JPH06581A - スラリー内へのワークの浸漬方法 - Google Patents

スラリー内へのワークの浸漬方法

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Publication number
JPH06581A
JPH06581A JP16314792A JP16314792A JPH06581A JP H06581 A JPH06581 A JP H06581A JP 16314792 A JP16314792 A JP 16314792A JP 16314792 A JP16314792 A JP 16314792A JP H06581 A JPH06581 A JP H06581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slurry
tank
work
immersing
main tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP16314792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tazoe
宏幸 田添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP16314792A priority Critical patent/JPH06581A/ja
Publication of JPH06581A publication Critical patent/JPH06581A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラリータンク内にスラリーを補給する間も
ワークをスラリーに浸漬しかつ引き上げる操作を継続し
て行うことができて、稼働率の低下を防止することがで
きるスラリー内へのワークの浸漬方法を提供することを
目的とする。 【構成】 セラミックスラリー2の補給開始からの時間
に応じて、主タンク(スラリータンク)1内のスラリー
液面の上昇を算定し、この結果に基づいて、ワックス組
立体(ワーク)7の主タンク1内への浸漬深さを補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラリータンク内にワ
ークを浸漬しかつ引き上げる操作を継続しつつ、上記ス
ラリータンク内にスラリーを補給するスラリー内へのワ
ークの浸漬方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、精密鋳造(ロストワックス鋳
造)方法にあっては、まず、製品と同形状のワックス成
形品を射出成形によって成形し、次いで、これらのワッ
クス成形品をまとめてツリー状に組立てた後に、この組
立体のまわりにセラミックスラリーを塗布した状態で耐
火性粒子を吹き付け、これを何回か繰り返すことによ
り、多数のコーティング層を組立体のまわりに形成し、
乾燥して、さらに、ワックス成形品(組立体)を溶解し
てコーティング層内から取り除いて、あいた空間に溶解
金属を注入し、最後に、コーティング層を取り去って製
品を取り出すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記組立体
にセラミックスラリーを塗布する場合には、タンク内に
収容したセラミックスラリーにロボットを用いて、組立
体を浸漬した後に引き上げるという方法を採っている。
そして、このようにして組立体にセラミックスラリーを
塗布すると、タンク内のセラミックスラリーの量が塗布
する毎に減少していくため、塗布毎にロボットによる組
立体の浸漬深さを所定値ずつ下降していき、ある程度セ
ラミックスラリー量が減少していくと、ロボットの動作
を停止して、作業員が補給用のセラミックスラリーを、
直接、タンク内に投入していた。しかしながら、このよ
うにすると、ロボットが停止している時間が生じ、ロボ
ットの稼働率が低下するという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、スラリータンク内にスラ
リーを補給する間もワークをスラリーに浸漬しかつ引き
上げる操作を継続して行うことができて、稼働率の低下
を防止することができるスラリー内へのワークの浸漬方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、スラリータンク内にワークを浸漬しかつ
引き上げると共に、上記スラリータンク内の液面が所定
高さまで低下すると、上記スラリータンク内にスラリー
を補給するスラリー内へのワークの浸漬方法において、
上記スラリーの補給開始からの時間に応じて、上記ワー
クの上記スラリータンク内への浸漬深さを調整するもの
である。
【0006】
【作用】本発明のスラリー内へのワークの浸漬方法にあ
っては、スラリーの補給開始からの時間に応じて、スラ
リータンク内のスラリー液面の上昇を算定し、この結果
に基づいて、ワークのスラリータンク内への浸漬深さを
補正する。
【0007】
【実施例】以下、図1と図2に基づいて本発明の一実施
例を説明する。
【0008】図1において符号1はセラミックスラリー
2を収容している主タンクであり、この主タンク1にセ
ラミックスラリー2を補給する補給(熟成)タンク3
と、上記主タンク1との間には、スラリー補給ポンプ5
を備えた配管4が設けられている。そして、上記主タン
ク1に隣接して、ワックス組立体7を昇降して主タンク
1のセラミックスラリー2内に浸漬するロボット6が配
置されている。このロボット6は、通常(上記スラリー
補給ポンプ5が作動していない間)、上記主タンク1の
スラリー液面の上限から下限の範囲H(mm)におい
て、ワックス組立体7を浸漬してセラミックスラリー2
を塗布する毎に次のワックス組立体7の浸漬深さを所定
値ずつ下降していくように構成されている。また、上記
スラリー補給ポンプ5は、上記主タンク1のスラリー液
面が下限に達したことをセンサーが検知すると作動し、
かつ上記主タンク1のスラリー液面が上限に達したこと
をセンサーが検知すると停止するようになっており、上
記スラリー補給ポンプ5の作動信号Sは、上記ロボット
6に入力されるようになっている。そして、上記ロボッ
ト6においては、上記作動信号Sに基づいて、タイマー
を起動し、かつこのタイマーの計時時間T(min)に
応じて、ワックス組立体7の浸漬深さの補正量h(m
m)を算出するようになっている。すなわち、補正量h
は、h=(T/M)×Hにより演算され、かつ上記スラ
リー補給ポンプ5の作動時間M(min)は、あらかじ
め、スラリー補給ポンプ5によって主タンク1のスラリ
ー液面が下限から上限までに達する時間を測定してロボ
ット6に入力しておく。ここで、上記スラリー補給ポン
プ5の作動時間M(min)の測定は、単に、スラリー
補給ポンプ5によってセラミックスラリー2を供給する
ことにより主タンク1のスラリー液面が下限から上限ま
でに達する時間を計測してもよいが、該主タンク1のス
ラリー液面が上限に達するまでの間に並行して所定回数
ワックス組立体7の浸漬、引き上げ操作を行う(これに
より、所要量のセラミックスラリー2が主タンク1から
消費される)方が、実運転時の所要時間により近い値が
得られる。
【0009】上記のように構成された装置を用いて本発
明の方法を実施する場合について、図2を参照して説明
すると、まず、上記主タンク1のスラリー液面の上限か
ら下限の範囲H(mm)においては、上記スラリー補給
ポンプ5は作動せず、従来同様、ロボット6がワックス
組立体7を主タンク1内に浸漬してセラミックスラリー
2を塗布すると共に、該塗布毎に次のワックス組立体7
の浸漬深さを所定値ずつ下降させていく。次いで、上記
主タンク1のスラリー液面がその下限に達すると、図2
のステップSP1に示すように、スラリー補給ポンプ5
が作動して、補給タンク3からセラミックスラリー2が
主タンク1内に供給される。これと同時に、上記スラリ
ー補給ポンプ5の作動信号Sがロボット6に入力される
ことにより、ステップSP2に示すように、ロボット6
内のタイマーが起動する。続いて、ステップSP3に示
すように、上記ロボット6のワックス組立体7浸漬プロ
グラムが開始されると、ステップSP4に示すように、
その時の上記ロボット6内タイマーの計時時間T(mi
n)に応じて、ワックス組立体7の浸漬深さの補正量h
=(T/M)×Hを演算すると共に、この演算された補
正量h(mm)に基づいて、ステップSP5に示すよう
に、上記ワックス組立体7の浸漬深さを補正する。そし
て、ステップSP6に示すように、補正された浸漬深さ
までワックス組立体7を浸漬した後、引き上げる操作を
行う。このようにして、上記スラリー補給ポンプ5によ
りセラミックスラリー2の補給を続けながら、ロボット
6によるワックス組立体7へのセラミックスラリー2の
塗布操作を円滑に行うことができて、ロボット6の稼働
率の低下を防止することができる。また、上記主タンク
1のスラリー液面がその上限まで上昇すると、上記スラ
リー補給ポンプ5が停止して通常の運転状態に戻る。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スラリ
ータンク内にワークを浸漬しかつ引き上げると共に、上
記スラリータンク内の液面が所定高さまで低下すると、
上記スラリータンク内にスラリーを補給するスラリー内
へのワークの浸漬方法において、スラリーの補給開始か
らの時間に応じて、スラリータンク内のスラリー液面の
上昇を算定し、この結果に基づいて、ワークのスラリー
タンク内への浸漬深さを補正することにより、スラリー
タンク内にスラリーを補給する間もワークをスラリーに
浸漬しかつ引き上げる操作を継続して行うことができ
て、稼働率の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 主タンク 2 セラミックスラリー 3 補給(熟成)タンク 5 スラリー補給ポンプ 6 ロボット 7 ワックス組立体(ワーク) S 作動信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラリータンク内にワークを浸漬しかつ
    引き上げると共に、上記スラリータンク内の液面が所定
    高さまで低下すると、上記スラリータンク内にスラリー
    を補給するスラリー内へのワークの浸漬方法において、
    上記スラリーの補給開始からの時間に応じて、上記ワー
    クの上記スラリータンク内への浸漬深さを調整すること
    を特徴とするスラリー内へのワークの浸漬方法。
JP16314792A 1992-06-22 1992-06-22 スラリー内へのワークの浸漬方法 Withdrawn JPH06581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16314792A JPH06581A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 スラリー内へのワークの浸漬方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16314792A JPH06581A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 スラリー内へのワークの浸漬方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06581A true JPH06581A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15768116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16314792A Withdrawn JPH06581A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 スラリー内へのワークの浸漬方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06581A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8704125B2 (en) 2008-05-08 2014-04-22 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Laser processing machine having expanded work space
US8941628B2 (en) 2009-09-07 2015-01-27 Sharp Kabushiki Kaisha Pixel circuit and display device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8704125B2 (en) 2008-05-08 2014-04-22 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Laser processing machine having expanded work space
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831