JPH0657553U - 溝切加工装置用カッタードレッサー - Google Patents

溝切加工装置用カッタードレッサー

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JPH0657553U
JPH0657553U JP59093U JP59093U JPH0657553U JP H0657553 U JPH0657553 U JP H0657553U JP 59093 U JP59093 U JP 59093U JP 59093 U JP59093 U JP 59093U JP H0657553 U JPH0657553 U JP H0657553U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】溝切加工装置のカッターブレードを装置に装着
したまゝで簡単にドレッシングする。 【構成】ガイドバーに沿って連動ブロック8を基台5に
向かって引き寄せる引張バネと、基台5に明けたネジ孔
56に挿通され、先端が連動ブロック8に当接し、引張
バネと協同して連動ブロック8を基台5から離隔又は近
接せしめる位置調整ネジ7と;連動ブロック8に対し、
そのガイド孔81,82とは直交する軸を中心に回動可
能かつ所望の角度位置で固定可能な砥石車取付ブロック
9と、砥石車取付ブロック9に取り付けられ、モータ9
6を有するダイヤモンド砥石車93と、から構成され
る。必要に応じ位置調整ねじ7の操作により砥石車93
をカツターブレードに当接してドレッシングを行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、溝切加工装置用カッタードレッサー、特に円筒状の電気抵抗素子な どの外周面にらせん状の溝を切り、その抵抗値を調整する溝切加工装置のカッタ ーブレードを研磨するためのカッタードレッサーに関する。
【0002】
【従来の技術】
円筒状の電気抵抗素子などの外周面に溝を切りその抵抗値を調整する装置は公 知である。 それらの溝切加工装置では、ダイヤモンドなどの超硬砥粒を含むカッターブレ ードが用いられているが、これらは加工中激しく磨耗するので、しばしば、取り 外しドレッシングをする必要があるが、この作業は高度の熟練を要し、煩雑であ る上、長時間機械の運転が停止するので、溝切加工装置の効率が低下するという 問題があった。 従って、カッターブレードが磨耗したときは、これを機械に装着したままで、 簡単にドレッシングができるようになれば、極めて好都合である。
【0003】 かかる観点から、本考案者は、先に実願平4−76351号において、カッタ ーブレードを取り外すことなく簡単にドレッシングし得る装置を開示した。即ち 、当該装置は、こゝに添付の図5及び図6に示すように、一対の互いに平行な第 一アーム(131)及び第二アーム(132)により、互いに平行に両端を支持 される一対のガイドバー(15,16)に、隙間調整ブロック(5)を挟んでそ の左右に第一連動ブロック(31)及び第二連動ブロック(32)を設け、ドレ ッシング用のダイヤモンド砥石車(412,422)が回転自在に取り付けられ る砥石車駆動部(413,423)を有する取付ブロック(41,42)を、互 いに相対向するよう、上記第一連動ブロック(31)及び第二連動ブロック(3 2)に設けた円柱状の支持部に回動可能に且つ所望の回動位置で固定可能なよう 取り付けると共に、第一連動ブロック(31)と第二連動ブロック(32)の間 隔を隙間調整ネジ(51)により調節可能に、また両ブロックの位置を位置調整 ネジ(14)により調節し得るように構成した溝切加工装置用カッタードレッサ ーであり、公知の溝切加工装置の上方に設置して、溝切加工装置のカッターブレ ード(811)(図6参照)を取り外すことなくドレッシングし得るものであっ た。
【0004】 然しながら、この装置においては、カッターブレードの刃面を両側から研磨す るものであったため、カッターブレードの刃先に亀裂が生じ易く、溝切加工され た製品の加工精度及び品質を低下させるという問題があり、また、装置の部品数 が多く、組立てが面倒で製造コストが高くつくという問題点もあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の問題点を解決するためなされたものであり、その主たる目的は 、溝切加工装置のカッターブレードを装置に装着したまゝで簡単にドレッシング でき、カッターブレードの刃先に亀裂を生じることがなく、装置の部品数が少な く、組立ても容易で製造コストも安く済む溝切加工装置用カッタードレッサーを 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、 基台と、 基台に取り付けられた互いに平行な一対のガイドバーと、 ガイドバーが挿通されるガイド孔を有し、ガイドバーに沿って移動自在に支持 される連動ブロックと、 連動ブロックを基台に向かって引き寄せる方向に弾性力を作用させる引張バネ と、 基台に明けたネジ孔に挿通され、先端が連動ブロックに当接し、これをネジ込 むことにより連動ブロックが引張バネに抗して基台から離隔せしめられ、反対方 向にネジを緩めることにより連動ブロックが引張バネに引かれて基台に近接せし められるよう作用する位置調整ネジと、 上記連動ブロックに対し、そのガイド孔とは直交する軸を中心に回動可能かつ 所望の角度位置で固定可能なよう取り付けられる砥石車取付ブロックと、 砥石車取付ブロックに回転自在に取り付けられるダイヤモンド砥石車と、 砥石車取付ブロックに取り付けられ、ダイヤモンド砥石車を回転せしめるモー タ及び所要の回転伝達機構と、 から構成されたことを特徴とする溝切加工装置用カッタードレッサーによって 達成できる。
【0007】
【作用】
以下、図面により本考案を詳細に説明する。 図1は本考案に係る溝切加工装置用カッタードレッサーの一実施例の全体構成 を示す斜視図、図2はその立体分解図、図3は連動ブロックの位置の調整方法を 示す断面図、図4はドレッシング用工具の傾角の調整方法を示す説明図である。
【0008】 これらの図に示されたカッタードレッサー装置は、図示されていないが、本願 出願人が実願平4−75537号等で開示した溝切加工装置の回転カッターの上 方に設置され、そのカッターブレードが磨耗したら必要に応じてその研磨を行う ものである。
【0009】 図1及び図2に示すように、本考案に係るカッタードレッサーは、 基台(5)と、 固定ネジ(図2中の531,531,532,532)により基台(5)のア ーム部(52)の切欠き(51)内に伸長するよう取り付けられた互いに平行な 一対のガイドバー(54,55)と、 上記一対のガイドバー(54,55)がそれぞれ挿通されるガイド孔(81, 82)を有し、ガイドバー(15、16)に沿って移動自在に支持される連動ブ ロック(8)と、 両端(図2中の831及び832)が、基台(5)の底面に取り付けられたネ ジ(59)と連動ブロック(8)の底面に取り付けられたネジ(59)とにそれ ぞれ係止され、連動ブロック(8)を基台(5)に向かって引き寄せる方向に弾 性力を作用させる引張バネ(83)と、 基台(5)に明けたネジ孔(56)に挿通され、その先端が上記連動ブロック (8)の基台との対向面(84)に形成した凹部(841)に当接せしめられる 位置調整ネジ(7)であって、これをネジ込むことにより連動ブロック(8)が 引張バネ(83)に抗して基台(5)から離隔せしめられ、反対方向にネジを緩 めることにより連動ブロック(8)が引張バネ(83)に引かれて基台(5)に 接近せしめられるよう作用する位置調整ネジ(7)と、 上記連動ブロック(8)のガイド孔(81,82)と直交する向きに明けられ た軸穴(89)に挿通される支軸(97)を有し、この支軸(97)を中心に回 動可能なように、かつセットスクリュー(91)により所望の角度位置で固定可 能なよう連動ブロック(8)に取り付けられる砥石車取付ブロック(9)と、 砥石車取付ブロック(9)に回転自在に取り付けられるダイヤモンド砥石車( 93)と、 砥石車取付ブロック(9)に取り付けられ、ダイヤモンド砥石車(93)を回 転せしめるモータ(96)と、モータ(96)の回転軸に取り付けたプーリ(9 8)及びダイヤモンド砥石車(93)の回転軸(92)に取り付けたプーリ(9 4)間に掛け渡されるベルト(95)等から成る回転伝達機構と、 から構成されるものである。
【0010】 その機能は、不使用時には、図3に示すように、位置調整ネジ(7)をねじ込 むことにより連動ブロック(8)が引張バネ(83)に抗して基台(5)から離 隔せしめ、ダイヤモンド砥石車(93)を溝切加工装置のカッターブレードから 離しておき、使用時には、位置調整ネジ(7)を反対方向に廻すことにより連動 ブロック(8)が引張バネ(83)に引かれて基台(5)に接近せしめられるも のであるから、ダイヤモンド砥石車(93)が溝切加工装置のカッターブレード に引張バネ(83)の作用で適切な圧力で当接せしめられ、その状態でモータ( 96)を回転駆動することによって、カッターブレードがドレッシングされる。
【0011】 カッターブレードに対するダイヤモンド砥石車(93)の角度の調整は、セッ トスクリュー(91)を緩めて、図4に示す如く取付ブロック9をその支軸(9 7)を中心に回動させ、適正な角度位置でセットスクリュー(91)を締めるこ とにより、調節固定される。
【0012】
【考案の効果】
本考案は叙上の如く構成されるので、本考案によるときは、溝切加工装置のカ ッターブレードを装置に装着したまゝで簡単にドレッシングでき、カッターブレ ードの刃先に亀裂を生じることがなく、装置の部品数が少なく、組立ても容易で 製造コストも安く済む溝切加工装置用カッタードレッサーが提供されるものであ る。
【0013】 なお、本考案の構成は叙上の実施例に限定されるものでなく、上記の説明から 当業者が容易に推考し得る全ての変更例を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る溝切加工装置用カッタードレッサ
ーの一実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図2】その立体分解図である。
【図3】連動ブロックの位置の調整方法を示す断面図で
ある。
【図4】ドレッシング用工具の傾角の調整方法を示す説
明図である。
【図5】本考案者が実願平4−76351号において開
示したカッタードレッサーの全体構成を示す斜視図であ
る。
【図6】図5に示した実願平4−76351号のカッタ
ードレッサーを溝切加工装置の上部に設置した状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
5 基台 54,55 ガイドバー 56 ネジ孔 7 位置調整ネジ 8 連動ブロック 81,82 ガイド孔 83 引張バネ 9 取付ブロック 91 セットスクリュー 93 ダイヤモンド砥石車 96 モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台(5)と、 基台(5)に取り付けられた互いに平行な一対のガイド
    バー(54,55)と、 ガイドバー(54,55)が挿通されるガイド孔(8
    1,82)を有し、ガイドバー(15、16)に沿って
    移動自在に支持される連動ブロック(8)と、 連動ブロック(8)を基台(5)に向かって引き寄せる
    方向に弾性力を作用させる引張バネ(83)と、 基台(5)に明けたネジ孔(56)に挿通され、先端が
    連動ブロック(8)に当接し、これをネジ込むことによ
    り連動ブロック(8)が引張バネ(83)に抗して基台
    (5)から離隔せしめられ、反対方向にネジを緩めるこ
    とにより連動ブロック(8)が引張バネ(83)に引か
    れて基台(5)に近接せしめられるよう作用する位置調
    整ネジ(7)と、 上記連動ブロック(8)に対し、そのガイド孔(81,
    82)とは直交する軸を中心に回動可能かつ所望の角度
    位置で固定可能なよう取り付けられる砥石車取付ブロッ
    ク(9)と、 砥石車取付ブロック(9)に回転自在に取り付けられる
    ダイヤモンド砥石車(93)と、 砥石車取付ブロック(9)に取り付けられ、ダイヤモン
    ド砥石車(93)を回転せしめるモータ(96)及び所
    要の回転伝達機構(92,94,98)と、 から構成されたことを特徴とする溝切加工装置用カッタ
    ードレッサー。
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