JP3164451B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP3164451B2 JP3164451B2 JP36056592A JP36056592A JP3164451B2 JP 3164451 B2 JP3164451 B2 JP 3164451B2 JP 36056592 A JP36056592 A JP 36056592A JP 36056592 A JP36056592 A JP 36056592A JP 3164451 B2 JP3164451 B2 JP 3164451B2
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- heating
- heat pump
- heat exchanger
- heat
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はガス温水式暖房とヒート
ポンプ式冷房とを併用した所謂ハイブリッド型の空気調
和機に関するものである。
ポンプ式冷房とを併用した所謂ハイブリッド型の空気調
和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
【０００３】一般にガス温水式暖房機は、ヒートポンプ
式暖房機に比し暖房能力が大きいので、冷房にはヒート
ポンプを使用し暖房にはガス温水機を使用するハイブリ
ッド型空気調和機が、従来より広く普及している。図３
は、その系統図を示したもので、室外に別個に設けられ
たガス温水機１とヒートポンプ室外機２の室内側熱交換
器５，６が同一の室内機３内の通風路に前後して配置さ
れており、冷房時にはヒートポンプ２を、暖房時にはガ
ス温水機１をそれぞれ運転するようになっている。この
場合ヒートポンプ室外気２では、冷房運転のみを行えば
よいので、冷暖房切替用の四方弁等は設けられていな
い。
式暖房機に比し暖房能力が大きいので、冷房にはヒート
ポンプを使用し暖房にはガス温水機を使用するハイブリ
ッド型空気調和機が、従来より広く普及している。図３
は、その系統図を示したもので、室外に別個に設けられ
たガス温水機１とヒートポンプ室外機２の室内側熱交換
器５，６が同一の室内機３内の通風路に前後して配置さ
れており、冷房時にはヒートポンプ２を、暖房時にはガ
ス温水機１をそれぞれ運転するようになっている。この
場合ヒートポンプ室外気２では、冷房運転のみを行えば
よいので、冷暖房切替用の四方弁等は設けられていな
い。
【発明が解決しようとする課題】しかしヒートポンプは
元来冷房及び暖房を行うことができるものであり、従っ
て暖房能力を向上するために、ヒートポンプで暖房を行
う代わりに、ガス温水式暖房機を付加してハイブリッド
型とするのは、機器の小型化の要請に反するばかりでな
く、ヒートポンプの暖房機能を遊ばせておくので合理的
ではなく、また最近、冷えきった部屋の温度を速く暖め
るために急速暖房仕様を望むユーザが増えているが、急
速暖房仕様にするとガス温水機が大型になり、配管も太
くなって設置作業がやり難くなるなどの問題があった。
そこで本発明は、ハイブリッド型空気調和機において、
ヒートポンプに元来備わっている暖房機能を有効に利用
することにより、上記の問題点を解消することを目的と
するものである。
元来冷房及び暖房を行うことができるものであり、従っ
て暖房能力を向上するために、ヒートポンプで暖房を行
う代わりに、ガス温水式暖房機を付加してハイブリッド
型とするのは、機器の小型化の要請に反するばかりでな
く、ヒートポンプの暖房機能を遊ばせておくので合理的
ではなく、また最近、冷えきった部屋の温度を速く暖め
るために急速暖房仕様を望むユーザが増えているが、急
速暖房仕様にするとガス温水機が大型になり、配管も太
くなって設置作業がやり難くなるなどの問題があった。
そこで本発明は、ハイブリッド型空気調和機において、
ヒートポンプに元来備わっている暖房機能を有効に利用
することにより、上記の問題点を解消することを目的と
するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による空気調和機
は、図１に示すように、ガス温水機１により暖房を行
い、ヒートポンプ２により冷房を行う方式の空気調和機
において、冷暖房兼用室内機３内の対流用ファン４を備
えた通風路の上流側にヒートポンプ用熱交換器５を配
し、下流側に温水用熱交換器６を配して、暖房立ち上が
り運転時にはガス温水機１とヒートポンプ２の双方で暖
房を行うようにしたものである。
は、図１に示すように、ガス温水機１により暖房を行
い、ヒートポンプ２により冷房を行う方式の空気調和機
において、冷暖房兼用室内機３内の対流用ファン４を備
えた通風路の上流側にヒートポンプ用熱交換器５を配
し、下流側に温水用熱交換器６を配して、暖房立ち上が
り運転時にはガス温水機１とヒートポンプ２の双方で暖
房を行うようにしたものである。
【０００５】
【作用】上記の構成によれば、対流用ファン４によって
室内機３内に吸い込まれた空気が、まずヒートポンプ用
熱交換器５によって予熱され、更に温水用熱交換器６に
よって暖められるので、立ち上がり時の暖房能力が大幅
にアップして、立ち上がり時間を短縮することができ、
ガス温水機の仕様を変更することなく、急速暖房仕様と
することができる。
室内機３内に吸い込まれた空気が、まずヒートポンプ用
熱交換器５によって予熱され、更に温水用熱交換器６に
よって暖められるので、立ち上がり時の暖房能力が大幅
にアップして、立ち上がり時間を短縮することができ、
ガス温水機の仕様を変更することなく、急速暖房仕様と
することができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明による空気調和機の一実施例を
示したもので、冷暖房兼用の室内機３には、ヒートポン
プ用熱交換器５と温水用熱交換器６が併設され、ヒート
ポンプ用熱交換器５はヒートポンプ室外機２に、温水用
熱交換器６は室外のガス温水機１に、それぞれ配管接続
されている。４は室内対流用ファンで、室内空気を室内
機３に吸い込み、両熱交換器５，６を通して室内に送出
するためのものであり、ヒートポンプ用熱交換器５は上
流側に、温水用熱交換器６は下流側に配置されている。
また７は温水用配管に介装された流量可変弁で、室内温
度を制御するためのものである。
示したもので、冷暖房兼用の室内機３には、ヒートポン
プ用熱交換器５と温水用熱交換器６が併設され、ヒート
ポンプ用熱交換器５はヒートポンプ室外機２に、温水用
熱交換器６は室外のガス温水機１に、それぞれ配管接続
されている。４は室内対流用ファンで、室内空気を室内
機３に吸い込み、両熱交換器５，６を通して室内に送出
するためのものであり、ヒートポンプ用熱交換器５は上
流側に、温水用熱交換器６は下流側に配置されている。
また７は温水用配管に介装された流量可変弁で、室内温
度を制御するためのものである。
【０００７】図中、実線の矢印はヒートポンプ２の暖房
運転時における冷媒の流れ、点線の矢印は冷房運転時の
冷媒の流れを示すもので、冷房運転時には、点線の矢印
で示すように、まず圧縮機８で圧縮され温度上昇した冷
媒が、室外機側熱交換器９を通って熱を放出したのち、
キャピラリチューブ１０を通って膨張し、室内機３の熱
交換器５で室内空気を冷却して、四方弁１１を通り圧縮
機８に戻る。なお１２は熱交換用のプロペラファンであ
る。次に暖房立ち上がり運転時には、実線の矢印で示す
ように、室内機３から戻ってきた冷媒がキャピラリチュ
ーブ１０で膨張して温度低下し、室外機側熱交換器９で
外気から熱を奪ったのち、圧縮機８で圧縮されて高温と
なり、室内機３のヒートポンプ用熱交換器５で室内空気
に熱を与える。なお１３は除霜用の二方弁で、暖房運転
の際に熱交換器９に付着する霜を除去するためのもので
ある。
運転時における冷媒の流れ、点線の矢印は冷房運転時の
冷媒の流れを示すもので、冷房運転時には、点線の矢印
で示すように、まず圧縮機８で圧縮され温度上昇した冷
媒が、室外機側熱交換器９を通って熱を放出したのち、
キャピラリチューブ１０を通って膨張し、室内機３の熱
交換器５で室内空気を冷却して、四方弁１１を通り圧縮
機８に戻る。なお１２は熱交換用のプロペラファンであ
る。次に暖房立ち上がり運転時には、実線の矢印で示す
ように、室内機３から戻ってきた冷媒がキャピラリチュ
ーブ１０で膨張して温度低下し、室外機側熱交換器９で
外気から熱を奪ったのち、圧縮機８で圧縮されて高温と
なり、室内機３のヒートポンプ用熱交換器５で室内空気
に熱を与える。なお１３は除霜用の二方弁で、暖房運転
の際に熱交換器９に付着する霜を除去するためのもので
ある。
【０００８】図２は、室内機３内の空気の流れを示した
もので、冷房運転時には二つの熱交換器５，６のうちヒ
ートポンプ用熱交換器５のみで冷房運転が行われて、室
内空気が冷却されるが、暖房立ち上がり運転時には、ガ
ス温水機１とヒートポンプ２の双方で暖房運転が行われ
て、室内機３に吸い込まれた空気は、まずヒートポンプ
用熱交換器５により中程度の温度まで予熱されたのち、
温水用熱交換器６によって高温まで暖められる。室内温
度が設定温度に達したのちは、ヒートポンプ２は停止し
て、温水のみで暖房が行われる。
もので、冷房運転時には二つの熱交換器５，６のうちヒ
ートポンプ用熱交換器５のみで冷房運転が行われて、室
内空気が冷却されるが、暖房立ち上がり運転時には、ガ
ス温水機１とヒートポンプ２の双方で暖房運転が行われ
て、室内機３に吸い込まれた空気は、まずヒートポンプ
用熱交換器５により中程度の温度まで予熱されたのち、
温水用熱交換器６によって高温まで暖められる。室内温
度が設定温度に達したのちは、ヒートポンプ２は停止し
て、温水のみで暖房が行われる。
【０００９】
【発明の効果】本発明による空気調和機は上述のよう
に、従来のハイブリッド型空気調和機では遊ばせていた
ヒートポンプの暖房機能を利用して、温水用熱交換器の
上流側で室内空気を予熱するようにしたものであるか
ら、ガス温水機及びヒートポンプの容量を変更すること
なく、単に四方弁及び二方弁をを追加し、且つ制御プロ
グラムに変更を加えるのみで、立ち上がり時の暖房能力
を向上し、急速暖房を行うことができるという利点があ
り、また急速暖房を要しない場合には、ガス温水機の能
力を従来のほぼ半分にすることができるので、機器の小
型化とコストダウンの要請に応えることができるという
利点がある。
に、従来のハイブリッド型空気調和機では遊ばせていた
ヒートポンプの暖房機能を利用して、温水用熱交換器の
上流側で室内空気を予熱するようにしたものであるか
ら、ガス温水機及びヒートポンプの容量を変更すること
なく、単に四方弁及び二方弁をを追加し、且つ制御プロ
グラムに変更を加えるのみで、立ち上がり時の暖房能力
を向上し、急速暖房を行うことができるという利点があ
り、また急速暖房を要しない場合には、ガス温水機の能
力を従来のほぼ半分にすることができるので、機器の小
型化とコストダウンの要請に応えることができるという
利点がある。
【図１】本発明の一実施例の系統図。
【図２】本発明の動作説明図。
【図３】従来例の系統図。
１ ガス温水機 ２ ヒートポンプ又はヒートポンプ室外機 ３ 室内機 ４ ファン ５ ヒートポンプ用熱交換器 ６ 温水用熱交換器 ７ 流量可変弁 ８ 圧縮機 ９ 熱交換器 １０ キャピイラリチューブ １１ 四方弁 １２ プロペラファン １３ 二方弁
Claims (1)
- 【請求項１】 ガス温水機により暖房を行い、ヒートポ
ンプにより冷房を行う方式の空気調和機において、冷暖
房兼用の室内機内の対流用ファンを備えた通風路の上流
側にヒートポンプ用熱交換器を、下流側に温水用熱交換
器を配して、暖房立ち上がり運転時にガス温水機とヒー
トポンプの双方で暖房を行うようにしたことを特徴とす
る空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36056592A JP3164451B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36056592A JP3164451B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719663A JPH0719663A (ja) | 1995-01-20 |
| JP3164451B2 true JP3164451B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=18469955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36056592A Expired - Fee Related JP3164451B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3164451B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5760303B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2015-08-05 | 東京電力株式会社 | 熱供給システム |
| CN105649699A (zh) * | 2014-11-19 | 2016-06-08 | 郭颂玮 | 一种超临界高效发电系统 |
| CN207990847U (zh) * | 2018-03-17 | 2018-10-19 | 高旭 | 全效型空气源热泵系统 |
-
1992
- 1992-12-29 JP JP36056592A patent/JP3164451B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0719663A (ja) | 1995-01-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |