JPH0658577A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0658577A JPH0658577A JP4211197A JP21119792A JPH0658577A JP H0658577 A JPH0658577 A JP H0658577A JP 4211197 A JP4211197 A JP 4211197A JP 21119792 A JP21119792 A JP 21119792A JP H0658577 A JPH0658577 A JP H0658577A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- heat
- storage tank
- air
- indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明は室内側熱交換器を内蔵した蓄熱槽を、
ダクト７に設置し、室内側熱交換器の冷媒配管17、蓄熱
材と熱交換するためのフィン19、金属板20および室内空
気と熱交換するためのフィン18と一体化構造としてい
る。また、室温が目標設定温度になった時には、室内送
風用ファンの回転数を調節する制御としている。 【効果】本発明により、ダクトを活用した蓄熱式エアコ
ンの効率向上、蓄熱をしていなかった時の空調の能力低
下防止と、空調時に室温が目標設定温度近くになった時
の能力制御が可能になる。
ダクト７に設置し、室内側熱交換器の冷媒配管17、蓄熱
材と熱交換するためのフィン19、金属板20および室内空
気と熱交換するためのフィン18と一体化構造としてい
る。また、室温が目標設定温度になった時には、室内送
風用ファンの回転数を調節する制御としている。 【効果】本発明により、ダクトを活用した蓄熱式エアコ
ンの効率向上、蓄熱をしていなかった時の空調の能力低
下防止と、空調時に室温が目標設定温度近くになった時
の能力制御が可能になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の蓄熱の構造
と蓄熱を活用する空調の送風構造および蓄熱を活用する
空調の運転制御に関する。
と蓄熱を活用する空調の送風構造および蓄熱を活用する
空調の運転制御に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の蓄熱式空気調和機では、公告昭51
-19259号のように蓄熱槽の中に熱交換器を２個設け、一
つの熱交換器は圧縮機を駆動して蓄冷あるいは蓄熱をす
る時に活用するものとし、もう一つの熱交換器はポンプ
でブラインを循環して蓄冷あるいは蓄熱を活用した空調
をする時に活用する構造を取っていた。したがって、蓄
冷あるいは蓄熱を活用する空調の場合はポンプでブライ
ンを循環し、室内側熱交換器を冷やすか（冷房の場合）
あるいは暖めるか（暖房の場合）して、室内に冷温風を
送る室内送風ファンを駆動し空調するものとなってい
た。
-19259号のように蓄熱槽の中に熱交換器を２個設け、一
つの熱交換器は圧縮機を駆動して蓄冷あるいは蓄熱をす
る時に活用するものとし、もう一つの熱交換器はポンプ
でブラインを循環して蓄冷あるいは蓄熱を活用した空調
をする時に活用する構造を取っていた。したがって、蓄
冷あるいは蓄熱を活用する空調の場合はポンプでブライ
ンを循環し、室内側熱交換器を冷やすか（冷房の場合）
あるいは暖めるか（暖房の場合）して、室内に冷温風を
送る室内送風ファンを駆動し空調するものとなってい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は昼間蓄
冷あるいは蓄熱を活用した空調をする時に、室内送風フ
ァンを回転するとともにブラインを循環させるためにポ
ンプを駆動させる必要があった。そのために、通常の空
調と比較して、ポンプを駆動する分消費電力量が増加す
るという問題があった。また、従来技術では蓄冷あるい
は蓄熱をしていても空調する場合にはポンプを駆動し、
ブラインを循環させて室内側熱交換器を冷やすか（冷房
時）あるいは暖めるか（暖房時）してから、室内空気の
空調を始めることになり空調始動時の特性は通常の空気
調和機より向上するものではなかった。本発明の目的
は、蓄冷あるいは蓄熱を活用する空調時に、ポンプある
いは圧縮機の駆動を不用とし、ポンプあるいは圧縮機の
駆動による消費電力量を無くすことにある。また、蓄冷
あるいは蓄熱を活用し、空調始動時の特性を通常の空気
調和機より向上させることも目的としている。上記は請
求項１あるいは請求項３の一部に関する目的である。
冷あるいは蓄熱を活用した空調をする時に、室内送風フ
ァンを回転するとともにブラインを循環させるためにポ
ンプを駆動させる必要があった。そのために、通常の空
調と比較して、ポンプを駆動する分消費電力量が増加す
るという問題があった。また、従来技術では蓄冷あるい
は蓄熱をしていても空調する場合にはポンプを駆動し、
ブラインを循環させて室内側熱交換器を冷やすか（冷房
時）あるいは暖めるか（暖房時）してから、室内空気の
空調を始めることになり空調始動時の特性は通常の空気
調和機より向上するものではなかった。本発明の目的
は、蓄冷あるいは蓄熱を活用する空調時に、ポンプある
いは圧縮機の駆動を不用とし、ポンプあるいは圧縮機の
駆動による消費電力量を無くすことにある。また、蓄冷
あるいは蓄熱を活用し、空調始動時の特性を通常の空気
調和機より向上させることも目的としている。上記は請
求項１あるいは請求項３の一部に関する目的である。
【０００４】また、請求項２および請求項３の一部の目
的は、蓄冷あるいは蓄熱を活用する冷暖房運転をした時
の効率低下を抑制し、蓄冷あるいは蓄熱をしていなかっ
た時の空調始動時の性能低下を抑制することにあり、請
求項４の目的は、空調時に室温が目標設定温度に近づい
た時あるいは目標設定温度になった時に空調の能力制御
を行なうためのものである。
的は、蓄冷あるいは蓄熱を活用する冷暖房運転をした時
の効率低下を抑制し、蓄冷あるいは蓄熱をしていなかっ
た時の空調始動時の性能低下を抑制することにあり、請
求項４の目的は、空調時に室温が目標設定温度に近づい
た時あるいは目標設定温度になった時に空調の能力制御
を行なうためのものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１あるいは請求項
３に関して、ポンプあるいは圧縮機の駆動による消費電
力量を無くすという目的を解決するために、空調時に送
風機により室内空気を循環する送風路の中に蓄熱槽を設
置する構造を取る。これにより室内空気は蓄熱槽と直接
熱交換し送風機の駆動のみで空調できるようになり、空
調始動の設定と同時に室内へ冷温風を送り込むという目
的も果たせるようになる。
３に関して、ポンプあるいは圧縮機の駆動による消費電
力量を無くすという目的を解決するために、空調時に送
風機により室内空気を循環する送風路の中に蓄熱槽を設
置する構造を取る。これにより室内空気は蓄熱槽と直接
熱交換し送風機の駆動のみで空調できるようになり、空
調始動の設定と同時に室内へ冷温風を送り込むという目
的も果たせるようになる。
【０００６】また、請求項２および請求項３の一部に関
して、蓄冷あるいは蓄熱を活用する冷暖房運転をした時
の効率低下を抑制し、蓄冷あるいは蓄熱をしていなかっ
た時の空調始動時の性能低下を抑制させるという目的を
解決するために、蓄熱槽において、熱交換用の冷媒配
管、蓄熱材と熱交換するためのフィンおよび蓄熱槽の周
囲に循環されている室内空気と熱交換するためのフィン
を一体化する構造を取る。前記３部品を一体化構造に取
ることにより、蓄熱材から送風路内の空気への熱伝達特
性あるいは冷媒から送風路内の空気への熱伝達特性の向
上が可能となる。
して、蓄冷あるいは蓄熱を活用する冷暖房運転をした時
の効率低下を抑制し、蓄冷あるいは蓄熱をしていなかっ
た時の空調始動時の性能低下を抑制させるという目的を
解決するために、蓄熱槽において、熱交換用の冷媒配
管、蓄熱材と熱交換するためのフィンおよび蓄熱槽の周
囲に循環されている室内空気と熱交換するためのフィン
を一体化する構造を取る。前記３部品を一体化構造に取
ることにより、蓄熱材から送風路内の空気への熱伝達特
性あるいは冷媒から送風路内の空気への熱伝達特性の向
上が可能となる。
【０００７】請求項４に関して空調時に室温が目標設定
温度になった時に空調の能力制御を行なうという目的を
解決するために、送風機の回転数を制御することによる
風量の抑制を行ない余分な能力の発揮を抑えるようにす
る。
温度になった時に空調の能力制御を行なうという目的を
解決するために、送風機の回転数を制御することによる
風量の抑制を行ない余分な能力の発揮を抑えるようにす
る。
【０００８】
【作用】従来の空気調和機は空調時には送風機の駆動に
より室内空気を循環し、送風路の中に設置してある室内
側熱交換器で冷媒と室内空気の熱交換を行ない空調して
いたが、この時空調を継続するために、室内側熱交換器
には圧縮機の駆動により冷媒を室外機より流し込み、冷
房時には低温の冷媒の働きにより室内空気を冷却し、暖
房時には高温の冷媒の働きにより室内空気を暖める作動
を行なっていた。蓄熱式の空気調和機においては、蓄熱
（蓄冷）時と空調時の２つに運転が分かれ、従来の蓄熱
式空気調和機はたとえ蓄冷あるいは蓄熱をしていても空
調時には、圧縮機の駆動により冷媒を、あるいはポンプ
の駆動によりブラインを室内側熱交換器へ循環する必要
があった。そのために蓄冷あるいは蓄熱を活用する場合
でも、空調時には圧縮機あるいはポンプを駆動するため
の電力を消費するという問題があった。そこで、この問
題を解決するために、本発明においては送風路の中に蓄
熱槽を設置し、室内空気は蓄熱槽と直接熱交換させ、蓄
冷あるいは蓄熱を活用する空調時には冷媒の循環のため
の圧縮機の駆動やブラインの循環のためのポンプの駆動
を必要としない構造をとり、蓄冷あるいは蓄熱を活用す
る空調時には圧縮機あるいはポンプの駆動による電力の
消費を無くすようにする。また従来の空気調和機は空調
始動時に室内側熱交換器を冷却するか（冷房時）暖める
か（暖房時）してから室内の空調が可能になる構造とな
っていたが、本発明においては蓄熱槽を送風路に中に配
置する構造になっているため、空調始動の設定と同時に
室内へ冷風あるいは温風を送り込むことが可能になる。
より室内空気を循環し、送風路の中に設置してある室内
側熱交換器で冷媒と室内空気の熱交換を行ない空調して
いたが、この時空調を継続するために、室内側熱交換器
には圧縮機の駆動により冷媒を室外機より流し込み、冷
房時には低温の冷媒の働きにより室内空気を冷却し、暖
房時には高温の冷媒の働きにより室内空気を暖める作動
を行なっていた。蓄熱式の空気調和機においては、蓄熱
（蓄冷）時と空調時の２つに運転が分かれ、従来の蓄熱
式空気調和機はたとえ蓄冷あるいは蓄熱をしていても空
調時には、圧縮機の駆動により冷媒を、あるいはポンプ
の駆動によりブラインを室内側熱交換器へ循環する必要
があった。そのために蓄冷あるいは蓄熱を活用する場合
でも、空調時には圧縮機あるいはポンプを駆動するため
の電力を消費するという問題があった。そこで、この問
題を解決するために、本発明においては送風路の中に蓄
熱槽を設置し、室内空気は蓄熱槽と直接熱交換させ、蓄
冷あるいは蓄熱を活用する空調時には冷媒の循環のため
の圧縮機の駆動やブラインの循環のためのポンプの駆動
を必要としない構造をとり、蓄冷あるいは蓄熱を活用す
る空調時には圧縮機あるいはポンプの駆動による電力の
消費を無くすようにする。また従来の空気調和機は空調
始動時に室内側熱交換器を冷却するか（冷房時）暖める
か（暖房時）してから室内の空調が可能になる構造とな
っていたが、本発明においては蓄熱槽を送風路に中に配
置する構造になっているため、空調始動の設定と同時に
室内へ冷風あるいは温風を送り込むことが可能になる。
【０００９】次に本発明の蓄熱槽に関しては次のような
構造をとっている。蓄熱槽内の熱交換用冷媒配管、蓄熱
材と熱交換するためのフィンおよび蓄熱槽の周囲を循環
している室内空気と熱交換するためのフィンの３部品を
一体化構造とする。前記３部品を一体化構造とすること
により、蓄熱材から送風路内の空気への熱伝達特性が向
上し蓄冷あるいは蓄熱を活用する冷暖房運転をした時の
効率低下を抑制できるようになり、また冷媒から送風路
内の空気への熱伝達特性が向上、蓄冷あるいは蓄熱をし
ていなかった時の空調始動時の性能低下を抑制できるよ
うになる。
構造をとっている。蓄熱槽内の熱交換用冷媒配管、蓄熱
材と熱交換するためのフィンおよび蓄熱槽の周囲を循環
している室内空気と熱交換するためのフィンの３部品を
一体化構造とする。前記３部品を一体化構造とすること
により、蓄熱材から送風路内の空気への熱伝達特性が向
上し蓄冷あるいは蓄熱を活用する冷暖房運転をした時の
効率低下を抑制できるようになり、また冷媒から送風路
内の空気への熱伝達特性が向上、蓄冷あるいは蓄熱をし
ていなかった時の空調始動時の性能低下を抑制できるよ
うになる。
【００１０】
【実施例】以下、図１〜図５により本発明の実施例を説
明する。図１は本発明の外観図、図２は本発明のシステ
ム構成図および図３は蓄熱槽の断面図である。この３つ
の図を用いて、熱交換用の冷媒配管、蓄熱材と熱交換す
るためのフィンおよび蓄熱槽の周囲に循環されている室
内空気と熱交換するためのフィンを一体化構造とし、冷
暖房運転時の効率を向上する実施例を説明する。図１お
よび図２により冷暖房運転時には、室内空気は蓄熱槽９
と直接熱交換されて、低温（冷房時）あるいは高温（暖
房時）になる。この時図３において、室内空気は通風路
内の室内空気と熱交換するためのフィンおよび金属板か
らの熱伝達により空調されるが、もし蓄熱材が蓄熱され
ていなかった時は、空調されない危険性がある。そこで
図３の如く冷媒配管17、蓄熱材と熱交換するためのフィ
ン19および金属板20、室内空気と熱交換するためのフィ
ン18がすべて一体化構造となって接触されていれば、た
とえ蓄熱材10が蓄熱されていなくても、圧縮機１を駆動
し、冷媒配管17を冷却（加熱）すれば、室内空気を空調
できる。次に、図４のブロック回路図および図５のフロ
ーチャート図により、空調時に室温が目標設定温度近く
になった時に、空調の能力制御を行なう場合の制御方式
を説明する。本発明においては、蓄熱材が十分蓄熱され
ていれば、圧縮機１を駆動しなくても室内送風用ファン
21を駆動すれば空調できる構造となっている。したがっ
て、室内送風用ファン21による送風量が多ければ空調能
力が上がり、送風量が少なければ空調能力は下がる。そ
こで、空調時に室温が目標設定温度近くになった時に
は、室内送風用ファン21による送風量を減少させて空調
能力を下げる必要がある。上記の能力制御を次のプロセ
スで行なう。まず冷房運転時および暖房運転時の室内空
気温度と目標設定温度の温度差が算出された時に、最適
な空調能力を出力するための室内送風用ファン21の回転
数をメモリ31に入力しておく。そこで、冷房運転あるい
は暖房運転を行なった時には、送風路内温度センサー36
により室内空気温度を検出するようにする。次に、検出
した室内空気温度を入力回路33を介して、ＣＰＵ32に送
り、あらかじめメモリ31に記憶させておいた目標設定温
度と室内空気温度の温度差をＣＰＵ32において算出し、
さらに目標設定温度と室内空気温度の温度差に相当する
最適な室内送風用ファン21の回転数を摘出する。この動
作を連続的に繰り返し、目標設定温度と室内空気温度の
温度差の絶対値が０以下になるか、リモコン38により空
調停止信号が出るまで、上記の動作を継続する。以下が
空調時に室温が目標設定温度近くになった時の能力制御
方式である。
明する。図１は本発明の外観図、図２は本発明のシステ
ム構成図および図３は蓄熱槽の断面図である。この３つ
の図を用いて、熱交換用の冷媒配管、蓄熱材と熱交換す
るためのフィンおよび蓄熱槽の周囲に循環されている室
内空気と熱交換するためのフィンを一体化構造とし、冷
暖房運転時の効率を向上する実施例を説明する。図１お
よび図２により冷暖房運転時には、室内空気は蓄熱槽９
と直接熱交換されて、低温（冷房時）あるいは高温（暖
房時）になる。この時図３において、室内空気は通風路
内の室内空気と熱交換するためのフィンおよび金属板か
らの熱伝達により空調されるが、もし蓄熱材が蓄熱され
ていなかった時は、空調されない危険性がある。そこで
図３の如く冷媒配管17、蓄熱材と熱交換するためのフィ
ン19および金属板20、室内空気と熱交換するためのフィ
ン18がすべて一体化構造となって接触されていれば、た
とえ蓄熱材10が蓄熱されていなくても、圧縮機１を駆動
し、冷媒配管17を冷却（加熱）すれば、室内空気を空調
できる。次に、図４のブロック回路図および図５のフロ
ーチャート図により、空調時に室温が目標設定温度近く
になった時に、空調の能力制御を行なう場合の制御方式
を説明する。本発明においては、蓄熱材が十分蓄熱され
ていれば、圧縮機１を駆動しなくても室内送風用ファン
21を駆動すれば空調できる構造となっている。したがっ
て、室内送風用ファン21による送風量が多ければ空調能
力が上がり、送風量が少なければ空調能力は下がる。そ
こで、空調時に室温が目標設定温度近くになった時に
は、室内送風用ファン21による送風量を減少させて空調
能力を下げる必要がある。上記の能力制御を次のプロセ
スで行なう。まず冷房運転時および暖房運転時の室内空
気温度と目標設定温度の温度差が算出された時に、最適
な空調能力を出力するための室内送風用ファン21の回転
数をメモリ31に入力しておく。そこで、冷房運転あるい
は暖房運転を行なった時には、送風路内温度センサー36
により室内空気温度を検出するようにする。次に、検出
した室内空気温度を入力回路33を介して、ＣＰＵ32に送
り、あらかじめメモリ31に記憶させておいた目標設定温
度と室内空気温度の温度差をＣＰＵ32において算出し、
さらに目標設定温度と室内空気温度の温度差に相当する
最適な室内送風用ファン21の回転数を摘出する。この動
作を連続的に繰り返し、目標設定温度と室内空気温度の
温度差の絶対値が０以下になるか、リモコン38により空
調停止信号が出るまで、上記の動作を継続する。以下が
空調時に室温が目標設定温度近くになった時の能力制御
方式である。
【００１１】
【発明の効果】本発明により、ダクトを活用した蓄熱式
エアコンの効率向上と、蓄熱をしていなかった場合の能
力低下防止が可能になる。また、空調時に室温が目標設
定温度近くになった時の能力制御も可能になる。
エアコンの効率向上と、蓄熱をしていなかった場合の能
力低下防止が可能になる。また、空調時に室温が目標設
定温度近くになった時の能力制御も可能になる。
【図１】本発明実施例の外観図である。
【図２】本発明のシステム構成図である。
【図３】本発明の蓄熱槽の断面図である。
【図４】本発明のブロック回路図である。
【図５】本発明のフローチャートの図である。
１…圧縮機、 ２…室外側熱交換器、 ３…四方弁、 ４…減圧機構、 ５…吸込側ダクト、 ６…吐出側ダクト、 ７…蓄熱槽を内蔵するダクト、 ８…蓄熱槽を内蔵するダクト内の通風路、 ９…蓄熱槽、 10…蓄熱材、 11…室内側熱交換器、 12…室内パネル、 13…室外機、 14…吸込口、 15…吐出口、 16…断熱材、 17…冷媒配管、 18…室内空気と熱交換するためのフィン、 19…蓄熱材と熱交換するためのフィン、 20…金属板、 21…室内送風用ファン、 30…マイクロコンピュータ、 31…メモリ、 32…ＣＰＵ、 33…入力回路、 34…出力回路、 35…信号受信部、 36…送風路内温度センサー、 37…蓄熱材内温度センサー、 38…リモコン。
Claims (4)
- 【請求項１】室内側熱交換器を蓄熱槽内に内蔵し、室内
の壁あるいは天井に吸込口と吐出口を設け、前記吸込口
と前記吐出口をダクトで連結して前記ダクト内に前記蓄
熱槽を設けるか、あるいは前記蓄熱槽を箱体に内蔵して
前記箱体から前記吸込口と前記吐出口へダクトを連結す
る構造とし、前記ダクト内と前記箱体内を通風して室内
を空調することを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】請求項１の空気調和機において、前記蓄熱
槽を金属板で収納し、前記蓄熱槽内に熱交換用のフィン
を内蔵し、前記室内側熱交換器の冷媒配管と前記熱交換
用フィンを接触させて固定するとともに前記熱交換用フ
ィンと前記蓄熱槽を形成する金属板を接触させて固定す
る構造とするか、前記室内側熱交換器の冷媒配管と前記
熱交換用フィンを接触させて固定するとともに前記室内
側熱交換器の冷媒配管と前記蓄熱槽を形成する金属板を
接触させて固定するか、前記室内側熱交換器の冷媒配
管、前記熱交換用フィンおよび前記蓄熱槽を形成する金
属板の３部品のすべてを互いに接触させて固定する構造
とし、前記室内側熱交換器の冷媒配管、前記熱交換用フ
ィンおよび前記蓄熱槽を形成する金属板の３部品を一体
化構造としたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項３】室内側熱交換器の冷媒配管を囲いとする蓄
熱槽を設け、室内の壁あるいは天井に吸込口と吐出口を
設け、前記吸込口と前記吐出口をダクトで連結して前記
ダクト内に前記蓄熱槽を設けるか、あるいは前記蓄熱槽
を箱体に内蔵して前記箱体から前記吸込口と前記吐出口
へダクトを連結する構造とし、前記ダクト内と前記箱体
内を通風して室内を空調し、前記室内側熱交換器の冷媒
配管に前記蓄熱槽側と通風路側の両側に熱交換用フィン
を取り付けたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項４】請求項１又は請求項３の空気調和機におい
て、風速を何種類かに変換可能な室内送風用ファンと室
温を検知する温度センサーを設け、空調時に目標設定温
度と前記温度センサーで検知した室温との温度差が小さ
くなるにつれて前記室内送風用ファンの風速を下げてい
くことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4211197A JPH0658577A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4211197A JPH0658577A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658577A true JPH0658577A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16601982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4211197A Pending JPH0658577A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658577A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6426879B1 (en) | 2000-10-20 | 2002-07-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Load adjustment board and data processing apparatus |
| CN102997353A (zh) * | 2012-09-24 | 2013-03-27 | 陈志明 | 太阳能电子空调及其制作方法 |
| KR20180032814A (ko) * | 2016-09-23 | 2018-04-02 | 삼성중공업 주식회사 | 공조 장치 |
| CN108426394A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-08-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 冷媒加热装置及具有其的空调器 |
| CN112460706A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-03-09 | 薛彬 | 一种暖通蓄冰装置 |
| CN112484226A (zh) * | 2019-09-11 | 2021-03-12 | 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 | 空调及其控制方法、运行控制装置及存储介质 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP4211197A patent/JPH0658577A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6426879B1 (en) | 2000-10-20 | 2002-07-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Load adjustment board and data processing apparatus |
| CN102997353A (zh) * | 2012-09-24 | 2013-03-27 | 陈志明 | 太阳能电子空调及其制作方法 |
| CN102997353B (zh) * | 2012-09-24 | 2015-07-01 | 陈志明 | 太阳能电子空调及其制作方法 |
| KR20180032814A (ko) * | 2016-09-23 | 2018-04-02 | 삼성중공업 주식회사 | 공조 장치 |
| CN108426394A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-08-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 冷媒加热装置及具有其的空调器 |
| CN112484226A (zh) * | 2019-09-11 | 2021-03-12 | 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 | 空调及其控制方法、运行控制装置及存储介质 |
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