JPH0657811A - 水位制御装置 - Google Patents
水位制御装置Info
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- JPH0657811A JPH0657811A JP21026992A JP21026992A JPH0657811A JP H0657811 A JPH0657811 A JP H0657811A JP 21026992 A JP21026992 A JP 21026992A JP 21026992 A JP21026992 A JP 21026992A JP H0657811 A JPH0657811 A JP H0657811A
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Abstract
しても汚水槽からの溢れを確実に防止する。 【構成】汚水槽2の水位が一定以上に上昇すれば、その
水位に見合うエア圧が圧力スイッチ6に作用する結果、
圧力スイッチ6が作動して水中ポンプ3を駆動させ、汚
水を汲み出す。そして、汚水を排出して水位が低下し、
圧力スイッチ6が復帰すれば水中ポンプ3の駆動が停止
する。一方、エアポンプ5などが故障して圧力スイッチ
6が作動しない場合は、汚水の流入によって水位が上昇
する。そして、圧力スイッチ6が作動する水位を越えて
設定された水位に達すると、フロートスイッチ7が作動
し、水中ポンプ3を一定時間駆動させて停止する。
Description
装置に関するものである。
一次的に貯留する汚水槽には、水中ポンプが設置されて
おり、その汚水の水位に応じて水中ポンプを駆動させる
ことにより、汚水槽から汚水が溢れるのを防止してい
る。すなわち、汚水槽の水位が一定以上に上昇すると水
中ポンプの電動モータを駆動させて汚水を汲み出し、一
方、汚水の汲み出しによって水位が一定以下に低下すれ
ばその電動モータの駆動を停止させるようにしている。
もしくは停止させるため、エアポンプおよびこのエアポ
ンプから吐出されるエアを汚水槽の一定位置に導くエア
配管を配設するとともに、このエア配管のエア圧を検出
する圧力スイッチを設けた水位制御装置が知られてい
る。この水位制御装置は、汚水槽における汚水の流入も
しくは排出によって水位が変動すれば、エアポンプから
吐出されるエアの圧力も比例して変化することを利用し
たもので、圧力スイッチを予め設定した水位に相当する
エア圧で開閉作動するように調整し、汚水の流入によっ
て水位が上昇し、エア圧が設定圧力まで上昇すれば圧力
スイッチが閉成して水中ポンプの電動モータを駆動させ
て汚水を汲み出し、また、汚水の排出によって水位が低
下し、エア圧が設定圧力以下に下降すれば圧力スイッチ
が開放して電動モータの駆動を停止させるものである。
置は、可動部が汚水中になく、異物付着がないなどの利
点が多い反面、エア配管が外れたり、エアポンプが故障
するなどしてエア圧が発生しない場合、水中ポンプの駆
動およびその停止を制御することができず、汚水槽から
汚水を溢れさせる問題がある。
れたもので、エアポンプなどが故障しても汚水槽から汚
水が溢れるのを確実に防止することのできる水位制御装
置を提供するものである。
された水中ポンプと、エアポンプを通して汚水中に供給
される空気圧を検出する圧力スイッチと、汚水槽の水位
を検出するフロートスイッチと、これらの圧力スイッチ
およびフロートスイッチによって水中ポンプの電動モー
タを駆動もしくは停止させる制御回路とよりなり、前記
圧力スイッチが作動する水位よりもフロートスイッチが
作動する水位を高く設定し、さらに、フロートスイッチ
が作動した際、水中ポンプを一定時間駆動させることを
特徴とするものである。
ば、その水位に見合うエア圧が作用することによって圧
力スイッチが作動し、水中ポンプを駆動させて汚水を排
出する。そして、汚水の排出によって水位が低下すれ
ば、エア圧が低下して圧力スイッチが復帰し、水中ポン
プの駆動が停止する。
ッチが作動しない場合、水中ポンプは駆動せず、汚水の
流入によって水位は上昇する。そして、汚水が圧力スイ
ッチが作動する水位を越えて設定された水位に到達する
と、フロートスイッチが作動し、水中ポンプを一定時間
駆動させて停止する。
駆動させて汚水の汲み出しを行い、また、エアポンプな
どの故障によって異常水位に達した場合は、水中ポンプ
を一定時間駆動させて汚水を汲み出すことができ、汚水
の溢れを確実に防止することができる。
する。
れており、この水位制御装置1は、汚水槽2に設置され
た水中ポンプ3と、この水中ポンプ3に先端部を固定さ
れたエア配管4を通して汚水中にエアを供給するエアポ
ンプ5と、エアポンプ5から吐出されるエア圧を検出可
能な圧力スイッチ6と、汚水槽2の満水位近傍位置に設
置されたフロートスイッチ7と、これらの圧力スイッチ
6およびフロートスイッチ7の作動によって水中ポンプ
3の電動モータMを回転駆動させ、あるいはその駆動を
停止させる制御回路8(図3参照)から構成されてい
る。
御の概略を図2に基づいて説明すると、エアポンプ5か
ら汚水中にエアが供給されている場合は、汚水の水位が
上昇するにしたがって抵抗が大きくなり、エア圧が上昇
する。ここで、汚水槽2の水位がH1に達すると、その
水位に見合う圧力に設定されている圧力スイッチ6の接
点ps(図3参照)がON作動し、後述するように水中
ポンプ3を駆動させて汚水の汲み出しを行い、また、汚
水の汲み出しによって水位が低下し、一定以下の水位H
2に低下すれば圧力スイッチ6の接点psがOFF作動
し、水中ポンプ3の駆動を停止させるものである。
スイッチ6の接点psがON作動する水位H1を越えて
水位が上昇し、汚水槽2の満水位近傍の水位H3に達す
ると、フロートスイッチ7の接点fl(図3参照)がO
N作動し、水中ポンプ3を一定時間駆動させて汚水の汲
み出しを行う。この時間は、汚水槽2の容量、水中ポン
プ3の単位時間当たりの吐出量および汚水の単位時間当
たりの流入量などに基づいて決定すればよい。そして、
一定時間が経過して汚水槽2の水位が低下し、水位H4
に達すれば、水中ポンプ3の駆動が停止する。
すると、CSは自動制御もしくは手動制御を選択する切
換スイッチ、psは圧力スイッチ6の接点、flはフロ
ートスイッチ7の接点、Rは電磁開閉器であって、接点
rを備えている。X1,X2,X3はリレーであって、
それぞれ接点x1,x2,x3を有している。また、T
Rはタイマーで、接点trおよび限時接点trを有して
いる。Mは水中ポンプ3の電動モータ、APはエアポン
プの電動モータ、PLは異常状態を報知するパイロット
ランプ、PBはパイロットランプPLを消灯させる押し
ボタンスイッチ、Tはトランス、Bは漏電ブレーカであ
る。
すると、三相交流電源から分岐された電源電圧は、トラ
ンスTによって変圧され、エアポンプ5の電動モータA
Pに通電している。このため、エアポンプ5が駆動し、
エアポンプ5から吐出されたエアは、エア配管4を通し
て汚水中に吹き出している。ここで、汚水槽2に汚水が
流入して水位が上昇し、前述した水位H1に達すると、
その水位に見合う一定の抵抗が発生して圧力スイッチ6
が作動し、その接点psがON作動する。そして、圧力
スイッチ6の接点psが閉成することによってリレーX
1が励磁されると、その常開接点x1を閉成させ、この
接点x1を介して電磁開閉器Rを励磁する。電磁開閉器
Rが励磁すれば、その接点rが閉成することから、この
接点rを介して水中ポンプ3の電動モータMに電源電圧
を供給し、電動モータMを回転駆動させる。この結果、
汚水槽2の汚水は水中ポンプ3によって汲み出されるこ
とになる。
出されることで水位が低下すると、エアポンプ5から吐
出されるエアの抵抗が減少することから、もはや圧力ス
イッチ6を継続してON作動させることができなくな
る。この際、汚水の水位は前述した水位H2に達してお
り、その接点psがOFF作動する。ここで、圧力スイ
ッチ6の接点psの開放は、リレーX1の励磁を遮断す
ることから、電磁開閉器Rを消磁し、その接点rを開放
して電動モータMの回転駆動、すなわち、水中ポンプ3
の駆動を停止させる。
ば水中ポンプ3が駆動して汚水を汲み出し、その汚水の
水位がH2まで低下すればその駆動が停止するサイクル
が繰り返される。そして、このような水中ポンプ3によ
る汚水の汲み出しは、フロートスイッチ7が作動する水
位H3に達しない水位H1で開始されることから、フロ
ートスイッチ7にゴミなどが付着することはなく、フロ
ートスイッチ7の作動を確保することができる。
とによって圧力スイッチ6が作動せず、このため、汚水
の水位が上昇して満水位近傍に達すると、フロートスイ
ッチ7が作動し、その接点flをON作動させる。そし
て、この接点flの閉成によってタイマーTRが励磁さ
れる結果、その接点trを閉成して制御盤などにおいて
パイロットランプPLを点灯させ、異常水位の発生を警
報すると同時に、その限時接点trを介してリレーX2
を励磁させる。リレーX2が励磁されると、その常開接
点x2が閉成されることから、その接点x2およびタイ
マーTRの限時接点trを介してリレーX2が自己保持
される。さらに、その接点x2の閉成により、この接点
x2を介して電磁開閉器Rが励磁され、その接点rが閉
成されることから、接点rを介して水中ポンプ3の電動
モータMが回転駆動し、水中ポンプ3によって汚水槽2
の汚水が汲み出される。
定時間継続されることで汚水が汲み出され、水位が低下
して水位H4に達すると、すなわち、タイマーTRの設
定時間が経過すると(この間、水位は低下してフロート
スイッチ7の接点flはOFF作動している)、その限
時接点trが解放され、リレーX2の自己保持を解除す
る。この結果、リレーX2が消磁され、その接点x2が
開放されることによって電磁開閉器Rへの通電を遮断
し、接点rを開放して電動モータMの回転駆動を停止さ
せる。そして、リレーX2の自己保持が解除されると、
タイマーTRへの通電が阻止されることから、その接点
trが開放してパイロットランプPLを消灯させる。
押しボタンスイッチPBを操作することにより、パイロ
ットランプPLを消灯させることもできる。すなわち、
押しボタンスイッチPBを操作することによってリレー
X3を励磁すれば、その接点x3を介してリレーX3を
自己保持すると同時に、パイロットランプPLへの通電
が遮断される結果、パイロットランプPLは消灯する。
事態の発生をパイロットランプPLの点灯以外に遠隔地
においてモニターすることもできる。例えば、電磁開閉
器Rの接点を通して図示しないリレーを励磁させ、その
接点およびこの接点によって作動するランプあるいはブ
ザーなどの警報装置を集中制御センターなどに設置する
ことにより、モニターすることができる。このようなモ
ニターは、漏電などによって漏電ブレーカBが作動した
場合についても、同様に行うことができる。
ポンプから汚水中に吐出されるエア圧を圧力スイッチで
検出し、設定水位に相当する圧力に達すると水中ポンプ
を駆動および停止制御するとともに、エアポンプなどが
故障して異常水位に達した場合には、圧力スイッチが作
動する水位を越えた水位において、フロートスイッチを
作動させて水中ポンプを一定時間駆動するように制御し
たことにより、汚水槽の水位が異常に上昇した場合にお
いても、水中ポンプを駆動させて汚水槽から汚水を汲み
出すことができ、汚水の溢れを確実に防止することがで
きる。
である。
す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 汚水槽に設置された水中ポンプと、エア
ポンプを通して汚水中に供給される空気圧を検出する圧
力スイッチと、汚水槽の水位を検出するフロートスイッ
チと、これらの圧力スイッチおよびフロートスイッチに
よって水中ポンプの電動モータを駆動もしくは停止させ
る制御回路とよりなり、前記圧力スイッチが作動する水
位よりもフロートスイッチが作動する水位を高く設定
し、さらに、フロートスイッチが作動した際、水中ポン
プを一定時間駆動させることを特徴とする水位制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21026992A JP2782400B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 水位制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21026992A JP2782400B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 水位制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657811A true JPH0657811A (ja) | 1994-03-01 |
JP2782400B2 JP2782400B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=16586601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21026992A Expired - Lifetime JP2782400B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 水位制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2782400B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236191A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Kubota Corp | 水中ポンプの制御装置、マンホールポンプ装置、及び水中ポンプの制御方法 |
US8032256B1 (en) * | 2009-04-17 | 2011-10-04 | Sje-Rhombus | Liquid level control systems |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP21026992A patent/JP2782400B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236191A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Kubota Corp | 水中ポンプの制御装置、マンホールポンプ装置、及び水中ポンプの制御方法 |
US8032256B1 (en) * | 2009-04-17 | 2011-10-04 | Sje-Rhombus | Liquid level control systems |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2782400B2 (ja) | 1998-07-30 |
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