JPH0657804A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH0657804A
JPH0657804A JP22934692A JP22934692A JPH0657804A JP H0657804 A JPH0657804 A JP H0657804A JP 22934692 A JP22934692 A JP 22934692A JP 22934692 A JP22934692 A JP 22934692A JP H0657804 A JPH0657804 A JP H0657804A
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sanitary washing
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Yoshiyuki Kawahara
能行 川原
Takashi Fukunaga
隆 福永
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動進行のために設定登録されたパタ−ンの
有無を容易に確認可能で、さらに確認結果を報知可能な
衛生洗浄装置を提供する。 【構成】 衛生洗浄装置本体2に、パタ−ン設定登録用
のパタ−ンメモリと、登録済を記録するフラグより成る
エリアを複数個設け、当該フラグをアクセスするプログ
ラム手段により設定登録の有無を確認し、ランプや液晶
パネルに、当該確認結果を表示して、利用者に報知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動進行のパタ−ンを
複数個、設定登録可能な衛生洗浄装置に関するもので、
とりわけ設定登録パタ−ンの有無を確認、報知できる、
衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動進行のためのパタ−ンを複数
個設定登録する手段を備えた衛生洗浄装置においては、
自動進行のためのパタ−ンが設定登録されているか否か
を確認するための簡易な機能がなく、さらに確認結果を
利用者に報知せしめる手段がなかった。
【0003】図6は、従来の衛生洗浄装置の斜視図であ
り、1はその内部に便鉢1aを形成する便器、18は衛
生洗浄装置本体で、表部には操作部18aを配する。ま
た、3は温水洗浄機能の一部をなし、便鉢1a方向に進
退可能な洗浄ノズルであり、4は同洗浄ノズル3近傍に
設けた温風吹出口である。
【0004】給水源(図示せず)より供給された水は、
該衛生洗浄装置内蔵の加熱器(図示せず)で温水とな
り、洗浄ノズル3から噴出される。同様に、乾燥用空気
も加熱器で温風となり、温風吹出口4から吹出される。
このような、衛生洗浄にかかる各種の動作は、衛生洗浄
装置本体18あるいはリモコン装置19に設けた、操作
部18aから利用者がボタン入力することにより、指
示、制御できる。
【0005】衛生洗浄の主たる機能は洗浄と乾燥であ
り、複数種類の動作から構成される。これら動作の例
は、ビデ洗浄、おしり洗浄、ム−ブ洗浄、乾燥等である
が、一連の動作にかかる設定条件や動作時間、動作順序
などをパタ−ンとして設定登録しておけば、一連の動作
を自動的に進行できる。
【0006】この自動進行のパタ−ンは、図7に示す操
作部18aの設定ボタンSとパタ−ン番号選択ボタンA
の操作で設定登録できる。設定登録したパタ−ンは、当
該パタ−ン番号選択ボタンAを押すことで実行でき、自
動進行停止ボタンBを押すことで途中終了できる。
【0007】このように、従来の装置では自動進行のた
めのパタ−ン設定登録手段とその実行手段を有していた
ものの、既設定登録パタ−ンの有無を確認する手段や、
その確認結果を利用者に報知する手段がなかった。その
ため利用者は、通常は複数個設定登録されているパタ−
ンを順次自動進行させることによって、その有無を確認
していたが、非常に面倒な上、誤操作も多く、時間も要
して不便であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来の技術の問題点を、以下のように改善する。既設定登
録パタ−ンの有無の確認を、利用者が簡単な操作で実行
でき、確認結果を明快な報知によって知り得るように
し、よって利用者の面倒感を解消し、誤操作を防止し、
併せて確認に要する時間を短縮して時間節約を実現す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る衛生洗浄
装置は、自動進行のための、設定可能なパタ−ンの設定
登録手段と、該設定登録手段により設定登録されたパタ
−ンの実行手段を備えた衛生洗浄装置において、該設定
登録パタ−ンの有無の確認手段と、該確認結果の報知手
段を設けたことを特徴とする。請求項2に係る衛生洗浄
装置は、設定登録パタ−ンの内容の確認手段と、該確認
結果の表示手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】設定登録済のパタ−ンにつき、前記確認手段が
その有無ならびに内容を確認し、得られた確認結果を、
前記報知手段が表示等により利用者に報知する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の衛生洗浄装置の斜視図であ
る。2は衛生洗浄装置本体で、内部に制御部12、表部
には操作部2aを配する。操作部2aはリモコン装置5
に設けることもできる。利用者は衛生洗浄にかかる動作
の指示を、該操作部2aから入力することにより制御部
12に与える。
【0012】図2は、本発明の装置の操作部2aの実施
例を示す。前述のように、衛生洗浄の主たる機能の洗浄
と乾燥は、ビデ洗浄、おしり洗浄、ム−ブ洗浄、乾燥等
の動作から構成される。これら動作を単独に、独立して
実行させるのが単独実行であり、図2で示したビデ、お
しり洗浄、ム−ブ、乾燥の各ボタンを操作することで任
意の時に、順不同に、各動作を単独に開始できる。この
単独実行は、止ボタンCにて停止できる。
【0013】一方、自動進行のパタ−ン設定登録につい
ては、設定ボタンS、およびパタ−ン番号選択ボタンA
の1乃至4のうち、任意の一個を操作することにより、
自分のパタ−ンを任意のパタ−ン番号に設定登録でき
る。この実施例では、合計4個のパタ−ンが設定登録で
きる。
【0014】かくて特定のパタ−ン番号として設定登録
したパタ−ンを、利用者が実行させたい場合、当該パタ
−ン番号に対応する、パタ−ン番号選択ボタンAを押す
だけで自動進行を発進実行できる。発進した自動進行
は、自動進行停止ボタンBを押すことで途中終了でき
る。自動進行継続中は、液晶パネル7の中の自動進行表
示Lが点灯して、状態を表示する。
【0015】つぎに、設定登録パタ−ンの有無確認のた
めの機能につき説明する。パタ−ン番号各々にパタ−ン
が設定登録されているか否かは、登録/内容表示ボタン
Kの操作で確認する。操作部2aの登録/内容表示ボタ
ンKを一度押すと、液晶パネル7に「登録済」7aが点
灯し、さらに設定登録済のパタ−ン番号に対応する数字
7cだけが点灯する。
【0016】図2の例では数字「2」と「4」が点灯
し、パタ−ン番号2と4に設定登録がなされていること
を、表示によって報知する。かくして利用者は容易に、
既設定登録パタ−ンの有無を確認できる。この例ではパ
タ−ン番号1と3には未設定と確認できたから、新しい
パタ−ンをここに設定登録することができる。
【0017】一方、登録/内容表示ボタンKを二度続け
て押すと、「内容表示」7bが点灯する。ここで該当す
るパタ−ン番号選択ボタンAを押すと、そのパタ−ン内
容が7d〜7hに表示される。かくして既設定登録パタ
−ンの内容も容易に確認できる。
【0018】図3に、衛生洗浄装置全体の制御系統のブ
ロック構成例を示す。操作部2aからの入力信号は、制
御部12の入出力部12cで受付け、CPU12aがB
US12bを介して、これを取り込む。操作部2aから
の入力の、少なくとも一個を割込信号とする場合、当該
信号は割込み線12gを経て、CPUの割込み端子に入
る。
【0019】CPU12aは、ROM12e中の制御ル
チンやソフトウエアタイマ−を、ワ−キングメモリ12
fを用いながら適宜実行し、結果がパタ−ン設定デ−タ
の際は不揮発性メモリ12dに格納、動作信号の際は入
出力部12cを介して、動作部13に出力する。
【0020】ROM12e中の制御ルチンやソフトウエ
アタイマ−等を、図4のR1からR7に示す。不揮発性
メモリ12d内部には、4個のパタ−ン番号に対応し
て、図4に示すようにパタ−ン1乃至4のエリアを設け
る。各エリアは、例えばパタ−ン1で説明すると、登録
済フラグF1及びパタ−ンメモリPAM1より成る。パ
タ−ン1が設定登録済の際は、登録済フラグF1に
「1」が立ち、当該パタ−ン設定デ−タはパタ−ンメモ
リPAM1に登録されている。他のエリアについても同
様である。
【0021】既設定登録パタ−ンの有無の表示、および
既設定登録パタ−ン内容の表示の流れを、図5のフロ−
チャ−トにて説明する。S1およびS2で既設定登録パ
タ−ン番号の表示、すなわち登録表示が選択されると、
S3で登録済パタ−ン番号同定管理ルチンR4が実行さ
れ、ここから登録済フラグの管理ルチンR1が起動され
る。
【0022】もしS5にて、登録済フラグF1に「1」
が確認できれば、パタ−ン番号1が設定登録済として、
S6が液晶パネル7の「登録済」7aおよび「1」を点
灯表示する。以下、パタ−ン番号4まで同様に確認し、
然るべきを表示する。
【0023】一方、S13にて、登録/内容表示ボタン
Kの二度押しが検出されると、4個のAボタンのいずれ
が押されたかを、S15〜S18にて同定し、かくて指
定されたパタ−ン番号の内容を、S19にてパタ−ンメ
モリの内容表示ルチンR3を実行して読み出し、液晶パ
ネル7の7b〜7hに表示する。
【0024】
【発明の効果】本発明による装置は上述のとおり構成さ
れているので、次に記載する効果を奏する。既設定登録
パタ−ン有無の確認操作が、利用者にとって非常に容易
であるから、従来方法での利用者の煩わしさを解消で
き、誤操作を防止できる。既設定登録パタ−ン有無の確
認が、従来に比して短時間でできるので、時間の節約に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛生洗浄装置の斜視図
【図2】本発明の装置の操作部の実施例を示す説明図
【図3】本発明の装置の制御系統の構成例を示すブロッ
ク構成図
【図4】本発明の装置の制御部内のメモリ構成例を示す
説明図
【図5】本発明の装置の動作に関する流れ図
【図6】従来の衛生洗浄装置の斜視図
【図7】従来の装置の操作部の説明図
【符号の説明】
1 便器 2 衛生洗浄装置本体 2a 操作部 3 洗浄ノズル 4 温風吹出口 5 リモコン装置 7 液晶パネル 7a〜7h 表示 12 制御部 12a CPU 12b BUS 12c 入出力部 12d 不揮発性メモリ 12e ROM 12f ワ−キングメモリ 12g 割込み線 13 動作部 A パタ−ン番号選択ボタン1〜4 B 自動進行停止ボタン C 止ボタン K 登録/内容 表示ボタン L 自動進行表示 S 設定ボタン R1〜R7 プログラムルチン F1〜F4 登録済フラグ PAM1〜PAM4 パタ−ンメモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動進行のための、設定可能なパタ−ン
    の設定登録手段と、該設定登録手段により設定登録され
    たパタ−ンの実行手段を備えた衛生洗浄装置において、
    該設定登録パタ−ンの有無の確認手段と、該確認結果の
    報知手段を設けたことを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 複数の機能を連続して差動させる自動進
    行のための、設定可能なパタ−ンの設定登録手段と、該
    設定登録手段により設定登録されたパタ−ンの実行手段
    を備えた衛生洗浄装置において、該設定登録パタ−ンの
    内容の確認手段と、該確認結果の表示手段を設けたこと
    を特徴とする衛生洗浄装置。
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