケース2内(室3内)に挿入された後、後方に向けてス
ライド移動されることにより、室3内の後半部の所定位
置に設置されるようになっている。従って、前記第1の
熱交換器7が、本発明が対象とする熱交換器であり、ま
た、室3内のうち後半部分が本発明にいうところの設置
部とされているのである。
【0019】さて、前記第1及び第2の熱交換器7,8
の支持構造について述べる。まず、本体ケース2の底壁
部2dには、第1及び第2の熱交換器7,8の下部の稜
部を支持する下部案内レール9が設けられている。この
下部案内レール9は、図1,図2及び図6に示すよう
に、前記底壁部2dに取付けられる基部9aと、その左
縁部から左上45度方向に延びる支持片部9bとを一体
に有して構成され、底壁部2dの中央に、室3内全体に
渡って前後方向に延びて設けられている。この場合、下
部案内レール9は、前記第1の熱交換器7の挿入方向奥
側に位置し、後述する他の案内レールよりも長く構成さ
れ、且つ、開口部6に臨んでいる。
【0020】一方、本体ケース2の右及び左の側壁部2
a及び2bには、夫々右側支えレール10及び左側支え
レール11が設けられている。これら右側支えレール1
0及び左側支えレール11も、側壁部2a及び2bの中
間部に室3内全体に渡って前後方向に延びて設けられて
いる。このうち右側支えレール10は、右側壁部2aか
ら左方に略水平に延びる延出部10aと、その左縁部か
ら左下45度方向に延びる支え部10bとを一体に有し
て構成され、左側支えレール11は、左側壁部2bから
右方に略水平に延びる延出部11aと、その右縁部から
右下45度方向に延びる支え部11bとを一体に有して
構成されている。
【0021】そして、前記右側支えレール10のうち後
半部の上面には、レール部材12が設けられている。こ
のレール部材12は、図2に示すように前記右側支えレ
ール10の支え部10bと略90度の角度をなすように
しながら、該右側支えレール10の前後方向中間部から
後端部まで延びて設けられている。これにて、右側支え
レール10とレール部材12とから、前記第1の熱交換
器7の右稜部が差込まれて支持される右側案内レール1
3が構成されている。
【0022】また、前記左側支えレール11の後半部の
上面にも、支え部11bと90度の角度をなすレール部
材14が設けられ、これにて、第1の熱交換器7の左稜
部が差込まれて支持される左側案内レール15が構成さ
れている。この場合、図1及び図3に示すように、前記
右側案内レール13(レール部材12)の方が、左側案
内レール15(レール部材14)よりも前方側に長く構
成され、以て、左右の案内レール15,13では、差込
み端部(レール部材12,14の前端部)の位置が前後
方向にずれている。
【0023】さらに、本体ケース2の上壁部2cには、
第1の熱交換器7の上部稜部を支持するための上部案内
レール16が設けられている。この上部案内レール16
は、前記上壁部2cに取付けられる基部16aと、その
右縁部から右下45度方向に延びる支持片部16bとを
一体に有して構成され、上壁部2cのうち室3を構成す
る部分(開口部6以外の部分)の中心部に、前後方向に
延びて設けられている。この場合、上部案内レール16
の差込み端部は、前記左側案内レール15の差込み端部
よりもさらに後方に位置されている。
【0024】以上の構成により、第1の熱交換器7は、
図2に示すように、下部,右,左,上部の各稜部が、夫
々下部案内レール9,右側案内レール13,左側案内レ
ール15,上部案内レール16に当接支持されることに
より、設置部に設置されるようになっているのである。
【0025】尚、前記第2の熱交換器8は、前記第1の
熱交換器7が設置部に設置された後、開口部6から室3
の前半部に挿入されて組付けられるのであるが、図5及
び図6に示すように、予めこの第2の熱交換器8の左右
の稜部には、夫々水平方向に延出し前記左側支えレール
11及び右側支えレール10に蝶ねじ17,17により
取付けられる押え片部18,19が前後方向全体に延び
て設けられている。
【0026】これにて、第2の熱交換器8は、図6に示
すように、下部,右,左の各稜部が、夫々下部案内レー
ル9,左側支えレール11,右側支えレール10に当接
支持されるようになっている。さらに、図示はしない
が、前記開口部6を塞ぐ蓋体の裏面部には、この第2の
熱交換器8の上部の稜部に当接するやはりレール状の押
え部材が前後方向全体に延びて設けられている。従っ
て、この押え部材が、前記第1の熱交換器7の上部の稜
部のうち開口部6に臨む部分、言換えれば上部案内レー
ル16に支持されない残りの部分に当接するようになっ
ている。
【0027】次に、上記構成の作用について述べる。第
1及び第2の熱交換器7,8を組付けるにあたっては、
本体ケース2の開口部6を開放させた状態で、まず、第
1の熱交換器7を上方から開口部6を通して本体ケース
2内に挿入する。このとき、第1の熱交換器7の下部の
稜部を下部案内レール9に当接させるようにする。
【0028】そして、引続いて第1の熱交換器7を、そ
の下部の稜部を下部案内レール9に摺動させながら後方
にスライド移動させていくのであるが、このスライド移
動に伴い、図3(a)に示すように、第1の熱交換器7
の移動方向先端部が、まず右側案内レール13の差込み
端部に出会うようになり、ここで、右側の稜部を右側案
内レール13の差込み端部に位置合わせしつつ差込むよ
うにする。さらなるスライド移動により、次に、図3
(b)に示すように、左側案内レール15の差込み端部
に左側の稜部を差込むようにし、最後に、図3(c)に
示すように、上部案内レール16の差込み端部に上部の
稜部を差込むようにする。そして後方一杯までスライド
移動させることにより、第1の熱交換器7の設置が完了
する。
【0029】この場合、第1の熱交換器7の右側の稜部
を右側案内レール13に差込むときには、右側の稜部を
位置合わせすることが必要となるが、一つの稜部を位置
合わせするだけなので、その位置合わせは簡単に済む。
そして、その後は、第1の熱交換器7は右側案内レール
13及び下部案内レール9により案内されながらスライ
ド移動されるので、スムーズに左側案内レール15及び
上部案内レール16に順に差込まれるようになるのであ
る。
【0030】この後、開口部6を通して第1の熱交換器
7の前方に第2の熱交換器8を挿入する。このときに
は、第2の熱交換器8の下部の稜部を下部案内レール9
に当接させるようにすると共に、左右の押え片部18及
び19を、夫々左側支えレール11及び右側支えレール
10に重ねるように宛がう。しかる後、蝶ねじ17,1
7を締付け、さらに蓋体により開口部6を塞ぐことによ
り、第1及び第2の熱交換器7,8の組付けが終了す
る。
【0031】一方、第1及び第2の熱交換器7,8を、
本体ケース2から取外すには、まず、蓋体を取外して開
口部6を開放させた後、蝶ねじ17,17を緩めて第2
の熱交換器8を取出す。次に、第1の熱交換器7をスラ
イド移動させて前方側へ引出す。第1の熱交換器7に対
する上部案内レール16,左側案内レール15及び右側
案内レール13による支持が外れた後、開口部6から第
1の熱交換器7を取出すことにより、第1及び第2の熱
交換器7,8の取外しが終了する。
【0032】この取外し作業時においても、各案内レー
ル16,15,13の差込み端部が前後方向にずれて位
置しているので、第1の熱交換器7を引出し方向にスラ
イド移動させるに伴い、各稜部に対する各案内レール1
6,15,13の支持が、図3(c),(b),(a)
の順に一つずつ外れるようになる。従って、作業者の手
には、第1の熱交換器7の重量が、次第にかかってくる
ようになり、ある時突然第1の熱交換器7の全重量がか
かってくるといったことはない。
【0033】このように本実施例によれば、各案内レー
ル13,15,16の差込み端部が第1の熱交換器7の
差込み方向(前後方向)に対して相互にずれて位置され
ているので、第1の熱交換器7の各稜部が順に各案内レ
ール13,15,16に差込まれるようになり、位置合
わせ作業が極めて容易となる。従って、複数の稜部を同
時に位置合わせする従来のものと異なり、第1の熱交換
器7の組付け作業性を良好にすることができる。
【0034】また、第1の熱交換器7を取外す場合に
も、各稜部に対する各案内レール16,15,13の支
持が一つずつ順に外れるようになるので、急に熱交換器
の全重量が作業者の手にかかってくるために熱交換器を
落下させる虞のあった従来のものと異なり、第1の熱交
換器7を落下させる可能性は極く少なくなり、安全に取
外し作業を行うことができるのである。
【0035】そして、特に本実施例では、第1の熱交換
器7を開口部6から挿入する際に、挿入方向最も奥側に
位置する下部案内レール9を、他の各案内レール13,
15,16よりも長く構成し且つ前記開口部6に臨ませ
るようにしたので、第1の熱交換器7の挿入作業によっ
てその下部の稜部を下部案内レール9に当接させ、引続
いてそのまま第1の熱交換器7をスライド移動させるこ
とができるので、組付け作業をより一層容易とすること
ができるものである。
【0036】尚、上記実施例では、第1の熱交換器7を
スライド移動方向(前後方向)とは略直交する方向から
本体ケース2内に挿入するための開口部6を有するもの
に本発明を適用したが、本発明は、例えば熱交換器のス
ライド移動方向と同方向に開口する出し入れ口を有する
もの等にも適用することができ、この場合でも、各案内
レールの差込み端部を相互にずらせて位置させることに
より、熱交換器の組付け作業性を良好にすることがで
き、熱交換器の取外し時の安全性も向上させることがで
きるという所期の目的を達成することができる。
【0037】その他、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、全体の構造や、案内レールの形状などに
ついては種々の変形が可能であるなど、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【0038】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の熱交換換気装置によれば、本体ケース内に、給気用及
び排気用の送風装置と、略矩形状をなし給気と排気との
間で熱交換を行う直交流形の熱交換器が設置される設置
部と、前記熱交換器の各稜部に対応して設けられた複数
の案内レールとを備え、前記熱交換器の各稜部を前記各
案内レールの差込み端部から差込みつつスライド移動さ
せることにより該熱交換器を前記設置部に設置するよう
にしたものであって、前記各案内レールの差込み端部が
前記熱交換器の差込み方向に対して相互にずれて位置さ
れているので、熱交換器の組付け作業性を良好にするこ
とができ、熱交換器の取外し時の安全性も向上させるこ
とができるという優れた効果を奏するものである。
【0039】また、この場合、本体ケースに熱交換器を
差込み方向とは略直交する方向から該本体ケース内に挿
入するための開口部が形成されているときに、各案内レ
ールのうち前記熱交換器の挿入方向奥側に位置するもの
を、他の案内レールよりも長く構成し且つ前記開口部に
臨ませるようにしたので、熱交換器を開口部から挿入す
る際にその一つの稜部を奥側に位置する案内レールに当
接させ、引続いてそのまま熱交換器をスライド移動させ
ることができるので、組付け作業がより一層容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、要部の斜視図
【図2】第1の熱交換器の支持形態を示す縦断正面図
【図3】第1の熱交換器の組付け時のスライド移動の様
子を順に示す要部の上面図
【図4】開口部を開放した様子を示す全体の斜視図
【図5】第2の熱交換器の組付け時の様子を示す全体の
斜視図
【図6】第2の熱交換器の支持形態を示す縦断正面図
【符号の説明】
図面中、1は熱交換器装置、2は本体ケース、3は室、
6は開口部、7は第1の熱交換器、8は第2の熱交換
器、9は下部案内レール、10は右側支えレール、11
は左側支えレール、12,14はレール部材、13は右
側案内レール、15は左側案内レール、16は上部案内
レール、18,19は押え片部を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース内に、給気用及び排気用の送
    風装置と、略矩形状をなし給気と排気との間で熱交換を
    行う直交流形の熱交換器が設置される設置部と、前記熱
    交換器の各稜部に対応して設けられた複数の案内レール
    とを備え、前記熱交換器の各稜部を前記各案内レールの
    差込み端部から差込みつつスライド移動させることによ
    り該熱交換器を前記設置部に設置するようにしたものに
    おいて、前記各案内レールの差込み端部が前記熱交換器
    の差込み方向に対して相互にずれて位置されていること
    を特徴とする熱交換換気装置。
  2. 【請求項2】 本体ケースには、熱交換器を差込み方向
    とは略直交する方向から該本体ケース内に挿入するため
    の開口部が形成されていると共に、各案内レールのうち
    前記熱交換器の挿入方向奥側に位置するものが、他の案
    内レールよりも長く構成され且つ前記開口部に臨んでい
    ることを特徴とする請求項1記載の熱交換換気装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6611671B2 (en) 2000-08-02 2003-08-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
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