JP7278765B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Description
このような事態を抑制するために、空気調和機の室内機では、外気の導入口等に埃を捕捉するフィルタを設け、筐体の内部に侵入する埃を抑制している(例えば、特許文献1)。
本発明の一態様に係る空気調和機の室内機は、外殻を為す筐体と、前記筐体の内部に配置され、中心軸が所定方向に延在する筒状であって、前記筐体の内部に空気を導入するファンと、を備え、前記ファンは、前記所定方向の端部を閉鎖する閉鎖部と、前記閉鎖部に形成されて前記ファンの内部と外部とを連通するファン開口と、を有し、前記筐体は、前記所定方向の端部を規定する壁部と、前記壁部に形成されて前記筐体の内部と外部とを連通するとともに前記ファン開口と対向する筐体開口と、を有する。
上記構成では、ファンが、ファン開口を開閉可能なファン開口開閉部を有している。これにより、清掃時以外では、ファン開口開閉部によってファン開口を閉じることができる。したがって、ファンの運転中にファン開口を閉じることで、搬送される空気の乱れを抑制することができる。
また、ファンの回転を規制する機構として、ファン開口開閉部を開状態に操作する操作部を利用している。これにより、ファン開口開閉部を開状態とする部材とファンの回転を規制する部材とを別々に設ける構成と比較して、部品点数を低減し、構造を簡素化することができる。
また、上記構成では、熱交換器開口開閉部と筐体開口開閉部とを連動させる第2連動部を備えている。これにより、筐体開口を開状態とするだけで、熱交換器開口開閉部及びファン開口開閉部も開状態とすることができる。したがって、容易に、筐体開口、熱交換器開口及びファン開口を開状態とし、ファンの内部を清掃することができる。
吸込パネル13は、前面パネルを覆うように前面パネルのさらに前方側に配置されている。吸込パネル13は、筐体本体12に対して着脱可能となっている。
熱交換器20は、筐体10の内部に導入された空気と冷媒との熱交換を行う熱交換部21と、熱交換部21で熱交換を行った空気が流通する第1空間と熱交換を行う前の空気が流通する第2空間とを隔てる隔壁22と、隔壁22に形成される熱交換器開口23と、熱交換器開口23を開閉可能な熱交換器扉(熱交換器開口開閉部)24と、を有している。
熱交換器開口23は、ファン開口33及び筐体開口17と対向するように設けられている。
また、支持部34bは、端板32に設けられた支持軸部32aに回転自在に嵌合している。また、支持部34bと支持軸部32aとは付勢部35によって連結されている。付勢部35は、ファン開口33を閉状態とするように、本体部34aを付勢している。また、支持軸部32aには、本体部34aが所定の位置を維持するようにストッパ(図示省略)が設けられている。すなわち、本体部34aは、ストッパが本体部34aの移動を規制している状態において、所定の位置を維持する(すなわち、ファン開口33が閉鎖されていない開状態を維持する)とともに、ストッパが解除されることで、付勢部35からの付勢力によって、ファン開口33を閉鎖する。
図9に示すように、筐体扉18と熱交換器扉24とを連動させる連動部40は、筐体扉18の本体部18aに固定される筐体側部材41と、熱交換器扉24の本体部24aに固定される熱交換器側部材42と、筐体側部材41と熱交換器側部材42とを連結する連結部材43と、を備えている。
熱交換器側部材42は、熱交換器扉24の外面から突出する板状の部材であって、自由端部側に第2嵌合穴(図示省略)が形成されている。
ファン扉34を開くスライド機構50は、熱交換器扉24の本体部24aに固定されるレール部51と、レール部51にスライド自在に係合する押圧部(操作部)52と、を備えている。
押圧部52の先端には、切欠き部33aと係合する規制部52aが設けられている。規制部52aの外縁は、切欠き部33aの内縁と略同一形状に形成されている。
なお、タンゼンシャルファン30を清掃する際には、室内機1の運転を停止する。すなわち、タンゼンシャルファン30が回転駆動していない状態で清掃を行う。室内機1を運転している際には、筐体開口17、熱交換器開口23及びファン開口33は、対応する各扉によって、すべて閉状態となっている。このため、タンゼンシャルファン30を清掃するためには、筐体扉18、熱交換器扉24及びファン扉34をすべて開き、筐体開口17、熱交換器開口23及びファン開口33をすべて開状態とする必要がある。
まず、筐体10に設けられた筐体扉18を筐体10の外側方向へ引く。筐体扉18の本体部18aを引くと、本体部18aが支持部18bを中心として回動し、筐体開口17が露出した状態となる(すなわち、筐体開口17が開状態となる)。
この状態で、作業者は、ハンディタイプのモップ等の清掃具を筐体開口17、熱交換器開口23及びファン開口33を介してタンゼンシャルファン30の内部に挿入し、タンゼンシャルファン30の内部を清掃する。
本実施形態では、筐体10に形成された筐体開口17と、熱交換器20に形成された熱交換器開口23と、ファンに形成されたファン開口33とが対向している。これにより、筐体10の外部から、筐体開口17、熱交換器開口23及びファン開口33を介して、清掃具(例えば、ハンディタイプのモップ)をタンゼンシャルファン30の内部に挿入することができる。したがって、作業者が清掃具を操作することで、空気調和機の室内機1を分解することなく、筐体10の外部からタンゼンシャルファン30の内部を清掃することができる。よって、容易に、タンゼンシャルファン30に堆積又は付着した埃等を除去することができるので、タンゼンシャルファン30に堆積又は付着した埃等に起因する汚れやカビの発生を容易に抑制することができる。
本実施形態では、タンゼンシャルファン30が、ファン開口33を開閉可能なファン扉34を有している。これにより、清掃時以外では、ファン扉34によってファン開口33を閉じることができる。したがって、タンゼンシャルファン30の運転中にファン開口33を閉じることで、搬送される空気の乱れを抑制することができる。
また、タンゼンシャルファン30の回転を規制する機構として、ファン扉34を開状態に操作する押圧部52を利用している。これにより、ファン扉34を開状態とする部材と、タンゼンシャルファン30の回転を規制する部材とを別々に設ける構成と比較して、部品点数を低減し、構造を簡素化することができる。
10 :筐体
11 :上面パネル
12 :筐体本体
13 :吸込パネル
14 :側面パネル(壁部)
14a :支持軸部
15 :背面パネル
16 :底面パネル
17 :筐体開口
18 :筐体扉(筐体開口開閉部)
18a :本体部
18b :支持部
19 :吹出口
20 :熱交換器
21 :熱交換部
22 :隔壁
22a :支持軸部
23 :熱交換器開口
24 :熱交換器扉(熱交換器開口開閉部)
24a :本体部
24b :支持部
25 :冷媒配管支持部
30 :タンゼンシャルファン(ファン)
31 :基部
32 :端板(閉鎖部)
32a :支持軸部
33 :ファン開口
33a :切欠き部(係合部)
34 :ファン扉(ファン開口開閉部)
34a :本体部
34b :支持部
35 :付勢部
40 :連動部(第2連動部)
41 :筐体側部材
42 :熱交換器側部材
43 :連結部材
43a :第1嵌合軸部
43b :第2嵌合軸部
50 :スライド機構
51 :レール部
52 :押圧部(操作部)
52a :規制部
Claims (9)
- 外殻を為す筐体と、
前記筐体の内部に配置され、中心軸が所定方向に延在する筒状であって、前記筐体の内部に空気を導入するファンと、を備え、
前記ファンは、前記所定方向の端部を閉鎖する閉鎖部と、前記閉鎖部に形成されて前記ファンの内部と外部とを連通するファン開口と、を有し、
前記筐体は、前記所定方向の端部を規定する壁部と、前記壁部に形成されて前記筐体の内部と外部とを連通するとともに前記ファン開口と対向する筐体開口と、を有し、
前記ファンは、前記ファン開口を開閉可能なファン扉を有する空気調和機の室内機。 - 前記ファン扉を開状態に操作する操作部を備え、
前記ファンは、前記操作部と係合する係合部を有し、
前記操作部は、前記ファン扉を開状態とした状態において、前記ファンの回転を規制するように前記係合部と係合する請求項1に記載の空気調和機の室内機。 - 前記筐体は、前記筐体開口を開閉可能な筐体開口開閉部を有している請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室内機。
- 前記筐体開口開閉部が開状態となると前記ファン扉が開状態となるように、前記ファン扉と前記筐体開口開閉部とを連動させる第1連動部を備えている請求項3に記載の空気調和機の室内機。
- 前記筐体の内部に導入された空気と冷媒との熱交換を行う熱交換部と、前記閉鎖部と前記壁部との間に設けられて前記熱交換部で熱交換を行った空気が流通する第1空間と熱交換を行う前の空気が流通する第2空間とを隔てる隔壁と、前記隔壁に形成されて前記ファン開口及び前記筐体開口と対向する熱交換器開口と、前記熱交換器開口を開閉可能な熱交換器開口開閉部と、を有し、前記筐体の内部に配置される熱交換器と、
前記筐体開口開閉部が開状態となると前記熱交換器開口が開状態となるように、前記熱交換器開口開閉部と前記筐体開口開閉部とを連動させる第2連動部と、を備える請求項3に記載の空気調和機の室内機。 - 前記熱交換器開口開閉部が開状態となると前記ファン扉が開状態となるように、前記ファン扉と前記熱交換器開口開閉部とを連動させる第3連動部を備えている請求項5に記載の空気調和機の室内機。
- 外殻を為す筐体と、
前記筐体の内部に配置され、中心軸が所定方向に延在する筒状であって、前記筐体の内部に空気を導入するファンと、を備え、
前記ファンは、前記所定方向の端部を閉鎖する閉鎖部と、前記閉鎖部に形成されて前記ファンの内部と外部とを連通するファン開口と、を有し、
前記筐体は、前記所定方向の端部を規定する壁部と、前記壁部に形成されて前記筐体の内部と外部とを連通するとともに前記ファン開口と対向する筐体開口と、を有し、
前記ファンは、前記ファン開口を開閉可能なファン開口開閉部を有し、
前記ファン開口開閉部を開状態に操作する操作部を備え、
前記ファンは、前記操作部と係合する係合部を有し、
前記操作部は、前記ファン開口開閉部を開状態とした状態において、前記ファンの回転を規制するように前記係合部と係合する空気調和機の室内機。 - 外殻を為す筐体と、
前記筐体の内部に配置され、中心軸が所定方向に延在する筒状であって、前記筐体の内部に空気を導入するファンと、を備え、
前記ファンは、前記所定方向の端部を閉鎖する閉鎖部と、前記閉鎖部に形成されて前記ファンの内部と外部とを連通するファン開口と、を有し、
前記筐体は、前記所定方向の端部を規定する壁部と、前記壁部に形成されて前記筐体の内部と外部とを連通するとともに前記ファン開口と対向する筐体開口と、を有し、
前記ファンは、前記ファン開口を開閉可能なファン開口開閉部を有し、
前記筐体は、前記筐体開口を開閉可能な筐体開口開閉部を有し、
前記筐体開口開閉部が開状態となると前記ファン開口開閉部が開状態となるように、前記ファン開口開閉部と前記筐体開口開閉部とを連動させる第1連動部を備えている空気調和機の室内機。 - 外殻を為す筐体と、
前記筐体の内部に配置され、中心軸が所定方向に延在する筒状であって、前記筐体の内部に空気を導入するファンと、を備え、
前記ファンは、前記所定方向の端部を閉鎖する閉鎖部と、前記閉鎖部に形成されて前記ファンの内部と外部とを連通するファン開口と、を有し、
前記筐体は、前記所定方向の端部を規定する壁部と、前記壁部に形成されて前記筐体の内部と外部とを連通するとともに前記ファン開口と対向する筐体開口と、を有し、
前記ファンは、前記ファン開口を開閉可能なファン開口開閉部を有し、
前記筐体は、前記筐体開口を開閉可能な筐体開口開閉部を有し、
前記筐体の内部に導入された空気と冷媒との熱交換を行う熱交換部と、前記閉鎖部と前記壁部との間に設けられて前記熱交換部で熱交換を行った空気が流通する第1空間と熱交換を行う前の空気が流通する第2空間とを隔てる隔壁と、前記隔壁に形成されて前記ファン開口及び前記筐体開口と対向する熱交換器開口と、前記熱交換器開口を開閉可能な熱交換器開口開閉部と、を有し、前記筐体の内部に配置される熱交換器と、
前記筐体開口開閉部が開状態となると前記熱交換器開口が開状態となるように、前記熱交換器開口開閉部と前記筐体開口開閉部とを連動させる第2連動部と、を備えている空気調和機の室内機。
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JP2009014264A (ja) | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
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2018
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